ギリシャオレ達の修行と酒浸り日記

2017版。 酒とうまいもんをこよなく愛する男達のおき楽ギリシャ ブログ。 経済危機で世界を騒がすギリシャで2009年から暮らしています。 旅行、治安、生活情報と大好きな酒情報を気ままに発信中。 シーズン7、スタート!

2011年10月

晩秋とゴミ屋敷。


今日は今年一番の寒さです。

吹く風は冷たく、強い。

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町中にあふれかえっていたゴミの山も ようやくどこかへ運ばれていき、
またこれもほんの束の間であろう一見、普通の風景が戻ってきました。

もちろんごみは無いにはこした事ないですが、
実は僕らこの収集業者のストライキの恩恵を
密かに、少~しだけ受けていたのであります。

それは近所によく捨てられているアンティーク調の椅子だったり、
ちょっときれいにして改造すればいい感じになりそうな棚やなんかを
仕事上がりに疲れた体でせっせと持ち帰り、深夜の模様替え。

模様替えとか、大掃除とか、深夜に限ってスイッチが入ってしまうの、
何なんでしょうねアレ。


例えばこんな椅子。

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寂しかった玄関に、立ちながら靴を履くのが辛かった玄関に、救世主。

初めて腰を掛けたその瞬間ばきばきと何本か木が折れてしまったけれど
まあそんな事、気にしない気にしない。
むしろ更に味が出たかも???

日に日に増していくガラクタに、僕らはご機嫌だけれど
迷惑そうな顔をする住人が一人だけ。。。そうとらぼー。

また拾ってきちゃってるよって、って半ばあきらめ顔で
僕らをお出迎え。
次々に消されていく自分の隠れ処を迷惑そうに見つめています。

とはいっても、ワインの箱を早速昼寝のベッドに
したりもしている模様。
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この家の模様替え、はっきりいって僕はこういう事に対して
センスがないって自負しているんです。

だから家具屋に行って何か買っても、
雑貨屋に行って不覚にも衝動で訳分からない小物をゲットしても、
いざ配置、となると熱が冷めてしまう事もしばしば。

なもんで、こういう時には後はヨロシク!
気の向くままにハッスルしちゃいなって態度でユジロスに
全てを委ねるんですが、これが結構くせもんなんですね彼が 笑


一緒に生活してる家なんじゃけえ、二人が好きなようにやろうゃ、
っとか調子のいい言葉に僕も乗せられ、
サボテンをテラスの小枝に引っ掛けてみたり、
道に落ちてた大きな枝を部屋の隅に立てかけたりセンスの
ない小技を次々と披露してしまうんです。

もちろんその時はおしゃれかな~っと思ってやっている訳なんですが。

ところがどっこい、完全燃焼で戻ってきた風呂上がり、
んっ、サボテンが消えてるっ???
んっ、さっきあった場所に木がないっ???
ってことがしょっちゅうある訳です。

ほんとにほんと。

ちょっと居ない間に移されちゃってるよ~~、お~~イって。

苦情を申し立てても、
いやあれはないじゃろ、とか簡単な一言で
片付けられてしまう毎度の光景。


まあ僕はもうすぐ30歳のいい大人なので、
ぐっと我慢をしているところです 笑


好きなものがどんどん増えて行くこの家、
引っ越す時、帰る時、どんな気持ちになるんでしょう。

今は平和に暖かいヒーターの横で寝ているとらぼーも。

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あとどれくらいの時間ここにいるか想像もつかないけれど、
少しずつ自分たちの城を増築してゆくのも楽しいもんです。


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ゴミなだけに、捨てたもんじゃないですね廃棄物も。


筆 タカキス


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暴飲暴食 男のギリシャ料理

今日は何だか空振りの日。
朝起きた時から何故か気分も晴れず、もやもやしながら
アイロンがけ。
仕事でもしょうもないミスを連発し、店の皆は冷やかし半分じゃけど
ユジロスカモ~~~ン!!の連発。。ムスッとしている僕を更に冷やかしてくる。
そしてタカキスが横でこっそり皆を煽っているのが見える。。
イライラの最高潮で仕事が終わって、早歩きでタカキスと行きつけのjazz in jazzへ、
生ビールを3秒で飲み干すと気分は少し楽に。。

閉店時間午前3時になると同時にバーテンのアドレアがいつものトランペットでパ~~~ン!と
鳴らし、残った客は『も~終わりかよ~~』と渋々帰って行く。

酒で苛立も落ち着いたのだが、今度は苛立から反転、変に勢いづいてきて
むしゃくしゃ、うずうず。。。うずうず。。。
ウォークマンでiggy pop のLust for lifeをガンガンで聴きながら
ビールを買いに行き、家に着く頃には爆発寸前。


よし、料理に思いをぶつけよう。


タカキスと二人でキッチンに駆け込み、冷蔵庫にある野菜、魚達を二秒でチェック。
トマトに茄子にタマネギにズッキーニにエリンギに、ニンニク、ジャガイモ。

スズキにサーモンに甘エビ、ギリシャではチプラと呼ばれる鯛の仲間の魚。


ぜ~~んぶ、ぶつ切りにしてギリシャ産オリーブと塩こしょうで適当に
下味つけオーブントレイへ、ド~~~ン!!



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宝石の様に輝く野菜達。。。オーブンに入れられるのを今か今かと
待っている様。



ザ、男ギリシャ料理。



(ギリシャ料理と呼べるのか分からないが
とりあえずギリシャの素材をがっつり使っているので
ギリシャ料理とする)




オーブンから出て来た野菜と魚達は、ハーブの優しい香りと共に
程よい焦げ目をつけてきてくれて。。。


シンプルな料理法なだけに、素材の味を存分に楽しむ事が出来て
魚も美味かったけど、今回は野菜の旨味に感動。特にズッキーニ。
最終的にはいつもは主役の魚君たちが残っている。。
それでもやっぱり魚もうまいので、かなりの量があったのにも関わらず
ペロリと完食。


はて、イライラはどこへ??

きっとオーブンの中で燃えたぎる野菜と魚の旨味に溶かされて
しまったのでしょう。


暴飲暴食ばんざい。



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筆ゆじろす

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余波。




街はすっかり暗い空気に覆われています。

街中に黒煙が立ちこめ、催涙ガスで目も鼻もやられた2日間が
ひとまず終わり、道路には散乱したゴミと凶器として使われた
瓶や石ころが誰からも片付けられる事無く散乱しています。

あ、ちなみにこの投げてた石の武器、どっから持ってきたかというと、
その辺の階段やら彫刻やらをガツガツ壊しながら製造していたようで
削られた階段や彫刻は見るも無惨な姿に。。。。


かくいう僕らもこの先の見えない暗黒の国、ギリシャで暮らす身。

しっかりとエコノミークライシスの余波を受けているのであります。

ユジロスの煙草はいつの間にかソフトケースのラッキーストライクから
経済的な巻き煙草へとギリシャの国債共々”格下げ”をくらい、
毎晩のように通っていたジャズバーも店が暇だった日にはおあずけ。
去年は今頃からずっとつけっぱなしにしていた電気ヒーターと
お湯のスイッチもユジロスに怒られるのでつけてません。

さすがに去年光熱費の上昇等で、後から払えばいいや〜っと
余裕こいてほったらかしにしておいた5ヶ月分の電気代が
10万くらいになってたのにはたまげましたけどね。

そんなんで今年ははんてんと湯たんぽで、節電モード。

とらぼーもヒーターのない寒い家の中の隅の隅にみつけた、
ルーターの上にちょこんと乗っかり一人暖をとっています。
なんていじらしいヤツ。


〜〜R0013240

このまま一般の人達の所得が下がり、物価や税金は上昇、
連日のデモ等が続けば本当にこの国、どうなってしまうんでしょう。
全世界に流れた、あの凶暴で無秩序なイメージを払拭するのに
どれくらいの時間がいるんでしょう。


レストランで働いている自分たちにとっても、まさに大打撃。
外食なんてしてる場合じゃないわ、、って皆言ってるしね。
といっても暴動翌日の今日金曜日、店は忙しかったけれど。

持ち前の明るさで前向きに、
そして平和的に何とかいいアイディアを見つけてほしい。


あと最近日本の報道やニュースを見ていて気になるのが
なんかやたらにつけて最近の問題について、
ギリシャ人の国民性が原因だって、
とてもひどいかのようにいわれていますね。

楽観的で嘘つきでいい加減。。。しまいには自業自得なんて
言葉もちらほら見かけます。

ギリシャ人と365日喜怒哀楽を共にし、
同じ釜の飯を食ってる僕らからしたらこれは本当に悲しい事です。
何が悲しいって、それが概ねあたっているであろうと言う事 笑

でもでも、正直どんだけギリシャ人の事分かってんのって、
言いたくなります。
最近の悪いイメージだけが先行した情報を鵜呑みにして、
彼らを嫌いになったり野蛮な人種だと思わないで欲しいです。

彼らはとてもシンプルな考え方の持ち主で、
難しい事をいつも考えているような人達ではないんです。
本能のままに生きる、子供みたいな大人の集まりなんです。
って、全然フォローになってないかな。

彼らに優しく受け入れてもらい、色んな事を助けてもらっている
僕らには彼らがそんなどうしようもない人達には見えないし、
結構繊細な部分もあるんです。
困った人を助けようとする優しさと、何かに熱中したときの
瞬発力はとても大きいものです。

だからそんなパワーを非建設的な暴力型デモにではなく、
方向転換して違う場面で使ってもらいたいな、と思うのです。


世界の外から見たギリシャと、世界をうまく見れないギリシャの
国民が見続けている現実の温度差がすごくあるような気がします。


ユジロスの言葉を借りれば、愛すべきギリシャよ。

エシ、プーパス? どこへ向かうんだい?


自暴自棄にならず、未来の事を考えて。


何日か前に行ったジャズインジャズのバーテン、アンドレアス。

「ここコロナキにあるお店も軒並みつぶれて大変だよ。」

”でもこのバーだけはいつも人でいっぱいだね。今日だって満席じゃない。”

「ははは。ここはコロナキじゃないんだ、
     ジャズの流れるニュー、オリンズの街さ」


カウンターに溢れる空のウイスキーグラスと
煙草の煙のむこうにいた彼はうまいジョークを言って、
笑う僕らを見て、満足そうにしわくちゃの笑顔を浮かべていたけれど。


よう、アンドレア、やっぱりここはニューオリンズなんかじゃない。

ギリシャの、アテネの、コロナキ。
すぐ下では、毎日のように暴動が起きている。


皆が無理をして、背伸びして生きてきた時代は壊れようとしている。

壊れそうな自分の母国とこれから一体、
どうやってつきあっていくんだい?

 
フィレ、、エシ、プーパス?
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筆 タカキス



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愛すべきギリシャよ

今朝はヘリコプターの音で目が覚めた。
上空でとてつもなく速く回るプロペラの轟音に叩き起こされる。
前夜のアルコールが少々残っているまだ寝たいはずの体もこの音には耐えきれず。


メシニアにいた夏の様に、僕の目を覚ますのは小鳥のさえずりでもなければカエルの鳴き声でもない。


夏の間の激務、そして3週間の日本でのお休みを経てついに、
帰って来ましたギリシャ。


青い空と海、白い家々が美しくそして、歴史と神話の国。

のはず。ところがどっこい今となっては不景気とデモと暴動の国ギリシャ。


そう、今朝のヘリコプターもアテネの中心部で行われているデモを撮影する為のヘリコプター。
市職員のストライキで回収されず、道路や歩道にまで溢れかえるゴミの山。
帰って来て10日足らず。手荒い洗礼を受けた感じ。


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店の前もデモの影響ですっからかん。写真左に見えるのはゴミの山。




毎回デモやストライキがある度に思うけど、一体誰が得するんだろうと思う。
ほぼ観光業で成り立つギリシャ。世界中でこんだけギリシャの暗い部分がメディアに取り上げられて
観光客は激減したように思われます。
デモや暴動なんかじゃなくて、もっと世界中にアピール出来る素晴らしいものが
在るであろうに。。結構悲しい。

市民が経済の悪化を政府のせいにして、デモをしたがる気持ちもそりゃ~分からん事ないけど
な~んか違う気がする。ギリシャに住んでギリシャ人と身近で生活してみて
やっぱり、なんだかんだで一番問題があるのはギリシャ国民の一人一人の意識なんじゃないかな、
と思ってみたり。国を良くするには一体何を最優先でしたらいいのかをもっと考えるべき
じゃないかな~~~と僕は思う。

デモの次の日の火炎瓶のガラスだったりゴミだったり石だったりを
次の日拾うのは自分たちじゃんって思う。

デモに参加したゴミ拾い担当の市の職員なんかは、
街の掃除しながら、あ~~昨日はやりすぎた~~めんどくさ~~っ!
あ、でも俺がこんな事せんといけんのも全部政府のせいじゃ~~ん!
あいつらがしょうもない事するけえ俺がこんな羽目に。。

って思う人多いんじゃないかなあ。デモに参加するような「熱い」国民はとくに。

僕らなんかギリシャ人じゃないし、はっきり言ってそんな事言う前に
とりあえず税金払え、って言いたくなる。てか小さい事から言うと電車とかバスのただ乗り
でもとりあえずやめてみたらって思う。たかだか100円そこらケチんなやってね。
そんなんで電車がストライキで動きませんって文句言っても。。。
今まで、国民も政府もごまかしごまかしで自分の事しか考えてなかった
けえ今こうなるんじゃないんかな~と。

もちろん善良な市民も沢山いると思いますが。
ん~~~一体どうなるんだろうこの国は。。。
好きなだけに心配。





愛すべきギリシャ、どうにか元気になってくれ~~~頑張れ~~~!



あ、今日キッチンスタッフのイリアスに何でデモ参加しないの?
って言われました。デモ帰りの派手な顔で。。
明日もあるから一緒に行こうぜ!って
いやいやいや。それは違うよっって。
これは祭りじゃないよイリアス君。


筆ゆじろす



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spondi 勉強会3。


寒風吹きすさぶこちらギリシャはアテネ。
とらぼーは暖かい家の中から出て遊びにいかなくなり、
外では野良犬たちが玄関マットの上で
小さく丸まりながら寒さをしのいでいます。

さてさて、こちらに戻って早2週間。
連日のデモと、収集業者がストライキ中(長!)のためゴミで
溢れかえっている町並みになんだかうんざり、
仕事モードになかなか完全に切り替われていない僕ら。
そこで気合いを入れようと、勉強をかねてまたまた行ってきました
ミシュラン2つ星レストラン、spondi

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たまにおしゃれをして、ワインを飲んでゆっくり食事するのも
いいもんですね。



メニューはとてもシンプルで、シェフの表現したいもの、
主義やなんかがそれからとてもよく伝わってきます。



はじめに出してくれたのがこちら。

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フォアグラ、わさびマシュマロ風、ピーナッツ味のなんか。
これらをなんと呼べばいいんでしょうか。

見た目、味、ともに不思議系(もちろんいい意味)で、
このあと何が出てくるんだろうという期待に胸が膨らみます。

僕がオーダーした前菜はThe Shrimp.
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メニューにはDashiとWakameの文字が。

前回同様、このほかにもメニューの中には踊る踊る、Nihon-goの数々。
だし、わかめ、海老と目に入ると
やっぱり日本酒が飲みたくなってしまうのは日本人の性ですね。
でもまあ今宵は郷に入り手はで優雅にワインです。

ほとんどどの料理にも関してですが、
いざテーブルに料理が運ばれてきてから、
ウェイターさんがソースをかけてくれたり、
切り分けたりしてくれます。
運ばれてきた時点ではまだ未完成の料理たち。

それがすぐ目の前で美しく変化し、完成されていきます。
前衛的な盛りつけはもちろんの事、
香り、音、光、サービスなど様々な付加効果によって、
何倍も楽しくなっていく食事の時間。

料理の楽しさがたっぷりと凝縮された一瞬を演出してくれます。


ユジロスがオーダーした前菜はThe Potato.
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たっぷりトリュフとルッコラのペースト。



そしてメーンコースは3品とってみました。

The Red Mullet
ヒメジとイカ、フェンネルのペースト、イカスミ。

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The Milk Fed Lamb
ローズマリーとタイムのオーブン蒸し、レモンゼスト。

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The Cod
グリーンゼブラトマト、フレッシュハーブ、バスマティライス。

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おまけのデザートはこちら。
ロリーポップとレモン味のマシュマロ、カシスのスプーン。
、、小宇宙ですか?

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味に関しておいしいとか、そうでないとか言う前に
どの一品にも新しい味があって、新しい食感があって、
複雑な味で、どう表現したらいいか正直わかりません。

同業者として、ちょっと悔しくなるくらいの
きれいな料理と驚きの連続。

刺激と感動をたくさんもらいました。

やっぱ凄いや2つ星!

俺らもがんばるぞ~~~!


筆 タカキス。






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対談 (第一回)


タカキス(以下T) あ、どうも、おひさしぶりですう~。

ゆじろす(以下Y) おひさしぶりですね~、一ヶ月ぶりですね~
日本はどうでしたか?しっかりエンジョイしちゃった感じですか?

T ええ、それはもう、もちのろんですよー
  それよりどうしちゃったのその髪型??


Y ほんとはちょ~おしゃれカットなんですけど、僕のセットのスキルが
おしゃれカットに追いついてないって感じで、これから勉強しようと思ってますよ。
僕がセットしたら、何故かイケイケのプロレスラーみたいになっちゃうんですよね。
これから頑張ってオシャレになります。

あ、新しい革ジャン買ったんですね。


T ははは、やっぱりね、テーマはダイナマイト原田でしょう、
必殺技はエルボーの。 美容師さん泣かせですねえ。

あ、革ジャン? そうそう日本ならではの、
タイトで、裏地にもこだわってる。
そしてもちろんファスナーはYKK製!のしっかりした作りなんですよー
ゆじろすさんは何か服とか、買ってきたんですか?


Y 6年も7年も同じジャケット着てたから僕もタカキスさんがやっと新しい
服着てるのが、なんだか嬉しいですよ。念願の革ジャンデビュー果たせたみたいだし。


僕は古着のTシャツとデニムの安そうな帽子だけですけどなにか?

あ、トラ坊帰ってきましたね。


T いやいやいや何かなにかにつけておれがいつも同じ服着てる
みたいに言ってるけど、あの変なクリスマス調の茶色と緑のセーター、
初めてロンドンで会ったときから、それこそ7年以上前から着てるよね
毛玉も半端じゃない数でているようだし。それから
新品の服はユニクロ以外では買わないって君の彼女から聞いてるけど、
まあこれ以上言ったら後またいじめられそうだから言わないけど、、、。

とらぼー帰ってきて本当によかった。
また3人仲良く生活しましょう。

今色々大変なギリシャにも頑張ってもらわないと、
僕らもある日突然路頭に迷ってしまいますからね~

日本滞在中は超円高で大変だったでしょう?


Y いやいや、あのセーターは7年どころじゃないですよ。
中学生の時に古着屋で買いましたからね。
もはや出所もいつの時代に作られたかも分からない代物ですよ。
そろそろあいつにはさよならを告げようと思ってたところです。

タカキスさんも、あの緑のペラペラ生地のワニが胸についてる変なジャケット
と袖無しの灰色のパーカーのコンビネーションはいい加減卒業した方がいいですよ。


それはそうとも円高には困りますよね。海外で働く僕らにはリアルに大打撃でしたね。
どこの国も同じように平等に幸せにって願いは皆あると思うんですけど
この訳の分からない世の中そうもいかないものですね。
ほんとにどこも大変ですね。

トラ坊ほんとにかわいくてしょうがないですね。



あ、タカキスさん寝てしまったので対談はこの辺にしときます。


暇でしょうがなかったのでくっだらない対談してみました。






筆タカキスゆじろす




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プレミアムエコノミー的贅沢について。


もし誰かに、一番嫌いな乗り物は?って聞かれたら、
一番目はだんっとつで船。

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乗船してからいざ出発するまでの時間が長くてその間に
酔ってしまうし、大概シートも固くて尾てい骨が痛くなる。
売店のビールもぬるい。
売っているサンドウィッチも苦手な七面鳥ばかり。


二番目は、何度乗っても慣れない飛行機。
離陸時の眼下に広がる異様な角度の世界にも慣れないし、
急に隣同士になったどこぞの誰かさんと十何時間一緒にいる
偶然にも慣れない。
丁寧すぎる乗務員さんの接客にも慣れない。


今回はこの苦痛とでもいうべき何十時間を少しでも
快適にしてみようといつも利用している航空会社の
搭乗クラスをエコノミーのひとつ上の、
プレミアムエコノミーというのにしてみたんです。

”プレミアムエコノミー”ってのも何か変な響きだけどね。


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以前にも何度か、予約したエコノミー席が満席だったりで
移してもらえた事はあるんですが、実際予約からとったのは初めて。

このクラスの売りはというと、
座席が広い、機内食もグレードアップ、専用チェックインカウンター、
ウェルカムドリンク、、、、等々。


この中で一番ありがたいのは並ばないでいいチェックインカウンター。
毎度午前中発のフライトをとるので時間がない朝に大助かりです。


、、と、余裕をぶちかましていたらいざ向かったセキュリティーゲートが
まさかの超大渋滞。
10分、20分、30分。。。
時計の針だけが刻々と進み、何とボードにはファイナルコールの文字が。


こういう時の自分が結構嫌だったりするんですが、
こんな状況下に置いてもパニックになったり、
あたふた焦ったりって、まずないんです。

何を考えているかというと、色々なケースのシュミレーション。
まずは乗り過ごした場合。
仕込み一日押しで間に合うかな、とか
今日どこに宿とろうかなとか、
せっかく多く払った運賃台無しかよ、、
でもまあ日本でのもう一日はプライスレスだしいっか。
とかでニヤニヤ半笑い。

次はこの列をすいません攻撃で強行突破した場合。
まず恥ずかしすぎる。人々の目線が痛すぎる。
でも飛行機にさえ乗り込んでしまえばこっちのもの。
酒飲んで酔ってしまおう。


そんな妄想劇を頭の中いっぱいに繰り広げていたところに
家族が連れてきてくれた航空会社のお姉さんが。
本当にギリギリのところでクルー専用のゲートから通してもらい
そっから搭乗口まで猛ダッシュ。

ブランドショップを越え、免税店を横切り全速力で走る事5分、
誰もいなくなった搭乗口へ到着、ゼェゼェ...

優雅にウェルカムドリンク、どころではなく、、
口から出たのは、、とりあえず、み、水いっぱいください。

まあこんな駄目な僕にも上質なサービスで
話しかけてくれる乗務員さんの笑顔に救われ、
奇妙な紫色の合皮シートに優しく包まれ、
二日酔い気味だった体はすぐに眠りに落ちていきます。

きっと晩ご飯までは一時間ちょい、
濃いめのウイスキーをもらって、しばしの眠りにつこう。


プレミアムエコノミーの具体的な内容について
リポートしようと思ったけど、、
前置きが長くなりすぎてしまった、、

続きはまた今度。


空の上の贅沢について、
空の上にまで人間が作り上げてしまった悲しき格差社会について。

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筆 タカキス。
















ただいまおかえり。


時速856km、機外温度はマイナス59度。
ものすごいスピードと寒さで、無情にもあっという間に
小さくなっていく母国日本。 

さようなら.....行ってきます.......またね.......
なんていったらいいかよくわからない毎度の複雑な感情。

これから出かけるんだか、帰るんだか、、
いったい自分はどこにいるんだろう。


まさに嵐のように色んな思い、楽しさや幸せや寂しさなんかを
ごちゃまぜに巻き込んでドタバタと一瞬で過ぎ去ってしまった
3週間だけれどその中で今回もまた 家族、仲間に会って色んな事を考え、
笑い、またワンシーズン分の元気満タン補給できました。
ありがとう。IMG_0957





みんな色んな環境と状況の中で、頑張ってたなあ。

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さてさて、ロンドンで4時間待ちした後乗り換えた飛行機は
長靴の形をした国を跨ぎ、深夜2時若干右に左にふらつきながらも
ようやくアテネ国際空港の滑走路へと降り立ちます。

機体が完全に止まり、シートベルト着用サインが消える前に早速
席を立ち、荷物までおろし始めるギリシャの人々、、、
2秒前にアナウンスがあったばかりなのに。


ああ、23時間を超えてまたここに戻ってきたんだなあ、、ふう。。


疲れ果てた体でタクシーへ倒れ込み走る事30分。
「マイフレンド、着いたよ、起きな。」
眠っていたらしい自分を起こす運転手さんの声に目を覚ますと
そこはもうコロナキの家の前。

「よい夜を。」
少し多めのチップに余分な笑みを浮かべ走り去って行くおじさん。 

さあ家へ入ろう。
 
嫌だな、一人暗い家へ戻り、ブレーカーあげるのか。

じゃらじゃらついた鍵の中から外玄関用を探り当てガチャ、、
、、、するとそこへどこからともなくミャー。。 

おおとらぼー。

おかえり、、、いやただいま、かな?

あまりの自然さに 驚く事も忘れてしまったけど、
早速帰ってきてくれてよかった。
よしよし、大好きなうさぎさん をあげよう。


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そして夜があけ、ぎりぎりまでとった休暇はこれで本当におしまい。

今日は3シーズン目、オープンの日です。
また新たな野望を胸にがむしゃらに働こう。
そしてストレスをためず楽しむ事を大切に。



こんな風に、僕の止まっていたギリシャ時間はまた
慌ただしく、すごい早さで現実へと引き戻されていくのです。

そう、時速856kmの飛行機みたいに。



筆 タカキス。


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