2015年11月11日
11/11 スタジオYOUはいつまで支持されるのか。あと同人誌即売会のこの先の行方。
スタジオYOUがまたやらかしたようで、話題になってます。
詳細はNAVERまとめのURL貼っとくのでそちらを。
http://matome.naver.jp/odai/2144721916008827301
で、その後、
こんな話があったので、という記事です。
群咲一葉さんのおっしゃっている「あの主催だから参加する/行く」にスタジオYOUが該当することは、あまり無いと思います(そういう人ももちろんいるとは思いますが)。それは、スタジオYOUのイベントは箱を用意するだけのイベントだからです。他にアンソロとかスタンプラリー企画とか頑張ってくれるイベントがあれば、そっちに参加したいわぁ、でもスタジオYOUしかこのジャンルのオンリー開いてくれる主催はいないから、と思っている人が大多数でしょう。
実際、男性向けジャンルでは、スタジオYOUは惨敗続きなんですよ。象徴的なのが金沢で、東方北陸祭というイベントがそこそこの規模で続いていたんですが、東方祭の進出(金沢東方祭)であっという間に規模縮小してしまいました。
そんな例もあるので、自分たちでイベントを開催すればいいじゃない、というのがホギさんの弁ですが、これがなかなか一筋縄ではいかない。このBlogでも何回も書いてますが、スタジオYOUは豊富な資金力で先に会場を抑え、旬のジャンルに真っ先にイベントを開催する、という手法(会場先行確保型とします)でサークルを集めており、ジャンルが流行ってから行動する個人主催では、そのスピード感に到底太刀打ちできないからです。
嵌った作品の同人誌を今すぐに出したい!という欲求はかなり強いもので、多少のことは目をつぶってもスタジオYOUが開催してくれるなら馳せ参じようではないか!というわけで、大抵一番はじめにちゃんとした形でオンリーを開いたスタジオYOUが、そのジャンルの覇権を握ります。
それから半年後、アニメ完結から3ヶ月経ち、次のクールも終わったころ、スタジオYOUのイベントは既に3回開催され、4回目もひと月後に予定されています。そこに割って入って開催されるイベントまあそれほど集客は見込めません。
ほんと、個人主催は受難の時代だと思います。
ですが、ここにきて若干潮目が変わってきたかなぁ、と思っています。といっても、揺り戻しというよりは、さらに先の流れへ、です。
レスポンスの速さを武器にしてきた会場先行確保勢のイベントですが、男性向け界隈では、そのようなイベントがだんだん支持されなくなってきています。具体的な名前を出すのは、まあやめておきましょう。
じゃあ、いなくなった人たちはどこにいったのかというと、私はおそらくSNSなどに発表の場を移してしまったのではないかと思っています。
そう、発表の場として同人誌即売会の必要性が薄れているんですね。会場先行確保型のメリットは、いの一番に発表の場を提供できることが一番の強み(そしてほぼ唯一の強み)でした。しかし、発表の場が必要なくなると、そのメリットは無くなり、あとにはつまらないイベントが残されるだけです。そこに集うサークルさんは、当然減っていきます。サークルが減るとさらに魅力が無くなり、という負のスパイラル。
3/10 東京のオンリーはツマラナイ
この記事は、そんな話を一般参加者視点から書いて、まあよく燃え上がった記事なんですが、サークルからみても同じでしょう、というわけで再掲。
で、同人誌即売会の必要性が薄れている、という話、本当の脅威は5年後に来ると思っています。オリンピックです。
オリンピックとその準備期間で、およそ1年半、東京ビッグサイトが使えなくなります。コミケット、ComicCity、COMITIAがそのあいだどのように凌ぐのかはわかりませんが、効果的な対策が打てずに1年半の空白期間が出来てしまうと、その間に同人誌即売会が一気に廃れていってしまうのではないか、という危機感を私は持っています。
さて、同人誌即売会の必要性が薄れていても、他の魅力を生み出して成功した例もあります。ただの同人誌発表の場から、ジャンルを包括するエンターテイメントへと進化を遂げて復活した、博麗神社例大祭です。春こそ500サークル減少でしたが、秋はサークル数増加に転じました。また、来場者総数は増えてきているという話も聞いています。
例大祭だけでなく、企画や主催周辺に魅力があるイベントの成功が目立ってきています。東方祭、砲雷撃戦、シンステ、京都東方合同、東方想七日、などなど、大きいものから小さいものまで、とりあえずぱっと思い浮かぶものを挙げてみましたが、いずれも選んでもらえるイベントというのが強みです。
まとめに入ります。
スタジオYOUは、現在は女性向けで支持されていますが、オリンピックの空白で同人誌即売会の必要性が見直されてしまった時に、真っ先に見放されるのはスタジオYOUのような開催するだけのイベントです。選ばれる魅力を持ったイベントを開催できるようならないと、オリンピック後も恒久的に同人誌即売会という場を維持できるかはわかりません。今のうちに下地作りが必要だと思います。
あとは主催の方々、頑張ってください。
詳細はNAVERまとめのURL貼っとくのでそちらを。
http://matome.naver.jp/odai/2144721916008827301
で、その後、
ホギ@アグレッシブに引きこもり@hogi_super
YOUさんしかいないわけない。ないなら作る、これ同人の基本やろ? 個人で主催してきたひとに話を聞いて新たに立ち上げるとか、できることいっぱいあるよな? 個人主催をなくした原因は、そうした「お客様体質」なんじゃなかろうか。ジャンルを盛り上げるのは企業じゃなくて、個々だよ>RT
2015/11/11 18:08:53
群咲一葉@MURASAKI_KAZUHA
何度もやらかしが話題になってる貴様だけど、いつかそのうちリカバリ不可能なしっぺ返しを食らうんじゃないかなあ。
2015/11/11 18:13:23
そうでなくともジリ貧になるんじゃないかな。「あの主催だから参加しない/行かない」はよくあっても、「あの主催だから参加する/行く」て中々ないからなあ。
こんな話があったので、という記事です。
群咲一葉さんのおっしゃっている「あの主催だから参加する/行く」にスタジオYOUが該当することは、あまり無いと思います(そういう人ももちろんいるとは思いますが)。それは、スタジオYOUのイベントは箱を用意するだけのイベントだからです。他にアンソロとかスタンプラリー企画とか頑張ってくれるイベントがあれば、そっちに参加したいわぁ、でもスタジオYOUしかこのジャンルのオンリー開いてくれる主催はいないから、と思っている人が大多数でしょう。
実際、男性向けジャンルでは、スタジオYOUは惨敗続きなんですよ。象徴的なのが金沢で、東方北陸祭というイベントがそこそこの規模で続いていたんですが、東方祭の進出(金沢東方祭)であっという間に規模縮小してしまいました。
そんな例もあるので、自分たちでイベントを開催すればいいじゃない、というのがホギさんの弁ですが、これがなかなか一筋縄ではいかない。このBlogでも何回も書いてますが、スタジオYOUは豊富な資金力で先に会場を抑え、旬のジャンルに真っ先にイベントを開催する、という手法(会場先行確保型とします)でサークルを集めており、ジャンルが流行ってから行動する個人主催では、そのスピード感に到底太刀打ちできないからです。
嵌った作品の同人誌を今すぐに出したい!という欲求はかなり強いもので、多少のことは目をつぶってもスタジオYOUが開催してくれるなら馳せ参じようではないか!というわけで、大抵一番はじめにちゃんとした形でオンリーを開いたスタジオYOUが、そのジャンルの覇権を握ります。
それから半年後、アニメ完結から3ヶ月経ち、次のクールも終わったころ、スタジオYOUのイベントは既に3回開催され、4回目もひと月後に予定されています。そこに割って入って開催されるイベントまあそれほど集客は見込めません。
ほんと、個人主催は受難の時代だと思います。
ですが、ここにきて若干潮目が変わってきたかなぁ、と思っています。といっても、揺り戻しというよりは、さらに先の流れへ、です。
レスポンスの速さを武器にしてきた会場先行確保勢のイベントですが、男性向け界隈では、そのようなイベントがだんだん支持されなくなってきています。具体的な名前を出すのは、まあやめておきましょう。
じゃあ、いなくなった人たちはどこにいったのかというと、私はおそらくSNSなどに発表の場を移してしまったのではないかと思っています。
そう、発表の場として同人誌即売会の必要性が薄れているんですね。会場先行確保型のメリットは、いの一番に発表の場を提供できることが一番の強み(そしてほぼ唯一の強み)でした。しかし、発表の場が必要なくなると、そのメリットは無くなり、あとにはつまらないイベントが残されるだけです。そこに集うサークルさんは、当然減っていきます。サークルが減るとさらに魅力が無くなり、という負のスパイラル。
3/10 東京のオンリーはツマラナイ
この記事は、そんな話を一般参加者視点から書いて、まあよく燃え上がった記事なんですが、サークルからみても同じでしょう、というわけで再掲。
で、同人誌即売会の必要性が薄れている、という話、本当の脅威は5年後に来ると思っています。オリンピックです。
オリンピックとその準備期間で、およそ1年半、東京ビッグサイトが使えなくなります。コミケット、ComicCity、COMITIAがそのあいだどのように凌ぐのかはわかりませんが、効果的な対策が打てずに1年半の空白期間が出来てしまうと、その間に同人誌即売会が一気に廃れていってしまうのではないか、という危機感を私は持っています。
さて、同人誌即売会の必要性が薄れていても、他の魅力を生み出して成功した例もあります。ただの同人誌発表の場から、ジャンルを包括するエンターテイメントへと進化を遂げて復活した、博麗神社例大祭です。春こそ500サークル減少でしたが、秋はサークル数増加に転じました。また、来場者総数は増えてきているという話も聞いています。
例大祭だけでなく、企画や主催周辺に魅力があるイベントの成功が目立ってきています。東方祭、砲雷撃戦、シンステ、京都東方合同、東方想七日、などなど、大きいものから小さいものまで、とりあえずぱっと思い浮かぶものを挙げてみましたが、いずれも選んでもらえるイベントというのが強みです。
まとめに入ります。
スタジオYOUは、現在は女性向けで支持されていますが、オリンピックの空白で同人誌即売会の必要性が見直されてしまった時に、真っ先に見放されるのはスタジオYOUのような開催するだけのイベントです。選ばれる魅力を持ったイベントを開催できるようならないと、オリンピック後も恒久的に同人誌即売会という場を維持できるかはわかりません。今のうちに下地作りが必要だと思います。
あとは主催の方々、頑張ってください。


