aamall

2018年09月24日

9/24 オンリーの参加者が減っているのではないかというテーマに対するメモ書き

「オンリー即売会の参加者が減っているのでは」という漠然とした問題意識がありまして、いろいろ仮設とか思いつきを書き留めておこう、というエントリです。なのであまり結論出ないです。いろいろ考察深めていただけると嬉しいし、コメントで返してもらえると舞い上がります。コメ乞食というわけではないです。

0.まえがき
 葉鍵時代からイベントに参加しているような私はオッサンなわけで、周りも同じかもう少し即売会経験があるような古参兵ばかりなわけですが、昔、毎週どこかの即売会にいけば揃っていたような連中が最近は即売会にいないことに気づいてました。皆はどこに行ってしまったのか。どんな即売会にも顔を出して同人誌を買い求めるような人は消えてしまったのか。
 9/22の鳩羽つぐオンリーが思いの外参加者が少なかったことも、このテーマに対する補強になっている。

1.参加者が集まるオンリーイベントを捕捉できていないのではないか
 最近、参加者を集めているジャンル、たとえば「にじさんじ」「VOCALOID(ただし巡音ルカよりあと)」、「Webゲーム(アイギス・フラガ等)」「バンドリ」などのジャンルがもはやわからないので参加しないけど、じつはそのへんのジャンルは参加者がとても多く、入れ替え制になっていることも多い。
 つまりは、こちらが高齢化し若い層と趣味が合わなくなって、実は盛り上がっている界隈があるのに気づいていないのではないか、という仮説。
 個人的には、東方もここに入れていいと思う。

2.ジャンルを横断して購入する買い手がいない
 自分のジャンルはオンリー即売会も楽しみだし、頻繁に参加する。でも他のジャンルは興味なし、というパターンが増えた。
 参加者のユニーク数は増えてるんだけど、延べ数は増えていない、というやつ。
 もう一段深掘りすると、1サークル2サークルなら委託や再販で買える(そうするサークルが実際に増えている)、他に娯楽が多いのであまり興味がわかない即売会に参加する気がおきない、即売会が画一化してしまっており即売会そのものに楽しみを見いだせない、などなど。

3.即売会があるのを知らない・即売会ベースでジャンルを知る機会が無い
 1の派生でもありますが、最近の即売会の告知はチラシなどの利用が減り、SNSで当該のクラスタにピンポイントに告知してバズらせる形が増えています。逆に言うと、そのクラスタに所属していないと即売会の存在にすら気づけないし、その作品も知る機会が無い。「へー、今度このオンリーやるんだ。知らないコンテンツだけどそれならちょっと見てみようかな」みたいなのが発生しづらい。

4.オールジャンルがつまらない
 これはCOMIC1やサンクリだけの話ではなく、SHTや、合同祭に代表される地方のイオン型イベント(金太郎飴的に人気ジャンルを並べた合同オンリー)のように、ジャンルごとに明確な企画などがなく、単に並べただけのオンリーも含みます。五年前くらいには大流行した形態ですが、同人誌の入手が容易になるにつれて、本が手に入るだけのイベントの価値が下がり、参加者が減っていく。
 自分たちの世代は五年前くらいの流行をベースに動いてしまうと毎回参加するんで、前はあんなに盛り上がってたのに、となってしまうけど、若いジャンルの参加者はもはやそのようなイベントに価値を見出していない、そこにミスマッチがある。

5.人口構造の問題
 少子化は間違いなく進んでいるので、単純に減る。

6.本を求める人がいなくなった
 以前は即売会に「交流」と「本の入手」という二つの側面があった。そのうち「交流」は現在とても強化されてきていてそれが即売会の目的にすらなりつつある一方、「本の入手」は即売会に依存する必要性が薄くなっている。すると、「交流」にに意味を見いだせない層が離れていく

7.ジャンルを知らない人が読める同人誌がなくなった
 たとえばあとりえ雅のような、ジャンルを知らない人でも読めるキャラ紹介的な同人誌を発行する大手サークルがいなくなった。これは同人誌の紙面の先鋭化、つまりより嗜好の深い部分を刺激して好感触を得るということであり、また八方美人的な同人誌の発行スタイルがファン層に受け入れられづらくなっていることも関係しているだろう。
 また、ソシャゲジャンルを中心に登場するキャラクターの数が爆発しており、数冊読んだだけではキャラクターすらおおよそ理解が困難になったことも、知らないジャンルの同人誌に触れる難易度が上がった要因になっている。初代アイマスの10人が原作に触れずに理解できる人数の限度な気がする。



別論

 世界をちゃんと俯瞰できているかは、二つの軸を持っていないと難しい。すなわち、自分の好きなコンテンツの軸と、媒体単位で観察する軸。例えとしては、単行本で追っている漫画と、その作品が掲載されている雑誌、となる。
 即売会の世界で言うと、「自分の好きなジャンル、馴染みのある即売会」と、「その日に開催されているすべての即売会」となる。
 このジャンルはよくわからないからパス、とやってしまうと、自分の興味があるジャンルの外の世界が見えない。すべてを俯瞰した言論をするのであれば、興味ではなく媒体の軸で網羅しないと、到底すべてを見渡すことは不可能であろう。

 進歩を止めたくは無いが、走り続けるのもたいへん。

increment at 23:42│Comments(0) コラム 

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