ギリシャオレ達の修行と酒浸り日記

2017版。 酒とうまいもんをこよなく愛する男達のおき楽ギリシャ ブログ。 経済危機で世界を騒がすギリシャで2009年から暮らしています。 旅行、治安、生活情報と大好きな酒情報を気ままに発信中。 シーズン7、スタート!

メシニア、コスタナバリーノ!

初秋の休みの物語


目を刺すように鋭かった太陽の日差しも大分丸みを帯びてきて、
先週までは、まるでダイニチブルーヒーターから出てくる熱風のようだった風。
今ではしょぼい扇風機くらいまで落ち着いてくれて、ほっと一息。
地獄の業火のように熱かった、とことん暑かった夏も終盤を迎え
肌で秋を感じれるくらいにまでなりました。 
やっとこさ九月に突入です。
 
日本の九月、秋といえば夕焼け空に赤とんぼ、夕日に陰を落とす
焼き芋屋台と親父の背中。そしてなんと言ってもやっぱり秋限定 
ビール、キリン「秋味」。ああ日本が恋しい。

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僕らの 初秋の出来事と言えば、季節はあんまり関係ないかも
しれんけど、新しい動物達との出会い..
愛機エイリアンに股がり暗い夜道を走っていると
イノシシに遭遇、ハリネズミとおっかけっこ。
近所の犬友達ゾラちゃんが恋人、いや恋犬を紹介してくれたり。
などなど。
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あ、今シーズン初の休み(半日)もらいました。
久々の一人の時間。どのように一人を楽しもうか。
前の日から練りに練った計画。

昼からビール→ギターをでかい音で弾く(普段許しがでないので)→ほろ酔いになって日本の友達とスカイプ→とらぼーと昼寝→起きて腹が減ってタベルナでイカのフライと
タコのグリルでビール→ビーチのバーで波の音に耳を傾けながらお洒落に
カクテル→酔う→帰ってとらぼーに絡む。

計画は完璧でした。

まず朝仕込みを終えてルンルン気分でドアを開けると、
落ち着いてビールを飲める環境はそこになかった。。。
僕を迎えたのは愛くるしく鳴くトラボーではなく
無数のハエの羽の音。ちょうど行き違いで顔を合わせた
タカキスが「いっぱいためといたから」と言っていた..
その時は洗い物かな〜洗濯かな〜ゴミかな〜なんて思っていたのだけれど..

これか...!!そう僕らのこの家,昼間にドアや窓を開けておくと
何故か何処からともなくハエが入ってくるんです。
ちょっと気を抜こうものならみるみるうちにその数は増えて行き
正にハエの溜まり場と化すのです。

普段は二人でハエたたきを持って出勤前の15分でやっつけていくのですが
今日はなんたって一人。しかも数が並じゃない。正にアピステフト。(アンビリーバボー)

集団になって暴徒と化したハエの大群と両手にハエたたき、時にはスプレー
を駆使して一生懸命に戦っていると、
「俺は何をしているんだ」ふとそう思ったのですがそんな事考える
暇はない、悪魔を大量に家に連れ込んだ(故意に)タカキス(悪魔)にも
殺意が芽生えてきたのですが、とにかく目の前にいる悪魔を倒さねば昼ビールはない。
 
戦いを終えた頃には日が傾きかけて夕焼け空に。秋だ。
小さいため息を一つ。やっとこさビールをプシュ。
秋味。in ギリシャ

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約束していた日本の友達も電話に出ない。
タイムリミットのあるこの一人の時間。
無駄にしてはならぬと缶ビール一本空けたところで急いで着替えて
近所のビーチにあるタベルナへエイリアンを走らせる。


テーブルにつきタバコに火をつける。よしこれからだ。一人を楽しもう。
煙を海へむけて一息ふきかけたところで、
ウエイターより先に元々顔見知りのそこのタベルナのでかい図体したオーナーが
ズカズカとやってきて、「この間inbiで食べたカルパッチョ最高
だったぜ〜〜マイフレンド!!今日いいスズキが入ったからカルパッチョ
作ってくれよ!!」まるで拡声器でも使ったのかと思うくらいバカでかい
声で一発。今日休みなのに..と思ったけど、、

いつもタダで嫌というくらいビールやショットを出してくれる気前の
いいこの図体のでかいおじさん。断るわけも無く、むしろちょっとかっこつけてしまって
「ok、魚はどこなんだいマイフレンド?」となんともクールな返答を返してしまった
僕。返事をした後に軽く後悔。でもやるしかない。

そして1分後。店のオープンキッチンの一番目立つところに魚とまな板と
いかにも切れなさそうなちっちゃな包丁が用意され。

僕「okもお作っちゃっていいのかいマイフレンド?」
おじさん「早く作ってくれよ、腹が減って死にそうだぜマイフレンド!」

ギリシャの果ての地のタベルナで日本人が包丁を振るうことなんて
まあ珍しいことなのであろう。周りにはギャラリー。
店のキッチンスタッフや冷やかしの客など。熱い視線を感じる。
こんなに人の視線を感じるのは昔バンドでステージに立ってた時以来。
少しドキドキしたけど、けっこう燃えてきたのは事実。


びびるくらい切れない包丁でスズキをおろして刺身をひくのには
いささか苦戦したけど、何とか平然を装ってクールに決めました。
四角い白皿に白身を直線に並べ、用意してくれた岩塩とレモンと地元の
新鮮なオリーブオイルでシンプルに味付け、最後にイタリアンパセリをパラパラっと。
軽い拍手をもらった後でテーブルから皆が美味そうに食べているのを
見て少しホッとしたけど、疲れた。。

その後も店が忙しく無かったせいか、
僕のテーブルへ来て自分の出生を語りだすウエイターの話に適当に
うなずきながら
念願のイカフライ、タコのグリルをビールで流し込んで店を早々と後にして
(僕が一人だったので気を遣ってくれたのかもしれない)
今度こそリラックスするぞと割と近くにある隣のビーチのバーに移動。


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そこにはたまたま休みだった店のスタッフが...
「こんなとこで何してんだよ!呑もうぜマイフレンド!」
たまにはお洒落にのんびりカクテルでもと思っていたのですが
彼らの呑んでいたお酒、それは芋焼酎によく似た味の
ブドウから出来たアルコール度40パーセントを超えるお酒。
ギリシャ特産のチプロ。どぎついけど呑みだすと歯止めが利かなくなる
この代物。美味いんです。(日本の皆、次回持って帰ります)
チプロのボトルに釘付けになり、
も〜〜いいわ!こ〜なったらしょうがない!お洒落なんて気取らずに
とことん呑んでやろう!
ってことで結局皆でどんちゃん騒ぎ。
仕事を終え悪魔(タカキス)やら他のキッチンのスタッフも参戦。
でもその頃にはハエの怒りも消え、しまいには最後の方の記憶も消えていました。
でも酔っぱらってトラボーに絡んだのは間違いないはず。


果たして休みは満喫出来たのか??出来たと思います。
3分の一覚えてないけど。


アテネまで残すところあと一週間。
夏の終わり、初秋、しっかり楽しんで帰ろうとらぼー。
アテネのお家の周りにはネズミ君はおらんけえね〜



秋の空 友の笑顔に 記憶とぶ



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酔っぱらってきた〜





筆ゆじろす




 


































無休男子。ノンストップ14時間とその家族。



何日前だろうこのmacbookを最後に開いたのは。

最近の僕はといえば家に帰ってビールを2本飲んだところで
ノックダウンしてしまう。

さささっとiphoneで最新のニュースをチェックして、、、、
ん~~それで終わり。



いやはや、この夏はまっじで忙しすぎる!
このギリシャの状況で誰一人として予想していなかったまさかの
大盛況。 

本当に有り難い事です。感謝感謝。。


、、、、でも何事にも限度ってもんはあるわけで。

はっきりいって何度逃げ出そうと思った事か 笑


毎日14時間休憩無し、時には飯抜きぶっ通しで身も心も疲れきった
僕らの体に必要なのはもはや透きとおった海でも満天の星空でもなく、
数本の缶ビールと6時間だけの親友、ふかふかベッドのみ。

しかし無情にもいつも決まった時刻に宿敵アラーム君が僕らの仲を引き裂き、
棒の様な4本の足の代わりに愛機エイリアンが重い体を運ぶ。

心の中で叫び続ける。

終わってくれ、 夏。
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~~~~~

ギリシャではわりと普通なんですね。 この夏の週7勤務っていうのが。
週7っていうとそんな聞こえ悪くないですが月にすると31日勤務。
シーズン4ヶ月とすると、、、もう凄い事になります。本当に無休です。

冬の間全く仕事が無い様な人が溢れかえっている今のギリシャですから、
多少体力的に辛くても冬の少しでもベター、ライフのため
結構皆真面目に働いています。

多少理不尽な残業を課せられようともぶーぶー言いながらちゃんとこなします。
ギリシャ人って、そういう人達です。

50キロ分積み上げられたホタテを前にめげそうな僕らに、
自分のまかないの時間も惜しんで助けに来てくれるキッチンスタッフ。
ギリシャ人って、そんな仲間達です。

同じ顔を繰り返し見る毎日ですからね、色々ありますが、
だんだんまとまってゆきます。
このメンバーで良かったなって度々思います。

だからつらいのが夏限定ってこと。
半分以上のスタッフは9月頭迄の契約だから、もうあとちょいです。

去って行く皆が仕事を早く見つけられる様祈るばかりです。

さてさて、そんな仕事一色の生活の中にも少しばかりの楽しいイベントは
転がっています。

その中でもこの夏はついに3年目にして家族が遊びに来てくれました。

母と姉と姪と、それから小さい頃からすごくお世話になっている叔母。


休みをとって色々連れて行ってあげたかったけれど、
予約表はずっと真っ黒で、遅出早あがりが精一杯。

仕事終わり深夜2時に遥か遠くアテネまで車をぶっ飛ばし、
朝一で皆を島へ送り、またこの田舎へ舞い戻る。
運転8時間、睡眠3時間。。。。。

約一週間でそんなのを3度も繰り返し、
店の皆からはタカアキ、、ならぬタフアキと呼ばれる始末。


車の中、凄く不思議な気持ちになります。
ギリシャのこんな場所で、後ろに家族が乗っている。

このまま少し進んだら、ジャスコがあるんじゃないかっていう錯覚。
でもやっぱりあるのは一面のオリーブ畑だけで、
うるさすぎるネオンだって無い。



家族は僕の暮らすこの国をどう見たんだろうか。




僕にとってこの数日間は、なんとも摩訶不思議。



異空間。日本への逆バーチャル、トリップ。

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皆僕らと同じ様に親切で優しいギリシャの人達に触れ、
絵はがきの様なサントリーニの世界に紛れ込み、
感動と刺激をいっぱい受けた様でした。

家族のフィルターを通して見たギリシャはまた新鮮で、
もっと好きになりました。


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~~~~~



今日はほんと~に久しぶりに早く仕事を終え、
そんな事を思い出しながら
夕方から一人ウイスキーをちびちびやっています。



目の前のトマト畑を耕す老夫婦がいて、
何やら叫びながら走り回る犬がいて、
無数に空を舞う虫達の羽が太陽に反射してキラキラ光る。
そして日なたにあたってひたすら寝るとらぼー。

しばらく感じていなかった生活の色、音、匂い。
4ヶ月ぶりに余裕をもって見れた普通の世界。
そんなもの達が僕の体を癒してくれます。


精神的にも体力的にもなかなか辛かったこの4ヶ月。
でももう残すところ2週間足らずです。

この2週間でどれだけ楽しめるか。

遅めの日焼けをして、古城を訪れ、
蒼い海に潜ろう。


夏の初めに買った防水iphoneカバーにそろそろ水をあげねば。


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筆 タカキス
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夏の1ページ。沈没船と中指。

燦々と照りつける太陽、それだけだとまだいいのだが
カラッとしたギリシャのイメージとはほど遠いほど肌にまとわりつく湿気。
日本の夏を思い出す。何故か今年は半端ない。
それに加えこの激務..毎日忙しすぎて休みも無ければ休憩も中々とれない始末。
嬉しい悲鳴は止まらない。
体も悲鳴もあげてきた。休みをくれ〜〜と..


家に帰って力のない乾杯をして、ビールと一緒に疲れを胃に流し込むので精一杯。
一発イカしたロックンロールでも弾いて心躍らそうと思ってギターを持ってみても
ピックを持つ右手の人差し指と親指に上手く神経がまわらない。
いかに仕事以外の時間を有効に使えるか、寝る前に読みかけの小説を開いても
3ページで瞼はシャットダウン。物語の終わりはいつになるのやら。


働いて帰って寝て起きて仕事行って、、
ギリシャの果てでこんな経験も二度と出来ないはず。
後になればこれもいい思い出になるだろうと思って頑張ってはいるけれど、
せっかくギリシャで過ごせる夏、仕事も楽しいけどやっぱり息抜きも必要。楽しまねば。
目一杯遊ばねば。

でもこの状況で仕事と両立して一体何をどお楽しむか。
一体どおしたらいいのですか〜〜〜??なんて頭を抱えていたら...



きました朗報。店の亀仙人似のバーマンが
やってくれました。僕にとっては人生初、スキューバダイビングのお誘いが!


迷う事無くNAI PAME!(YES LETS GO)とノリノリで返事をしてみたのは
いいものの小心者の僕はその日から毎晩youtubeでイメトレ。
グアムなどで3回やったことがある(らしい)タカキスも案外ビビっていて一緒にイメトレ。
あらゆる事故の想定をしてちょっと怖くなってみたり、
潜ったときの世界、魚と戯れる自分を想像してわくわくしてみたり。



そして当日、ホテル内のマリンスポーツ施設に集合して、
ちょっとだけ頭が薄いのにロン毛で、背中にデカデカと彫ってあるのサメの入れ墨がなんとも
滑稽なインストラクター、ディミトリスさんに意外ときっちりした講習をばっちり
うけていざ出発。

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目的地に向かいホテルから車で20分のマラソポリに到着後、そこから船に乗り10分。
なんとかっていう無人島に到着。名前忘れてしまった。




島に着くと船ごと豪快にビーチに乗り上げウエットスーツ着て
いざ待ちに待った本番。ドキドキドキ。


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浅瀬での呼吸の仕方、背中に背負った重たい機械やらボンベやらの使い方の練習も
ほどほどにディスカバリー、新世界へ足を踏み入れたのであります。

インストラクターのディミトリスが優しく手を引いてくれながら
海の底を這う様にして前進していく。
薄毛ロン毛が潮に揺られはげ頭がちらちら見える
のがあまりにも可笑しくて笑いそうになったけど、
ここで爆笑したら自分の力だけでは
呼吸もままならない海の中。生きて地上に帰れない
と思って頑張って笑いを堪えるのにかなりの精神力を要しました。


そして安全のため、言葉の交わせない海の中でのサインは欠かせない。
人差し指と親指で丸を作ってグーってやるのが大丈夫??の合図。
これをやられて何も問題が無いようなら、それと同じくグーを作って返す。
同じグーでも親指をたててグーをしてしまうと、それは上に上がるよの合図なので
要注意。僕が最初のグーの合図の返事に迷わず親指を立ててしまったのは言うまでもない。
他にもサインはいっぱいあってなかなか覚えるのが大変。


少しずつ、少しずつ深くなって行くにつれて新世界の感動は深まって行く。
遠い昔にそこに沈んだ船が僕らの前に現れた。
映画GOONEESの海賊船を一回り小さくした様な船にはキラキラ輝く宝こそ見えなかったものの
そこには沢山の命が...
周りを優雅に泳ぐ小魚の大群は、昔読んだ絵本スイミーのよう。
ひっそりと身を潜めてじっとしているタコ君にちょっかいだしてみたり。
砂に扮して身を潜めている変わった形の魚が突然目の前で暴れだすのにびびってみたり。

海の中にも地上の様に様々な人生があるんだなあ、でも地上と違って
作られた物は何も無い。この魚やタコ君達は自然の中で自然に生きているんだなあ
それってシンプルだけど凄い事だな〜なんてこの自分の呼吸しか聞こえない不思議な青い世界で考えてみたり。

タカキスは一体どんな事を想っているのだろうと思って話したかったけど
もちろん海の中、会話は出来ない。楽しんでるかい??
の意味でタカキスにグーサインを作ってみたら、
微塵程の迷いも感じられる事無く中指を立ててきて、
それはFOOk YOUのサイン。

体の自由が利かない海で、でかい呼吸器みたいなのを口一杯にくわえて頑張って中指を立てている
その姿に思わず爆笑してしまって、そしたら横で僕らを優しく見守ってくれているインストラクターの
はげ頭がちらちら見えるのも笑えてきて危うく言葉通り笑い死に寸前。
ゴボ、ゴボゴボボボボー...!!!!!!
中指を立てられて本当に身の危機を覚えるなんて。
もお感動もクソも無い。



そして笑いの波をなんとか通り越して沈没船の周りを一周して無事岸へ辿りつきました。

一緒に行ったメンバー各々それぞれの時間を海の中で満喫してきた様で
皆満足気。笑顔で顔がすっきりしていました。
海には人を元気にさせる不思議なパワーがあるのでしょうか。


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よし皆すっきりしたところで、ビールでも呑みに海辺のタベルナに行って
イカのフライと生ビールでもと..
行きたかったのはやまやまですが、今回集まったこのあとメンバー全員仕事。
この後皆何時間すっきり顔が皆保てたでしょう。。
これもさだめ。

せめて今この世に生きていられる事に感謝しようということで。






明日は地上でピチピチ魚と戦うぞ〜〜〜〜
僕らの夏の1ページでした。


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iPhoneの防水ケースをゲットしたので次は海の中写真撮影に挑戦します。



筆ゆじろす

















































灼熱3日間。



ふぅ~っと長いため息をついて今やっとこさこのブログ管理画面を
開いております。

夜風が程良く気持ちいい火曜の夜、、いや水曜の朝か。

更新しなきゃと日々思いつつもまさかまさかの仕事大忙し。

一度動きだした回り車の中のハムスターの様に
僕らもまた止まる事無くひたすら二週間走り続け、
彼らには恐らく無いであろう全身倦怠感をひしひしと感じております。

レッドブルが刺激とともに乾いた喉をつたい、
ハイチオールCが2錠で一日分の原動力を僕らに与えてくれてます。


毎朝重い足取りで家を後にする僕らの横で
ゴロゴロうたたねに精をだしているとらぼーが
こころから羨ましい。


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さて前回の続きを書くつもりでしたが、
先々週この僕らの寂しすぎる田舎生活に起きた
楽しい3日間を忘れないうちに記しておこうと思います。


アテネでも本当~に数少ない日本人の友達で飲み仲間の
ゆきさんと息子のタイヨウが遊びに来てくれました。



アテネからバスで丸5時間を費やし2人が辿り着いたのは
僕らの暮らす村ロマノスから2つ隣この辺の玄関口、港町ピロス。


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超炎天下の中、この日初めてあったタイヨウの手には
しっかりとアイスが握られ、
口の周りにはチョコとクラッシュナッツがたっぷり 笑

簡単に挨拶を済ませ、3日分のビール、食料等々を
買い込んだスーパーの袋を今にも燃え上がりそうなトランクに
詰め込み15分のくねくね道を進みます。



途中でしっかりビーチアイテムも加え準備万端。
ウォーターポンプ、シュノーケル、ビーチラケット。

このまま海へ直行!と行きたいところですが、
ああ何と悲しき僕らの休み無し仕事三昧生活。

ウェルカム、缶ビールをユジロスと半分ずつ飲んだところで
早くもタイムアップ。
また深夜の再会を楽しみに大量の魚と闘いにゆきます。

でもいいもんですね、帰る家に気の置けない誰かがいてくれるっていうのは。
忙しく働きながらも夜の事を思うと思わずにっこりです。
暗い家に帰って朝残した食器を洗って365日くらい一緒にいる誰かさんと
また何となく乾杯っていうのとは全然違います 笑

僕らも仕事の合間を縫って酒のつまみを仕込んでみたり。


お楽しみを後になかなか進まなかった時計の針がようやく
ラストオーダーの時刻を過ぎ、速攻着替え愛機エイリアンの
轟きをすっかり寝静まった深夜のロマノス村に響かせる事2分。
僕らの暮らす集落に到着。

明かりがついたままの家の玄関を開けると、
早速こんがり焼けたゆきさんとタイヨウが仲良く寝ていました。


先に起きて来たゆきさんと改めてビールを交わしているところに
むくっとタイヨウも起きて来て参加、久々のワイワイ宴スタートです。

ママ同様しゃべるしゃべるタイヨウ。
今日行ったビーチの事、学校の事、昔暮らしていた国の事。
丁度日本の姪っ子と同じ年頃なので何となく重ねてみたり。
10歳で何カ国語をも操り、世界中に友達がいる人生って
未知数の楽しみと可能性を秘めているようで羨ましくなりました。

もちろん僕らはすぐにすっかり仲良しになり、
ボーイス、トークを一通り交わした後で、ギター教室。

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なかなかキマってますね。



これで将来ギターでも弾ける様になったらもう向かうとこ敵無しって
やつです。


ジェンガをして、ギターを鳴らして、しゃべって飲んで、
そんな楽しい3日間はほんとうにあっという間に過ぎて行きました。


僕らもついに二人に乗っかって今年初海デビューできたし、
ゆきさんからもらったビーチ用昼寝セットも大活躍で
遅寝早起き昼寝後の出勤も増えそうです。

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たった3日で結構濃い時間を皆で共有できたのでやっぱりその分、
しばしのお別れも寂しく、タイヨウももう一日だけいようよ、
とちょっとだだをこねていたかな。


最後に皆で最寄りのビーチ沿いタベルナで食べきれないくらいの
食事を囲み、語り、大笑い。
タイヨウは僕とゆきさんにはいまいちわからなかった
ユジロスのジョークに、涙を流しながら笑っていたっけ。

それからこの夏中もう一度の再会を約束し、
荷物を持って、こんな時に限って時間通りに着くタクシーの
元へと向かいました。



ロマノス村唯一のキオスクが立つその広場で待っている灰色の
メルセデス。
ひとまずのお別れです。

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照れくさそうにしているタイヨウとハグをして、
送り込む車の中。

じゃまたすぐね、 カロ、タクシーディ(よい旅を)!

このロマノスに全くもってしっくりこないメルセデスベンツと、
手を振る二人の姿は瞬く間に小さくなり、
また僕らだけがこの村に残りました。

残るってのはいつでも嫌なもんです。


少しだけ感傷にひたってからまたボロスクーターのアクセルを
まわします。

先に走って去ったメルセデスが巻き起こした荒い砂煙を払いのけながら、
途中で彼らとは逆の左へハンドルを切り、
空気はすっかりいつもの慣れたものへと変わりました。


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気が滅入りちょっと陰り気味だった僕らの生活に
まさに明るい日差しを届けてくれたタイヨウとゆきさん。


また再会の楽しみを胸に頑張れそうです。


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ありがとう。 また遊びきてね!




筆 タカキス
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メシニア ささやかな僕らの日常

近頃、日本のニュースを見ていると、日本で大人気のAKB48の
総選挙、高島政伸離婚問題、心斎橋事件、長い事逃亡生活を続けていたオウムの指名手配犯
がついに捕まる、そして崖っぷちギリシャ運命の再選挙。
など様々な事件やニュースが世間を騒がしていますね。

オウムの指名手配犯の事件に関しては、いつか菊池なおこ容疑者に間違えられて
通報され嫌な思いをした僕の叔母もさぞかし喜んでいることでしょう。

ギリシャの事に関しては黙って事が進んで行くのを待つしか無いです。
ギリシャ人がよ〜〜く使う言葉「サドゥメ」英語で 「will see」
日本語で「そのうち分かるさ」みたいな。


僕らのニュースといえば、新しい友達が出来た。
(子犬のミカ、成犬のブチ、子猫のゴマ)
どの子も近所の子達でとてもフレンドリー。

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料理したりギターを弾いたり最近外出を覚えたとらぼーと遊んだり、
地味ではあるけどぼちぼちやっています。

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そして店では昨年同様どこぞの国のわがまま王子様に振り回され、
(わがままだったけど店にとってはかなり良いお客さんでした) 
昨日やっと国に帰ってくれた、、と思いきや明日から王子様のママがホテルに
到着の予定。。。ホテルから送られて来た王女様の情報によると
彼女に接する時の様々なマニュアルが書き込まれていました。
「触る事は許されない、握手駄目、背中を向けてはならない、おじぎをする]
などなど..まあ僕ら料理人に強要されているわけではないですが、ホテルスタッフは
色々大変そう。



ハプニング、予告なしの計画停電またもや。昨日はタカキスが肉じゃがを作ってくれたのですが
出来た瞬間に真っ暗闇に。ロウソクの乏しい光のもと静かに肉じゃがを二人食べました。
暗闇肉じゃがパーティー。

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そして家だけではなく辺り一帯どこも電気が通っていなかったので、星がいつもより数段綺麗に見えたのは最高。
適当なコードをギターでチャランポラン鳴らしながら
飽きる事無くぼけーっと夜空を見ていたら流れ星3個。流れるのが速すぎて願い事
言う暇もなかったけど、どにかく停電万歳。


そんな暗く地味な僕らの日常の話はおいといて、ここに来る前のホリデーのドイツにタイムスリップ。


と思ったけど、今宵は鈴虫の鳴くギリシャの涼しい夏の
夜とビールに呑まれてしまって
ドイツの喧噪を思い出す気分じゃなくなったので
カエルの合唱を子守唄にでもして眠りに就こうと思います。
そして隣の鶏さんが早く起こしてくれたら海にでも行こうかな。




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筆ゆじろす
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巨大リゾートの件(表版)。


僕らが働くこのコスタナバリーノ 。

 今シーズンでオープンから3度目を迎えているそうです。

まあなんとも贅沢な施設でラグジュアリーホテル2軒をはじめ、
ゴルフコース、スパ、滑り台付きのプールからボーリングに至るまで、
一日じゃとてもじゃないけど周りきれない程の設備を整えています。

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そして目の前には真っ青なイオニア海を抱えるプライベートビーチ。

最近ギリシャで流行りだしているらしいサーフィンや色んなマリンスポーツを
楽しむ人の姿も見かけます。

いやあ、羨ましい。。。。
プール付きの部屋に何日も泊まって、
たまった小説をビール片手に読み漁ってのんびりしたい。

でもそんな時間は果たして本当に僕の人生においてやってくるのかなぁ。

五ヶ月間休み無しぶっ通しでひたすら働く今の”蟻”の自分は
いつか羽を付けて向こう側へ行けるのか、
僕が心配しているたかが雀の涙程度のギリシャ貯金の
何倍もの崖っぷちユーロをさらっと使って去って行く人々を見ながら
ちょっとだけ凹み、そして同時に野心と野望にあふれている毎日なのです。


さてこちらのリゾート、シェラトンやウェスティンなどのホテルブランドを
世界中に展開する業界大手のスターウッドグループと、
ギリシャの会社なんちゃらスが提携?傘下?共同出資?コラボ? 
???とにかく一緒に経営しています。

何故こんなこと皆が知っているかというと、
ここで働く従業員全て、はじめにビデオとホワイトボードを駆使した
レクチャールームで教育係のお姉さんに叩き込まれるのです。

リゾートのロゴがしっかり入ったノートとペンを渡され、
創始者は誰で今のオーナーはこの人!
(2人共ギリシャ人、この人達へのよいしょ度がハンパない)
ホテルブランドのアレコレ、この施設の素晴らしさ!
困ったら助け合い、チーム一丸となって働こうっ!
て感じのまるで自己啓発セミナーばりな
士気上げ講座を90分みっちり受けてようやく写真付きの
職員カードがもらえます 笑

ちなみにユジロスは開始3分でこっくりこっくり。。

部屋の片隅にわざとらしく置いてあるこれまたロゴ入りの
Tシャツやポロシャツ、ビーサンなどなど、
レクチャー終了後に記念でもらえるのかと思い込み
皆で目星をつけていたのに、なぜか僕らの店のスタッフだけは
貰えず。ふてくされ顔でさっさと部屋を後にしました。

何でも僕らの店はいわゆる直接リゾートに属する会社ではないので
ダメみたいです。。

じゃ一丸とか言うなよ〜〜って皆で小学生の文句レベルの暴言を吐きつつ、
中にはどっから持って来たん?っていうぐらいのホテルボールペンを
くすねて来たワルモノ=ユウシャも数人。。

別にダサいし着る気もさらさらないんだけど。
でも記念にどうしても欲しくなってしまうんですよねああいうのって。
そうあの観光地のださすぎるキーホルダーの様に。


そんなギリシャ最新鋭のリゾートに前シーズンから出店した僕らの店も
海に面していて数時間ごとに色を変えるそれを見ながら働けるのは
この上ない幸せです。
ギリシャ全てが、いや世界全てがずっとこの海みたく穏やかで平和だったらな
って思わず願ってしまう、その位広くて、蒼い海。

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そしてこの夏は初めて、実家の皆がギリシャに遊びにくるので
奮発してここに招待し、自分も乗っかってリゾートで夜遊びしちゃおうかなー
なんて考えてます。


とここまでこんな風に書くと、どんな素晴らしいリゾートなのかと
お思いになるでしょうが、”従業員側”の視点からみると
またぜんっぜん違う世界が見えて来ます。


今日は長くなってしまったので次回自分の番に、
続き書きたいと思います。



レストランを抜け、従業員用の裏道を抜け、
地味〜な灰色の重い引き扉を開けてそこに広がるもうひとつの
地下巨大施設。

まさに蟻の巣の様に張り巡らされた細い通路と様々な部屋。
無数な蟻が行き交い、適当に挨拶を交わす。

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インターナショナルな顔から一気に泥臭いギリシャの顔へ。





裏側潜入です。


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筆 タカキス。





































メシニア。田舎の変化と洗礼。

さてさて今や世間を騒がせっぱなしのヨーロッパの田舎ギリシャ。
そしてそのギリシャの中でも最も田舎と称されるここメシニアに 
のこのこと二人、そして今年は猫一匹引き連れて舞い戻って来ました。



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家は去年住んでた家の隣の隣、外見も内装も家具も景色も殆ど変わらない。
でもやっぱりとらぼーが居るだけで生活の質がガラリと変わります。

仕事を終え家に帰れば、
テラスに出て星空を見上げ自分の弾く下手くそなブルースに酔いしれる僕。
一方ひたすらインターネットでニュースをチェックしているタカキス。

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まるでマンネリ化したカップルのような冷めた家での二人の仲を
取り持ってくれて、さらに安らぎと笑顔を沢山もたらしてくれるとらぼー。
ほんとに感謝。大切にせんといけませんね。


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あ、もう一つ小さな変化が。
去年は野良犬で仲良しだったやんちゃボーイ。ムサシ君(タカキス命名)に再会。
以前は傷だらけで、痩せこけていこの子。

艶やかな毛並み、更には立派な首輪までつけて僕らの元に駆け寄って来ました。
覚えてくれてたみたいで嬉しかった。。
今は僕らの隣に住むおじさんが面倒をみているそう。
遊んでいると危うくかみ殺されるんじゃないかっていうくらいパワフルで
健康になっていて感動。よかったよかった。

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嬉しい変化はここまでで、スローな時間が流れる田舎の洗礼も
しっかりと受けました。いや受けています。
予定日より10日遅れでやっと届いた冷蔵庫。
予期せぬ停電。アテネから送られてくるはずの僕らの愛機エイリアン(スクーター)
が未だに来ない。

しかしどんな状況にもポジティブに、、停電の夜は二人ギターを弾いて大声で歌を歌い、
『ああ停電じゃなかったらこんなでかい声で歌なんか歌えてなかったね!ああ停電最高!』
冷蔵庫が無かった日々は
『冷蔵庫ないけえ生鮮食品買っても保存出来んし、スーパー行く必要なくなったし、ああ節約出来て
よかった~~』
バイクの無い今は
『ガソリン代かかるし、歩いて健康にもいいし、排気ガス大反対!自然最高!』
てな具合になんとか今のところはこの崖っぷちギリシャで何とかやっていけてます。


日本の家族や友達と話すと、彼らは最近どこどこの誰々と会って、
どこどこに旅行行って、誰々のライブに行って、なんてそんな楽しそうな事話した後に
『どお?ゆじろすは最近どお??』なんて聞かれると

友達の家の前で体調2メートルの蛇がでたらしいよ~
とか、サソリがこないだ家の中に入って来たけえね~とか
そこの野良犬が最近可愛くって...なんて話しか無く..

日本の皆が住む世界とは余りにもかけ離れたところに自分達が居るんだな
と実感すると少しだけ胸が苦しみますが、
もお来てしまった以上しょうがない。やるしかないんです。

常に楽しむことを忘れずに張り切って行こぅ!

ど田舎さいこぉぉぉ.....



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筆ゆじろす










  








近くて遠い不思議な世界

今日は散歩をしてみました。

ギリシャの夏はまだまだもちろん続きますが、
観光本シーズンは終盤を迎えて、今日は木曜週半ば。

店が落ち着きそうな雰囲気だったのでタカキスがハーフデイオフを
くれたんです。 
イエス!!腰の横でちっちゃくガッツポーズ。

かれこれ二年間一緒に働いてきた朝番の洗い場のナイジェリアのファンキーボウイ、シノと
バイクで二分、徒歩20分の我が家まで今日は歩いて帰ることに。
ちなみにシノはお隣さん。

普段スピードに 紛れて見落としているものがあるのではないかと思い
今日は シノとのんびり田舎道を散歩。

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ゆっくり歩いていると、普段バイクでただ駆け抜けるだけの道も別世界。
そこには畑があって、家があって、もちろん人の暮らしがあって、
花があって、猫がいて、ハリネズミがいて、ヘビがいてサソリがいて・・




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気軽に声をかけてくれる村の人達とのとさりげない会話、
そしてやたらなつっこいかわいい猫ちゃん達との交流。


ただいつもの帰り道を歩いただけなのに何かとっても柔らかで暖かい世界へ
来たような感覚。
こんなにも身近に普段見えないものが在るなんて不思議だけれども
面白い。意外に近くても遠い世界があるもんです。
普段早歩きの都会の人なんかは、
たまにはのんびり、ゆっくり歩いてみるのも良いかも知れませんね。
なんか見落としとるものが身近にあるかもしれんし。



そしてとことこ寄り道しながら歩くこと20分、我らロマノスの看板が見えたら
あと一踏んばり。
ここからは早くビールが飲みたい一心でシノに早足強要。
五分後無事ゴール。二人帰ってお疲れ様の乾杯。


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柔らかくて暖かい夢の世界から、荒れ放題の我が家に現実帰国。
よし、掃除しよ。




筆ゆじろす






























犬のおまわりさん。

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子猫、拾いました。


~~
もう気づけば3週間を残すだけのこの出稼ぎ生活、
こんなタイミングでこんなかわいいヤツに出会ってしまうとは。。



昨日の晩、いつもの様にテラスでのほほんとしていたら、
ミャーミャー聞こえてきたんです。

猫がそこら中に溢れているギリシャ、普段は気にもとめないんですが、
オリーブ畑のどこからか、絞り出す様な声でず~っと鳴いていたコイツ。

 飲み仲間ミハリスが猫が木にひっかかってるにちがいないって言い出し
深夜3時過ぎ、男4人懐中電灯片手にパトロールを開始。

10分後、推定生後1-2週間の子猫が電柱の下で震えているのを発見し
無事保護しました。

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すぐになついてスリスリ。


野良猫用に常備している
キャットフードも
むしゃむしゃ。




ん~、可哀想に、きっと親からはぐれてしまったんでしょう。

とはいっても、ずっと面倒みるわけにもいかないし、、
アテネの家にはとらぼーがいるし、、、、
ここは心を鬼にしてもう一度外に放つ、、。


、、なんてできないですよね。
苦肉の策、ミハリスに押し付ける。

コンバースの空き箱にベッドをつくり、ミルクと餌セットを用意し、
なかば強引に彼の車に搬入してドアをバタン。おやすみなさい。


翌日あったミハリスには予定通りしっかり情がわいていて、
してやったりの僕ら。  

ふう、よかったね。

なにやら夜の間ずっと胸元で子猫が寝ていたそうで、
かわいくてたまらなかったらしい。


名前は僕らの暮らす村ロマノスにちなんでロマン君に決定。


今日の晩にはもう友達が出来たらしく、
家に連れ込んで仲良く食事してました。


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外に楽しみを見つけて、
巣立っていってくれるのが
一番いいけれど。









僕らももう少しで帰ります。

アテネに、そして日本に。

君も僕らと同じ様に、きっと家族の元に戻りたいでしょう。






迷子のマイゴの子猫ちゃん、あなたのお家はどこですか?? 




筆 タカキス


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ど~でもいいですよ。メシニア。ドラえも~ん

ここギリシャの片田舎メシニア生活丸々二ヶ月半が過ぎようとしているところ。
ここ三週間店は目が回る程の忙しさで、毎日クタクタ・・良いこと良いこと。
珍しい事といえば
どこぞの国の王様のわがままにちょっと困ったり、某超有名サッカーチームの選手が来たりと
珍しいお客さんも。

そしてばたばた忙しい仕事上がりのビールはもちろん格別。
愉快な仲間達と朝まで飲む酒には体もしっかりついてきてくれる。
がしかし、前のように朝元気に起きて海に潜りに行く体力が・・・
そして風邪・・熱・・・

今の限界はちょろっと早起きして手作りサンドウィッチを食べながら
タカキスが店のインターネットを使ってダウンロードしてきた
「のび太の海底奇岩城」を少し観て夢の世界へトリップするくらい。
近場の海の底は今の僕等には少し遠いけど、
一度ドラえもんを観ると地底人に会える・・夢の世界へ連れてってくれる・・

そして、セルモーターが壊れた僕らのスクーター、
キックスタートでエンジンをかけると共に一気に現実へ引き戻される。
40度を越える灼熱の下をクールなサングラスをかけお気に入りのイカしたロックンロールナンバー
を口ずさみながら、バイクで二分足らずの道を突っ走る。ノリノリ。

でもホテルのセキュリティーゲートに着くとそこからは従業員専用のバスに乗って
皆の迷惑にならないようにだんまり。
店では発砲スチロールに溢れんばかりに詰め込まれた新鮮な魚達が
待っている・・

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完全に夢から覚めた。また忙しい一日が始まる。


がしかし、この現実離れした忙しさも、青い海の傍で働ける夢の様な
暮らしも一ヶ月を切り、丸々30日後には、わが故郷日本!!
に居る予定。
ラーメン・・ソーメン・・・うどん・・・お好み焼き・・・



あと一ヶ月・・・・あと一ヶ月・・・・


ドラえも~ん!あと一ヶ月待てません!!


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筆ゆじろす













田舎でダンスフェスだ。


今日は何だか皆朝からそわそわ。

それもそのはず隣の村で今年初、夏祭りが開催されるそうなんです


いささか平和すぎる日々の生活に刺激を求めまくっている
僕ら、今日はキッチンスタッフ皆と仕事あがりに出動。

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ぐねぐね細い道を愛車エイリアンで向かい走る事10分。
だんだん大きくなってくるギリシャ伝統音楽。


正直言って僕もユジロスもギリシャ音楽は苦手なんですが。。
日本の演歌を彷彿させる様なこぶしのきいた
ちょっとしつこめのメロディー。
そんな音楽に少しテンションが下がりながらも
ビールと焼き鳥と夏祭りって響きに週末の体の疲れもふっとび、
ご機嫌で到着。



とても地域のお祭り会場っぽいシンプルな雰囲気の広場。

スブラキやお菓子の売店なんかがぽつんぽつんと並び、
会場の一番目立つところにステージがありました。


まずはビールとつまみを買い込み、
しばしステージの生演奏を鑑賞。

でかすぎる背広と長過ぎるネクタイでオシャレしている
歌手のおじさん。
いつの時代?って言ってしまいたくなる様な衣装と
ステージの演出。

時代遅れであか抜けない、これぞまさにギリシャの姿。

でも上手く言えないけれどこの雰囲気が凄く好きなんです。
ださくて、ゆっくりで、素朴でそれであったかい空気。
まあそれは世界中どこの田舎も一緒なのかな。


深夜二時を過ぎるとライブも最高潮に。
ステージ横には人々が集まり輪っかをつくりだしました。

するとその輪の中へ代わる代わる一人が入り込み踊るんです。

まわりの人はダンスバトルさながらにしゃがみ込み手拍子で
踊る人をあおる、花をなげる。

おじいちゃんもおばあちゃんもぴょんぴょん、くるくる、
これが延々と日が落ちるまで、いや夜が明けるまで続くのです。

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まあ一言でいっちゃうと、盆踊り大会みたいなもんですね。
踊ってる人達はすごく楽しい、みたいな。 笑


ギリシャ風funをしっかり堪能して会場を後にしたのは深夜4時。


家に帰り遠くから聞こえて来るあの音楽が聞こえない様に
窓を全部閉めて、好きな音楽をかけて、
寝る前最後の一杯。

ちょっとネクラな自分たちに嫌になりながらも。

うんやっぱり日本の曲最高。



コレ聞いて、よし明日も頑張ろう!ってね。


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僕らの暮らす村、ロマノスの小さい船着き場。




筆 タカキス






フィレ(友達)ロマノスにて

ギリシャに来て二年弱。

メシニアに来て二ヶ月弱。


ここメシニア県ピロス、更に詳しく言うとロマノス。

アテネに比べ娯楽と呼べる代物はないけど、

ここには薫り高いオリーブ、蒼い海、新鮮な野菜たち、輝ける星たち、そして様々な動物や虫達。
ハリネズミ、キツネ、でかいカエル。

あ、こないだ生まれて始めて野生のサソリを見ました。

生で見るサソリはワイルドでなかなかイカしてますね。


そしてなんと言っても一番重要なもの。

仲間ですね。

アテネからスタッフ総動員。田舎に点々とある小さな村々に皆散らばって

暮らしているのですが、基本的にはどこも車を使えば遠くない距離。

まるで高校の部活の合宿みたいな感じ。高校で部活には入ってなかったけど・・


いつも二人で居ると思われがちな僕等ですが実は仲間が居て

毎晩の様にどこかに集まっては、飲み放題。荒れ放題。


大体僕等の家に集まるのはキッチンスタッフ。

そうなれば、やっぱり酒には肴。一人がキッチンに立つと

皆が群がりキッチンパンク状態。

みんなで料理は楽しいですね。

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ローカルの新鮮な野菜、魚などを使って皆やりたい放題。


昨日はホテルの中そこらじゅうに植えられているハーブ達を

こっそり摘んで持って帰ってアロマティックな料理を展開。

オレガノ、ローズマリー、タラゴン、etc・・・

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魚もフレッシュのオレガノにまみれて香りづき、

野菜たちもタラゴンの化粧により一層旨みをまして・・


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美味いビール、最高の肴。そして愉快な仲間達。

最高のひと時を毎晩の様に楽しんでいる次第であります。


ヨーロッパの田舎と呼ばれるギリシャ

そしてギリシャの田舎と呼ばれるヘロポネソス半島のここメシニア。

なんでこんな最果ての地に居るんだろうと、なんでこんなとこで

働いてビール飲んでリラックスしとんじゃろ~

なんて数年前は全く予想してなかった自分の人生展開に少しだけ驚き、

今後の人生に少しワクワクしながら

今日は、近所の愉快な仲間に見つからぬ様、裏のテラスでこっそり

はっぴいえんどの風をあつめてを聴きながらパソコンいじり。

たまにはゆっくりしたくって。


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明日も晴れるといいな~

でも40度越えは勘弁して~~溶けてしまうぜ

魚と僕らのリトル、ハピネス。


ブーゲンビリアとアサガオが咲き乱れる僕らの住む村、
ロマノスをぼろスクーターで駆け抜けたらそこはもう灼熱。
ぎらぎら太陽光線を遮るものがまわりにない 田舎の気温は今日も41℃。


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かげろうや道ばたでひからびた何かの残物、
わずかに残った水たまりにオアシスのごとく集まる鳥達なんかを
横目で見ながら進む五分。


リゾートの入り口でセキュリティーチェックを受け、
メインエントランスまでの長い長いスロープを抜けたら
一日の始まりです。



、、、、、あ、あつい、、あつすぎる、、。
バイクに乗ってても汗じんわり。


空調無しの更衣室で速攻着替え、冷凍庫に逃げ込みます。
はあ〜、生き返る。

こちらのリゾート、環境問題にかなり本気で取り組んでいる、
っていうのがうりらしく、冷房もかなり控えめ、、、
っていうか全然効いてない。。

なもんで、営業中も暇を見つけては皆でかわりばんこに
冷蔵庫に退避中。


近頃荒れに荒れまくっているギリシャですが、
本格的なシーズンを迎え、やっとこさ店も忙しくなってきました。
宣伝や諸々の準備が遅れてしまい、なかなか厳しかった前半戦ですが、
ひとまず、一安心です、ふう。。

忙しく、ばたばた働くのがやっぱり一番気持ちいいですね。
良い疲れ、ビールの味も格別。
汗をかいて、乾いた体の隅々まで染みわたるキンキンビール。


仕事上がり、遊ぶところも、飲み屋も周りに無い僕らがみつけた
最近の楽しみはというと、そう、釣りです。

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アテネから持参した、おまけでもらった保冷バックにビールを
詰め込み、昼間とはうってかわって静かなビーチに腰を下ろし、
のんびり眠たくなるまでの時間を過ごす毎晩。

仕掛けた釣り糸をぼんやり眺めながら、
魚が逃げない程度に音楽をかけ、リラックスタイム。



ほろ酔い〜ござの上でごろん〜それから色々思いを馳せてって。

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こんな蒼くきれいなイオニアの海のそばで過ごせる自分の
今の生活に幸せを目一杯感じながら、
でもやっぱりどこかでつながっているであろう日本の海にも
無性に会いたくなってしまう。

この海を少し泳ぐだけで、日本の皆にすぐ会えたらいいのに、なんてね。

海って、眺めてると色々考えてしまいますね。
楽しさもいっぱい、寂しさもいっぱいそんな僕らの海外生活。

っと、そんなことを考えているうちに釣り糸に変化が。
上下左右に小刻みに揺れる糸と竿。

この振動、糸の引き!釣りの醍醐味。
店でわけてもらった鮪の香りにまんまとかかった模様です。



つり上げたのはコイツ。IMG_0836





まだ小魚で可哀想でしたが、、
早速パスタに入れて食べちゃいました。


仕掛けが悪いのか、まだ思う様にかかってくれない魚達ですが、
一日最低一匹はつり上げて、
酒のつまみに出来るくらいまで、釣り技術習得訓練中です。


朝起きてから寝るまで魚まみれの毎日、仕事も趣味も娯楽も。
それでもまだ、日本で見かけない様な魚や、
似てるけど違う魚達を発見しただけでテンションが
あがってしまう僕ら。


明日も海へ潜ろう。



こちらギリシャはメシニア、
シュノーケルをつけて、下を覗いたらそこはもう水族館なのです。

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筆 タカキス

















滝に心打たれinカラマタ

久々~~にブログを書きます。


まだ夏本シーズンに入ってないこのカラマタの地。
まだそれほど店も忙しくなくのんびり田舎ライフを満喫しているところ。
昼過ぎに起き、おんぼろスクーターを2分走らせ海を見て癒され、
潜って魚に挨拶してようやく出勤、仕事を終え近所の皆で飲んで完全燃焼。
蛙の合唱で今日にさよなら。そしてニワトリのコケコッコーで
目覚め小鳥達に朝のあいさつ。おはよう。

そしてまたスクーターを走らせ海へ魚達に挨拶・・仕事
蛙の合唱でおやすみニワトリで目覚め小鳥・・・・・仕事ビール・・
スクーター・・海・・魚・・仕事・ビール・
蛙・ニワトリ・・小鳥・・

これが今のリズム。

そのリズムを乱して今日はなんとウォーターフォール。
いわゆる滝に行ってきました。
昔から滝には目が無い僕。ヨーロッパに住み早4年。
初のヨーロピアンの滝へ。

タカキスとスクーターにまたがる。
バイク乗りの最大の敵、石のように硬いボディーを持つカナブン。
顔面に真正面から突っ込んでくる奴らをスレスレでかわしながら
オリーブ畑を抜け日本を思わせる様な緑いっぱいの森の入り口に到着。

ツタの張ったジャングル。オアシスを求め突っ走ること10分。
それほど迫力のある滝ではないけど、繊細さと優しさを兼ねそろえた
何とも美しい滝に到着。



ただぼけ~~~っと滝を眺める。同じ水の流れでも部分部分によって
色んな動きがある滝に魅了されながら・・ただ癒される。
マイナスイオン万歳。
そして地元広島のある滝を思い出しながらちょびっとだけ
センチメンタルな気持ちになりながら・・

小一時間ほど滝をひたすら眺めた後、愛機エイリアンに
再びまたがり、仕事へ・・・

ビール・蛙・・ニワトリ・・小鳥・・・・・・う・・




新しい一日が始まる・・
DO田舎生活。













筆ゆじろす



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僕らと田舎の未来。




僕らの新しい家には外へつながる扉が4つあります。

東西南北、どこへでも。

でもどの扉を開けても広がる景色はおんなじ。
壮大なオリーブ畑と、野菜のハウス、にわとり小屋、
そこら中に採りそこねられたスイカ、ごろんごろん。。

普通のスーパーマーケットまでは車で40分、
銀行までは一時間半。

そしてネットがない。というかまだ電話線すら設置されてない。
ちなみに住所もないんです、ホントに。

日本から腰痛用コルセットを送ってもらおうと思っているのに、
どうすればいいんでしょう。。。


こんなネット無し超ド級の田舎生活を送っていたら戻った時、
いつのまにか好きなアーティストのアルバムが2枚くらい出ていた、
なんて事になるかもしれませんね 笑

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足がないとどうにもならないので思い切ってスクーターを購入。
中国製中古おんぼろバイクその名もエイリアン、400ユーロなり。

バイクの名義変更をしに警察に行った時、
僕の持つイギリスの運転免許を見て、
「う~ん、多分この免許じゃ、ギリシャではバイク(50cc)は
乗れないはずだけど、まあ、自己責任で、気をつけて、
手続きはしちゃうけど、捕まらない様にね、」
って言われました。 
その後他の人に聞いたらいや大丈夫、乗れるよ!って。
全くつくってないので悪しからず。


カタカタカタカタ、最寄りのミニ、マーケットまでビールと水を
ゲットしにゆきます。
照りつける太陽の下、でこぼこ道をジャンプしながら風を切る。
すれちがうのは、畑用トラクターと、田舎ヤンキー少年バイク、
そしてがりがりの犬、猫達くらい。

本格的なシーズンにはいれば、きっともっと沢山の人達で
にぎやかになるんでしょうが、
今はまだ平和なギリシャの田舎風景が延々と目の前に広がっています


そんな村風景のなか、どでかい要塞のごとく浮き立ってみえる、
僕らが働くリゾート、costa navarino。

2つの高級ホテルをはじめ、贅沢な施設が目白押し。
いつかこんなリゾートでのんびり一ヶ月位、
滞在出来るくらいになってみたいもんです。


こんな田舎に去年突如出現した前衛的でモダンな施設、
昔からここで暮らす人達は、どんなふうに感じてるんだろうなぁ、
なんておもってみたりしました。


このcosta navarinoというのは実は超巨大プロジェクトの名称でもあり、
世界のゴルフツアーを招致できるレベルのゴルフ場建設をはじめ、
あと3つのリゾート地のオープンへむけて準備が着々と進んでいます

やはり地元住民からの反対もあるようですが、
おおむね、皆歓迎している様に感じられます。

こんな美しいオリーブ村がリゾート側と上手く調和して、
潤ってくれたら素晴らしい事です。


おっと、こんな村規模の心配をしてる場合じゃありませんね。

仕事仕事。

数日間のソフトオープニングを終え、今日はグランド、オープン。
冷蔵庫もぱんぱん、炊飯器も5台、何とか準備完了。


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戦いまで、あと数時間。
気合い入れて頑張ってきます。





今はまだ、嵐の前の静けさ。
窓の外からはオリーブの木の揺れる音と、
鶏の無く声だけが聞こえてきます。

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筆 タカキス。





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