ギリシャオレ達の修行と酒浸り日記

2017版。 酒とうまいもんをこよなく愛する男達のおき楽ギリシャ ブログ。 経済危機で世界を騒がすギリシャで2009年から暮らしています。 旅行、治安、生活情報と大好きな酒情報を気ままに発信中。 シーズン7、スタート!

2016年06月

また猫ハウスだ!

今日も朝起きた瞬間から汗が背中を伝い、水シャワーが最高に気持ちいい1日の始まりです。

昨晩は家に着いたら断水、結局朝まで一滴も蛇口から滴り落ちる事はありませんでした。
本土から離れた島ですから水道代も高く、断水になる事も珍しくないようです。

ギリシャの田舎に来ると必ずぶち当たるこの断水と停電問題、今回は片方のみだったので怒る事もなく、普通に水汲みにいってトイレに備え、その後はプールに飛び込み汗を流しました。

数年前まで速攻ぶちぎれていたのに、人間の慣れとはすごいものです。


さて僕の新居、周りにはカフェが1軒と小さな商店が一軒しかなく、結構な田舎具合です。

家のリビングすぐ脇にはヤギさんの放牧スペースがあり、風向きが変わるたびになかなかの刺激的な匂いを届けてくれています。

うっ、、苦手なフェタチーズがますます食えなくなりそう。。。。


下に住む大家さんが大の犬猫好きでクロ、シロ、キジ、トラ、高級志向のグレーのふさふさと、いろんな子達がかわりがわりに遊びに来ます。

どうやらこの一帯に住むのは耳毛一族のようで皆立派な耳毛がびょ〜ん。


そして生まれたちのチビ達。

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なかなか近寄ってきてくれないのですがこんな目で遠くから見つめられたら萌え死にしそうです。

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2年前、孤独な”咳をしても一人”生活からミコとの同居生活が始まったユジロス。

今このタイミングで僕にもこのよちよち歩きの子が寄ってきたら間違いなく同じ運命をたどる事になってしまいそうですが、どうやら4兄弟のようなので1匹だけ引き離してしまうのもかわいそうだなぁ、と思ってグッと我慢しています。

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毎夜顔を見に来てくれるこの子達のためにおやつも購入。


今話題のスコットランド産ウイスキーをちびちびやりつつ、ここシロスの田舎でヤギと猫、鳥、そして打ち寄せる波音のアンサンブルを聞きながら贅沢な時間を過ごすのもなかなか悪くありません。


今宵も色んな柄、目の色、大きさ、皆それぞれバラバラの子達が時折喧嘩をしながらも友達の輪から”離脱”する事なく仲良くカリカリを分け合っています。





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僕らは皆、地球市民だ。



筆 タカキス

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マイハウスinシロス島。


イギリスの国民投票翌日。

僕のfacebook上、イギリス人の友人達のタイムラインではgobsmacked,saddened,cretinなど聞きなれない英単語が並び事の重大さを実感しています。

自分も長くロンドンで生活していたのでこのニュースはずっと注視してきましたが、このような拮抗した結果が出た場合、やはり民主主義というのもなかなか難しいもんだなぁ、と思いました。

どうなってしまうんでしょうかEU...。



さて、ところかわって舞台はギリシャ。

僕の人生初の長期島暮らし、平和なシロス島での生活もちょうど一ヶ月を迎えました。

綺麗なビーチは目の前に広がっているのに、ものすごい暑さに汗をかきながらせっせと働き、1日にシャワーを3回も4回も浴びています。


このギリシャの夏シーズン、若者達は休み無しで働き2〜3人の相部屋で共同生活をするというのがごくごく一般的なのですが、簡易キッチンや洗濯機などは基本的にありません。

皆どうやって何ヶ月もの間をこのような部屋で過ごしているかというと、小さな冷蔵庫にパンやチーズ、ハムなんかを入れておいてお腹が空いたらサンドイッチを作り、洗濯は毎晩手洗いをしています。

皆よくやるなぁ、と素直に感心してしまいますが、やはり文化の違う僕ですから朝から晩までノンストップで喋り続けるギリシャ人との共同生活も手間のかかる手洗い洗濯も3日で限界がきてしまいます。

ギリシャの若者はぶーぶー文句は言いながらも、夏の合宿生活のようにわりと楽しくやっているようですが僕は以前の職場でも、今の場所でも夏のシーズン中はキッチン、洗濯機付きの家を用意してもらうのが絶対条件。

忙しい1日を終えた後はゆっくり一人になる時間と場所が欲しいし、酒を飲んだ後ラーメンや蕎麦を食べたくなる時だって多々あるのです。

連日連夜の手洗い洗濯などはもってのほか、洗濯機にぶち込んだ洗濯物を取り出した後、大嫌いな物干しにかける作業や白衣にアイロンをかけるという事だけで精一杯。

そういう毎日の事にストレスを溜めていったら夏の激務はこなせないので今回も最初にあてがわれた部屋を見た瞬間にだだをこね、不動産屋さんに探してもらいました。

店から車で5分ほどの高台に建つこじんまりとした家、なかなかいい感じです。

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古くて水回りは弱いですが、まあギリシャで水回りに問題がないという事はありえないのでまたか、という感じであまり深く考えないようにしています。

でも今朝からトイレを流す時に水が止まらなくなりタンクから溢れ出てしまうようになったので流石に水道管工事のおじさんを呼びました。

トイレは素人が下手に手を出すと取り返しのつかない事になるというのをここ数年で学習し、実際に何度も洪水にしてしまった事があるので今回は素直にプロに任せる事にしました。

それ以外は調理のしやすい広いキッチンもあるし海を眺める事のできるテラスもあるし大満足。
そしてなんとプライベートプール付き。

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まだ今年は海デビューもしていませんが暇をみつけてプールでも泳いでみたいです。

住むところがしっかりと落ち着いたのでそれに伴って気持ちも落ち着き、リフレッシュして仕事に向き合えそうです。

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ゆっくり時間が流れ、地元人も親切なシロス島。




この島がとても好きになれそうな気がしています。

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筆 タカキス

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刺激と危険は隣り合わせ。


僕らのギリシャ生活で最後に起こった危ない出来事。


場所はこれまた悪名高きエクサルヒア(Exarchia)。

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大使館からは常に近づくな警報が出ているような地区ですが僕らはギリシャに来た当初からここがお気に入り。

アーティスティックなお店やカフェがあったり、レコード屋さんがあったり、若者の生活の匂いを感じられる、いわば学生街のような雰囲気のあるエリアです。

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本当の意味の臭いとしては隣り合った地区、コロナキを越えた瞬間からこのエリア特有、大麻かもしくは催涙ガスどちらかの臭いがします。

ここはアナーキーや過激派の巣窟となっており、警察とのいざこざも日常茶飯事。
衝突がない時には広場に大麻の煙がもくもくと上がり、警察が乗り込んできた時には彼らの放つ催涙ガスが空を舞うという、通年およそ綺麗な空気は望めないという地区。

車やゴミ箱もしょっちゅう燃えています。

僕らがなぜこのエクサルヒアに足しげく通うかというともちろん大麻を吸ってハイになりたいわけでもなく、催涙ガスを吸い込んで戦場の臨場感を味わいたいわけでもありません。

それはいつもお世話になっている大好きなお店2軒があるから。

厳密に言うと2軒だけではなく他にも良いお店がたくさんあり週末になると観光客を含め大勢の人で賑わいます。 


僕らのお気に入り1軒目はゆじろす前回の記事でも書いていたユジロスファミリーとも行ったタベルナ、ロザリア。
鯖の塩焼きと新鮮なレバーのグリルが最高。


そして2軒目は僕らが勝手に『みゆきの店』と呼んでいる本当の店名はいまだ謎の小さなバー。

5年以上も通い続けているこちらのお店、何の変哲もなく、酒が安い、という以外は特筆すべきことが何もないのですが僕らの目的はもちろん中島みゆきさん似の女主人。


ミユキの作ってくれる酒と温かみのある顔を見つつほっと落ち着いて飲めるのが最大の魅力です。

大抵の日は働いているミユキですが、お休みの日でもご安心を。

お休みの日のピンチヒッターはなんと、みゆきとの黄金コンビ、工藤静香さんに激似の通称シズカが現れます。

ほんとにほんと。

嘘だろと疑う友人全て、連れて行った時には納得しました。

さてこの夜も僕らのゴールデンコース、またの名千鳥足コースの最後に、じゃ、ミユキで締めようか!という流れになりました。


この日2連休前の夜だった僕らはスイッチが入ってしまい皆でベロベロ。

というのも前述のタベルナはとても気前が良く、常連の僕らにいつもワインやチプロをわんさかサービスしてくれるのであります。

その後のミユキなのでここに来る時は必ず僕とゆじろすでゆきぽんを担いで帰る羽目になります。

僕は2人の様にばか飲みはしないのですがゆじろすは正真正銘のTHE,ザル、ゆきぽんはそこまで強くないのに加減を知らずこの日もすでにろれつが回らず、1分周期に同じ話を繰り返し、終いにはゆじろすに絡み出しました。

なんとかこの滑舌の悪すぎる日本語に耳を傾けると『ゆじろすは森を開拓しなきゃだめなんだよぉ〜〜、』と訳分からん事をひたすら言っています。

ゆじろすはこういう面倒臭い時には”鼓膜を厚くする”という妙技を持っているので軽く流していましたが僕はもうこの2人の酔っ払いの滑稽な姿がおかしくておかしくて呼吸困難になりそうになっていました。

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放っておくと本当に針が飛んだレコードの様に延々と同じところに戻ってくるので優しい僕はレコード盤を少しずらしてあげました。

すると別のスポットに針を置かれたゆきぽん、五輪真弓の”恋人よ”を歌い出しました。

僕は幼少の頃、母、玉枝が好きでFORDフェスティバから良く流れてきたこの難曲を完全マスターしており、枯葉散る夕暮れの哀愁ただよう情景を想像しながら泥酔中のゆきぽんと合唱。

サビ前ダッダーン、ダッダーンから最高潮に達し、恋人よ〜といこうかなと思ったその時、ボンッ!という轟音とともに外で火柱が上がりました。

ちょうど無法地帯広場に面したこのお店、そちらへ目を向けると爆竹の様な音や発煙筒が白い煙をあげ、現場は大混乱。

この時はアナーキーVS国家権力の構図ではなく一般市民同士のいざこざの様に見えました。

そのうちにそこらじゅうで火が上がり、乱闘が始まりこれはやばそう。

ただ唖然とその状況を眺めていた僕ら3人ですがそのうちに暴徒と化した若者たちがこのみゆきの店にも向かってきました。


普段から締まりの悪いこの店の入り口ドア、ドア付近にいたお客さんが機転を利かせすぐに鍵をかけてくれましたが何人かで押しかけられたらひとたまりもありません。

まさに”冗談だよと笑ってほしい”状況。

此の期に及んで全く緊張感のない酔っ払い2人を2度見してから、やはり自分が彼らを守るしかないと決意した僕、すっと立ち上がり入り口へ向かおうとしたその時、目の前に現れた僕を制止する手のひら、、、そう、ミユキです。

自身の小さい身を挺してドアの前に立ちはばかり必死に暴徒たちを鎮めようとしています。

あたしはミユキよ、言うことをお聞きなさい、と。

逆光を浴びたミユキの白いシャツに浮かび上がるはみゆき25thアルバムタイトル、”わたしの子供になりなさい”。

なんてかっこいいんだ。

思わずお、おかあさん、と言いかけた僕ら、これを機に益々ミユキに心酔していくのでありました。

なんとかエクサルヒア歌謡界の重鎮、ミユキパワーで今回もまた事なきを得ましたがもしあそこで暴徒たちに強行突破されていたら病院送りになっていたのは間違いありません。

何故ならば、あの時の騒乱でターゲットになっていたのは何を隠そう僕ら3人だったのです!

数日後に再び訪れた時に聞いた話では、僕らが始めにいちゃもんをつけ刃物を突きつけたという完全なるガセネタがきっかけとなったらしく、正気の時にそれを聞かされた僕らは身の毛がよだつ思いがしました。



こんなに争いというものからはかけ離れミユキ、シズカ、マユミと昭和な平和を求めるだけの善良市民3人なのに何がきっかけで悪の枢軸に仕立て上げられてしまうか、、たまったもんじゃありません。

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ここまでギリシャの治安シリーズとして書いてきたいずれも、ギリギリで危険を回避できたからこそこうして笑い話になっているわけですがやはり海外、無知は罪なり、常に危険と隣り合わせという意識を持って生活しなければと思います。




ちなみに4回連続登場のこの子はエクサルヒアからコロナキまで数キロの道をほぼこの体勢のままついてきて、坂道も階段も二本足のみで登りきったという伝説の超絶倫犬。
僕らを腹筋崩壊寸前まで笑かせてくれたコードネーム『ゴージャス松野君』です。

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こういう危険な犬もこの界隈にいるので気をつけましょう。






まとめとしては、

コロナキを越えエクサルヒア方面に下って行くのは絶対にやめましょう。


オモニア、ビクトリアなどはもってのほかです。






以上、経験者は語る。


筆 タカキス



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自宅に特殊急襲部隊。

時は遡る事2010年。

ビクトリア駅からは目と鼻の先、フェロン(Ferron)というギリシャでは珍しい名前の通りにあった当時の僕らの家。 


その夜、仕事を終え明け方近くまでテラスでまったり黒霧島を嗜んでいたところ、自宅下に一人の警官が忍び足で近寄ってきました。

重装備の彼になんだなんだと身を乗り出し下を覗き見ていましたがアジアからの2匹の野次馬に気づいたお巡りさん、『静かに、中に入りなさい』というジェスチャーを送ってきました。

こういう事をされると逆に興味が倍増してしまうのが人間のサガ、僕らはお巡りさんからの盲点に影を潜め 一部始終を観察していました。

お巡りさんは何やら無線でコソコソ話している模様。

するとそこへ1台、2台とサイレンとライトを消したパトカーが音を立てないように徐行しながら侵入してきました。

先に入ってきた数台のパトカーが路肩、建物ギリギリまで乗り上げて車を止め狭くもない道なのになんでだろうと思っていたのですがその後新たなるパトカーか続々と列を連ね追尾。

みるみるうちに家の前の道はパトカーでいっぱい。
15台近くはいたんじゃないかと思います。

中から降りてきたのは機動隊のようなゴツいユニフォームの警察官達。

トランクから防弾盾を取り出し武器類も装着、物々しい雰囲気になってきました。

この時点では僕はいつもの様に、デモ隊との衝突に備えているのかなくらいに思っていたのですが次第に何十人もの機動隊員達は物音ひとつ立てずに2列に並びだしました。

ギリシャではまず”整列”という現象を見る事が出来ないのでそれだけで新鮮。

やればできるじゃないか。

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(ギリシャの一般的な駐車風景)


しばしこう着状態が続いたのでその隙に10番(業界用語でトイレ)に行き、芋焼酎に消えた氷を継ぎ足しに千鳥足でキッチンの電気をつけたところでドンッ!!!という轟音がしました。

ウイスキーグラスをそのまま置き捨て現場に競歩で戻るとなんと先ほどの隊列が我が家のメインエントランスからアリの行列の様に一気に進行中。

まさにSAT突撃の瞬間の様に。

1階(日本でいう2階)に位置していた当時の家、エントランスからホールを抜け10数段の階段を2回越えると僕らの家の玄関でした。

いつもは静かな階段がバタバタバタバタとドラムの様な騒音を出し、揺れています。

ある程度まで入口の状況を見た後僕らは階段に面した玄関に移動、扉を開けると短銃やライフルを持った機動隊が間を開けることなく続々と階上にあがっていきました。

大興奮の僕ら、ドア至近からは覗けない階段上の状況が気になって身体中の穴という穴からアドレナリンを大放出中。

我慢しきれなくなって一歩、二歩、三歩と前に進んでいると突然、途中にいた見るからに鬼教官といった風格の人が『こらっ!!何してるんじゃい!今すぐ中に入れ!死にたいのか!?、、ハウス!』とまるでシャー!中の猫のように目を見開いて叫んできました。

親にも、先生にもこんな風に怒られた事がなく、あまりの声量と迫力にびびりまくりその場で足をバタバタする事しか出来なかった僕。

数秒後やっと正気にかえり、すごすごとハウスしました。

ここからはドアに付く小さい覗き穴だけが頼みの綱です。

死にたくはないけど死にたいくらい見たいのです。


後にも先にもこの時程この覗き穴の性能にこだわった事はありませんでした。

魚眼レンズの様な仕組みになっている様ですがレンズ部分周囲に曇りがかかっていて一番見たいところが見えません。

というかそもそも穴は一つしかないので二人で取り合い。



実は僕もゆじろすも3兄弟構成、しかも兄ー姉ー自分という並びも一緒(長男がどうしようもない元ヤンなのも一緒)なので末っ子根性丸出しで我先にとこのわずか数センチの球体を奪い合いました。

多分この瞬間、ビルに住む人全員同じ事をしていて覗き穴稼働率は間違いなく100%だったでしょう。

ここからは代わりばんこに見たので断片的な記憶の中の映像ですがパンパンっ!という銃声と思われる音や怒号とともにハリウッド映画さながらの突入劇が目の前で繰り広げられ、天井は抜けるんじゃないかというくらい揺れていました。

相当数の人数が揉みくちゃになっている様が容易に想像できました。

しばらくすると機動隊に腕や首を掴まれたいかにも悪そうな人たちが続々と連行されていきます。

10人、20人、ものすごい数です。

僕らは再びテラスに戻り、うなだれながらパトカーに押し込まれるその人たちを呆然と眺めていました。

それこそ海外警察映画の最後の方、お決まりシーンの様に青いサイレンランプをつけた無数のパトカーの前で機動隊員たちはねぎらいの言葉を掛け合っていました。

後から聞いた話では結構危険な過激派のアジトに一斉ガサ入れが入ったという事。

状況が悪化して流れ弾にでも当たっていたらと思うと恐ろしいですね。

空も明るくなってきた頃に起こったリアル、ハリウッド風体験。

こんな危ないところに住んでいたんだと改めて気付かされ、この一件の後すぐに新居を探し出し、ついに脱出しました危険地帯ビクトリア。

さようなら、もう2度と僕の人生でここに来る事はないでしょう。

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引越し先はコロ、人呼んでギリシャの南青山。

ここで大人しくソフィスティケートされた毎日を送ればいいものをまた懲りずに自ら危ないエリアへと足を運んでしまう僕ら。

なぜだろう、街が呼んでいる。


せっかくこしてきた安全地帯、コロを夜な夜な飛び出し向かう先はアテネもう一つの暗黒街。


知ってはいるけど磁石に引き寄せられる砂鉄のように吸い寄せられる僕らの体。

もーどうにもとまらないー。





、、、、、、書き切りたかったけど今日は朝から晩までノンストップで働いたのでもう限界、というかソファーでおちてしまいました。。 寝ます。

明日はレッドブル2本だな。


おやすみなさい。

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筆  タカキス

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ギリシャに家族初訪問の巻〜壱

前の記事でタカキスに散々言われっぱなし、かといって『ほぼ』本当のことなのでこの怒りどこにもっていくか、、真面目でしっかり者のイメージであろうタカキスの『珍』事件の数々を洗いざらい全部このブログで全国いや、この素晴らしき世界にぶちまけたい気分の今日この頃。。。。
ですが書いてしまうとこのブログ自体の存続が危ぶまれるので(とてもブログで書ける代物では無い)
グッとこらえて今年の4月に母親スミロス、姉モエスがギリシャに来た時の事をさらっと写真と共にこのブログに残しておこうと思います。

職業保育士。涙腺常時開放。山や植物とワインが大好きで時間があればすぐに山に行ってしまう。母親スミロス。(森メイト所属)
職場某ラジオ局。猫と音楽と酒が大好物。感情むき出し。暇がなくとも猫に費やす時間は惜しま無い。猫を追っかけ出したら火星くらいまでは散歩感覚。猫娘こと姉モエス。


そこでおっちょこちょいでそそっかしい僕。蛙の子は蛙。親兄弟もしかり。トルコの乗り換えで問題発生。やはり予想通り予定より遅れてやってきました。珍道中の始まりです。2016年4月1日エイプリルフール。なんとこの2人にふさわしい日でしょう。


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週末でどうしても仕事が抜けられなくて迎えに行けなかったのでタカキスが代わりに迎えに行ってくれました。後ほど改めて書きますがこの2人の旅は本当にタカキスを筆頭に沢山の友達に支えられて最高のものとなりました。


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初日。仕事を終え、車をとばし家族が待つ自分不在の自分のギリシャの家。
ちなみに奥さんのイデウスはタイミング悪く日本に帰省中。


家に帰って出迎えてくれたのはスミロス。とりあえず感動の再会ひと泣き。シクシク。モエスはすでにタカキスと共に完全に出来上がっている。。。さすが我が姉。
そしてウクレレ伴奏でタカキスと90sジャパニースpopを熱唱している。。
約2年振りの感動の再会もほどほどに中島みゆき(悪女)を歌わされるはめに。しかもいきなりギター持たされて。その後数曲。最後にタカキスのウクレレ伴奏で翼をくださいwwこ〜〜のおおぞら〜に〜〜つ〜ば〜さ〜を.....zzzzz
リクエストした本人モエス、スミロス、2人共長旅の疲れと酒と安堵もあったのか歌の途中でコテっとスヤスヤソファーで2人寄り添うようにして眠りへ就きました。
タカキスが長旅で疲れているであろうと2人のために仕込んでくれていた梅干しやオカカのおにぎりときんぴらゴボウetc...の残りをつまみつつ僕の家族の寝顔を横目に、なんとも摩訶不思議な状況の中僕のギター、タカキスのウクレレのアンサンブルは夜通し続いたのでした。

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もちろんうちのかわいいミコちゃんも、自分のパパの家族と猫の鋭い勘で分かったのか、2人にはすぐに心を許しました。

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朝起きて下の大家さん、飼い犬のルナも暖かく2人を出迎えてくれました。


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空の色、風の匂い。下の犬の鳴き声や鳥のさえずり、そこにある風景、家々。僕にとってはいつもそこにある普通。
それを見てはしゃいでいる2人を見ていると、自分は遠くにいるんだなってふと目の前に居る2人が一瞬スッ遠くに離れて見えたのを覚えています。




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両ほっぺをピシャッと叩き、気を取り直してお出かけ。一生に2度あるか分からない一大イベント。1秒でも時間を無駄にするわけにはいきません。期間はわずか一週間。


そしてタカキスゆじろすギリシャ生活には欠かすことの出来ない、そしてこのブログでも毎度馴染みギリシャの心の友ゆきぽんの登場。
忙しい時間の合間を縫って時間を作ってくれて、元地元コロナキの猫ヶ丘団地の青空タベルナへ。
猫に夢中でなかなか席に着こうとしないモエスをみて僕の耳元でブツブツモエスの嫌味をニヤニヤしながら囁いてくるスミロス。モエスっていつもこうだよね〜ニヤニヤ。それを横目でギラリモエス。
ようやく着席。


初めての本格的ギリシャ料理と青空ビールプラスゆきぽんの天才的な話術で一気に打ち解けていく皆。久々の外国で緊張している2人の脳はゆきぽんによってほぐれていきます。
そんな状況をみて僕も鼻高々wどうだ我らのゆきぽんは!ってな感じで。


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気づいた時には我らがゆきぽん遅刻確定の仕事始まるギリギリの時間。
同じ飲食業のゆきぽん、『別に遅刻したってお客さんから頼まれた時に食べ物出せればいいんだから〜〜』と単純明快な結果論を軽々吐き捨て、さっそうとコロナキの坂を黒のマウンテンバイクで下っていくのでありました。


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若いモエスはまだいいが60歳超えのスミロスの体力を気にしつつ次の出会いと酒場に向かうのでした。



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一秒でも時間を無駄に出来ない。


続く。







筆ゆじろす


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アテネ、デンジャラスエリアで危機一髪の巻。


完全にオーバーサイズであろう浮かせたキャップを斜め45度に被り、さぞかし重そうな鎖を首にジャラジャラかけ、だぼだぼズボンを腰パンする典型的な出で立ちのバッドボーイズ3人組が僕に近寄ってきたのは月曜深夜。

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この日落ち着き気味だった店の状況に優しい僕はユジロスを先に帰して、仕事終了後ビクトリア駅で一人降りたタクシーから数分の家までとことこ歩いていました。

駅近物件だったのですがそれでも家に続く最後のコーナーを曲がると薄暗く、少し危険な香りのする道でした。

僕もしばらくイーストロンドンで生活していたので常に身の回りには気をつける癖はついていたのですが、この夜は一人激務をこなしたあとで注意散漫になっていたのか、忍び寄る黒い影に全く気付きませんでした。

人種云々というのはあまりよろしくない事だとは重々承知ですが、ギリシャ人ではありません。
ギリシャ人のほぼすべての人は平和主義で悪い事をするような人たちではない事は断言できます。

黒褐色の肌にビビットな色の洋服を纏い、ここはブリクストンかと錯覚してしまうような風貌に一瞬ためらいましたが焦ってパニクったらいけません。

一人が馴れ馴れしくYO~~~MEN!みたいな感じで肩を組んできました。
しかも酒臭い。。、、、良くない状況です。

最近では30歳を越え徐々に中年体型へと変化を遂げている己の肉体ですが当時27だった僕はただの長身ガリ、まるでライオン3匹に囲まれるつぶらお目目のキリンちゃんでした。

3人なら狩れる、と思われたのかもしれません。

家の玄関までは約300メートル。

ここで一気に走って逃げるか悩みますがこの距離では玄関の鍵を回している所で追いつかれるのが目に見えています。しかも超足早そう。

こういう酔っ払いのティーネージャーですからね、興奮させてはいけません。

なるべくカジュアルな応対を心がけつつ足は止めず、作戦を練りながら玄関までの距離を縮めます。
腕時計はいくらだの、携帯は持っているかだの、色々言いだしました。

どきどき。。

残り3メートル、もう一息と道に面した自宅テラスを見上げるとなんとそこには早上がりでリラックスしているユジロスが!

た、助かった。。

ライオンたちに悟られぬよう平静を装いつつ出川ばりに『ヤバいよヤバいよ!』と日本語で助けを求めました。

鉄バットでも片手にすぐに駆けつけてくれる、と思いきやニヤニヤ笑ってこっちを見下ろしているだけで呑気にタバコをふかしたままの広島ボーイ。

再び『本当にヤバいから助けてごらん!』と呼びかけますがニヤニヤでほぼ反応なし。


、、、、か、完全に出来上がっている。。。

こいつの方がやばかっただとぅ。。。。。

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(↑友達の結婚式用にシャネルズを仕込んでいるところ)






テーブルの上に並ぶ何本ものビール缶と当時はまっていた芋焼酎のボトルを見て、早く帰らせてあげた自分の優しさを後悔。


そして家がここであると知ってしまったバッドボーイズ、ここで一気にラストスパート。

僕のボストンバックを強引に開けようと2人がかりで絡んできました。

これはもうこうしてても時間の問題なので勝負にでます、一気に家に逃げ込むしかありません。

バレないように鍵を手の中に握りしめたところで決死の猫騙し大作戦、最近は小学生でもやらないであろう『あ、なにあれ!?』と向こうを指差す古典的戦法で一発勝負、、、そしてこれがまさかの大ヒット、、3人共々絵に描いたような振り向き様で快っ感♡。

その隙に鍵穴めがけてキーを挿入。
常識では考えられないくらい鍵が一瞬ですぽっ!とはまりその後は忍者屋敷の回転ドアの如くひらっと反対側に回り込みドアをバタン。

この間わずか数秒の駆け引きでしたが奇跡が重なり無事生還。

神様ありがとうございます。



向こう側からは開かないオートロックの扉越しに、神様もびっくりな下品さでファッキャ!!と中指をおったてそそくさとその場を後にしました。。。。。
、、、、、ファッキャ!!


自宅のドアを開けるなりユジロスに八つ当たりしまくりますが『友達じゃと思ったんじゃもん』と。
んなわけねーだろ!と火に油を注ぐ発言に平常心を失いかけましたが即ビールを横取りし、怒りを鎮めました。


本当にこの人は呑気なんですねこういうところ。

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(ビクトリア時代の家のリビング&テラス)





さてお次はまたまたこのビクトリア駅で起きました。


その日は店の定休日で僕とユジロス、イデウスと3人で駅前広場のファミレスでご飯を食べてから帰り際にキオスクでビールを買ってさあそろそろ帰ろうかなというところでした。

すると突然『やられた!』というユジロスの声が。

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何事かと思って顔を向けるとものすごいダッシュで一人の兄ちゃんが走り去って行きました。

そうです、財布をすられた模様。

それもそのはず、その時ユジロスはおよそ母国以外では見ることのできない珍景、”長財布を後ろポケットに突っ込む”という海外ではありえない日本国限定行為を、こともあろうにこのギリシャのゲットー、危険地帯ビクトリアで披露してしまったのです。

とってくださいと言わんばかりの体勢に若者は助走をつけて財布とジーンズを繋いでいたチェーンを引きちぎり逃走。

ユジロスは後を追いかけて走り出しました。

僕は酒が入っていたので、うっわぁー、めんどくせーと心から思っていたのですがしょうがない、一人になるイデウスの安全を確認してから先にレースを始めた2人の後を追い犯人を追跡。

前半戦300m程走ったところでユジロスは途中棄権。

ここで喫煙者と、非喫煙者の差がでます。

地面に崩れこむ酸素不足の被害者を横目に無心で追いかけました。
犯人も中々のしぶとさでどんどんゲットーの小道に入っていきます。

ちょうど名作映画City of Godの疾走感のあるシーンを地でいくような感じ。

細かいターンを何度も繰り返しながら、下手したら1km近く走ったのではないでしょうか。
ついに行き止まりに追い詰めました。

刺されかねないので無茶はしたくないんですが予想に反して追いついてしまったのでね。
やべっ、追いついちゃったよ、、、とちょっと後悔。

ジリジリ詰める距離。

犯人もこんな汗だくのアジア人に追い詰められると思っていなかったのでしょう、ビビっています。

心を見透かした僕は小学校6年間、鬼母に通わせられたスイミングスクールで鍛えあげられた腕から繰り出されるアンパーンチで成敗してやりました。

財布を取り返し、映画よろしく、仲間がぞろぞろと出てきそうな雰囲気の路地からまた走って退散しました。

何度も後ろを振り返りながら走り続けた帰り道がとてもきつかったです。
ようやく明るい広場が見えてきて一安心。

乳酸がたまった太ももをマッサージしつつ2人を探しました。


しばらく帰ってこない僕をさぞかし心配し、パニックに陥り、今頃インターポールでも呼んでいるかと思いきや二人で地べたに座り込み、花見中ばりに缶ビールを飲んでいたおしどり夫婦。。。。。。。。。

な、なんて呑気な夫婦なんだ。。。

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こうしてこの時も事無きを得ました。 




これを読んだ二人に後で修正しろと圧力をかけられるのは確実ですが僕の視点で見た物事を嘘偽りなく書きました。

最近は色々なところから言論弾圧を受け僕も大変なんです、ほんとにw



う〜ん、さらっと書くつもりがどうしても長くなってしまいます。

あともう2つだけ、一番危機だった事件があるので次回それで〆たいと思います。


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しつこくてすいません。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。


筆 タカキス

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ギリシャの治安。

前回の記事で、オモニアは危ないという事を書きましたが一連のギリシャ報道が出てからよく皆にギリシャ大丈夫なの?気をつけてね、なんて言われます。


暴動シーンがニュースで繰り返し流される影響からだと思われますが、基本的には夜歩いていても平気だし、特別注意をしながら出歩かなきゃいけないなんて事もありません。

が、しかし!、危険地帯はやっぱりあるし、平穏無事で酒浸っていると思われがちな僕らだって怖い経験をした事が何度もあります。

むか〜し、昔、こんな記事を書いた覚えがありますがそれ以来はあんまりこのブログ上でギリシャのマイナスイメージになるような事は書かないようにしていたのでたまにはいいかな、と思ってギリシャのダークサイド、流行り言葉で言うと僕らの”黒歴史”を振り返ってみようかと思います。

僕とユジロスがこのギリシャという国に住み始めたのは2009年。
国ぐるみの粉飾決済がバレて大混乱に陥るほんの少し前の事でした。

当時の店は超バブリーでずっと先まで予約も取れないような状況。
連日連夜ヘトヘトになるまでオーダーをこなし、ギリシャ感覚では考えられないほど勤勉に働く僕らにマネージャーは日本酒の一升瓶をほいほいとくれ、酒パワーでなんとか乗り切っていた僕らは昼過ぎに起きるので精一杯。

右も左もわからなかったかわいいひよっ子達で、自分たちの力ではなかなか住処を見つける事が出来ずにいました。

あの頃はまだギリシャ人が適当である事、簡単に嘘をつく事、物忘れが激しすぎる事などは知る由もなく、ひたすら大人しく”探してくれる”という家の発見情報をただピヨピヨと口を広げて待っていたのであります。

数週間後にようやく待っているだけでは何も起こらない、と悟った僕らは英語対応してくれる不動産屋さんや、今は無き英字新聞Athens Newsに載る広告主に連絡を取りついには自分たちの力だけで契約までこぎつけました。

見つけた家があったのはビクトリア(VICTORIA)という場所。
イギリスからギリシャに移住したばかりの僕らはこのUK風なビクトリア、という都会的音の響きに完全に騙されてしまったわけですが、アテネ在住の日本人が聞いたらまあびっくりするでしょうね。

しかも家賃は900ユーロでした(多分相場の3−4倍)。

実際なんであんなところに住んでるかわからない、なんて言われた事もあるしどこ住んでるの?って聞かれてこの地名をいうと皆一瞬顔がひきつっていました。

このビクトリアという駅、オモニア駅の次なんですがこの辺りからパティシア(PATISSIA)という一帯にかけてははっきりいってすごく治安が悪いです。

実際に大方の事件はこの地域で起こり、コロナキに引越しをしてからは何も起こっていません。

バブル真っ只中にいた僕らは通勤には行きも帰りもタクシーを使っていたので今思えばそれが良かったのでしょうがそんな僕らでもここでは数々のトラブルに見舞われました。

一番最初は地下鉄でスリ未遂事件。
前述した通り当時は電車に乗るという事はなく初めて利用した時には完全に片手に地球の歩き方を持つ旅行者モードでした。

たいして満員状態でもないのにやたら図体のでかいおやじが寄ってきて気持ち悪いなぁと思っていたらなんだかポケットに違和感、、、もしやと思い視線をそこに移すとやっぱり!手が伸びているではないか、しかもその手はこの体臭のキツイでかいおやじではなくその陰に隠れつつ隙間をぬってきた、か細いおばあさんの手。

睨みつけようとして見た時のそのしわだらけの顔がめちゃくちゃホラーでちびりそうになる僕。
夢に出そう。。。

しかもその時僕は黄色のジャケットを着ていたのですがなんとそのおばあさんも黄色のジャケットを着ていて目が合った瞬間、あ、かぶっちゃった。。。みたいな空気になったのを記憶しています。

この時は僕が汚い言葉を吐き捨てただけで、なにもとられる事なく済みました。


そして次は決して忘れることのできない事件、通称マック事変です。

マックといってもハンバーガーではなくりんごの方。

その時、当時はまだユジロスの彼女であった奥さんイデウスが初めてギリシャに遊びに来ていました。

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この日は確か何かの用事で3人で地下鉄で移動することになったのだと思います。
乗降口最前列に並び列車を待っていた僕ら、到着した落書きだらけの車両にいざ足を踏み入れると後ろからすごい勢いで人が流れ込んできました。

あれよあれよという間に波に押され3人はバラバラに。




そう、これこそがまさに彼らの常套手段だったのです。

以前のスリ未遂事件もこれでつじつまが合うのですが彼らはどうやら何人かごとのチームになっていて、まずは地下へと続くエスカレーター前でカモを探す役が常駐、獲物を虎視眈々と狙っています。

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僕らのような狩りやすそうなひよっこ達を見つけると下で待つ実行犯に連絡をするんですね。

そして下では結構な人数の悪者達が乗車と同時に後ろからタックルしてきて、カモを孤立化させそれぞれの周りを巨人達が囲むのです。

かーごーめーかーごーめー状態にされてしまうとお手上げ、ほぼ抵抗は不可能。

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この日は小柄なイデウスが籠の中の鳥にされてしまい、次の駅で奴らが降りていった後、パソコンケースからつい先日買ったばかりのmacbook air が姿を消しているのに気がつきました。

異変をすぐに察知しイデウスの元に再び集まる僕ら、まずはイデウス自身が無事であった事がなによりも良かったですが、次第にこみ上げてくる怒り。

意外と本人より、そして旦那さんより僕が一番沸騰直前、湯気を噴き出したまま次の駅で降り警察署へと向かいました。

もちろん警察の人には罪はないし、彼らからしても度重なる外国人による犯罪という事で思うところは多々あるのでしょうがこの担当したハゲおやじが終始ヘラヘラしていてまるで盗まれたこちら側に非があるような対応をとってきたのでさすがの仏の僕も声を荒げてしまいました。

謝って欲しいなどという気持ちは微塵もなかったわけですが、それでも一応国家の治安を守るのが仕事の一人として”お気の毒です”くらいは言ってくれてもいいですよね。

オバマ氏の広島演説のビデオを送りつけてやりたいくらいです。

運良く保険に入っていたイデウス、請求するためには警察署発行の盗難届が必須で長いこと待たされた後、この薄ら笑いハゲ警官にサインをもらって二度と電車には乗らないと固く心に誓ったわけですが、お金の問題よりも写真や音楽、たくさんの未バックアップの思い出達を失ってしまいしばらく落ち込んでいてとてもかわいそうでした。

当時はまだicloudもなかったのです。

ちなみに僕がギリシャに来てからすでに3台もmacbook proを買っているのは内緒の話です。
1台目は普通の買い替えですが、2台目はタクシー内に置き忘れ(しかもユジロスの。ふふふ)、3台目は道に置き忘れるという大失態。

周期的にはそろそろ新たなるトラップがきてもおかしくないので襟を正したいと思いますw


こうして思い出してみるとまだまだ出てくるものですね。

長くなってしまったのでまた次回に続きを書きたいと思います。

今回のは分類的にはいわゆる軽犯罪編。

次回はもう少しだけヘビーな事件達。



自分の身は自分で守りましょう。
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筆 タカキス。

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いざさらばアテネよ、ツァイチェン、ニラ入り餃子。

ポシドニアを終え、僕の家に荷物を置きっぱにしていたゆきぽんと共に帰ってきましたグリファダ、通称グリ。

僕ら仲間内ではグリファダはグリ、コロナキはコロ、シンタグマはシン、モナスティラキはモナ、コスタ、ナバリノはコスと、大して長くもない地名を最初の2文字だけで呼ぶのが流行中。

今モナで買い物してるから終わり次第シンで待ち合わせしようよ!、みたいな。

グリに帰ってきたのは多分20時過ぎとかそれ位だったと思いますが正直言って今思い出そうとしてもこの辺から次の日あたりまでの記憶がありません。

決して酔っ払っていたわけではなく多分極度の疲労にビールが強力な睡眠薬の役目を果たし、久々の自宅布団にくるまれ、泥の様に眠ったからでしょう。

起きた時には良く気づかなかったなと自分でも驚く位、顔から足首からあんなところまで蚊に刺されまくっておりこの家ごと燃やしてやろうかと思うほど蚊に殺意を覚えてチャッカマンを点火しましたがなんとか自制。

やつらのあのくるぶし下を好む習性、まじで遺伝子組換えして最終的には絶滅させたいですね。



さて今日はアテネ3日目。

予定では明日の夜7時発のフェリーでシロスに戻る事になっています。

昼まで寝溜めしたいところですが今日もしなきゃいけない事がたっぷり。

第一目標はギリシャの運転免許の受け取りです。

シロスに発つ前の最終日に行った時には『マダデキテナイ』と簡潔すぎるギリシャ語で門前払いをくらいましたが今日で申請から40日。

およそ20日かかると言われていた発行までの期間の丁度倍です、さすがに出来ているでしょう。

このタイミングを逃すと多分夏のシーズン終了まではアテネに帰れないのでどうしてもゲットせねばなりません。

ゆきポンを途中の駅で降ろし、もう2度と訪れたくない免許センターに到着。

半信半疑でしたが、奇跡、できていましたギリシャ版運転免許。

有効期間が13年間ととても微妙なところが素敵です。


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これが切れる頃には確実にギリシャには居ないでしょうがイギリス免許に続き良い記念品になりそう。

そしてるんるんで免許センターを後にした僕が次にしなければならないのはギリシャで本当に手間がかかる税金とか保険とかのいわゆるペーパーワーク。

今回シロスでは今までの様に一従業員として雇われているのではないので契約内容がすごくややこしいのです。
契約書なんかはもちろんすべてギリシャ語で書かれているし、ギリシャではこういう時騙されない様に細心の注意をはらわなければなりません。

僕の話にもならないギリシャ語レベルでは法律用語ばかりか書類のタイトルさえ理解するのが困難なので基本的には悪徳税理士、悪徳会計士、悪徳弁護士さん達に丸投げするわけですがこういう場合ではお互いが悪徳集団を抱えており当人達を飛び超えて彼らが熾烈な戦いを繰り広げるわけであります。

正直どんな形で話が落ち着いたのか良くわかっていないダメな僕ですが、ひとまずは話がついた模様。

まあなんかあったらそん時考えればいいや、とギリシャ化したマインドで第2目標もクリア。

なんだかうまくいきすぎ。


そして迎えた最終日。

あ〜、もう孤独なシロスに戻るのかあ、と僕の心は朝からどんより曇り空でしたが気持ちを切り替え楽しみます。

この数日の滞在で仕事も遊びもすべて詰め込まねばならないのです。
オール巨人の”パンっパンやで!”が出るまで。



昼はシロスでは期待できない服や雑貨、アジア食材等のショッピングを楽しみ夕方はゆきポンと再会して中華。

そしてゆきぽんに連れて行ったもらった中華料理屋でギリシャで初、ニラ入り餃子に出会い感動。
ニラ自体は中華食材店で見かけたことはあるんですがこうしてお店で出てきたのは初めてでした。
そして久々、山椒がよく効いていた麻婆豆腐。

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美味かった〜。

途中、スタッフの皆さん全員大集合で僕らの隣の席で賄いを食べ始め、中国のテレビを流しつつ大宴会、、、中国人ってやっぱたくましいよな〜と羨ましくなりました。

こちらのレストラン、早い安い美味いの3拍子が揃った良店ですが、なんせ場所が悪すぎる。。

ギリシャの”ザ、ゲットー”と呼ぶにふさわしいアテネの危険地域オモニアの中でも特にここはそこらじゅうにジャンキーや廃人がうろついている様なディープな道なので観光客や知り合いには全くオススメできませんw

一番最初にここに来た時には何を間違ったか夜に到着してしまい、いかがわしいピンク色の光を放つ店のライトや小虫が飛び回る今にも切れそうな点滅する街灯の中、異民族率100%の薄暗い道にヤク中や売人がたむろしており僕とユジロスは急な襲撃に備え、指の間に鍵を挟んでびびりまくるユジロスのお嫁さんを真ん中に囲んで歩いたものです。

あれ以来絶対に夜は近づかない様にしています。

というか本当にオモニア自体、旅行ガイドから取り払った方がいいというのが僕らの意見。

〜〜〜
チンタオと餃子でご機嫌な僕ですがゆきぽんはこれからお仕事。

元のプランではこの日夜7時のシロス行きフェリーに一人寂しく乗る予定だったのですが向こうに夜11時についてもどうせ何もやることがないので明日の朝一便に勝手に変更、最後の夜を飲み締めすることにしました。

やはりこのシチュエーションではお刺身と日本酒できゅっ。

向かうはシンの中心にあり、誰もが知る日本食店、風林火山。




20年以上ギリシャの日本食シーンをリードし続けている超有名店。

ここではまずアサヒ、スーパドライで乾いた喉を濡らします。

ほろ酔いになったところで僕がリスペクトしている努力家で素晴らしい技術を持つブルガリア人寿司シェフ、コスタさんにお刺身盛り合わせを作ってもらいました。

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そしてポシドニアに合わせ日本人のお客さんに用意していたとう純米大吟醸の封を開けていただき、最高のひととき。

中華をでてから一時間くらいしか経っていなかったので食べきれるか心配でしたが美味しいお刺身に箸がすすみました。

さっき、こんな事もあろうかとご飯に手をつけなくて大正解。

ちなみに僕らが所属する”アテネ裏日本人会”には”ごはん部”というのがあって今のところ部員は磯さんとゆきぽんのみ。

この二大巨頭は無類の白米好きで中華屋さんなんかに行くと『白米、洗面器』とめちゃくちゃな中国語でなぐり書きした紙をウェイターの目の前に突きつけ、超大盛りのごはんを注文してすっかり平らげるんですね。

僕は普段からあんまりごはんを食べる方ではない(それに腹が出たら別れると常日頃から脅されている)のでアテネ在住ごはん狂の方、絶賛新規部員募集中です。


〜〜〜
気づけばひとり酒をすることあっという間に3時間、お刺身の後もギリシャではレアなシンプルな細巻きを巻いてくれたり、オススメの一品を出してくれたりで腹が破裂寸前。


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おかげさまで最後の晩餐を心ゆくまで楽しませてもらいました。



そしてついに、タイム、イズ、オーバー。

大好きな風林火山を渋々後にし、、家路につきます。

街の活気が遠く、小さくなっていくのにつれて寂しさが酔っ払いのハートに突き刺さりますが、この超タイトスケジュールだったアテネ滞在も満点をあげていいんじゃないでしょうか。

金ちゃんの待つ家に帰り、アイリッシュウイスキー、ジェムソンを一杯だけ飲んで眠りにつきました。

翌朝、6時に家を出て最近空港の次に嫌いなピレウス港から再出発。


楽しい時間はあっという間に過ぎますね。



さらばアテネよ!また本業に気持ちを切り替えて頑張るぜ!

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光陰矢の如し。






筆 タカキス。

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ポシドニア本番、後半戦。

ゆきポンが途中棄権してからさらに人の波の勢いは増し、完全に無言でただひたすら仕事をこなす僕ら2人。

あらかじめ決まっているメニューにも関わらず炙りサーモンを握れだの海老天巻きは無いのかだの刺身にうなぎのツメをかけろだの、オリーブオイルをくれだの、、あ〜外人っちゅーもんはほんまわがままじゃのう!、たいがいにしんさいよ〜!と思わずユジロスの広島弁が乗り移りそうになりましたが頑張ってひきつり笑顔で全部断りました。

そーいうのやってねーから!ってね。

明けない夜はない、止まない雨はない、春の来ない冬はない、出口のないトンネルはない、、、

いくつかの無責任な前向き言葉を思い出しながら自己を啓発し、結局最終的には無心状態でロボット化しかかっていた僕。

アイザック、アシモフのロボット3原則、興味深く読みましたがもし僕が知能の高いロボットだったらこんな本性丸出しの人間たちに自制コントロールが効かないかも。


さすがに頭に血が上りヤケ酒ならぬヤケコーラをがぶ飲みしていたところについに帰ってきました我らがゆきぽん。
ついに、といっても離れていたのはものの10分くらいでしょうか。

10分前には完全に死んだ魚の目になっていたゆきポンの目にも血が通っています。よかった。ほっ。

おかえりなさい。

もっといいよ休んでて。ここは2人で乗り切るから涼しいとこ言ってなよと紳士的な態度で優しい言葉をかける僕でしたが何故か一向にこの場から離れようとしません。

落ち着いてから聞いたらあの後、涼しいところを探して一人会場内を歩き回ったそうです。

しかし一周回った後、この会場内で一番涼しいのは実は自分たちが働いている寿司コーナーだと気付いた様なんです。

それもそのはず、バックヤードにはガス台や炭火コンロがもくもくと煙を立て、さっきまでは全く余裕がなく見れなかった僕らのすぐ脇、中華コーナーでは朝方優しかったあの女の子が汗だくでどデカイ中華鍋をふってチャーハンを炒めていました。

朝から僕とゆきぽんがあの二人絶対できてるよね、と勘ぐっていた、おそらく彼氏と思われるガタイの良いもう一人のコックさんがドボドボドボ〜と完全に多すぎる量のごま油を反対側から加えていて、いやいや、逆だろ、とツッコミを入れたくなりましたが女の子はか細い腕で懸命的超熱烈広東風炒飯調理。

急な雨や直射日光防止に備え、張ったテントだった様ですが逆にこの調理の際に出る熱気が逃げずに全て溜めこんでしまって、もんもんとしていた様です。

一時は倒れかけていたゆきぽんですが日本人に生まれて本当によかったと、もし少しずれてこの世に誕生していたら今日この炎天下の下、中華鍋をふっていたかもしれないと親やご先祖様に感謝をし、完全復活を成し遂げました。


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その後は寝ていない次の日特有の”ナチュラル、ハイ”モードになってきて、はい、漬けマグロあがってるぅっ!らっしゃいらっしゃいらっしゃい!!はい最後一貫持ってけドロボー!と日本語が通じないのをいい事に無駄に声を張り上げ場を楽しみました。

エンジンがかかったゆきぽんは刺身や握りの切りつけの時にどうしても出てしまう魚の切れ端を自らかき集めだし、フルスロットルで18番の細巻きを披露。

さすが数をこなしているだけあってふんわりとても美味しそう。

するとカズさんも感化されてネギトロを巻き出し、何故か身内細巻きバトル。

朝から何も口にしていない僕は大人しくテーブルクロスに隠れ、二人が作ってくれたお寿司を交互にありがたくいただきました。

さっきまではメニュー外の注文にイラっていた僕らですがここからは食材を全て使い切ることをメインの目標に掲げクーラーボックスに残る材料を眺めつつ直感クッキング。

海の神、山の神、大地の神に感謝です。

ちなみに『大地讃頌』は名曲。

日本の人にはうけないだろうなぁ、でも外国の人は大好きだろうなぁ、なんて一品にもチャレンジでき、またそれが予想通りの反応だったりして最後の方はとても楽しみながら料理をする事が出来て幸せでした。


見事に食材を無駄にする事なく使い切り、”僕らの2日間戦争”もついに終わりを告げました。

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片付けの時にやっぱりラップが足りなくなり、下っ端の人がスーパーに買いに行かされるというオチ付きでしたが。

ラップは多めに準備しましょう。

もしかしたらこのブログを読んでくれている皆さんの中に海外のラップを見た事がない方もいらっしゃると思いますが、本当に日本のサランラップ、クレラップなんかとは雲泥の差なんです。

日本に帰るたびに大量に買ってくる人がいるくらい日本のラップは優秀ですが海外製ラップはひどすぎる。

日本の物のようにプラスティック製のギザギザで気持ち良くスパッと切れるなどという事は200%ありえないし切り方はびびびーと伸ばした後自分の腕をラップの上に被せるように置いてちぎり取るというのがごくごく一般的なのです。

一番ムカつくのが端っこの部分が全部くっついていて伸ばすたびにどんどん幅が狭くなり一反木綿の様な形にしかならないやつ。

多分カットする時に熱でくっついてしまうんじゃないかと予想していますが約2割はこれなんですね。

今まで何本ゴミ箱にぶん投げた事か。。
もったいないけどほんとあれだけはどうにもなんない。


、、、またラップごときに熱弁してしまいました。。


ラップを待つなんていう事に無駄な時間を費やしたくない僕らは自分たちで使った場所だけを片付け、皆に挨拶をし、先にお暇する事にしました。


その足で丁度ビル横にあった南アフリカ人夫妻が経営するアイリッシュパブでお疲れビール。

働いた後のビール最強。

ここでは料理を作ってもらう側の幸せを噛みしめつつ、クリスピーチキンスティックとソーセージの盛り合わせをツマミに反省やねぎらいはそこそこに、時事ネタ、お家騒動、ゴシップ話で大いに盛り上がりました。

さっきまで隣のビルの最上階でいわゆる成功者と呼ばれる人たちに料理を出していたのにやはり自分たちは地上階のカジュアルな雰囲気の中ジャンクフードを食べる方が落ち着きます。
きっとこれからもずっと、こんな感じでしょう。


また新しい経験ができて、自分が生きるそれとはまったく違う世界を垣間見る事ができて勉強になりました。

世界は広いなあ。


次回のポシドニアが開催される2018年、その時僕はどこで何をしているんでしょうか。




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ギリシャ神話の海神、ポセイドンのみが知っているのかもしれません。



ポシドニア2016終了!









筆 タカキス。

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ポシドニア本番、前半戦。

キッチンに入ると昨夜とうってかわってすごい人口密度です。


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実はこのG-TOUCH,カズさんと僕で立ち上げた会社で初めて公式に仕事を回してくれた、僕らにとっては特別な存在なのです。

今回も正直交通費や労働時間を考慮するとまあ割りに合わない案件なんですが、鶴の恩返し、破格でコラボが実現。

G-TOUCH的にもギリシャではレアな日本人シェフを3人も用意できて鼻高々なのです。

ルー大柴にちょい似のシェフ、ディミトリス(ルー大柴風のギリシャ人は結構多い)と久々の再会を果たし、それ以外は全て名前を忘れていたキッチンスタッフとも一通り握手を交わしていざ作業にとりかかります。

カズさんとゆきポンと僕3人で担当すると思っていた寿司部門もベトナム人とフィリピン人の助っ人が既にウォームアップを終えてスタンバイしており、キッチン内に5人でリトル、アジア街を形成しました。

先に来ていたこの2人はしっかり自分たちの作業スペースを確保し、まな板までセットしていたのですがいかんせんこのキッチンのキャパに対して多すぎる人員に、僕とゆきポンは作業スペースをゲットするところからのスタートです。

厨房内につきものの陣地戦争、ラップ戦争、キッチンペーパー戦争が勃発するのも時間の問題という張り詰めた空気に僕も元々でかい鼻の穴をさらに上下左右に広げ、鼻息を荒くして臨戦態勢に入りました。

僕の隣で働いていた女の子がどこかに行った隙に境界線になっていたでかいゴミ箱をあちら側に少しづつ押すという陰湿な領土戦争を仕掛けましたが帰って来た女の子、所狭しと働く僕とゆきポンを見てエラ!エラエラ、エッラー!(もっとこっちにおいでよ、もっと平気だよ♡、大丈夫だって!)と実に爽やかな笑顔で自らの陣地を譲り、自分を恥じた僕は一時は大人しくなったものの、喉元過ぎればでゆきポンとラップに名前を書きそうな人を勝手にリストアップしてみたり、飲食業あるあるで大爆笑をしたり、業界ネタで大いに盛り上がりました。

最近仕事中に日本語を話すことが全くないのですごく楽しかったです。

ラップはやはりここでも10人以上スタッフがいるのに2本くらいしかなく皆使ったら置きっぱにするので探し回るのが大変w

本職用でない魚がつるつる滑ってしまうまな板や道具類に大苦戦しながらも巻き寿司を何百本も巻き、魚の切りつけを何千切れ分と終えたところで9:30、出発の時間です。

会場は最近やたら足を運ぶことが多いピレウス。

またまたここから車で1時間の移動、、しかもこの日はポシドニアの影響からか道が大渋滞でなかなか前に進まず昨夜1時間睡眠で体力が回復していない僕の足はひらすら半クラを繰り返すうちプルプルしてきました。

結局2時間近くかかったかな、ゆきポンはちょっとだけ仮眠。

ついにピレウス港すぐ傍にそびえ立つビル、今日の会場に到着。

ピレウス港を眼下に一望できる一等地、さすがです。

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なんでも今回のイベントはギリシャ人女性CEOが舵をとるとても巨大な船舶、物流会社のパーティーなんだそうです。

少し調べたらこのお方、この業界の影響力のある人物TOP100の11位に選ばれたり、"The most powerful businesswomanにノミネートされたりと、すごい大物の様です。

至る場所に設置してあったこの会社をPRするテレビにも途切れることなくこの方がフィーチャーされており目力の強いインパクトのある顔が目に焼き付いてしまいました。、、、超怖そう。

パーティーの途中でVIP席に挨拶回りをする生社長を見かけましたがテレビからは伝わってこないとてつもないオーラが数メートル離れた僕らの簡易寿司バーまで波動を放ち、揺れるネタケースを必死に抑えました。


さて渋滞の影響で遅延しまくり会場になかなか着かないG-TOUCHの冷蔵トラック数台。
下で今か今かと搬入待ちをしている先に到着したスタッフにもさすがに焦りの色が出てきました。

1時のパーティースタートまでにもんのすごい量の道具や食器、食材なんかをビルの最上階テラスまで持って上がりセットアップしなければならないのですが使っていいという許しが出たのは狭いエレベーター2基のみ。 ふふふ。 間に合うんでしょうか。

このクラスの大きいイベントになると食洗機やガス調理台、バーベキューコンロ、フライヤーなどの大型機器類も全て持ち込みになるので設置だけで結構な時間を要します。


先に運んどけよってね。

この要領の悪さがギリシャw


そして設置後、油が飛んだり汚れて後々トラブルにならない様に厚紙を床や壁一面に貼り付けてようやく作業が始められます。

僕ら寿司チームは簡易式のネタケース用の電源が入らず(というか配線自体がなかった)、僕ら以上にあたふたしているマネージャーが電気のおじさんをビル内から捕まえてきてずうっと頑張っていましたが結局電源が入ったのはお客さんが来だしてから。


メインである寿司コーナーは会場一番目立つところに設置されました。

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大人の事情で素性を明かせないゆきポンは隠れる場所を探してうろうろしていましたがw

何がきついって、とりあえず暑すぎ。
中途半端に張り巡らされたテントから日差しが入りまくりビル最上階の負の部分が僕らを襲います。

到着した時には作業テーブルの3分の1くらいが直射日光に照らされ、これはマジで危ないから移動しよう!と相談したのですが今から陽があっちに落ちるから大丈夫!とまるめこまれ、ぶつくさ言いながら続けていましたがところがどっこい、陽はまさかの逆の方向に進みさらに僕らの作業場に熱射の範囲を広げてきました。

本来は冷蔵庫には入れない巻き寿司や握りもこの日は冷やしていましたがそれでも怖い、もともとあったフロアプランを無視して時間とともにテーブルを動かしながらの作業となりました。

そしてこういうパーティーなのでクーラーボックスやゴミ箱、その他全ては垂れ下がった黒いテーブルクロスに隠れる様に置いておかねばならずいちいちしゃがんでテーブル下に潜り込んで物を取らなくてはなりません。

このテーブルももちろん調理用ではなくただの勉強机みたいなやつなので低くて本当に腰にきます。


開始時間を過ぎやっとそれらしいセットアップができましたが、リハをする間もなくこっから一気に怒涛の勢いで招待客が押し寄せてきて僕ら3人もプチ、パニック。

お皿にお寿司を並べてお客さんの前に置いたと同時になくなっていきます。

やはりこういう場でのギリシャ人には度肝を抜かれますね。

英語のgreedyっていう形容詞がぴったりのなんともまあ、、、すごいですね。

僕やカズさんはわりかしもうこういうシチュエーションに場慣れしているんですが経験値の少ないゆきポンは代わる代わるコレくれアレよこせと押し寄せてくるハングリーな人々に苦笑いで対応していて僕的にはそれが結構面白かったです。

皿に盛ってから置くからちょっと待っててね、と丁寧な対応、さすがゆきポン、物腰が柔らかいですね。

ここからさらに何十人という単位で人が増えていき、待ちきれなくなった人の一部はまだ盛り付けを終えていない物ばかりか、まな板にのっている物までつまみ食いしだしました(こういうのは100%ギリシャ人)。

僕は真ん中で握りと刺身担当だったので無事でしたが両サイドのカズさんゆきポンはつまみ食い防止に必死w

醤油皿も取り皿も割り箸さえも足りなくなる状況でお客さんたちも少々怒っていましたが、ウェイターを呼ぼうにも人が多すぎて彼らも近づけないんですね。

僕らチームジャパンも溢れ出る汗を拭いつつ、寿司ロボット並みの仕事量で対抗しましたが、3対数百なので押されています。

ここから最低でも一時間はこの悪夢の時間帯が続くであろうと踏んだ僕はビートルズのLET IT BE を心の中で歌い出し、得意の現実逃避。

適当にお客さんやカズさんゆきポンと会話をしつつ、手は高速で動かしながら心は平静に。
ジョンレノンとポール、マッカトニーの名曲の歌詞をかみしめます。


苦難のときには
聖母マリアが僕のもとに現われ
知恵ある言葉をかけてくださる
゛あるがままに”

何事もあるがままに
無理に変えようとしてはいけない
知恵ある言葉をつぶやいてごらん
あるがままに

今はただじっと堪え忍ぼう
このままそっとしておこう
いつか必ず答えが見つかる
今は堪え忍ぼう

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ギリシャに来てから覚えたこの技でなんとか苦境を乗り越え僕の担当部門は少し落ち着きを取り戻しました。

カズさんももうすぐ落ち着きそう、うん、良かった。



ゆきポンは、、、、、、むむっ、えっ、、や、やばい!

ふらついているではないか!
僕らが必死にこなしている間、ゆきポンに注意がいかず、いつの間にか直射日光が彼女の黒髪にしばらく直撃していたのであります!

新鮮な魚料理を振る舞うどころか自らが死んだ魚の目をしていて今にもダウンしそうなゆきポン。。

なんてこった。 話が違うじゃないかレノンよ。

僕は急いで、始まる前にバーからくすねておいたソーダに氷をたっぷり加えて命の水で介抱。

直ぐに手を休ませ、どこか涼しい場所に避難させようと思いましたが人の壁が目の前を塞いでいたのでひとまずはその場でしゃがんで水分補給です。

自分も人生でたった一度、高校生の時に日射病になった事があるので辛さはわかります。

数分後奇跡的に開いた一筋の道へゆきポンを送り出しました。

一緒に行ってあげたい気持ちは山々ですが、ここで無情の第2波がやってきて抜けるわけにはいかない状況です。

カズさんとやるっきゃねえな!とアイコンタクト。
カズさん汗だらだらw

目を細め遠く消えていくゆきポンの姿を確認してから目線を手元に戻しました。




頑張れゆきポン、、、帰ってきてね♡

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続く。


筆 タカキス

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鬼の仕込み 〜ポシドニア2016~

車を走らせる事一時間、見えてきましたケータリング会社G-TOUCH。

このいささか下品な会社名もいかがなものかと思いますがギリシャではまだマシな方です。

ギリシャのネーミングセンスのダサさ、これは間違いなく世界でも5本の指には入るはず。

ジムなら"LET'S GO GYM",寝具屋なら"BED&BATH",小さいカフェなら"COFEE&SNACK",ボーリング場は"RED&BLUE",ショッピングモールならSHOPPING&MORE、スブラキ屋なら"スブラキング”てな具合によくそのアイデアが社内で通ったなと逆に感心してしまうくらいひねりもなければ遊び心のかけらもないものばかりw

絶対かかってきた電話とか取りたくないな、とぐふっと笑ってしまいますが。
はいもしもし、LET'S GO GYMです!とか死んでも言いたくないよなぁ〜〜。。。

若い頃地元のイタリアンレストランでバイトをした時、オーダーが入るたびに皆に聞こえるようなでかい声で”パスタ、ペルファボーレ〜🎶、と強制的に言わされるのがどうしても耐えられなくて数日で辞めたのを思い出しました、しかもキャスケットとカラフルなくるくるネクタイみたいなやつを身につけて、、、今となっては良い思い出です。




さてさてそんなどうでもいい話はさておき、港から爆音で一人カラオケをする事一時間、丁度”マイベスト”の自己編集CDが一周したところでG-TOUCHに到着。


大きなトラック数台でテーブルや道具類など搬入中で明日のイベントが巨大である事がひしひしと伝わってきます。

キッチンメンバーも遅くまで残ってるのかな〜と思いきや、広いキッチンにはカズさん一人だけでした。

ウォークイン冷蔵庫にはパンパンに明日用に下準備を終えた食材が整然と並び、昼間戦場だった事をうかがわせます。

すると多分オフィスの人らしきおじさんがトコトコとやってきて勝手にタッパーを開けビーフステーキをおもむろに取り出しナイフとフォークで優雅につまみ食い。。

明日足りるのかな。。
自分が肉担当だったらブチ切れますが、、まあいいや。


カズさんの方はというといつもは基本元気いっぱいなのですがこの日ばかりは連日の激務で疲れがピークに来ていたのか、見た事ないくらいのローテンションで大量のサーモンと戦っていました。

時折話しかけてくれるのですが遠くにあるラジオよりもか細い声でうまく聞き取れず、僕は気付かれないようにそうっとラジオのボリュームを下げました。

なんでも猫の手も借りたいくらいの仕事量で、カズさんの長男アキラにも助っ人にきてもらったそう。
家族って素晴らしいなー、じ〜ん。


何から始めればいいですか〜?となるたけテンション高めに聞くと、冷蔵庫にマグロ君がいるそうです。。。。


ま、まじかよカズさん。。。。

5時間の移動後にマグロ君はねーだろーよ、と悪タカキスがぼやき出しますがしゃーない。
文句を垂れる前にやっつけるしかありません。

このマグロをおろすという作業、次の日筋肉痛になるくらい体力を要する仕事でしかも集中して一つ一つをこなさないと結構危ないんですね。

マグロをおろす日はレッドブル3本コースっていうしきたりがあるくらい。

なので精神統一をし、あとは気合で自分と時計との戦い。。。眠いぜ。。。


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全てサクにしたところで刺身と握りの切りつけは明日します。

マグロ君は色変わりが早いのでできるだけギリで準備しなくてはならないのです。

その代わりに今からスズキさんとサーモンちゃんの切りつけ。

切っても切っても減らない魚たち。。
一日中酷使した包丁もさすがに切れなくなってきました。


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結局この日の仕込みを終えたのは0時過ぎ。
明日は朝6時入りです。

ついに寝れる、と思いきやノンノン!そんなに甘くはないのです。

今からこの足で今回友情出演してくれる事になったマブダチゆきポンのお迎え。
40分をかけ電車の最終駅、エリニコまで行きました。

久々の再会にすっかり僕の疲れも吹き飛び、のオーナーシェフ磯さんと合流し家の下に出来たばかりのピザバーに連れて行ってもらいました。

あーでもないこーでもないと近況を報告しあい、ピザのウンチクを語り、皆元気になってしまってそのまま焼き鳥屋に流れ込みました。

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う〜ん、良くない流れです。

僕はチプロを飲みたい欲求をなんとか我慢しましたが磯さんとゆきポンはワインを美味しそうに飲んでいました。

時刻はAM 3:30。

さすがにやばいので会計をもらい家に戻り歯を磨いてベットに潜り込む@4AM。

6時には作業開始なので最低でも5時起きです。

目覚ましを最大音量でセットし5時起き5時起き5時起きとひたすら唱えながら電気を消しました。

やっと手に入れた睡眠もアラームのけたたましい音と共に一瞬で終わりを迎え、この先5分間の、もうこのまま寝続けて何もかも投げ出してしまおう、という弱い自分との格闘です。

なんとか打ち勝って速攻シャワーで寝汗を流し、まだ気持ちよさそうにグースカ寝ているゆきポンをたたき起こしました。

すでに押しているのにコーヒーを買いに行きたいとだだをこねるゆきポンを後でいこうね〜となだめつつ早朝のグリファダからマルコプロウに車を走らせる事30分、ほぼ時間通りに到着。

奥のキッチンからはすでに厨房独特の殺気立つ声や音、匂いなんかが溢れ出ています。

いやがおうにも高まる緊張感。

バッキボキの体に鞭を打って、母から送られてきた立ち仕事用着圧ソックスとサポーターを腰に巻きいざ出陣です。


ね、眠い。。





筆  タカキス



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ポシドニア2016と僕の睡眠問題。

シロスに来てからちょうど10日目。

少しづつ環境にも一緒に働いている仲間にも慣れ始め、仕事に集中できるようになってきました。
お店の方はまだ暇ですが、ギリシャの夏休みが始まる6月中旬以降は忙しくなりそうな気がしています。

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さて今日はまたまたフェリーでアテネに向かいます。
というのもギリシャ2年に一度の一大イベント、国際的な海自展ポシドニア2016のお手伝いに急遽お呼ばれされたのです。

夕方4時発の船に乗るため、今日はいつもよりさらに早起きをして仕込みをスタート。

飛行機やフェリーでの移動ではほぼ100%の確率で何かしらのトラブルに見舞われる僕は朝からドキドキでしたが怖いくらいスムーズに事が運んであっという間に出発の時間。

そろそろ皆に挨拶をして出ようかなと思ったその時、悲しきかな僕らのこの商売、こういう時に限ってお客さんがギリギリでカウンターに入りました。。。やばい。。

しかもこの夏の僕の相棒、フィリピン人のジョンは超フリースタイラーで目を離すとすぐどっかに行っちゃうんですね。

この時もいつの間にか姿を消し、ウェイターに探してもらうもこれという目撃情報は得られず僕の額には焦りと6月にしては強すぎる熱気とでつたう汗。

一通りオーダーをこなした後、怒りの呼び出しをしようと米粒のついた手のまま携帯に手を伸ばした瞬間、帰ってきました超自由人。

なんでも実家の犬がゲロしちゃったからスカイプで話していたそう。。。。

怒鳴りつけてやろうと思っていたのに拍子抜けしてしまいました。。

いやいや拍子抜けしている場合じゃない、、すでに予定の出発時間から15分経過。

シャワーを浴びる計画をキャンセルし脇シューとラベンダーの香りレノアで洗ったTシャツで強引におっさん臭をかき消し乗り込む車。

4駆モードに切り替え、道無き道を攻め、通常は20分以上かかる港までへの道を15分で完走しました。

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出航までは45分。自分一人で乗るなら余裕なのですが車ごと乗り込まなければいけないので最低でも30分はみないといけません。
最寄りの代理店で片道102ユーロのチケットを購入しすこぶるうまくいきました。

ほっとした瞬間喉の異常な渇きに気づき時計を見つめます。
定刻での出航までは40分。
フェリーはまだ来ていない、、、丁度横にはカフェレストラン。光り輝くビールのロゴ。。。ごくり。

2秒で誘惑に負けて生ビールを注文。やっぱこれだねぇ、と心で叫びながらついでにつまみも注文しました。

作り置きがしてあってすぐに出てきそう、且つビールに合うもの、、ということで僕が目をつけたのがミートパイ。

たくさんのお客さんがいる中一人で接客をしているおばちゃんをなんとか捕まえ注文しました。

もうこの時点で出航までは30分を切っていたのですがこれがまたこのミートパイがなかなか出てこない。

ま、まさかこの大不況でキッチンまでおばちゃん一人でまわしているのかも、、という不安が脳裏をよぎりましたが焦る気持ちを抑えるため2杯目のビールを自ら取りに行きましたw

そしてついに前方にフェリーが見えてきたその時やってきましたミートパイ。

朝から何も食べる時間がなかったので思わずがっついてしまいましたが見た目からは想像できない程中が激アツで一口目でベロを火傷してしまいました。

見た目は小さ〜い春巻きみたいなんですがこれがどうやら揚げたてだったらしく口に丸々入れた瞬間おそらく沸騰直前くらいの温度であっただろう肉汁が口中に溢れ僕の商売道具、ベロはヒリヒリ。
丁度冷凍一口春巻きの皮部分を10倍くらい厚く、硬くしたような感じ、しかも8個。。

フェリーはもう着岸体制に入っている中この激アツのツワモノをフーフーしながらビールで流し込むという作業をひたすら繰り返し、本来涼む目的で入った店を汗だくのまま後にしました。

先頭の車は既に入庫を始めており前の方に陣取っていた僕も想定外の200メートル走で今話題のMITSUBISHI車に乗り込みなんとか事なきを得ました。

うぅ〜、ビール1.7杯とミートパイかき込んだ後のダッシュ、、気持ち悪っ。


前日の晩は色々考え事をしていて寝れなかったのでほろ酔いでフェリーに乗り込み睡眠を取りたかったのですがこの日は満員御礼で席がなくカフェ脇の通路に面したプラスティック製の固い椅子で4時間を費やす羽目になってしまいました。。
可哀想。。

眠ろうと努力はしましたがアテネが近づくに連れテンションが上がってきます。

最近シロスで完全にホームシックに陥っている僕はアテネの皆と再会できるだけで嬉しいのです。

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たわいもないくだらない話をしてジャンクフードとビールを楽しみ、無制限ネットで動画を漁る。
それだけで十分。
島暮らしではネット環境が悪いのが本当に致命的なんですよね。




さて結局また一睡もできずアテネはピレウス港にあと数分で着くというアナウンスが流れました。

夜8時着、このままどっかでビールでもひっかけて明日に備えたいところですがそうもいきません。

500人前の仕込みが残っているのです。

先に皆が始めてくれているという事以外詳しい事は聞いていなかったのでかなり不安ですが、基本行き当たりばっかりの僕のギリシャライフ、とりあえず行ってみるしかありません。

ナビをセットして目指すはアテネ国際空港近くのケータリング会社。

約一時間の道のりです。

さすがに朝からぶっ通し後の移動5時間はこたえますがやるっきゃない。

頑張れ自分。


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続く。

筆 タカキス


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