ギリシャオレ達の修行と酒浸り日記

2017版。 酒とうまいもんをこよなく愛する男達のおき楽ギリシャ ブログ。 経済危機で世界を騒がすギリシャで2009年から暮らしています。 旅行、治安、生活情報と大好きな酒情報を気ままに発信中。 シーズン7、スタート!

クレタ島

クレタ最終日の思いでたち

海を越え、山を越え、今回の旅の最終目的地となるハニアにやってきました。
クレタ島で二番目に大きく、ヴェネチア時代の面影を色濃く残す町並みは
息を呑む美しさ。



少し迷いながら、予約しておいた小さな民宿風のホテルに到着。
色とりどりの花で装飾されたこじんまりした鉄の門をくぐり、
石畳を10歩くらい歩くと、狭い空間に2人がけのソファー、30センチ四方のテーブル
と、その上に灰皿が置いてあるだけの小さなロビー
(いや休憩所と言った方がいいかも)がある。



そこでカップル風の日本人二人を見かけたので普段はシャイな僕らなのですが
勇気を出して話しかけてみることに。
その二人は夫婦でアジアからトルコを抜けてヨーロッパを旅しているらしいのですが、
なんでもギリシャは今まで回ってきた中でもお気に入りの国の一つという話を聞いて僕らも何だか嬉しい気持ちになりました。
きっと素敵な旅をされていることでしょう。




でもその旅のコースを聞いて、
中学生の時に母親に半強制的に読まされた、
そして僕が海外に行きたいと思うよう
になったきっかけでもある本、沢木耕太郎の「深夜特急」を思い出し
羨ましさと憧れ、でもそんな旅は僕には勇気がなくて出来ないであろう...
なんて事考えていると少しだけ虚しさがこみ上げて来たのですが、
僕らも負けません。楽しみます。
気を取り直して町散策。




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お店や家々に飾られた花や緑と旧市街の暖かい壁の色、
そして海の青、いくら歩いても飽きる事なく目的もないまま
ぷらぷら歩き続けていたのですが、さすがに海水浴の後、
疲れてきたし夜も更け始めたので、クレタ最後の夜を飾るディナータイム。


オールドポート沿いの、人で賑わいのある一軒のフィッシュタベルナに入ることに。

   
   
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 頼んだのは,THEギリシャの海の幸と呼ぶのに相応しいであろう魚介類たち。
地元でとれた新鮮な素材にこれまたクレタ特産のオリーブオイル、
塩、レモンだけのシンプルな味付け。そしてクレタ産のラキをちょびちょび。
これがたまらんのです。



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大満足の食事を終え今度は夜の街をぷらぷら。


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水面に写る明かりとライトアップされた旧市街は幻想的でした。
ライトアプップされた綺麗なオールドポートのベンチに座る男三人...
少し悲しくなりましたが、横の男二人をなるべく視界に入れずに
ほろ酔いで黄昏れるのは最高のひと時でした(笑)


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こおして僕らのクレタ最後の夜は平和に過ぎて行き
ホテルのふかふかベッドで泥の様に眠りました。



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次の日朝一でホテルを出て空港へ車を飛ばし、
愛娘とらぼーが待つアテネへと無事飛んで帰ったのであります。





今回のクレタの旅はニコスという大事な友達、そしてニコスの家族や
島の人の暖かさに触れて、綺麗なものを見れて
一生忘れる事ないであろう旅になりました。

それと同時に、人の優しさや綺麗な自然や物に魅せられて、
そこではないところで世界中で話題になっているギリシャを
改めて好きだな、という事を再認識した旅でもありました。




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思い出しながらブログ書いていたら、な...な...涙がこぼれてきそうなので...
上を向いて晩ご飯の支度でもします。今日はハンバーグだ。






筆ゆじろす









ハニア盛りだくさん。




どうやら僕の記憶違いで初日に少し飲み過ぎてしまっていた様ですが
2日目の夜はしっかりと教訓を踏まえ、始める前に酒豪伝説を飲み
準備万端。 かなり酔いにくくなるのが玉にきずではありますが
恐るべし酒豪伝説、悪酔い、二日酔い知らず。。


そんな訳でとてもさわやかな3日目の目覚めです。
今日の目的地はクレタ第2の都市、ハニア。

こっちにいる日本人の方々やギリシャ人の友人達からも
見所満載とずっと前からオススメされていた場所なので ああ楽しみ。


でもその前に僕らにはもうひとつ目指す場所があるのです。

10月の海水浴。

ニコス一押しのビーチがあるらしい。

いくつもの大きな山を越え深い谷を下り先へ。
大自然が長い年月をかけて作り出した壮大な奇跡に感動しながら。

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 ちょこちょこ寄り道をしながら約4時間。
最後の緩やかなカーブを抜け、海岸へとむかいます。

小高い丘からふっと眼下に目をやると、
今まで見た事も無い様な光景が広がっていました。

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海の中、それもビーチから離れた真ん中を人が歩いているのです。
いやはや何とも摩訶不思議な景色にテンションマックス!


早速汗ばんだパンツを脱ぎ捨て海パン、
それから途中の1ユーロショップで買っておいたビーサンに履き替え
飢えていた熱い砂を踏みしめます。

ビーチへ着くとまさに息を呑む風景。

ギリシャでたくさんのビーチを見てきたけど、
ここはどこにも似ていない。全く新しい場所、空間。

まるで何かの拍子に突然違う惑星に来てしまった様な、、、、
例えば水上界なんていう世界の。

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水位は大体ひざ位までで、足の指先まではっきり見えてしまう透明度。
浅瀬が対岸まで続き老若男女みんな水中遊歩のごとく悠々と歩を進める。
本当に水の世界に暮らす人々みたいに。

そしてこのビーチ、澄んだ水が打ち寄せる波際には名物ピンクの砂が
薄く積もり、恋人達にはロマンチズムを、子供達にはファンタジーを、
勉強家には自然の不思議を、
そしてむさ苦しく男3人で訪れた僕らにはオマケに、
なかなかの恥ずかしめを与えていたのでした。


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海と空と地面と、どこが境かよくわからない場所で歩き、
魚と泳いで潜った時間は僕の想像を遥かに超えて奇麗で、
また新たに僕にギリシャのいい面を見せてくれました。
それからこの地球上に幾千とあるであろう絶景ポイントへの旅へと、
僕の好奇心をまた駆り立てるものでもありました。

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こちらのビーチ、エラフォニシ海岸(elafonisi)という名称で
かなり有名らしく、ツアーなんかも出ているそうです。

疲れた体に静養、そして端の方のサンベッドでおっぱいを出して
焼いている女の子達にチラッと、、、目の保養にもオススメです。


さてあっという間にホテルのチェックインの時間は近づき、
ハニアの旧市街を目指す事になりました。
今宵の宿までは一時間半、途中でこの辺りのトレッキングスポット、
サマリア峡谷をさらっと見学。

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色んな緑、茶色、灰色。
いや~クレタのこれでもかっていう自然の美しさに、もう大満足。
今回は本当に下調べゼロでやって来たので
目に入る全てに驚いて感動しっぱなしだった気がします。


そして一日の〆はやっぱりビール。
向かうはハニアのオールド、ハーバー。


もくもくと立ち上がる魚の香ばしい香りに、
僕らが小走りになったのは言うまでもありません。



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つづく。
筆 タカキス
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クレタの思い出とリアルな人達

炎天下の中バスを待つこと20分。

ようやく来たバスの中、横目でチラリとタカキスに目をやると、
小刻みに体を震わし 、唇は乾燥して真っ白に。
「ふぅ...ふぅぅぅう」とうめき声をあげています。


そう、極度の二日酔いです。


前夜の風景。

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この酒瓶を持つ楽しそうなタカキスを見れば分かると思いますが、
この日、ニコスの地元の友達に囲まれて楽しく呑んでいて
進められるがままにガブガブ煽っていたクレタ特産ラキ
にやられていたのです。これはアルコール40パーセントを超える
ブドウから出来た蒸留酒。しかもこの人達それをピュアで、くいっくい
いくんです。
前回の記事ではタカキス書いてなかったのですが
恐らく記憶を無くし、この日の事はあまり覚えていなかったのでしょう。




極度乾燥状態+道を縫う様に走ってきたバスで酔っ払っているタカキスと
僕を乗せたバスはレシムノ到着。

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ここからがこの日、というか今回の旅の本番です。
限られた日数の中で、このでかいクレタをどお効率よく楽めるか、
ニコスは考えてくれたのでしょう。

この日のスケジュールはこんな感じ。朝10時から夜7時くらいまでの予定。
(1)レシムノ観光(城、街歩き)→(2)ニコスの実家でランチ→(3)ラキ工場見学→(4)ニコスのお兄ちゃんの工場見学(ペットフードの工場)→(5)4WDの車で山道を攻める→
(6)地元の村に到着、徘徊(買い物、ニコスのおばあちゃんの家など)

連れてってもらった場所、歩いた道、会話の弾んだ車での道中など
それぞれのシーンでブログ一つ書けそうなくらい沢山の思い出や感じた事は
があるのですが、余りにも多すぎるので、今回は写真と箇条書き風に要点をまとめて、
思い出まとめしたいと思います。


(1 街歩きレシムノ)二日酔いと車酔いで上から下から出る物が半端じゃなく
いつかのドライブでうちの愛娘とらぼーが大変だった事を想い
タカキスは「今この状態で始めてトラボーの気持ちが分かったよ」とうな垂れながらも
頑張って歩いたレシムノの街や城。
旧市街に昔の情緒、生活感が残りとても綺麗な街でした。

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(2 ニコスの実家でランチ)

ママがランチに作ってくれたのはこの日人生2回目のローストうさぎちゃん。
そして人生初のエスカルゴ、響きはかっこいいけど、
やっぱりカタツムリ。殻から身をくるくる引っ張りだしながら
これはサザエだサザエだ、、と思いながら頑張りました。

自家製赤ワインはまるでブランデーの様な濃厚な香りでした。
前の日の酒が少し残っている体に自家製赤ワインとうさぎとカタツムリは
少々堪えましたが、でもそれもやっぱり命。
どれも先入観にとらわれず、味わうと旨味があり、どれも美味しくありがたく
頂きました。
そしてニコスの暖かい家族、皆暖かく迎えてくれて、優しく接してくれて
遠い故郷の自分の家族を少しだけ想いました。
とても心地よいひと時でした。



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カタツムリと成熟中の自家製ワインの樽。

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(3 ラキ工場見学)

よそ者の僕らを快く迎えてくれて、出来たての新鮮なラキを何杯も
注いでくれたおじいさん。帰り際、写真を一緒に撮ってくれませんか?
とお願いした時に、作業で汚れた服や顔を笑顔で恥ずかしそうに
はたく姿がなんともかわいらしく素朴でとても心がなごみました。



果たしてこのおじいさんが精魂込めて作ったラキをいくらで売っているんだろう。
きっと僕らの想像以上に安値なのだろう....

あそこでおじいさんや皆と呑ませてもらったラキは生涯忘れることはないと思います。

ここからは心身ともにほろ酔いです。


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(4 お兄ちゃんの工場見学)

ほろ酔いで工場に着くと僕らを迎えてくれたのは
バカでかい機械達。
お兄ちゃんは得意そうに機械の説明や、ペットの餌となる材料や
ビタミンがどーのこーのだとか色々説明してくれたのですが
さっきのラキが効いて説明にも二人は上の空。
でもこういうバカでかい機械を見ると大好きなアニメ映画、
大友克洋の「アキラ」を思い出させテンション上がります。

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(5 山道攻め)

とにかく道が荒くてめちゃくちゃ楽しかったです。
頭を天井にこれでもかってくらいガンガンぶつけ男3人キャッキャ言いながらの道中。

でも個人的にはもう少し無茶してほしかったかな。

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(6 ニコスの地元の村に到着)

オフロードを抜け、ニコスの地元に到着。
おばあちゃんも優しくて、出会った瞬間にラキを持ってきてくれました。
ちょっとこれ以上観光中に酔っ払うとやばい、
と思ったので丁重にお断りしたところ僕らにチョコレートを持ってきてくれて、
チョコレートをも断ったタカキスには
新鮮なイチジクを振る舞ってくれました。
田舎って温かいですね。

その後も、家や畑、納屋の中など隈無く案内してくれて、
家畜や野菜、ハーブや旧式オリーブオイルマシンやラキマシン
も見せてもらって僕ら二人大感激。
おばあちゃんからすれば普通のことかもしれないのですが、
近代に生きて何でも手に入る時代に生まれてきた僕ら、
自分の力で生きる術を知っているおばあちゃんは凄い、二人感銘を受けました。


その後は買い物。クレタ、特にここニコスの村には無数の陶芸屋さんが軒を連ねる。
どの店も陶芸家がいて品はオリジナル、低価格。
お気に入りの皿やグラスなどを購入。どれも魅力的で、日本の皆に思わず
プレゼントしたくなるようなものばかり。

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純粋な出会いや、かけがえの無い思い出の数々、
僕らの人生の財産になるであろう様々な事が
肩で背負えないくらい大きな袋に詰め込まれた様な一日でした。


半日は終わり、そして僕らは夜のとばりへと消えて行きます。




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筆ゆじろす
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ついにクレタ。

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ずーっと行ってみたかった島、クレタへようやく行って来ました。
もうだいぶ時間経ってしまいましたが、、、まあまあ、、、。

 
ギリシャで一番大きく横にびよ〜んと長い島。
普段は旅行前となると本やインターネットでその場所についての
歴史とか地グルメなんかを調べてから行くんですが、
今回は昔一緒に働いていたニコス(一番年下)を訪ねていくので
図々しくノープラン、丸投げです。

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アテネから飛行機でわずか35分。
前の方の座席だったので機内サービスは一番最後の方。
ビールを頼んで缶を開けるのとほぼ同時に
着陸態勢に入ったというアナウンスが流れて、
二口三口飲んだだけのビールは強制的にどこかへ運ばれていきました。

飛行時間が短いときは後ろの方に座るのが鉄則ですね。
中途半端に体を流れたビールがゆらゆら揺れて、
船酔いを恐れて飛行機にした意味もいずこへ、
少々グロッキー気味に無事クレタの地へ足を踏み入れたのであります。


さて10月初旬のクレタはまだまだ暑い。
背負ったリュックと背中の間からは汗がじわりと吹き出し、
全くもって不完全燃焼で終わった僕らの夏がもう一度
やって来たようでテンションのあがる二人。

待ち合わせの街パノルムまではバスで一時間半、発車までは30分、
、、、、ん〜ここは奮発してタクシーに乗ってしまおう。

興奮しきった僕らには30分は長過ぎるし、
結局いつもこういう中途半端な時間にどっかに入って
ビールと焼き鳥を頼んでたらいっそタクシー捕まえた方が安かったじゃんってなるんですね。


そんなんで珍しく悩む事も無くタクシー乗り場へ到着、
でもしっかりタクシー代は値切ってみたり。
その日は旅行者が少なめだった事もあり
交渉で85ユーロが40ユーロになりました。
なかなかのスタートです。


85は高すぎるでしょ〜と言ってみたものの乗って納得、
何せでかい島、距離はあるし加えてぐねんぐねんの山道で
およそ一時間、乗ってるこっちも疲れるくらいの道のりだったので
最後には運転手さんに申し訳なくなりしっかり渡して、ありがとうさようなら。

さあついにニコスと合流。
港のカフェで再会の乾杯をして、町歩きです。

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大きな山や峡谷が多いこちらクレタでは街を歩いていても
坂道がとても多くて、休みに入ってから堕落生活を満喫しまくっている
僕らには結構キツい。

でもこういう坂道や小道の多い街は歩いていて全然飽きませんね。
先は見えないし、野良犬や猫はむこうからひょこっと顔を出したと
思ったらすぐ消えてしまうし、
好奇心に駆られて奥へ奥へとついつい足が進んでしまいます。
そしてその先に見つけたカフェや小さなタベルナが最高、
なんてこともしょっちゅうです。

ギリシャはいくら時間があっても足りません。
海に山に食事に、見所いっぱい。

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よく歩いた初日、未だ興奮冷めやまぬ状態ではありましたが
明日は早い。
たった5日間の強行スケジュールなので夜更かしは厳禁です。
初日はおとなしく眠りにつきました。。。初日は。。。。。。


明日は早くからバスに乗って待ち合わせ場所に行かねばなりません。
ニコスは悲しくも失業中。僕らよりもっと前に起きて失業手当申請に
いかねばならないのです。


よし、ニコスの幸運を祈りつつ寝ましょう。


〜〜〜〜〜



翌朝、標識も時刻表も何も出ていないバス停らしき場所で
ひたすら待つ。。暑い。。腹の具合も早速わるくなってきた。。

どこにいるんだ。。早くオレらを運んでくれ、バス。



目指すはクレタ島第3の都市、レシムノ!



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筆 タカキス
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