2009年04月25日
CentOS 5.3 に Java をいれてみました

CentOS 5.3 に Java をいれてたときの備忘録です。
CentOS にはデフォルトで Java が入ってるんだ。へぇ〜便利。とか思いつつ、ヴァージョンを調べてみたら、見慣れない名前が。
[root@tome ~]# java -version java version "1.4.2" gij (GNU libgcj) version 4.1.2 20080704 (Red Hat 4.1.2-44) Copyright (C) 2006 Free Software Foundation, Inc. This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.gij って何だ?
どうもライセンスかなんかの関係で、Sun ではなく、GNU の Java がデフォルトでは入っている様子。 古いし、互換性が気になるので、本家 Sun の Java を入れてみました。
本家 Sun の Java のダウンロード
JDKダウンロード・サイト執筆時点の最新 jdk-6u13-linux-i586-rpm.bin をダウンロード。
手抜きして、Firefox からダウンロードしたら、デスクトップに保存されたので、適当な作業場所にファイルを移動。
僕は /usr/src へ
[root@tome ~]# mv /root/Desctop/jdk-6u13-linux-i586-rpm.bin /usr/src/jdk-6u13-linux-i586-rpm.bin
実行権限を付与
ダウンロードした状態では、実行権限がないので、付与します。[root@tome src]# chmod 705 jdk-6u13-linux-i586-rpm.bin
インストール開始
[root@tome src]# ./jdk-6u13-linux-i586-rpm.bin色々聞かれますが、とりあえす全部 Enter or yes で。
で、しばらくするとインストール終了です。
パスの設定
/etc/profile の最終行に以下を追記。export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.6.0_13 export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/jre/lib:$JAVA_HOME/lib:$JAVA_HOME/lib/tools.jarパスを反映させます。
[root@tome ~]# source /etc/profileこれで一山超えましたが、まだ終わりじゃないです。
この状態では、まだ、/usr/bin/java のシンボリックリンクは GNU の java を指しているので、新しくインストールした Java を指すようにします。
リンクは、alternatives というもので切替るように最初から設定されているみたいなので、alternatives に新たに Sun の Java を追加して、そちらに切り替えるようにしましょう。
コンパイル&実行環境の設定
まずは、現在の状態を確認。[root@tome ~]# alternatives --display java java -ステータスは自動です。 リンクは現在 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java を指しています。 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java - 優先項目 1420 スレーブ jre: /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj スレーブ jre_exports: /usr/lib/jvm-exports/jre-1.4.2-gcj スレーブ keytool: /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/keytool スレーブ rmiregistry: /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/rmiregistry 現在の「最適」バージョンは /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java です。java コマンドが、GNU の Java を指してますね。
では、alternatives に、先ほどインストールした Sun の Java を追加。
[root@tome ~]# alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/jdk1.6.0_13/bin/java 200優先度:200 は適当です。
次に、追加した選択肢を選びます。
[root@tome ~]# alternatives --config java 2 プログラムがあり 'java' を提供します。 選択 コマンド ----------------------------------------------- *+ 1 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java 2 /usr/java/jdk1.6.0_13/bin/java Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:2 を入力して Enter。
これで、java コマンドは、新しくインストールした方を見に行きます。
確認してみましょう。
[root@tome ~]# java -version java version "1.6.0_13" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_13-b03) Java HotSpot(TM) Client VM (build 11.3-b02, mixed mode, sharing)おお〜。1.4 から、1.6 に替わってます!!
javac も同様に変更して、コンパイル&実行の環境が整いました!
Enjoy Happy Java Life !
Posted by incomplete_7 at 10:07│Comments(0)│TrackBack(0)