aamall

エロ表現問題

2010年03月01日

3/1 都条例改正案で即売会開催が困難に!?

 タイトルは煽りです。すいません。

東京都青少年保護条例改正案全文の転載

 はい、そうです。あの話題です。

 「非実在青少年」というネタ的な言葉が独り歩きしているような印象があるので、うまくまとめたいなぁと思ったところなのですが、出遅れたので文章力がある方がうまくまとめてくれているので、大筋はそちらを見ていただいた方がいいかなと思います。

?同人誌の苦情って、一体誰が都議員に持ち込んでるの? それから、その同人誌って実はBLじゃないの?
 後半はともかく、改正内容についての要旨はこちらの前半を。

?東京都青少年育成条例改正案における表現規制の危険性について語る
 文化的な方面の問題などはこちらを。


 で、ここは同人ニュースサイトを目指しているBlogなので、同人について書くことにします。

 文面だけを捉えた話をすると、?の記事にあるとおり、「非実在青少年」のエロ本については、指定図書にしますよ、ということになります。現行の条文でもその意図は含まれているのですが、改めて別記することにより、規制の意志が見て取れます。

 「指定図書」というのは、月に1回、都が「これはマズいだろう」と指定するリストに掲載された本のことです。
 俗に「不健全図書」と呼ばれるので印象が悪いのですが、指定されることによって課せられる義務は、「区分陳列」と「青少年への販売・閲覧禁止」です。決して販売できなくなるわけではありません。
 ところでこれ、どこかで聞いた気がしませんか?
 そう、成年向け表示された本と同じです。成年向け表記された本は「表示図書」と言われ、指定図書と同じ義務が課せられます。
 これらの関係から、表示図書が指定されることはまず皆無というのが実績です。意味が無いからです。
 だから、推定ですが、例えばLOは現在表示図書なので、影響は無く発行され続けると思います。推定ですよ、念のため。

 さて、同人の話になりますと、まず「表示図書」は存在しています。「とりあえず書いとけ」と表紙に入れる成人向け表示かもしれませんが、成年向け表示すれば表示図書です。黄色のマークじゃなくても同じです(あれは業界団体が共有しているマークであって、条例で指定されたマークでは無い)。

 そして、「指定図書」ですが、即売会に限った話をすると、同人誌が指定図書にされる可能性は限りなく低いと考えられます。それは、ある同人誌を購入し中身を確認、後日、その同人誌を指定したところで、その本が再度売られることは少なく、また即売会という限られた場所でしか販売されないので、実効性がほとんど無いからです。
 というのも、実務のレベルでは、書店に出向いて本を購入して調査・指定するという段階を踏みます。その結果を告示・施行してようやく青少年の購入が制限されることになります。
 このように恒常的に売られている本が前提のシステムなので、同人誌とは相性が悪い。

 あれ? と思った人は鋭い。例外が存在して、それは委託書店の同人誌。「特定の店舗でしか買えない」という点で、まだ指定される可能性は低いとも言えますが、恒常的に入手できる状況ではあるので、指定図書にされる危険性は孕んでいます。書店委託している人は、ここはちゃんと認識しておいて欲しい。


 ということで、本自体には多分あまり影響が無い。むしろ問題は会場使用の制限が厳しくなるであろうことの方かと思います。

 【第十八条の六の二】が相当マズい。都は「非実在青少年」のエロ本を無くすように努力せい、というのが要約になると思いますが、これによって、公共の会場が同人誌即売会において成年向け表現を規制する後ろ盾ができたことになります。禁止というところまで措置をとるかは不明瞭ですが、ゾーニングなどについてはおおっぴらに強制できるようになってしまいます。
 条文の裏を読むわけでなく、字面だけでこの状況は相当分が悪いかと思います。


 これについて表現の萎縮だなんだという話はここでは割愛します。


 私からの願いとしては、自分で問題の本質を見る努力をして欲しいということ。別に原文にあたれとまでは言いません。規制にとにかく反対するだけのアンチ規制派や、言葉尻だけとらえて煽り騒ぎ立てるような情報に惑わされないようにしてほしい。
 その上で、その人がこの問題にどう考えるかは、その人が考えることで、こちらから強制することではないと思ってます。材料になる情報を並べる努力をしていきたいです。


最後に、全部は多すぎるので、少し変わった視点からの記事を。同じような内容の記事ばかり読んでも仕方ないでしょう?

東京都議会の条例 改正案と現在の比較ページ
緊急集会!どうなる都条例!? −『東京都青少年健全育成条例』改正問題と『児童ポルノ禁止法の慎重な改正論議を求める院内集会』について−
 これには参加したい。
同人誌苦情受付窓口の必要性
「苦情窓口」を作らない、という路線で徹底するなら、何が必要か
かつてない攻防戦
とある非実在青少年が性行為を行う小説

increment at 23:59|PermalinkComments(11)TrackBack(0)

2009年08月25日

8/25 コミケでゾーニング?

コミケ76に見る参加者の低年齢化とその問題点
コミケ76に見る参加者の低年齢化とその問題点
コミケ参加者の低年齢化問題、その解決策
コミケ永続のために〜わたしにできること〜

ちょっと話題になってて、乗り遅れ気味なのですが。

青少年条例に関しては、サークル自身がエロ本を青少年に見せないようにするという形で対応する、というのが、コミケットの方針であり現状です。

条例の話をすると、青少年にエロ本を見せないようにするのは、頒布(提供)する成人の義務になります。つまり、頒布者が管理して青少年の目に触れないようにすれば、問題ないということになります。

ゾーニングがどのようなところから発想したのかはわかりませんが、おそらくエロビ屋とかを想定したものでしょう。一般の店では売り場を完全に管理することが難しいため、ゾーニングするということで対策しています。逆に言うと、管理できるならゾーニングする必要は無いわけです。

コミケットでは、ゾーニングやリストバンドなどの処置が規模故に困難なのは事実です。だからといって何もしないわけにはいきません。そこで、サークル各自に責任を持たせ、青少年条例に関する対策としています。

ここらへんは、「全員が参加者」という理念ともつながるところだと思います。イベントのシステムに任せて楽するんじゃなく、各自がイベント運営に関するコストを負担して、全体で運営する、ということです。


コミケという視点を除いたとしても、サークルによる対策は、サークル参加者が当然持っているべき考え方だと思います。それは、自分の表現に最後まで責任を持つ、ということ。同人では、作品を作ることは自分の意志になります。やらされていることではありません。自分がエロ本を描くことを選択したならば、それに伴う責任もしっかりと負わなければいけません。描きっぱなしはとても無責任です。


現実的な話をするなら、条例における罰則対象は、青少年にエロ本を渡した人、要するに売り子さんです。このことを、サークルはまずきちんと認識すべきです。


なかなかきちんと理解が浸透しない理由の一つは、イベント側が対策を誤魔化しているというのもあるんじゃないかなぁと思います。何故そのような対策が必要なのか説明をせず、「こうしてくれればいいですから」で終わらしてしまうと、なかなか理解は深まらないと思います。


まだまだこの問題は続きそうですね。

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年09月11日

9/11 18禁の小説?

重箱の隅をつつくような、ちっこい話です。

はてなブックマーク - 堺市図書館BL本についてのブコメが酷すぎる

18禁の小説は無い、というコメントがいくつかあるんですが、なかなか難しい線引きだと思います。

18禁というのは各地方自治体の青少年保護条例(またはそれに相当する条例)に即したものです。堺市、つまり大阪府の例でいけば、18禁の小説はおそらく無いはずです。確認できる範囲で指定された小説本は無いですし、包括指定の条件にも該当しないでしょう。(参考:大阪府青少年健全育成条例

しかし、東京都の場合だと、成人向け表示された図書は18禁になります。例えば、キルタイムコミュニケーションが発行する本の一部には、18禁のマークが入ってますね。

もっとも、それらの本も大阪府ではおそらく18禁になりません。そんな微妙な基準のものです。

小説の文章で18禁になった例は、私は知りません。18禁表示のノベルも、おそらくは挿絵が18禁の自主規制をした理由でしょう。ただ、図書館をベースに話をする場合は、挿絵や自主規制マークなども全て含めた本単位で話をしなきゃダメなんじゃないかな、と思います。



ここからは余談というか防衛線。

BLノベルについて、私は正直よく知りません。また、成年向けマークが入ったBL本を商業で見たことはありません。

本の内容で是非を考えるのはおかしな話です。ただ、無難に事を収めるために、せめて閉架にしておくべきかなぁとは思います。

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年08月22日

8/22 ハイライフプラザいたばしの成人向け扱いが気になる

ハイライフプラザいたばしですが、成人向けの扱いに風当たりが強くなっているようです。

INSIDE IM@S - サークル参加案内

こちらでは、「会場側の制限により、成人向け同人誌の頒布はできません」となっています。さらにわかりやすく記載があるのはこちら。

3ねん3くみ - 参加要綱/重要なお知らせ

参加要綱では「当会場の管理側から「販売等の自粛を呼び掛けて頂く様よろしくお願いいたします。」と申入れを頂きました」との記載と、調整の結果として頒布可能となった旨がありましたが、先日、重要なお知らせにて、「18歳未満購読禁止の本、グッズなどの配布を禁止に致します」と変更されました。

以前から、イベントによって対応が変わることがあり、「主催の交渉次第で決まる」とも言われてたのですが、現状では禁止の方向に向かっているように思えます。

気になっていることは、「主催次第」ということで、禁止になったケースで「あそこの主催はよくわかってないから」と、ある意味他人事で済ませていたとしても、禁止になった前例があれば、施設側はそれを武器に「あのイベントは禁止しましたから」と言えることなんですね。

ハイライフプラザいたばしは公共の施設です。公共の施設では、このような形で禁止することができない旨を、山口弁護士が勉強会の場で言っていました。ただ、それを主催の全員が説明できるわけもありません。十分な知識をもっている人がいる即売会連絡会も、積極的に動く組織ではありません。そのため、結果として今回のような状況に追い込まれてしまいます。

ハイライフプラザいたばしはとても安価なため、基盤の弱い主催も手軽に利用できます。また会場予約のタイミングもそれほど早くないため、流行のジャンルのオンリーなどに適しています(※1)。その意味でかなり使い勝手のいい会場なので、このまま不便な状況が続くのはあまり良くないことになりそうです。早めに良いニュースが聞けるといいのですが。


※1
対極にあるのが都産貿です。予約はわかる限り最大で18ヶ月前、会場の単位が広いので料金はどうしても高くなってしまいます。コスカなど、定常的に行われるイベントに適していると思います。あとはイベンターがとりあえず押さえて、あとから何をやるか考えるとか。

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年06月07日

6/7 全国同人誌即売会連絡会勉強会 レポート

全国同人誌即売会連絡会による、イベント主催・同人誌書店関係者・同人誌印刷業関係者を対象にした、昨今の規制問題に関する勉強会が開催されました。

話を聞かせてもらえないか、主催者側に問い合わせたところ、快諾を頂けましたので、その様子をレポートします。

■全国同人誌即売会連絡会について
即売会主催者を対象にした、連絡網です。具体的に恒常的な活動があるわけでなく、問題発生時の連絡・互助をメインに機能しています。立派な名前のおかげで「なんでも解決してくれるに違いない」と勘違いしてる人多数。そんな大げさな組織じゃありません。

■今回の勉強会について
昨今の規制問題について、即売会だけでなく、同人界全体に混乱をまねいているので、通常の勉強会を、関係者に枠を広げて開催されました。

多分長くなるのでコチラへ→続きを読む

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年03月13日

3/13 使い捨てリストバンド導入で、年齢確認は必須に?(マンガ論争勃発より)

マンガ論争勃発のサイト 前編/後編

 気になった点は「2月時点では、即売会の申し込みは、仮予約のみしか受け付けていなかった(台東館)」「年度末までに主催8団体程度で連絡会を立ち上げる」「今後は必ず年齢確認が必須になると思います」など。

 8団体というのは正直少ないという印象。去年1年間の即売会を見ると、主催の名義だけで約90もあります。系列とか、同団体のものを除けるとしても、8団体というのは本当に一部だといえるでしょう。連絡会と、参加していない主催の間の関係をどうとりもって行くかが気になります。

 ともあれ、会場だけでなく主催側で音頭とっている人も、年齢確認はイベント側で徹底するという方針を持っているようなので、年齢確認は今後不可避になっていくでしょう。誰か、明確な考えを持って交渉できる人がいれば話は別かと思いますが。おそらく、都産貿だけでなく、他の施設にもだんだんと広がることでしょう。サンクリ・COMITIAクラスまで対応を迫られたらどうなっちゃうんだろう。

 ここからは私見なのですが、3/2の都産貿の各イベントで既に徹底ができてない場面があって、なんだかなぁと思いました。
 LastStage リストバンドはスタッフが手渡し 装着確認せず
 コスカ リストバンドはスタッフが手渡し 装着確認せず
 東方 リストバンドはスタッフが装着 カタログに確認済み印押下
とまあ、東方だけが妙にきっちりやっていて、他の二つは適当もいいところ。リストバンドは手渡しなので譲渡し放題です。私はコスカの人からもらったんですが、免許証提示の時に、ちょっとケースから抜けず、記載面が見える前に何故かリストバンドを貰えてしまいました。

 邪推すると(なので鵜呑みにしないで欲しいんですが)、実際交渉にあたって裏事情を知ってるところは形式だけの実施、一方年齢確認の理由を聞いて受け入れたところはしっかり確認、そんなふうに見えてしまいます。

 そんなことはないと信じたいですが、正直、もうちょっとがんばろうよ、と、両イベントには思ったものです。

increment at 23:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年02月02日

2/2 ひさびさに都産貿の成人向け表現規制問題

注目してほしいので、ミニ情報じゃなくて別枠で。

成人向けの取扱・会場側と主催者のスタンス(Little "T" Star!スタッフブログ)

話題になった直後も詳しい情報を提供していたイベントですが、昨年末の件にからめて書かれています。くだけた言葉で書かれていて、とてもわかりやすいので、ぜひ読んでいただきたいです。

サークルがもっと責任もって欲しいというのは、私も同じように思います。イベント側が敏感になるあまり、過保護な状態になっている問題については、先日、記事にもしました。

ゾーニングについては、やはり何ともいいがたいかなぁと。「紐でくくる、あるいは袋に入れて」とありますが、どっちも非現実的な方法なんですよね。どこで折り合いをつけるか、という交渉での問題もありますが、これだけ要求されてるのは、サークル側が全く信用されていないということでもあると思います。「どうせ君たち何も確認しないでしょ?」と。

これも今後の取り組みで「しっかり確認しているから大丈夫かな」と思ってもらえるようにしていきたいですね。

increment at 23:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年01月21日

1/21 「2007-2008マンガ論争勃発」どうなる、どうするマンガ界?

ロフトプラスワン、行ってきました。

来場者はかなり多く、はじめは固い話でしたが、だんだんと(アルコールの力で?)くだけた話になってくると、会場もおおいに盛り上がりました。最後はちょっと暴走気味でしたがw 質問には挙手しましたが指名してもらえず。

今回は詳細にレポートするつもりもないですし、時間もないので、簡単に気になったところだけ。

・都産貿の件について、双方の言い分の間をとるのは、
 結果的に後退していることになる

・規制したい側は大人の話をしてなくて、子供をいかに守るか考えている。
 オタク文化とはもともと子供のものである。
 表現選択の前に浴びてしまったら?

うーん、とりとめないですね。きっとどこかで詳細にレポートしてくれる人がいるのではないかと。

1つ目の件に関してはともかく、2つ目について。東氏はなかなか面白いことを話していて、その中の一つです。いや、ほんと面白い話をしていたので、東浩紀オンステージとか希望。

青少年がエロ描くのはどうなの? って話だったんですが、1点気になることがあるんですよね。

私の認識不足だったら、ほんと申し訳なく恥ずかしいことなんですが、都条例の次の項です。

>第三十条 この条例に違反した者が青少年であるときは、
>この条例の罰則は、当該青少年の違反行為については、これを適用しない。

一応、念を押しておくと、成年向け作品がある場合は青少年のサークル参加申し込みは不可ってあることについての疑問です。罰則ないならやっていいじゃん、とかいう字面の問題じゃなくて(字面でもダメですが)、この項についての解説がこのように書かれています。

(以下、東京都生活文化局都民協働部青少年課編『東京都青少年の健全な育成に関する条例の解説』より引用)
この条例は、青少年の健全な育成を図ることを目的とし、その目的達成の手段として、青少年の福祉を阻害するおそれのある行為を防止する義務、すなわち青少年を好ましくない社会環境から守る義務を青少年以外の者に負わせたものである。したがって、この条例に違反したものが青少年であるときは、そのものを罰することは条例の本誌ではないので、本条により、当該青少年の違反行為について罰則の適用がないことを規定したものである。
(引用ここまで)

この他の項を見ても、青少年に対しての行為については規定や罰則が書いてありますが、行為の対象が青少年でない(つまり成年の)場合は、特に記述がありません。

なら、青少年がエロ描いて成年に売る場合は問題ないんじゃない?

という疑問が出てきます。結局、実は青少年が表現することについては誰も何も言ってないんじゃない? と。ただ、先入観というか、短絡的にというか、なんとなくで青少年は頒布しちゃダメだよね、ということになってる気がします。

そもそも、青少年が描けるなら、もうその人を性表現から隔離するのって意味あるの? という話にもなります。キャノン先生に見せないようにしても意味ないのですよ。

さらには、青少年が描いたとして、それを同級生に見せられないのってどうなんだろう、という話にまで発展すると、いろいろ難しくなります。今日のイベントでもちょっと話に出ましたが、個人的にはかなり気になる問題です。

なんかレポートじゃなくなってますね。このへん、聞きたかったけど、条例自体うろ覚えで自信が持てなかったので聞けませんでした。質問に挙手したのは「今年もシンポジウムやるんですか?」ってことです。まぁシンポジウムはともかく、4月あたりにまた何かやるみたいですよ。

(追記)
そのえさんがレポート書いてくれたよ!

(さらに追記)
もう一つありました。
「2007-2008マンガ論争勃発」どうなる、どうするマンガ界?(亡国データバンク日記様)

increment at 23:59|PermalinkComments(9)TrackBack(1)

2008年01月18日

1/18 即売会における年齢確認方法についての私見

1/13 ミッション・スタート!&THE VOC@LOiD M@STER 2 レポート
この記事に、こんなコメントが寄せられました

>(年齢確認証が)譲渡できてしまうのが問題
とのことですが、では具体的にどうすればいいと思いますか?もし譲渡を防ぐいい案をお持ちなら教えてください。

ので、少し考えてみたいと思います。

年齢確認証についての問題点は以下3点と考えます。
■譲渡できる
■証明書としての証明能力が弱い
■責任の所在

‐渡できる
 年齢確認証は容易に譲渡できます。渡す側にあまりリスクが無いためです。
 たとえば、免許証を誰かに貸せますか? おそらく、殆どの人が「貸せない」と言うでしょう。他の証明書についても同様です。「持ち逃げされるかもしれない」「悪用されるかもしれない」など、様々なリスクを考慮して、証明書を他人に渡すことはできません。
 しかし、年齢確認証はその場限りのもので、無くしても身分証明書で代用できますから、容易に貸すどころか、譲渡すらできてしまいます。

⊂斂税塾呂弱い
 譲渡できるということ、写真が無いため証明書の発行対象者と所有者が同一であることが確認できないこと、この2点により、年齢確認証はとても証明能力が弱いです。

責任の所在
 本来は、サークルが頒布時に確認し、それを怠ればサークルの責任、で完結するんですが、年齢確認証で責任の所在がとても曖昧になってきます。
 例えば、譲渡があった場合、渡した人なのか、確認すべきサークルなのか、発行したイベントなのか、とても曖昧になってしまいます。
 また、イベントの責任となった場合(前述のものだけでなく、スタッフの確認ミスで発行してしまった、というのもあるでしょう)、問題が拡大することが考えられます。言葉は悪いですが、サークルに責任があれば、そのサークルを切り捨ててイベントは存続できる望みがあります。

以上が私の考える問題点です。逆にメリットは
■サークルの負担減
■なんとなくしっかり対策しているように見える
の2点でしょう。

しかし、この2点に私は何の意味も見出せません。サークル負担減については、負担が減ったところでリスクも増えてるので。対策しているように見えても不十分な対応ですし、うまくやれているように見えるので思考停止してしまうんですよね。

そんな理由で、私は「年齢確認証配布するぐらいなら何もやらずにサークルに確認徹底を周知するほうがマシ」と考えています。

譲渡を防ぐ方法というならば、SDFの手の甲スタンプのように譲渡不可能にしてしまえばいいと考えます。この方法は,鉢△砲弔い謄リアできますので、年齢確認証よりはBETTERな方法です。当然、スタンプ押されるのを嫌がる人もいるでしょうから、EXERENTとは言えませんが、この方法ならば私は支持します。

手の甲スタンプはイベントに合ったオリジナル?の物を使っていて、それだけで楽しくなりますしね。嫌なことを楽しくする、素敵な方法です。

ゾーニングとか入場制限とか、押し付けられることばかりだと、イベントが面白くなくなってしまいそうです。趣旨を理解した上で、楽しくルールを守れるような仕組みが一番いいですよね。楽しければ参加者に意識を浸透させることも、とても容易になると思います。

increment at 23:59|PermalinkComments(7)TrackBack(0)

2008年01月01日

1/1 同人誌催事開催の際のご注意

新年一つ目の更新がこんな話題というのはなんだかなぁと思うのですが。

1/20開催予定のSevensParty2のサイトにて、会場側からの要請について掲載されています。
都立産業貿易センター同人誌催事開催の際のご注意
テキスト化しました
同人誌催事開催の際のご注意

とりあえず告知としての文章ですが、実際の運用がどのように行われるのか、今後の様子を見ていきたいと思います。

increment at 12:27|PermalinkComments(14)TrackBack(0)

2007年12月15日

12/15 成人向け表現への対応の是非

参照→都の成人向け表現規制問題は何だったのか 一応のまとめ

前回、一応まとめ記事を書いたのですが、実際行われている事に対する是非は抜け落ちているように思いましたので、追補という形で書いておきます。

まず、各種法令については、全国同人誌即売会連絡会の見解が分かりやすいので、そちらだけでも目を通しておくべきでしょう。特に、サークル側は知っておくべきです。

それでも読むのがめんどくさい人のために簡単なまとめ

■刑法175条
 あまりにエロいのはダメですよ、ということ。基準は曖昧です。
 現状はモロじゃなきゃ大丈夫っぽい感じ。

■児童ポルノ法
 実在する18歳未満の女性をエロく見せたりしちゃダメということ。
 勝手に妄想したものを絵にするのは全然問題ありません。

■青少年条例
 未成年にエロいの見せちゃダメですよ、ということ。

この記事では3つ目の青少年条例について論じます。他の2つは割と結論でてる空気があるので。

とりあえず、青少年条例だとピンとこないので、ゾーニングと以下では記述します。

そもそも何故ゾーニングが議論の中心になったかというと、やはり法令以上の規制の強制が厳しかったことと、即売会側があまり遵守できているとは言えなかったからです。

コミケでは、サークルが対面頒布でゾーニングしていることになっています。サークルスペースで対応している人が未成年には閲覧・頒布させないようにしてるから大丈夫です、という論調です。この方法を、各即売会も採用しています。

しかし、実際はどうでしょう。そこまで出来るサークルはあまり無いのではないでしょうか。この問題が起きる前は年齢を理由に断る場面なんて一度も見たことありませんし、現在もあまり断るサークルはいないんじゃないでしょうか。試しに冬コミで17歳の人を男性向けジャンルに放流して、どれだけ本を買えるか試してみたくなります。きっといっぱい買えるでしょう。だって、17歳なんて人を選べば十分おっさんな見た目の人がいますし、わざわざ確認してる暇がないサークルもいっぱいあるからです。もしCut a dash!が年齢確認徹底したらいつ頒布が終わるか正直わかりません。

そのため、指摘された/されないに関わらず、リスクを減らす意味でもゾーニング対策は必須だったと思います。ただし、何でもすればいい、というわけでもありません。

まず、区分配置から。全対応を総合して考えるに、台東館では必須、浜松町では推奨、といったところでしょうか。施設側を安心させるためには有用かもしれませんが、サークル側も求めているかというと、正直微妙なところです。区分配置されるぐらいなら、ゾーニングがんばります、というサークルもいるのではないでしょうか。

また、厳しくすればより効果的かというと、そうではない面もあることがわかりました。一番過激な対応をしたと思われる陵桜祭でも、一般向けエリアでエロ本が頒布されました。配置換えまでしてるのですから、サークル側が知らなかったというのは、正直考えにくいので、サークル側が悪いとも言えますが、サークルの意識を変えなければ何やっても意味が無いともとれます。ここは今後の課題です。
|| ただ、陵桜祭も告知が不十分だった気はします。
|| iDOL PROJECTほど徹底されてはいませんでしたし、
|| スタッフの意識にもブレがあったと聞いています。
|| 当日あるスタッフに聞いたところ「最近緩くなったみたいだから大丈夫」
|| というような事を言ってたという話も聞きました。
|| (もちろん直ぐに上から訂正されたようですが)
|| また、区分配置したため逆に意識低下した面もあるでしょう。(特にスタッフ側)

また、頒布時の年齢確認についても、言うだけで無策なイベントからやりすぎなイベントまで様々でしたが、iDOL PROJECTで行われた対策(開場前待機列:入場口で確認しスタンプを手の甲に押す)はよく出来ていると思います。スタンプを押すときはスタッフが念入りに確認し、サークルは確認する手間がかなり省けます。

サークル側はゾーニングを意識して実行するようにしなければならないですが、イベント側もサークルが確認しやすくなる工夫をするべきだ、というのが私の意見です。


次にPOPや本の表紙などの表現規制について。

これについては私は是非やるべきだと考えています。POPや表紙などは、見たい/見たく無い関わらず目に入ってしまいます。サークル単位のゾーニングなんてできるわけがありません。ならば、やっちゃダメだろう、ということです。

ただし、入場を規制した成人向けエリアでもダメというのは、理由が不明ですので、POPも含め規制してはいけないと思います。大人しかいないのに、未成年が見るとヤバいからダメ、というのは意味がわかりません。過剰な規制には反対です。


最後に成人マークについて。

まだまだ勘違いしているサークルが多いとの話を聞きます。成人マークは決して免罪符ではありません。

というか、成人マークをつけるメリットがわかりません。都が見ないフリしてくれる、というだけです。しかし、都が個々の同人誌を見ているわけじゃないので、まったく役には立っていません。むしろ、未成年に頒布してはいけない義務が加わるだけです。

いや、マーク無くてもエロ本であると判断されれば未成年への頒布は罪なんですが、マークがなければ頒布しないことの義務はありません(ややこしい話ですが)。逆に実はそんなにエロ本でなくても、マークがついたものを未成年に頒布すると罪になりえます。ほんと、デメリットばかりだと私は考えています。

ついでに、成人マークは都には有用ですが、他の道府県には意味がないことが多いです。このへんは各都道府県の条例を比較検討するとわかるのですが。

あと、成人マークつければ過激な表現が許されるというのも勘違いです。青少年条例は刑法175条とは別のものであり、青少年へ見せないことだけを求めています。刑法175条でダメなものは、成人マークの有無とは無関係にダメです。

コミケットが「成人マークの有無も考慮」と言ってたのは、当局の判断に差が出るわけでなく、「サークルさんが未成年へ頒布しないことに対する意識が高い、つまりエロ表現に意識が高いと判断できるため」ということです。


最後に。各イベントごとに対応は分かれますが、サークル側もそれを吟味し選択すべきだと思います。規制には会場・イベントだけでなく、サークルの意思も反映されるべきです。しかし実際に声を伝えるのは難しいです。数百人呼べる大手の声なら聞いてくれるでしょうが、サークル数+1なだけのピコ手の声なんてスルーされてしまいます(相手するフリぐらいはしてくれるでしょうけど)。ならば、行動で訴えるしかないでしょう。生々しい話ですが、規模が小さくなれば主催の収入が減ります。

サークルもただ受け入れるだけではなく、表現をもっと真剣に考えて欲しい、というのが私の思いです。

increment at 23:59|PermalinkComments(9)TrackBack(0)

2007年12月12日

12/12 都の成人向け表現規制問題は何だったのか 一応のまとめ

前→12/3 都施設の成年向け頒布禁止の件 陵桜祭がまたやってくれました

10月中旬に、東方不敗小町が成人向け頒布を禁止するという告知を出したことで始まった一連の騒動ですが、ようやく各イベントの対応に一定の方向性が見えていました。現在も、イベント主催と会場側との間で交渉は継続されていますが、この記事にケジメをつける意味でも、ひとまずまとめておきたいと思います。今後大きな動きがあったらその都度取り上げるということで。

あと、主観が入ることが多いです。今までの記事は事実の後追いがメインだったんですが、その点でちょっと方向性が違うので、誤解ないようお願いしたいというか。

<追記>
参照:12/15 成人向け表現への対応の是非
 追補しました

では、長くなるのでコチラへ→続きを読む

increment at 23:59|PermalinkComments(5)TrackBack(0)

2007年12月03日

12/3 都施設の成年向け頒布禁止の件 陵桜祭がまたやってくれました

前→11/22 都施設の成年向け頒布禁止の件 中小企業振興公社の規約他


陵桜祭4 ご案内

以下、転載
================
応募サークルの方へご案内します。
4回目については、成人向け作品の配布を廃止とします。
よって頒布品については、「全年齢作品」のみとさせていただきます。
募集受付は、もう少しお待ち下さい。
準備が出来次第ご案内します。
================

第3回の時に「区が厳しく見てますがなんとか頒布できるよう云々」言ってたのはどこの誰だったのか。随分と早く手のひらを返したもんだと思います。一応、今後板橋で行われる他のイベントの動向も見まもりたいと思います。

しかし同日に陵桜主催と仲の良さそうな、まきまき準備会のかしら!も更新されてるんですが、そちらでは従来どおりの対応。うーん。

あと、「禁止」ではなく「廃止」という言葉を使ってるのも妙な感じ。字面どおりとれば、主催がエロを否定する意思を持っていると思えるんですが。。。

========================================

NO BORDER 会場変更について

秋葉原中小企業振興公社で予定されていたトルーパーオンリーです。文具共和会館に会場変更となったのですが、その過程での会場側とのやりとりが記載されています。

先日取り上げた規約改定では、まだ含みを持たせた書き方でしたが、実際はかなり厳しい状況のようです。男性向けで今後予定されているのは、efオンリーとマリみてオンリーですが、前者はHPが落ちていて、開催されるのかもよくわからない状況。マリみてオンリーはさほど問題ではないでしょうが。

========================================

子羊たちの春休み3 ご注意 参加されるすべての皆様へ

文章はまきまきの告知をコピペしたようなものです。

========================================

人形遣いのTea Party イベントでの成人向け頒布物についてのお話です
大図書館の読書会 成人向け作品に関するお知らせ

法令順守を求める簡単な告知のみ。

どうでもいいことなんですが、この二つ、あきらかに双子イベントなのに、HPの構成や文言だけ違っていて面白い。更新のタイミングとかは殆ど一緒なのに。

次→12/12 都の成人向け表現規制問題は何だったのか 一応のまとめ

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2007年11月22日

11/22 都施設の成年向け頒布禁止の件 中小企業振興公社の規約他

前→11/19 都施設の成年向け頒布禁止の件 まきまきのこうげき!


東京都中小企業振興公社 使用申込方法について、下記のとおり見直しました

変更前のものが手元に無いのでどこが変更されたのかはわからないのですが、気になった部分をピックアップ

===========
3、 利用制限
申込受領後、内容を確認し使用承認書を1週間以内に送付します。
なお、以下のいずれかに該当すると認められたときは、ご利用いただけない場合があります。
 (1)公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認められるとき
 (3)東京都及び公社の信用を傷つけるおそれがあると認められるとき
 (4)成人向けの内容が含まれる催物
 (5)「特定商法取引法」等関連法規等によって罰せられるおそれのあるセミナー等
 (6)販売行為、飲酒を伴う会合及び撮影会等会議室本来の目的以外で利用するとき

4、 使用承認の取り消しについて
以下のいずれかに該当すると認められたときは、使用承認を取り消す場合があります。
 (1)法令違反の事実が判明したとき
 (4)利用制限に該当する利用をするとき
===========

どちらも、「〜があります」という表記でお茶を濁してます。実際どうなのかはイベントごとに判断ということでしょう。しかし、同人を意識した項目がいくつか見られるのもまた事実。今後の動向を見ていきたいところです。

===========================================

■11/23 iDOL PROJECT 4 成人向作品の頒布に関するお知らせ

内容はごく当たり前のことばかりなので割愛。

===========================================

■11/25 ひとひらのポートレート イベントについて重要なお知らせ

こちらも同上。だいたいこのような対応に収束してきている気がします。

次→12/3 都施設の成年向け頒布禁止の件 陵桜祭がまたやってくれました

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年11月19日

11/19 都施設の成年向け頒布禁止の件 まきまきのこうげき!

前→11/13 都施設の成年向け頒布禁止の件 都産貿の告知他


まきますか?まきませんか? TOP更新

TOPの文章を一部転載します

=========================================
(前半略)
11/18現在、「都立産業貿易センター同人規制情報まとめ@wiki」に、当サイトからの引用表記のない転載(単純コピペ)や、「中学生未満は保護者の同伴が義務。」といった誤った情報が掲載され続けていることを確認しており(以下略)
=========================================

一方で、まきまきの告知の該当部分はこんな感じ(転載)

=========================================
・中学生未満の一般参加者の方は、保護監督者(20歳以上)の同伴をお願いいたします。(従来どおりです)
・中学生以下の一般参加者の方は、保護監督者(20歳以上)の同伴を推奨いたします。(今回追加事項です)
=========================================

まきまき側の言い分は正しいのですが、告知の文章もあまり良くないかなぁと思います。「推奨」と「お願い」と言葉を変え、それを二つ並べて対比させるように書いてあると、言外の意味を汲み取って義務だと感じても仕方ないかなと。正直、私もなんとなく義務なのかなー、と思ってましたし。

普通に「推奨/お願いします」「強く推奨/お願いします」でいいんじゃないかと思います。あるいは、「どちらも強制ではありませんが」の一文を添えるとか。どうしてもミスリードを誘っているようにしか見えなくなってしまった。

あと、wiki側にもコメント欄というオープンに言える場所があるのだから、そこで訂正依頼しておくべきかと思います。まきまきHPに書くより、情報掲載場所で否定しといたほうがいいんじゃないかと。メールフォームもありますが、更新滞ってる管理人がいつ見るかもわからないですし。

===============================================

あと、ついでにwikiについて。今まで一回も取り上げてませんが、できた直後から見てはいます。ただ、一番初めに出来た項目が「電凸先の一覧ページ」だったので、方針に同意できませんし、信用もできないので、記事ではスルーしてます。

ここを見てる人が知らないとは思えませんが、もし知らなければ検索すると簡単に見つかるので探してみてください。

===============================================

■1/13 ミッション・スタート! 「ミッション・スタート」への参加を検討・予定しておられる皆さんへ

先行告知ですが、「何か制限するかもしれません」といった内容。具体的にどうするということはあまりありません。会場がハイライフプラザ板橋なのが気になるところです。

ハイライフプラザ板橋については、先にまきまき準備会が、かしら!にまきまきの規制を適用しようとしていて(根拠:告知文の「楽してズルしていたばしかしら!より適用予定」)、それにつられて施設側が過剰反応しなければいいのですが。まだ動きが見られない会場だけに、余計なことをしないほうが、と思う面もあります。

次→11/22 都施設の成年向け頒布禁止の件 中小企業振興公社の規約他

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年11月13日

11/13 都施設の成年向け頒布禁止の件 都産貿の告知他

前→11/10 都施設の成年向け頒布禁止の件 新たなイベントの対応とか


都立産業貿易センターの展示室等の利用について (施設公式)

=====================
ご利用にあたっては、主催者の方に対し「東京都青少年の健全な育成に関する条例」をはじめ法令遵守の徹底を求めていきたいと考えています。ご利用される方々の、ご理解、ご協力をお願いいたします。
=====================

施設側から告知として出されました。当然の内容ですね。

==============================================

図書館島の休日4日目資料室でお茶会3杯目における年齢確認の実施について

=====================
この告知の趣旨にかんがみ、イベント開催当日に以下の証明書による年齢確認を
行い、18歳以上の方に「年齢確認証」をお渡しすることになりました。
「年齢確認証」をお持ちでない参加者は成人向け同人誌等を
購入することができませんのでご注意ください。
=====================

こちらも、内容としては当然のこと。サークルさんの負担を軽減するためにも、この方法はいいと思います。

==============================================

ふたば★学園祭3 予告

=====================
成人向け同人誌等の扱いにつきましては、法規や会場側の要請するところを検討しつつ、昨今の情勢に関わらずできるだけ表現の自由を損なわないことを目標に調整を進めております。
=====================

こちらは特に内容も無いので紹介だけ。

==============================================


とらいあんぐるパーティ5 掲示板

掲示板にて、主催の書き込みがあります。

=====================
まず規制の事ですが、当準備会は都産貿より特に指示をするような旨は受けておりません。
ですので今の所は従来通りの規約での開催を予定しており、特に成人向け作品の排除等は考えておりません。
通りすがりの戯言さんが書かれている通り、今現在規制が行われていないだけで来月以降何かしらの規制が行われる可能性もあります。
イベントの主催として都産貿の職員の方とよく話し合い、条例などを厳守した上で参加者の方に安心して参加し楽しんで頂けるイベントを目指して行きたいと思っております。
=====================

やはり一部主催との温度差を見ると、積極的に動いている勢力が過剰対応のような気がしてきます。実際どうなってるかはわからないのですが。

むしろ、掲示板に先に書き込んだように、まわりの人が過剰反応してるのもあると思います。雉も鳴かずば撃たれまいに、といいますか、主催の人が適切な情報を出すまでは静観していたほうが、と思います。

次→11/19 都施設の成年向け頒布禁止の件 まきまきのこうげき!

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2007年11月10日

11/10 都施設の成年向け頒布禁止の件 新たなイベントの対応とか

前→11/5 都施設の成年向け頒布禁止の件 コスカ・リリフェス・その他



ミッション・スタート! 重要なお知らせ(速報)

ハイライフプラザ板橋でのイベントですが、早めに手段を講じておくことにしたようです。あまり早い時期から譲歩しとくべきでは無さそうに思えますが。

=======================================

ゲームレジェンド お知らせ頁

中小企業振興公社で予定されていた次回ですが、綿商会館での開催となるようです。なるべく確実なところに、ということでしょう。中小企業振興公社が会場貸し出しを拒否したわけでないので注意。

次→11/13 都施設の成年向け頒布禁止の件 都産貿の告知他

increment at 23:59|PermalinkComments(7)TrackBack(0)

2007年11月05日

11/5 都施設の成年向け頒布禁止の件 コスカ・リリフェス・その他

前→11/3 都施設の成年向け頒布禁止の件 スキフェスの対応他

(2:30 追記しました)


すでにレポートで触れたものもありますが、一応、記事の流れの中に入れる意味でも再掲載です。


11/4 コスチュームカフェの状況

事前に色々と物議をかもしたコスカでしたが、当日はかなりあっさりとしたものでした。

成人向けフロアについては、入場時に一応数人確認はしてたらしいですが、ほとんどそのまま通してたようです。私も止められることなく入れました(26ですがw)。

一般フロアでエロ本があるサークルは成年向けフロアに移動となったようです。ただ、寄せられたコメントには、一般フロアでも成年向けの本が売られてたとの情報があります。私の目で見たわけではないのですが、売られてたならば、コスカのチェックが甘かったのかもしれませんし、サークルさんの認識が甘かったのかもしれません。

ポスター・POPの規制も適当だ、というのは某お方の意見。そういえば、スキフェスでも、エロ本の見本を見開きにして飾ってたサークルがありましたね。

サークルさんの撤収が早かったのは、ちょっと面白いところ。特に成人向けフロアが早かったんですが、視察から逃げたのか、あるいは単に傾向なのか(仮にこの件が無くても、帰りが早いのは納得できるのがなんとも……)。

施設側の人は見ればわかるかな、と思いましたが、全然わかりませんでした。制服系、というのがタチが悪いというか、それらしい人を見かけてもコスプレだったりするんですよねw

まぁ、全体として、散々騒いだ割にいつもと同じじゃね? と。むしろ、あれだけ言ってる分、危険な気もします。

====================================

11/4 リリアンフェスティバル2

ゾーニングに関しては、ジャンルの性質上、成年向け表現が極端に少ないので、ゾーニングはしないとのことでした。実際フロア内にコスカの戦果を除いたエロ本が果たしてあったのか、疑問になってしまうぐらいです。

何がなんでも一律基準にしちゃう主催よりは好感がもてる印象。

====================================

11/4 剣、舞う、11月

カタログを見せてもらったんですが、こちらはゾーニングで、成年向けサークルを少しだけ離した(というか分けた)ところに配置してありました。でも対象は3サークル。ちょっぴり不憫です。

====================================

ここまではイベントの状況。自分の体感だったり、信用できる人からのタレコミなので、ソースが無いのは勘弁してください。

ここからはイベントの動向をば。

====================================

高天原 重要なお知らせ

>2008年度のイベントより18歳未満の方が参加できないエリアを設けます
TOPICSはここかな。上に書いたリリフェスや剣のような状況になった場合、どのようにするのかはちょっと気になるところ。

ともあれ、継続的な規制の話が出たのは、まきまき、I-NOVELに続いて3件目。段々とこちらから範囲を狭めているような気がします。先に手を打つのもいいですが、その時々のベストを引き出すために、変な手本を作らない方がいいとも思います。

====================================

(ここから2:30追記)
陵桜祭 当サイト掲載の情報に関して

まきまきと同様の内容ですね

====================================

サンホラオンリーへようこそ 成人向け発行物について案内掲載

以前掲載してあったものよりも、詳細な内容になっています。

次→11/10 都施設の成年向け頒布禁止の件 新たなイベントの対応とか

increment at 23:59|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2007年11月03日

11/3 都施設の成年向け頒布禁止の件 スキフェスの対応他

前→11/1 都施設の成年向け頒布禁止の件 ケットコムの捏造


本日行われたスキマフェスティバルの対応の様子をまとめておきます。

まず、イベント側の対応から。スキマフェスティバルは、今回、同意書の提出を義務づけていました。概要の説明の紙を付属したもので、同意書はWebに置いてあるものと、ほぼ同一と思われます。

同意書を受付に提出すると、自配置にあわせたPOPを手渡され、成人向け表現がある場合は、成人向けシールをそれに貼って対応することになっていたようです。ただ、使用していないサークルも一部あるようでしたが。

一つ気になるのは、サークル側が、この同意書に同意することで、成年向け同人誌頒布に対する責任が大きくなることを理解しているのかということです。あるいは、イベント側の責任放棄と言ってもいいかもしれません。同意書があることで、最悪の事態になろうとも、イベントとしては責任を負わなくてよくなる可能性があります。

そのサークル側の対応ですが、意識しているサークルはいるものの、サークルによって温度差がある感じ。全ての購入者に身分証提示を求めていたり、はたまた逆に、何もしていないサークルもあったりといった状況。

運営上の問題といえば、同意書確認が終わらなかったため、開場が遅れたことでしょうか。規模が大きくなるほど、この問題は大きくなるものです。コスカについても、3階の成人限定フロアについて、どこで確認するか、それによって入場の遅れがあるか、心配なところです。

========================================

リリアン・フェスティバル2 最新情報

>イベント当日に都の関係者による視察が行われる旨の通達がありました

とのことです。リリフェス側はそれほど問題ではないと思いますが、リリフェスを視察するなら、当然コスカも、と考えられ、そちらが心配でもあります。

========================================

まきますか?まきませんか? 当サイト掲載の情報に関して

情報に触れる際の注意が書かれてます。当サイトでも、ソースがあるものはリンクを貼りますし、引用する場合は誤読が起きない範囲までコピペをするようにしていますが、やはり個人個人が確認することが基本です。特に情報発信する場合は注意してもらいたいですね。

次→11/5 都施設の成年向け頒布禁止の件 コスカ・リリフェス・その他

increment at 23:59|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2007年11月01日

11/1 都施設の成年向け頒布禁止の件 ケットコムの捏造

前→10/31 都施設の成年向け頒布禁止の件 とりあえずのまとめ


(2:50 一部追記)

スキマフェスティバル 同意書
http://nekote.com/pdf/douisyo071103sf2.pdf(PDF)

同意書の「2.法令「東京都青少年の健全な育成に関する条例」を遵守します。」の部分に、次のように書かれています。

(PDFから転記)
================================
以下、一部抜粋。

「不健全図書類の販売等の制限」
青少年(満18歳未満の者)に対し性的感情を刺激し、残虐性を助長し、若しくは自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがある図書類(※1)を販売、配布、又は貸し付けてはならない。
不健全図書を陳列するときは、当該図書類を他の図書類と明確に区分し(※2)、営業の場所の容易に監視することのできる場所に置くように努めなければならない。
【罰則】青少年に対する不健全図書の販売、配布、貸し付け、区分陳列及び梱包義務の違反者に対しては警告が発せられ、それに従わず、なお違反した場合は、30万円以下の罰金に処されます。

※1 「図書類」とは、書籍、雑誌、写真、ビデオテープ、DVD、コンピュータープログラム、CD-ROM等
※2 「成人向け」あるいは、「18歳未満購入・閲覧禁止」「18禁」等の表示
================================

さて、一部抜粋と書かれていますが、どこから抜粋したのでしょう。それは、都が作成した条例パンフレットの繋ぎあわせと思われます。
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/index9files/aramashi.pdf(PDF)
しかし、実際条例文を見てみると、転記した内容はどこにも書いてありません。試しにGoogle先生にご意見を伺うと、ケットコムの作成した同意書のみがヒットします

実際の条例文は、以下のところで見ることができます。
東京都例規集データベース
ログイン(登録不要)>15編 教育 の左の+ボタン>青少年>東京都青少年の健全な育成に関する条例
(タグブラウザだと閲覧できない場合があります)

ここから関係する部分を抜粋。少し長くなりますが。

================================
(図書類等の販売等及び興行の自主規制)
第七条 図書類の発行、販売又は貸付けを業とする者並びに映画等を主催する者及び興行場(興行場法(昭和二十三年法律第百三十七号)第一条の興行場をいう。以下同じ。)を経営する者は、図書類又は映画等の内容が、青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認めるときは、相互に協力し、緊密な連絡の下に、当該図書類又は映画等を青少年に販売し、頒布し、若しくは貸し付け、又は観覧させないように努めなければならない。
(平四条例一九・平一三条例三〇・一部改正)

(表示図書類の販売等の制限)
第九条の二 図書類の発行を業とする者(以下「図書類発行業者」という。)は、図書類の発行、販売若しくは貸付けを業とする者により構成する団体で倫理綱領等により自主規制を行うもの(以下「自主規制団体」という。)又は自らが、第八条第一項第一号の東京都規則で定める基準に照らし、青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認める内容の図書類に、青少年が閲覧し、又は観覧することが適当でない旨の表示をするように努めなければならない。
2 図書類販売業者等は、前項に定める表示をした図書類(指定図書類を除く。以下「表示図書類」という。)を青少年に販売し、頒布し、又は貸し付けないように努めなければならない。
3 図書類発行業者は、表示図書類について、青少年が閲覧できないように東京都規則で定める方法により包装するように努めなければならない。
4 図書類販売業者等は、表示図書類を陳列するとき(自動販売機等により図書類を販売し、又は貸し付ける場合を除く。)は、東京都規則で定めるところにより当該表示図書類を他の図書類と明確に区分し、営業の場所の容易に監視することのできる場所に置くように努めなければならない。
5 何人も、青少年に表示図書類を閲覧させ、又は観覧させないように努めなければならない。
(平一六条例四三・全改)

(表示図書類に関する勧告)
第九条の三 知事は、指定図書類のうち定期的に刊行されるものについて、当該指定の日以後直近の時期に発行されるものから表示図書類とするように自主規制団体又は図書類発行業者に勧告することができる。
2 知事は、表示図書類について、前条第二項から第四項までの規定が遵守されていないと認めるときは、図書類販売業者等又は図書類発行業者に対し、必要な措置をとるべきことを勧告することができる。
(平一六条例四三・追加)

第二十五条 第十八条第一項各号、同条第二項第一号から第三号まで若しくは第五号から第九号まで又は同条第三項の規定による警告(同条第二項第四号に係る場合を除く。)に従わず、なお、第九条第一項、第二項若しくは第三項、第十条第一項、第十一条、第十三条第一項(特定がん具類に関して適用される場合に限る。)、第十三条の四第一項若しくは第二項、第十三条の五、第十五条第一項若しくは第二項又は第十五条の三の規定に違反した者は、三十万円以下の罰金に処する。
(平一六条例四三・全改)
================================

『図書類の発行を業とする者(以下「図書類発行業者」という。)は、図書類の発行、販売若しくは貸付けを業とする者により構成する団体で倫理綱領等により自主規制を行うもの(以下「自主規制団体」という。)』に、イベント主催が含まれるかは曖昧なところなんですが、含まれるものとして、以下の話を進めます。含まれないならば、ケットコムには何の権限も無い、で終話してしまうので。

それぞれ超簡単な意味合いを書いていきます。

================================
第七条は、青少年にエロ本見せたり頒布しちゃダメですよ、ということです。

第九条の二は、本の発行者あるいは業界団体が、自主規制として成人向け表示できますよ、ということです。成人向け表示された本を、表示図書といいます。

第九条の三は、エロ本の中で定期刊行物は、知事の命令で表示図書にさせることができるよ、ということです。

最後のは罰則。
================================

ケットコムの同意書にある、「不健全図書」という単語はどこにも出てきません。都がパンフレットを作るにあたって、便宜的に使用した言葉と思われます。

表示図書がありますが、第七条にあるように、そもそも未成年にエロ本を閲覧、頒布させてはいけないのです。では、何故それがあるのでしょう。

表示図書は、青少年に閲覧、頒布させたことの責任の明確化と思われます。末端(販売店など)にエロ本だと知らせることにより、責任が末端にあることになります。販売店に「エロ本だと思いませんでしたー」と言わせないためです。

そして、重要なのは、成人向け表記(表示図書)を条例では強制していないことです。あくまで自主規制であり、表記を強制するのは業界団体であり、発行者です。自主規制に法的な拘束力を持たせているだけなのです。

実際に、成年向け表記のないエロ本はいっぱいあります。それこそ、コンビニや書店の棚を見ればわかると思います。

ところが、ケットコムの同意書を読むと、条例によって成人向け表記を強制されているように読み取れます。条例文のような物を、パンフレットの文字の繋ぎ合わせで捏造し、成人向け表記の責任が条例にあるように誤解してしまうようになっています。

しかし、実際に表記を強制する立場にいるのは、ケットコム(あるいは会場の蒲田PiO)です。条例に強制の根拠を求めるのは、自身の責任の放棄ともとれますし、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」を、ケットコム側が果たしてどこまで遵守する気があるのかも疑問に思えてきます。当事者であれば、パンフレットで済まさず、条例文に目を通し理解していて然るべきだと思います。

最後になりますが、表記の強制を否定はしませんし、私見になりますが、必要な対応かと考えています。きちんと「ケットコム(あるいは会場)の判断で、成人向け表記を強制させていただきます」と言えばいいと思います。

===========================================

ここからはいつもの記事です。

■11/4 ゲームレジェンド 実行委からのお知らせ

2008年5月に、中小企業振興公社にて予定されている次々回開催についての近況が書かれています。

(2:50 追記)
■12/2 サンホラオンリーへようこそ3 サークル案内に「成人向け作品について」追加

内容はいたってシンプル。

次→11/3 都施設の成年向け頒布禁止の件 スキフェスの対応他

increment at 23:59|PermalinkComments(11)TrackBack(0)

2007年10月31日

10/31 都施設の成年向け頒布禁止の件 とりあえずのまとめ

前→10/30 都施設の成年向け頒布禁止の件 報道ふたたび


月末で区切りもいいですし、ここで情報を整理しておこうかと思います。

まず、法令の確認から。
■刑法175条
 →猥褻物を頒布してはいけない
■児童ポルノ法
 →児童を被写体にした写真・映像や、実在の児童をモデルにした絵で、性的なものを頒布してはいけない
■青少年条例
 →青少年にエロ本を見せてはいけない
それぞれ別のものなので、混同しないよう気をつけましょう。とか言いつつ、私もたまに混同しちゃうんですが。

では本題。とりあえず、図にしてみました。
http://blog.livedoor.jp/increment/timet_kisei.pdf(PDF)

これは、起こったことの関連性を図にしたものです。オープンなソースのあるものを記載しています。点線矢印の部分のみソースが無く確証が持てない部分です。

今回の一連の騒動は、大きく分けて4つの事柄が絡み合っていると考えています。
.弌璽船礇觴匆颪里發燭蕕絞棲欧ら子どもを守る研究会に関連する動き(黄)
EGMCと施設の間でなされた、会場利用の問題(赤)
猥褻表現に関する動き(緑)
づ垰楡澆寮人向け規制(青)

このうち、 銑は、既に終息している動きです。しかし、発表のタイミングが遅いため、現在起こっているい里海箸函関連があるように見えてしまっています。実際、関係が全く無しとは思いませんが、問題になっている事柄と対策は、それぞれ全く違います。

ここで注目すべきは、まず、7/5に同人誌印刷業組合が発表した規制内容です。この規制は、コミケットなどの批判もあり、組合側が問題点の見誤りや、過ぎた規制の内容を認め、取り下げる事態となっています。

しかし、今回オンリーイベント側が発表している自主規制は、組合が発表した内容とよく似ている部分が多くなっています。そのため、三崎氏が苦言を呈することになったのも頷けることではあります。ただ、組合の規制には、コミケットや即売会連絡会が対応しましたが、今回両者にまだ動きは見えません。同様の動きをとっていいと思うのですが……。

もう1点。施設側の対応が、10月から変化していることが明らかになっています。そのトリガーとして考えられるのが、10月1日に竹花豊氏が都の教育委員会委員になったことです。竹花氏は、バーチャル社会から(ryで研究会の主要メンバーを務めており、同人誌を問題視している人物です。竹花氏が委員に就任し、まず始めたのが同人誌の問題(しかも身内の会場で!)と考えると、一連の流れが全て繋がって見えてきます。はたして?

===================================================

ここからは今日の動きです。

■3/2 グラール大星霊祭episode2 頒布物及び当日運営のお願い

特徴的なのは、時限の禁止でしょうか。

>一般入場開始後の製本を行っての頒布は内容の確認等対応が出来ない場合があるため
>全年齢向けであっても禁止いたします。

あとは平均的な内容ですが、イベントまで期間が十分にあるにも関わらず、早々と規制を発表したことは、少し気になるところでもありますね。

そして、同日同会場、参加者からクレームが来る前は仕切りも立てなかったんじゃないか疑惑があるもう一つのイベント、漢のドリル祭り2では何もアナウンスされていないことも疑問です。

===================================================

東方不敗小町のBBS

主催からこんな返答がありました。

>今回、成人向け頒布の規制にですが、会場側からの要請により、
>準備会と会場の協議によって決まりました。

当初の書き方だと、一方的な通達だったようにとれるのですが、それなりの交渉はした結果だったのでしょうか。他のイベントが、交渉の結果成人向け表現はOKとなっているので、コスカの「主催者側の対応の不味さ」に該当することも考えられなくはないですが。

次→11/1 都施設の成年向け頒布禁止の件 ケットコムの捏造

increment at 23:59|PermalinkComments(9)TrackBack(1)

2007年10月30日

10/30 都施設の成年向け頒布禁止の件 報道ふたたび

前→10/29 都施設の成年向け頒布禁止の件 理想と現実


都施設で過激マンガ販売 即売会の規制強化へ(Yahoo!ニュース:産経新聞)

そのうち消えるので全文転載

================
東京都の公共施設で開かれたマンガ・アニメの同人誌即売会で、少女を性行為の対象とした過激なポルノコミックが公然と販売されていたことが分かり、都は29日、即売会の規制や監視強化に乗り出す方針を固めた。

 事前に作品内容の詳細なチェックを主催者側に義務付け、即売会当日の巡回を徹底してコミックを実際に閲覧するなどの対応を検討する。都の青少年健全育成条例に抵触する場合は、施設の貸し出し禁止や即売会の開催中止などの措置を取る構えだ。

 関係者によると、マンガやアニメの即売会は、商業誌とは異なり、自主規制に委ねられることが多い。そのため、主催者によっては少女を性行為の対象とした過激なポルノコミックが公然と販売されていた実態がある。

 都が規制や監視強化に乗り出すきっかけとなったのは、外郭団体「東京都中小企業振興公社」が運営する「都立産業貿易センター」で開催された同人誌即売会で、過激な性行為などを描いたコミックが販売されていたことから。

 同センターは「台東館」(台東区)と「浜松町館」(港区)の2館があり、年間で計100回程度の即売会が開催されている。このうち台東館では平成17年3月から今年5月にかけて、「マニアック総合同人誌即売会 アブノーマルカーニバル」などと題された即売会が計5回開かれていた。

 そのため都では、新たにコミックのサンプルを閲覧したり、即売会当日に販売される同人誌の内容を職員が確認することも視野に対応策を具体的に検討することにした。

 同人誌の即売会をめぐっては、警察庁の研究会が昨年12月、「子供を性行為等の対象とするコミックが公然と販売されている」と、規制強化の必要性を打ち出していた。

 都産業労働局では「成人向けの作品の販売自体を禁止するわけではないが、主催者側に法令順守の徹底を求めていく」としている。
================

今回も少女を対象とした性表現の方向に目が向いている記事です。多くの方は、絵が児童ポルノ法に抵触しないことを理解しているでしょうし、施設側との交渉でも、その点については正しい理解を得られているように見えます。

しかし、一方で事情を殆ど知らないと思われる女性向けイベント主催(というか、か/い/じ/え/んの主催)は、児童の性行為を表現することこそが問題だと、このような記事のみから推測して、厳しい対応がとられています。

=========================================-

2007年スキマフェスティバル TOPの注意文を若干修正

コンビニの本基準、とのこと。

まきますか?まきませんか?6 参加に関するお知らせ改訂

次→10/31 都施設の成年向け頒布禁止の件 とりあえずのまとめ

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月29日

10/29 都施設の成年向け頒布禁止の件 理想と現実

前→10/28 都施設の成年向け頒布禁止の件 同人総研他


同人誌生活文化総合研究所 理想無くしてなんのための「場」か?

>理想論? それの何が悪い?

理想論はあっていいと思います。ただ、理想論だけ語られても、現場の人間は困ってしまうと思います。「これは表現の自由だから」とか論じてる時間は、現場には無いのではないでしょうか。

開催まで1ヶ月前後となったイベントの主催としては、できる限り早くイベント当日の開催を確実なものにしたいところでしょう。その中で、施設側との折り合いをつけるためには、若干の譲歩もやむなしかと思います。ぎりぎりまで交渉して「やっぱり無理です」と言われたら、そのイベントの参加予定者が泣きを見ればいいとでも言うのでしょうか。

理想を第一にして考えた場合。オンリーイベントでは、「元作品(あるいは嗜好)を共有できる場」が理想なのではないでしょうか。その「場」においては、「表現の幅を狭めても場を確保する」というのは自然な成り行きかと思います。

つまり、「理想としている場」が違うのではないか、ということ。

表現の幅を狭めずに創作できる場を理想とする立場から、表現の幅が影響を受けて狭まるのが嫌ならば、それらの人間で行動を起こせばいいと思います。即売会連絡会なり、コミケットなりが動きを見せて、施設側との交渉の助力になるならば、オンリー主催も歓迎ではないでしょうか。

ただ、あくまで切羽詰ったイベントの話で、来年以降、まだ時間があるイベントについては、じっくり話し合いを持って表現についてアピールしてもらいたいなぁ、というのが私の意見。

===================================================

■か/い/じ/え/ん TOP更新

>かいじ系に関係無い方からのアクセスが大変多いため、
>全イベント内容を削除させて頂きました。

逆によからぬことをやっていたんじゃないか、という想像が。男性向け主催が打ち出している方針より、かなり厳しかったようですが、施設側の反応はどうだったんでしょう。このイベントが施設側にとって基準となってしまうと、後々面倒なことになりそうな気がします。

上で言ってることと矛盾するように見えるんですが、過剰反応はやっぱりマズイと思います。

次→10/30 都施設の成年向け頒布禁止の件 報道ふたたび

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月28日

10/28 都施設の成年向け頒布禁止の件 同人総研他

前→10/26 都施設の成年向け頒布禁止の件 中小企業振興公社の動き他


(0:40 一部追記)

同人誌生活文化総合研究所 簡単に『見本誌チェック』と言いますが……。

理想論。

以下、私見ですが。

責任云々については、「なら責任とれないからチェックしませんよ」とも言えないだろうし、さすがに理解はしてると思いますよ。実際問題になった時にどうなるかは、横に置いておくとして。

>「サークルのために最大限発表の場を確保する」、
>「表現の場を可能な限り守る」ことがあっての存続であるはずですよね?

なくてもいいんじゃないかな。どこまでできるかを明示して、それに納得いかなければサークルが避けるだろうし。表現可能な幅が広い、ということが即売会の売りになってもいいと思う。

==============================================

まきまき準備会主催イベントにご参加いただく皆様へのお知らせ(11/25 まきまき6
アイノベルシステム主催イベントにご参加いただく皆様へのお知らせ(11/25 陵桜祭3

ほとんど同様の内容。両イベントでまとめたんじゃないかと思います。

詳細はもはやテンプレと化したもの。あとは施設側からの指導がなければ、大体この内容に落ち着いていくのでしょうね。

(0:40 追記)
まきまきのお知らせに、かなり詳細なQ&Aが追加されました。年齢確認などの詳細と、台東館からあったといわれている成人向け禁止通達についてなど。まぁ、最後の一つを肝に銘じて、ということで。

==============================================

病み鍋PARTY2 参加される全ての皆様への重要な告知とお願い。

ゾーニングに対してはかなり神経使っている様子。どこまでゾーニングするかは、即売会ごとに差があります。

==============================================

貢いで☆ドル箱 TOPに案内掲載

以前Blogに書かれていたものに追加した内容。まだイベントまで日があることもあって、具体的なことは検討中のようです。

次→10/29 都施設の成年向け頒布禁止の件 理想と現実

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月26日

10/26 都施設の成年向け頒布禁止の件 中小企業振興公社の動き他

前→10/25 都施設の成年向け頒布禁止の件


今日は色々と細かい動きがありました。


東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎 展示室・会議室の予約受付休止について

10/23付でこんな告知がありました。もしかしたら今回の動きが関係してるのかもしれません。Library of Alice Blueの司書室にある内容も参考に。

================================================

クイーンズコロシアム供年増園 告知内容追加

>台東館側からの報道直後の通達は、「成人向け同人誌の頒布禁止」でした。

おそらく、コスカ側の発表との食い違いを解消するために追記したのだと思いますが、一部の台東館の主催に成人向け頒布禁止の通達があったのは事実のようです。結局事実無根ではなかったわけですが、告知の文面は成人向けの頒布禁止が決定したととられかねない内容であり、またクイーンズコロシアム&年増園他の主催が事実確認する前に公にしてしまった点など、やはりコスカの発表には軽率な面があったと思います。

================================================

アブノーマルカーニバル 次回、「ABC6」開催について

謝罪とともに、次回開催に向けての方針が書かれています。一部で、謝罪がコスカの発表にあった、「主催者側の対応の不味さ」に対するものと捉えている方もいるようですが、そうではなくて、今回の騒動の大元となったことに対するものだと考えるのがいいかと思います。「主催者側の対応の不味さ」については、コスカとABCで意見が食い違っているようで、まだどちらが正しいのかは判断できません。

================================================

TAT-HON 「会場よりイベント内容確認がありました」に追記

>現在は都と本社と共に対応策を相談中であり
>後ほどしっかりとしたガイドラインのような物を製作する

>きつい締め付けではなくきっちりとした対策を「相談の上」作りたい

どうやら、ガイドライン作成に動いているようです。中小企業振興公社・秋葉原庁舎の予約一時停止も、この件に関係しているかもしれません。

次→10/28 都施設の成年向け頒布禁止の件 同人総研他

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月25日

10/25 都施設の成年向け頒布禁止の件 女性向けイベントの反応

前→10/24 都施設の成年向け頒布禁止の件 ケットコムの対応他


今日は2件です。まず軽い方から。

2007年スキマフェスティバル 告知更新

まず、「一般参加の方にお知らせ」が掲載されました。身分証を用意してください、とのこと。
そして、「サークル参加の方にお知らせ」に、既刊で表紙に成年向け表現があるものの対応について、追加されました。

>積み重ねて販売して、一番上を”見本”として、
>値札、シールなどで隠して人目に付かないようにしてください。

===============================================

■か/い/じ/え/ん か/い/じ/え/んでの販売物に関して 一般参加の方へ
(検索避けしてあるのでリンクは控えておきます)

これは10/28に台東館で予定されている女性向けジャンルのイベントですが、今回のことを受けての対応が掲載されました。しかし、内容には幾つか疑問点もあったり。

>ポルノコミックの即売イベント
>「マ/ニ/ア/ッ/ク総/合同人誌即売会 ア/ブ/ノ/ー/マ/ル/カ/ー/ニ/バ/ル」にて、
>少女の過激な性行為などを描いたコミックを販売。
>そのことが2007/10/22に一部で報道されました。

片っ端から突っ込みたくなりますね。特にアレな点を2つ。

まず、アブノーマルカーニバルはポルノコミックの即売イベントではありません。欠損少女の美麗イラスト集などもあります。全体的にエロになる傾向はありますが、この言い回しだと、変に印象づけられてしまいます。

次に、少女ものの販売が原因と書いてありますが、複数の主催から、「過激表現(エロ・グロ共に)が問題だった」との、会場側との交渉結果や見解が出されています。少女物が論点になったのは報道内容のみで、おそらく主催の方は報道内容だけを見て対応内容を決定したのではないでしょうか。問題の原点を見間違っているために、他の男性向けイベント主催の対応と食い違うというか、的外れな内容になっている部分もあります。

>◎子供相手の虐待、強姦、性交など成人指定を含む
>同人誌、ペーパー、ポスター等は販売出来ません
>前回のイベントの問題が児童ポルノを扱うジャンルだったため、
>児童ポルノは厳しく対処いたします。

実際のモデルが存在しないイラスト・絵は、児童ポルノに該当しません。あくまで、写真や映像など、実在する児童が関わったものに限ります。しかし、ここで「児童ポルノ」という単語を使ってしまうことは、無意味に誤解を広めてしまうことになりかねません。

私見ですが、全体的にもう少し言葉に気を使ってほしいです。「児童ポルノ」など、強烈な印象を与える言葉を使っているので、読んだ人が、その単語の印象に引っ張られてしまうことが心配です。

これらの事実誤認や言葉使いを除けば、主催の方の意図については支持できるかな、と思います。イラストによつ児童の性的表現は、法的に問題ないとはいえリスクには変わりなく、対応については主催判断です。イベントで保障できない可能性があるならば、禁止するのも一つの手段ですし、そこに法的根拠は関係ないと思います。

他にはいろいろと細かい対応がありますが、概ね妥当だと思います。POP表示や主催側での準備など、参考になる部分もあるかとは思います。

また、一般参加者に向けた案内の以下の部分。

>●未成年者の方●
>成人指定の本、年齢指定のあるものは、
>その年齢未満の場合は、該当の本をお手に取らないようお願いいたします。
>購入だけでなく、閲覧も禁止です。
>年齢指定があり、カバーがかけてある場合は、
>カバーをめくって表紙を見ることも禁止です。

今まで、主催及びサークル側の対応は、盛んに言及されているのですが、一般参加者側の行動も重要です。この部分にもきちんと言及してあるのは良いことだと思います。

次→10/26 都施設の成年向け頒布禁止の件 中小企業振興公社の動き他

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月24日

10/24 都施設の成年向け頒布禁止の件 ケットコムの対応他

前→10/23 都施設の成年向け頒布禁止の件 コスカの暴走?


(10/25 2:30 追記しました)

今日はケットコム主催イベントで、大きな動きがありました。

触祭七だんめんずこみっく3 開催中止告知

先日、開催中止を示唆していた両イベントですが、会場側との話し合いの結果、主催の自主判断で開催中止となりました。サイトには話し合いの様子が詳しく書かれています。

(抜粋)
>「触祭」「だんめんずこみっく」は
>露骨にエログロ(成人向け)を想像するイベントタイトル、趣旨、サイトですので、
>問題があると考え、会場の担当者に説明して、
>「問題ない」との回答を得られれば、開催しようと思っていましたが、
>本日、過去のカタログを持って確認をしましたが、良い回答が得られませんでした。
>また、このまま開催して、何か問題(マスコミの追加報道、一般市民の通告)などあった場合、
>今後、同会場の同人誌即売会への貸し出し禁止、
>あるいは成人向け商品の販売禁止等になる事も想定されますので、
>断腸の思いですが、自主的に開催中止と致します。

両イベントが、かなりエログロ方面に強いこともあり、主催殿も尽力されたようですが、中止の結論をくだしました。私個人の考えとしても、やむなしかな、と思います。

ただし、あくまで両イベントがかなり濃い表現を扱っていたことを考慮したわけで、会場側から開催不可を通知されたわけでも、全面的に成人向け表現が禁止されたわけではありません。

(抜粋)
>なお、都立産業貿易センターや、大田区産業プラザPiOで
>成人向けの同人誌が販売、配布、閲覧が完全に禁止になったわけではありません。

ここにも注目↓

(抜粋)
>また、イベントタイトルが問題となっておりますので、
>当日、会場での告知は行いません

これらについて、他のイベントでも情報が出ていますので、紹介しておきます。

=============================================

2007年スキマフェスティバル サークル参加の方にお知らせ。

オンリー集合型イベントですが、総括しているのは、触祭&だんめんずこみっくと同じ方です。11/3開催と日程が近く、動向が気になるイベントの一つでした。

こちらでは、開催中止も、成人向け頒布の禁止も無く、「法令を守りましょう」という内容の告知になっています。同意書がありますが、こちらの内容も、法令遵守についてのみであり、イベント・会場側から新たに同意を求められていることは無いようです。

触祭&だんめんずこみっくは趣旨に問題があったということが、改めて確認できるものでもあります。

=============================================

巨乳っ娘 掲示板

今度はイベント名について。触祭&だんめんずこみっくの告知にもありましたが、イベント名が成人向け表現を強く連想させるものも、開催が難しいようです。

巨乳っ娘の掲示板にて、報道を見て質問をした方がいたのですが、主催の方の回答がありました。

大方、当たり障りの無い回答ですが、イベント名に該当する部分はこちら。

(抜粋)
>巨乳っ娘というタイトルがストレートにエロを連想させるということで
>イベント名の変更を指示されていることをお知らせします。

ということです。私の感想になりますが、巨乳=エロと判断されたわけで、どこかの女性団体が文句つけてくれないかなぁとか思ってしまいました。

話をもどして、むしろ気になる部分はこちら。

>今までどおりの修正程度や表現方法では
>頒布が制限される見込みです。

これについては、続報をまたなければなりません。

=============================================

コスチュームカフェ コスチュームカフェに参加される全ての方へ 更新

昨日とりあげたコスカの告知が、修正されました。

>台東館で本日夕刻に急遽、成人向け同人誌の頒布禁止が各即売会主催者へ通告されました
  ↓
>成人向け同人誌の頒布について制限付きで可能となったそうです

他にも色々変わってるかもしれないのですが、目に付くところは、やはりここですね。結局通告があったのかどうかは不明ですが、クイーンズコロシアム&年増園やショタスクラッチのサイトに掲載されている情報が、現在の台東館の対応状況のようです。

=============================================

(10/25 2:30 追加)
陵桜祭 頒布物及び当日運営のお願い

11/25に台東館でおこなわれるイベントです。掲載内容は、青少年条例、スタッフ巡回と、他のイベントの同様のもの。ポスター自粛が気になりますが、エロのみということでいいのでしょうか。

次→10/24 都施設の成年向け頒布禁止の件 ケットコムの対応他

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2007年10月23日

10/23 都施設の成年向け頒布禁止の件 コスカの暴走?

前→10/22 都施設の成年向け頒布禁止の件 YOMIURI ONLINE

今日も色々な所で新たな発表がありました。時系列で追っていきたいと思います。

触祭 TOPに、ある絵を掲載

開催中止も検討とか言ってるくせに随分と喧嘩売るようなことをw まぁ、芸術云々で訴えるのは無理だと思いますよ。ごく一部には芸術的なものがあるかもしれませんが、どう見たって単なるエロでしょう。松文館裁判でも、わざわざ芸術面を突っついて、芸術じゃない、っていう結論もらっちゃいましたし。

とまぁ、このあたりは笑って見てたのですが。

=========================================================

コスチュームカフェ 全参加者の皆様へ重大なお知らせとお願いを更新

日付は22日になってますが、確認されたのは23日の3時ぐらいです。特筆すべき点は一つ。

>台東館で本日夕刻に急遽、成人向け同人誌の頒布禁止が各即売会主催者へ通告されました

クイーンズコロシアム&年増園でも通達があったことが告知されていて、随分と厳しい通達がきたものだ、と思いました。

しかし、実態は少し異なることが次第にわかってきます。

=========================================================

ショタスクラッチ*公式ブログ | 次回開催についてのご連絡

>念のため本日23日に会場に再度確認をさせて頂きましたが、
>会場側としては現状、即売会開催について
>ガイドラインなどは決定していない状況で、
>担当の方のお話では当イベントについては
>予定通り開催して問題ないということです。

>会場・スクラッチともに「性描写については問題がない範囲で」との考えであり、
>この点については一致しております。

どうやら、今までと対応は変わっていない様子。コスカの発表と異なっています。

=========================================================

クイーンズコロシアム&年増園 都立産業貿易センター台東館から直接お伺いしました(TOPにリンクがあります)

これはリンク先を見てください。11/3に予定されているイベントですが、ゾーニング対策として18歳未満入場禁止とした上での開催とのこと。法令・条例・会場側と主催の間で決められたであろう基準を破るようなものがあった場合、主催が頒布を差し止めれば大丈夫、という条件で、成年向け表現も頒布可能ということでした。

従来より厳しくなったのは否めませんが、落としどころとしては妥当かな、というのが私の感想。

この件についても、コスカ側の発表とは食い違いがあります。

=========================================================

ここからは、私の所感ですが、コスカ側の発表が多少大げさというか、行き過ぎてる面がある気がします。一部文言に対して、事実無根との声も聞こえますし、他の即売会の発表と比較して、功名心が感じられる部分もあります。他の即売会との関係や自身の実績に対する言及も、コスカだけのものですし。

これは次の告知とコスカの告知を読み比べてもらえれば、なんとなく感じるところがあるのではないかなぁ、と思います。

=========================================================

Brand New Leaf 緊急告知

====================
 22日の新聞夕刊にて、都立産業貿易センター台東館にて開催されていた同人誌即売会の主催に対し、いわゆる「成人向け同人誌」の頒布があったことを理由に今後は会場を貸し出さない決定がなされた旨の報道がありました。新聞の制限された文字数での表現だけでは実情を完全に把握することはできませんが、現在、準備会において詳細の把握をすべく動いております。

 我々準備会としましては、「成人向け同人誌の頒布」が「会場を貸し出さない理由」として正当なものであるとは考えておりません。ただし、このようにセンセーショナルに報道されてしまったことを受け、大田区の関連施設であるPiO(今回の開催会場)側から何らかの申し入れが当準備会に対しても行われる可能性があります。

 その場合においても、我々準備会は表現の自由を不当に侵害されることがないよう会場側に対し説明を行い、理解を求めるよう最大限の努力をいたします。

 参加サークルの皆様におかれましても、参加にあたっての準備会との取り決めである「法律(特に刑法175条わいせつ物頒布罪)に抵触する頒布物は持ち込み、頒布を行わない」「条例(東京都青少年の健全な育成に関する条例)を順守し、18歳未満の青少年に対して成人向けとされる物を頒布しない」という部分をこれまでどおり守っていただき、今回の出来事が同人誌文化にとって大きな打撃とならぬよう、自信をもって参加していただきたいと思います。

 開催まであとわずかの日数となりましたが、状況に変化がありましたら追って告知をさせていただきます。
====================

これも今日発表されたものです。新しい内容はありませんが、主催の対応として、私は理想的な形だと思いました。イベントの場を守ることは、開催を確保するだけではありません。その場でできる表現の幅は、イベントの質に関係すると思います。「どちらも確保する方向で動きます」という宣言に、イベントに対する姿勢を感じました。

=========================================================

あとは今日の動きを。

TAT-HON 性表現他の問題について確認
>当イベントは「現状にて問題なし」「理想的対応」と太鼓判を押して頂きました

リリアン・フェスティバル 最新情報にこの件の言及が。

都産貿台東館は10年間同人イベントが禁止されていた(August Dojin Data Baseさま)
この件については、当時の状況などはまったくわからないのですが、関係しそうなことといったら、このあたりでしょうか。
『Get Wild '91』1991年 - 書店摘発〜表面張力〜幕張追放(よつばの。さま)

次→10/24 都施設の成年向け頒布禁止の件 ケットコムの対応他

increment at 23:59|PermalinkComments(8)TrackBack(1)

2007年10月22日

10/22 都施設の成年向け頒布禁止の件 YOMIURI ONLINE

前→10/21 都施設の成年向け頒布禁止の件 10/14の状況ほか

(10/23 0:10追記)
(10/23 1:20さらに追記)
(10/23 1:30さらに追記)
(10/23 2:25さらに追記)

今日は、事態の進展というよりは、状況の変化という意味で、大きな動きがありました。

アブノーマルカーニバルについて、マスコミに取り上げられたのです。

まず、事前に書いておきますが、今回マスコミ側から発表されたことは、おそらく今年の春〜夏にかけて起きたことで、現在成年向け表現規制について動いている主催の方々の多くは、内情を理解した上で行動していると思われます。

そのため、今回の報道で対応が大きく変化することは、ひとまず無いと思われます。今後回りの人の反応次第といえるでしょう。

それでは、本文へどうぞ。

============================================

都施設でポルノ漫画即売会、過去6回開催(YOMIURI ONLINE)

そのうち消えてしまうと思うので、全文転載しておきます。

=====================
 東京都中小企業振興公社が運営する都立産業貿易センター台東館で、ポルノコミックの即売イベントが過去に6回開かれていたことがわかり、公社側は、今後は貸し出さない方針を主催者側に伝えた。

 同公社は「詳しい内容を確認してこなかったが、公共施設にはふさわしくないと判断した」と説明している。

 同公社によると、このイベントは「アブノーマルカーニバル」などと銘打たれ、1回に100以上の同人誌サークルが出品。少女に対する性行為や猟奇的な描写などを売り物にしたコミックも販売されたという。

 主催者側から「同人誌の即売会」と説明を受けたが、公社側では具体的な内容は確認していなかった。今年5月の開催後、主催者から「来年も利用したい」と申請があり、たまたま担当者がインターネットでイベントの内容を知ったという。

(2007年10月22日14時43分 読売新聞)
=====================

もうひとつ。

都外郭団体の施設でポルノコミックの即売会(MSN産経ニュース)

=====================
2007.10.22 18:41

このニュースのトピックス:地方自治
 東京都台東区の「都立産業貿易センター台東館」で、平成17年から5月にかけて、ポルノコミックの即売イベントが計6回行われていたことがわかった。同館は「公序良俗に反している」として、イベントの主催者側に今後は貸し出しを許可しない方針を伝え、主催者側も了承したという。

 同館や主催者側のホームページなどによると、このイベントは「マニアック総合同人誌即売会 アブノーマルカーニバル」と題された即売会で、年2回のペースで開催。100以上の同人誌サークルが参加、少女の過激な性行為などを描いたコミックが販売され、5月のイベント時には約1000人が訪れていた。

 同館では、若い才能を発掘し、アマチュアに活躍の場を広げてもらおうと、同人誌イベントを年間40−50回開催。これまで「まじめな同人誌がほとんど」(同館)だったため、イベント内容を詳細にチェックしていなかった。イベント当日は職員が巡回などを行うが、コミックの中身まで確認していなかったという。

 インターネットに詳しい同館の職員が5月以降、たまたまネット上で主催団体のサイトを発見。主催者側が予約に訪れた7月、施設の貸し出しを認めない方針を伝え、主催者側も了承したという。

 同施設は、中小企業の振興に取り組んでいる都の外郭団体「東京都中小企業振興公社」が運営している。
=====================

ポイントは3つ。
アブノーマルカーニバル(ABC)が問題になった
 事の発端となった、東方不敗小町と同じ団体が主催するイベントです。内容はタイトルから推して知るべし。
■「少女の性表現」が問題になった
 これはマスコミ補正がかかってるかもしれません。
7月に貸し出しを認めない方針を伝え、主催者側も了承した
 つまり、3ヶ月も前に終わっていた話です。現在、即売会側で問題になっている、成人向け表現問題は、10月からの対応となっていますし、条件の提示内容も異なるため、直接の関連は薄いかもしれません。ABCの件をマスコミが追求して成年向け規制に繋がっている、という可能性はありますが、ABCの件と成年向け規制の件は、同一の事柄では無いと考えたほうがよいと、私は考えています。

============================================

以下、今回のニュースで様々な反応が出ています。その中で、気になったものを抜粋して紹介。

============================================

【表現の自由】都施設でポルノ漫画即売会、過去6回開催【同人誌】(弁護士山口貴士大いに語る)

法律(地方自治法)面での見解が書かれています。要約しますと、公共の施設は正当な理由が無い限り利用を拒んではならない、成人向け同人誌の頒布は正当な理由とはなりえない可能性が高い、ということ。

私は法律に関しては全くの素人なので、字面どおりに受け取るしかないんですが、同人誌を楽しみたい人にとっては、一つ明るい話題ではないかと思います。

ただ、これを理由に誰が交渉をしてくれるのか、という問題があります。オンリー主催には荷が重いこととは思いますし。

============================================

I don’t wanna walk around with you

都側の言い分を代弁したかのような記事。言わんとしてることはわかるのですが、山口弁護士の記事にあるように、公の施設は法律が絡んでくるので、自分の意思だけでは動けないです。

むしろ、逆に民間の施設で、このことは問題になってくるかと。民間施設はこの言い分で貸し出しを拒否することに問題ないと思われます。民間施設は特に女性向けがよく使用している会場に多いですが、男性向けでも、例えば蒲田PiOが該当する可能性があります。

また、電凸の件が書いてありますが、変に事を大きくするとこじれてしまうので、主催関係者以外はおとなしくしてた方がいいと思いますよ。

============================================

ここからは、新規にキャッチした情報を。

巨乳っ娘 次回開催のお知らせ

掲示板に告知がありました。次回は18禁イベントにする予定だったようですが、今回の件(成人向け規制の方)でどうなるのでしょうか。

============================================

(0:10追記)
クイーンズコロシアムII &年増園 緊急・重要なお知らせ

>このたび、本日10月22日付けの読売新聞夕刊に掲載された記事に絡み、会場側から緊急の連絡がありました。

会場側がメディア報道に対し、アクションを起こしているようです。今までも何回か通達はあったのですが、今回改めて報道を受けて、という形の様子。

このイベントは表現の方向としても過激な部類になるでしょうし、日程も近いことで動向が注目されます。

============================================

(1:20追記)
貢いで☆ドル箱! 会場側の成人向け規制要請・都施設での成人向け同人誌販売の当方の見解について

続々と即売会サイドから情報が発信されています。こちらは、ひとまず告知文章を出して、あとからガイドライン掲載とのこと。告知内容は他の即売会とほぼ同様で目新しい点はありません。

============================================

(1:30追記)
だんめんずこみっく3触祭七 昨今の同人誌に対する情勢の変化に伴い、開催中止も思案事項に含め、対応を検討中です。

若干軽率な内容の気もしますが、11/3の同会場開催の2イベントに告知が出ました。開催中止は自衛手段としては最も確実ですが、主催としてはどうか、とも思ってしまいます。どっちに転がっても、きちんとした理由、交渉、または検討の経緯の説明が欲しいですね。

============================================

(2:25追記)
メカクレ祭 サークル参加、販売に関し、送付いたしました参加サークル案内の内容に変更/追加が出た場合はすみやかにこちらで告知いたします

スキフェスで何らかの対応をしているイベントは、今までちゃいるど×ちゃいるどだけだったのですが、こちらにも現在の対応状況という形で掲載されました。

次→10/23 都施設の成年向け頒布禁止の件 コスカの暴走?

increment at 23:59|PermalinkComments(7)TrackBack(0)

2007年10月21日

10/21 都施設の成年向け頒布禁止の件 10/14の状況ほか

前→10/20 都施設の成年向け頒布禁止の件 今日は小ネタ


事の発端のひとつ、10/14に行われたイベント「Library of Alice Blue―アリスブルー図書館―」で行われた見本誌確認の経緯について、掲示板にて公開されています。

Library of Alice Blue―アリスブルー図書館―司書室

これらのやり取りのあと、都側からはまだアクションが無いとのことなので、しばらく様子を見ておこうと思います。

======================================================

THE iDOL PROJECT4にて、成人向作品の頒布に関するお知らせが公開されました。

内容としては既出のものなので、これは紹介だけで。

======================================================

都産祭からも、成年向け同人誌について、アナウンスがあります。以下に引用します。

>見本誌の回収および成人向けチェックをいたします。
>都立産業貿易センター 浜松町館をイベントにて使用するにあたり
>ガイドラインを作成中です。
>熟読の上、御参加くださいますようお願いいたします。

ガイドライン作成に動いているのは、コスチュームカフェの告知にありましたが、どうやら浜松町館に限った話のようです。

もっとも、運営が共通の台東館、中小企業振興公社には、そのまま流用がされる可能性が高いと思います。ガイドライン作成については、姿勢を見せる意味では良いと思うのですが、都側が逆にそれを強制(守らないと貸せないよ、ということ)するようになってしまうと、新しく参入する主催の方にとっては、やりにくくなってしまう面があるかもしれません。浜松町館はベテラン主催の使用が多いのですが、台東館や中小企業振興後者は経験の浅い主催もよく利用している傾向にあります(裏に何があるかは知りませんよw)。

どちらにせよ、一部主催のみで作成したガイドラインが全体に強制されてしまうのは、あまり良い状況では無いと思います。主催側が会場側と交渉する時のツールとして使用できる程度に収まればいいと思います。

そして、何より内容の精査はしっかりやってもらいたいところです。コスカの告知がちょっとツッコミどころ多かっただけに。

次→10/22 都施設の成年向け頒布禁止の件 YOMIURI ONLINE

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月20日

10/20 都施設の成年向け頒布禁止の件 今日は小ネタ

前→都施設の成年向け頒布禁止の件 さらに続報

今日はそれほど大きな動きも(外から見ている分には)ありませんでした。その中で、2つほど小ネタを紹介。

=========================================================

同人イベントが支払った東京都立産業貿易センターの利用料(August Dojin Data Baseさま)

同人イベントが都産貿にどれだけ貢献しているか示して、考えを変えてもらう作戦(違)。今回の騒動が無くても、興味深い内容でした。実際には付帯設備使用料や延長料金がかかってるでしょうから、これよりは増えると思われます。

一方で、同人イベントが無ければ空室かというと、そういう訳でもないと思うので、なかなか微妙なところですが。

=========================================================

11/3のスキフェス内イベント「ちゃいるど×ちゃいるど」にて、告知が出ました。短いので全文引用。

============
都産貿から施設内イベントにおける成人向け同人誌について通達が出ています。
スキマフェスティバルはPiOでの開催ですが、やはり都内の施設という事で
イベントでの対応を検討しております。
現在はイベント当日、サークル様にこちらで用意した「誓約書」へ
内容を確認して頂いた上での、サインを頂く方向で考えております。
ご協力よろしくお願いいたします。
過剰な反応をする必要はありませんが、今まで通り成人向け頒布物は、
成人向けの表記、及び奥付を入れること。また、頒布時には未成年者への頒布は
しないよう注意すること。など、基本的には何か特別な事をという訳ではなく、これまで
通りコミケット等で要求されている原則を、今一度各サークル様に徹底・確認をして頂く、
という事になると思います。

オンリーイベントは貴重な「場」です。私達はその場を守っていきたいと考えて
います。その為にも、参加者の方は原則のご確認・ご理解をお願い致します。

また今後対応など確定しましたら、こちらでアナウンスいたします。

「ちゃいるど×ちゃいるど」は、「成人向けマークと奥付の徹底」に賛同します。
============

今までは、都の管理運営する施設のみで話が進んでいましたが、今回は蒲田PiOという、区の施設であるところが、一番の注目点です。特に言われているのではなく、自衛策という印象ですが、今後同様の対応をするイベントは増えてくると思います。

(蒲田PiOって大田区の施設なんでしょうか。(財)大田区産業振興協会と大田区との繋がりが具体的に見えてこないのですが)
(どちらにせよ、都内施設である以上、自衛策をとっても止む無しとは思いますが)

しかし、夏からブームの成人向け表記は、強制じゃなくて発行者の責任の下、発行者判断でつけるもののはず。COMIC1準備会日誌や、コミケ拡大集会サンクリ反省会で言及がありましたね。リンク先でも、発表当初の強い強制ではなくなっていますし。

具体的には東京都青少年の健全な育成に関する条例の、第九条の二にあたります。

『図書類の発行を業とする者(以下「図書類発行業者」という。)は、図書類の発行、販売若しくは貸付けを業とする者により構成する団体で倫理綱領等により自主規制を行うもの(以下「自主規制団体」という。)又は自らが』(以下要約→成人表記してくださいね。表記したら見せちゃダメですよ)
という部分に、イベント主催は該当しないと思うのですが、どうなんでしょうか>詳しい方々。印刷所側からの強制は、『図書類の発行を業とする者』に該当するかもしれませんが、コピー本は発行者(=サークル主宰・執筆者)のみの判断によると思われます。

このことについて、コミケ他の組織は言及して、成人マークは自主規制で、イベント側からは強制しない、と言っていると思うのですが、この告知では「コミケット等で要求されている原則」という言葉を使って強制しているようで、なんとも言えないものがあります。


(備考)
指定図書→青少年に頒布で条例違反
成人表記→青少年に頒布で条例違反
何も無し→青少年に頒布は可 ただし指定図書に指定される可能性あり(指定されたら同人イベントはさらに窮地に立たされるとは思いますが)

このあたりは、各自が条例読んでいただけるとよろしいかと思います。まぁ、安全策で成人表記しちゃうのは、アリだとは思いますよ。その上で青少年に閲覧させてしまうと、一発で条例違反でアウトですが、閲覧させなければ逆に体面は保てますし。

次→10/21 都施設の成年向け頒布禁止の件 10/14の状況ほか

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月19日

10/19 都施設の成年向け頒布禁止の件 さらに続報

前→10/18 都施設の成年向け頒布禁止の件 続々報

Little "T" Star!という、交通系の即売会のBlogに、都産貿側とのかなり詳しいやりとりの内容が掲載されました。

この記事には、都の担当者側が、規制(というよりは確認と言った方がいいかもしれません)をするポイントだけでなく、成人向け判断の根拠を聞いた時の様子など、問題を的確に把握した上で、説明がなされています。是非一度目を通しておいてもらいたいです。某ガイドライン付き告知より問題の本質はとらえていると思います。

都産貿からの通達と当イベントの対応。

詳細は例のごとくリンクを見てもらうとして、新たな情報や注目点は、抜粋していこうと思います。

>松山で起きました事件(これはわいせつ図版の罪であり、
>成人向け同人とは一切関係ありません)をきき
>「同人誌=わいせつ的・犯罪的なもの」という印象を抱いたようです。

>のりもの関連の研究史や旅行記などが
>同人誌としてあることを知らなかったようでして
>(というか、そういうものは同人誌という認識じゃなかったらしい…)

この辺りの記述から、都の担当者がどのくらい同人誌のことを知っているかなど、想像できるかと思います。記事中で何回も触れられているように、判断基準はまだまとまっておらず流動的なのも、このあたりが理由でしょう。都の担当者側としては、おそらく、とりあえず直近のものには応急処置をして、対応基準はじっくり調べて決めていこう、というような状況だと思います。


>「名前だけでわいせつ的なことが想像できるイベントは困る」とのことです

同意せざるおえません。話は少しずれますが、最近開放的すぎる面は感じています。この件もそうですし、秋葉原の歩行者天国、こどものじかんのアニメなど、公の場にオタク文化を押し付けているといいますか、ちょっとやり過ぎと感じることは多いです。


>「私たちは法と条例の範囲内で、創作を行っている」
>「同人誌を作ることは、悪いことではない」
>これらをちゃんと説明でき、法に触れることを行わないイベント作りが
>大切かと思われます。

ここが一番肝でしょうね。この問題の発端が成人向け全面禁止だったので、強硬な印象があるんですが、そこまで強い要求はされていないのではと思います。その反面で、何らかの違法行為(猥褻部頒布や、青少年条例違反など)があれば、規制は一気に強い方面へ動いてしまうでしょう。相手の知識が少ない今だからこそ、問題が起これば印象は一気に悪化してしまいます。

これは主催側の努力も必要ですが、参加者側も全員が遵守する意思をもっていることが重要です。同人誌はイベントが売るのではなく、自分が売るものですから、責任はすべて自分にかかってきます。イベント主催者は巻き添えでしかありません。

<Blog主の方へ>
安易な引用はお断りいたします、とありましたが、取り上げさせていただきました。問題点などあれば、コメントからお知らせいただければ対処できますので、よろしくおねがいします。

次→10/20 都施設の成年向け頒布禁止の件 今日は小ネタ

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2007年10月18日

10/18 都施設の成年向け頒布禁止の件 続々報

前→10/17 都施設の成年向け頒布禁止の件 続報

OBA-Q HONPO QT日記にて、少し踏み込んだことが述べられています。

こちらも詳細はリンク先を見てもらうとして、気になった点だけ抜粋。

>エロ度が濃いイベントほど制約がきつくなる傾向にある
>性描写以上にバイオレンス(暴力)グロテスク描写に神経を尖らせている。

これがABCを意識しているだろうことは置いておいて、気になるのはあのイベントですね。ブーム到来で盛り上がっているジャンルだけに、変に水差されなければいいのですが。


>今回の対応について都産側も暗中模索状態であり、
>連絡するたびに対応が変わったりすることがある

ついでに、今後イベントが行われることで対応が変わる可能性もありますね。


>いろいろ決定されたら都産貿だけでなく、都内の施設すべてに影響が及ぶ

ビッグサイトは都が株主になってるので影響強そうですが、区立の施設はどうなのか、民間施設は? など、全てと言ってしまうのは無理があるように思えます。

================================================

コスチュームカフェから、規制のガイドラインが発表されました。

コスチュームカフェに参加される全ての方へ(ページ下部)

歩いているだけで目に入ってしまう箇所にはエロ表現をしてはいけない、という方針のようです。

>児童ポルノ法の規制については今後の推移を見守るとの事ですが、
>かなりのリスクを伴います
の部分だけは納得しがたいというか、モデル不在の児童の絵は現在違法性は無いのですが。まぁ、目はつけられるでしょうし、このような違法性の無い部分について、どこまで話ができるかがポイントのような気がします。

================================================

病み鍋PARTY告知

具体的内容はあまりありませんが、イベント内容の点から動向を注視しておきたいですね。

================================================

東方不敗小町でも告知として出ました

やはりエロ表現はダメで、少年誌レベルならOKとのこと。なぜ東方不敗小町だけが、という説明も欲しい気はしますが、基準としては分かりやすいと思います。

================================================

都産貿施設、成人向同人誌頒布に対する注意、指導が入る三毛猫が出かけたこみけの話さま)

こちらで述べられている、秋葉原の状況については、興味深いです。

>千代田区での秋葉原地区での歩行者天国や周辺公園での
>仮装者によるパフォーマンスが問題視されている部分
>地域情報サイトとしての成人向・同人誌販売実態の露出等
>(アキバBlogなどのメディアによる成人同人活動の煽り)が
>区議員関係者間で水面下で協議が進んでいます

詳細はリンク先をみてもらえればと思うのですが、気になった所が一点。
同人誌委託書店がフロアを未成年立ち入り不可にしているのに、アキバBlogなどは全く気にせず取り上げてしまう点です。まあ、そんなこと言っても何かしらの対応が入るとは思えないので、自衛するしかないのですが。



色々と対応が明らかになるにつれて、全容も見えてきているのですが、やはり都側がイベントの現状を見てどう思うのかが気になるところ。男性向けで直近のイベントで臭うのは、11/3のクイーンズコロシアムII&年増園、11/4のコスチュームカフェ19号店ですね。この両イベントの様子によっては、以降対応が変わることも大いに考えられます。

次→10/19 都施設の成年向け頒布禁止の件 さらに続報

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(2)

2007年10月17日

10/17 都施設の成年向け頒布禁止の件 続報

前→10/16 台東館で成人向け同人誌頒布禁止の件

都産貿浜松町館を使用しているコスチュームカフェ19号店から、以下の案内が出ています

全参加者の皆様へ重大なお知らせとお願い


以下、気になる点を抜粋しておきます

>今回の事の発端は、東京都内の某所で開催されている即売会の
>趣旨及びそこで販売されている同人誌が公共の施設で販売する事に
>いささか問題があったこと、

具体的にイベント名は明記されていないのですが、趣旨にまで言及があることから、キワモノ系、あるいは露骨なものが該当するのではないかと推測できます。最近のイベントでは、ABC(変態祭)、ショタケ、ショタスク、巨乳っ娘、病み鍋などがぱっと思い当たります。特にABCは、主催が東方不敗小町と同一団体ということもあり、禁止措置が現状だと東方不敗小町のみである点と関連があるのかもしれません


>会場側より成人向け同人誌について、
>18歳未満への販売が行われていないか、
>法に触れるような公序良俗を乱す同人誌が
>販売されていないかを確認せよとの要請を受けております。

成人向けを全面禁止にする意図は無いようです。「公序良俗を乱す」がどこまで含むのかが鍵のように思われますね。逆にゾーニングに対しては厳しい通告があったようです。
東方不敗小町が成人向け頒布を全面禁止されたことも、

>それが問題となった際の
>主催者側の対応の不味さが指摘されております

と関連があるのかもしれません。この辺は憶測の域を出ず、東方不敗小町側の発表を待ったほうが良さそうです。


>基本的に18歳未満の方の3Fフロア内への入場を禁止いたします。
>4Fでの成人向け同人誌販売も禁止です。

ゾーニング対策としては上記方策が挙げられています。


>現在は同人誌印刷所で成人向け同人誌で表紙に成人向け表記の無いものは
>印刷しないという自主規制を行っていますが、コピー誌などでは完全ではありません。
>必ず表紙に成人向けの表記をして頂きます様お願いいたします

ここは少し疑問符が出るところ。印刷所側の自主規制は、全国同人誌即売会連絡会の見解にあるように、問題を孕んでいるため、現在この規制を強制している印刷所は少ないと思われます。

さらには、何をもって成人向けとするか、という点についても議論があります。このへんはややこしいので、誰かうまく説明してください(なげやり)。とりあえず、都の青少年条例とか、サンクリ37カタログの「あっちゃん博士のQ&A」とか読めばいいんじゃないかなぁ。

とりあえず、成人向けと明記(あの黄色い楕円のほかに、その旨の表記も含む)したら、18歳未満に頒布しない努力義務が発生します。(少なくとも都内では。他道府県は現地の青少年条例を参照)


>同人誌の中身(内容)については、現状通りで問題ありません。
>法に触れない範囲で表現をしてください。

これが一番重要かもしれない。自衛するのも策ですが、各種法令や条例を読み(幸いネット上にやさしく解説されたものもありますし)、場合によっては参加する即売会の運営に問い合わせてでも、何がルール違反なのかは各自がわかった上で行動するべきかと思います。


ともあれ、これで浜松町館もターゲットになっていることがわかったわけで、まだまだ色々と動きが出てきそうですね。


=================================================

まきますか?まきませんか?掲示板にも主催と思われる人の書き込みがありました。以下抜粋です。

>「大丈夫」の定義がちょっと難しいところなのですが、
>少なくとも「一律禁止」はしない方向で調整中です。

コスカとほぼ同様の対応でしょうか。台東館も一律禁止を強制というわけではなく、交渉の余地はあるようですね。すると、尚更、東方不敗小町だけが一律禁止なのか、という問題にあたるのですが。

次→10/18 都施設の成年向け頒布禁止の件 続々報

increment at 23:59|PermalinkComments(4)TrackBack(3)

2007年10月16日

10/16 台東館で成人向け同人誌頒布禁止の件

11/24予定の東方不敗小町BBSにて、主催者の名前で以下の書き込みがありました。

===============================================

今回の東方不敗小町では成人向け作品の頒布を禁止する、との通達が会場からありました。
詳しいことはHPのほうに書きますが、カタログ編集がほぼ終わりかけたところに突然の通達だったので準備会としても対応に終われております。

===============================================

仮に通達が本当だったとして、通達は会場側の独断なのか、あるいは外部組織の圧力なのか。外部組織としても、地域住民、上位自治体(区、都)、警察、あるいはこの他の組織なのか。

さらに、禁止の理由(根拠)は何なのか、即売会側に非があるのか(ゾーニングされてない、猥褻物を頒布している)。

対象のイベントは東方不敗小町だけなのか、あるいは全イベントなのか。

色々と不明な点は多いので、情報待ちといったところでしょうか。一部で「都の施設で成人向け出版物の頒布を禁止する方向にある」という話が出ていることですが。ちなみに、公的機関の施設になるのは、都産貿(都)、中小企業振興公社(都)、ハイライフプラザ板橋(板橋区)、蒲田PiO(大田区)、アプリコ(大田区)、あたりです。

ちなみに、今後予定されている台東館のイベントは以下の通り。
11/3 クイーンズコロシアムII
11/3 年増園
11/3 GIRLS-PHASE II
11/11 病み鍋PARTY2
11/11 PRIMROSE V
11/11 おボク様が見てる? 5
11/11 ニトロワールド6
11/18 図書館島の休日 4日目
11/18 資料室でお茶会 3杯目
11/18 桜の奇跡4
11/18 虹のおくりもの2
11/23 iDOL PROJECT 4
11/24 東方不敗小町4
11/25 まきますか?まきませんか?6
11/25 ひとひらのポートレート
11/25 陵桜祭3
2/17 ショタスクラッチ5
2/17 Hello! My Dear!
2/24 宮神学園の秘密3つ目
2/24 瑞穂坂の美少女
3/2 グラール大星霊祭episode2
3/2 漢のドリル祭2
4/6 解禁!!
6/29 StrawberrySisterS4

秋葉原の中小企業振興公社も同様な雰囲気があるのでそちらも。(10/18 0:50追記)
11/11 第六回文学フリマ
2/24 2つのおとぎ話会
5/11 春の文学フリマ
5/18 桃鮭祭!

浜松町館はどうなんでしょうか。

仮に成年向け禁止となると、特に痛いのは、クイーンズコロシアムII、年増園、病み鍋PARTY2、陵桜祭3、ショタスクラッチ5、Hello! My Dear!、漢のドリル祭2あたりでしょうか。ABCは予定無いですが、会場移るのかなぁ(ABCと東方不敗小町は同じ主催団体です)。

とりあえず、まだ「エロ同人オワタ\(^o^)/」というわけではありません。法的なものではなく、都の体面的な理由ならば、直接関与してない施設では対応が異なることが大いに考えられます。落ち着いて状況を見守っていきたいですね。間違っても電凸、メール凸などせぬように。

==================================================

10/17 0:45追記

Library of Alice Blue―アリスブルー図書館―・司書室
>東京都の施設で同人誌の催し物をされる際、
>いかがわしい本を売っているのでは、という懸念がありまして。
>上の方から本をチェックしたいとのこと

上記申し出が、東京都中小企業振興公社・秋葉原庁舎のイベントであったようです。これが、直接中止に繋がるとは考えづらいです。成人向け表現の頒布禁止の通達は12日ぐらいから行っているようなのですが、それならば14日のこのイベントでは、さらに強い通達になると考えられるからです。実際にはまだ調査段階で、頒布禁止は先回りした対策だったりするのではないでしょうか。

次→10/17 都施設の成年向け頒布禁止の件 続報

increment at 23:59|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

2007年10月12日

10/12 「愛媛県での『わいせつ図画頒布』事件に関連しての見解」

by全国同人誌即売会連絡会

が発表されました→コチラ

このブログらしく何かケチをつけ……じゃない、何かコメントしようと思いましたが、経過まとめと日本同人誌印刷業組合の対応に関する見解のみで、特にコメントすることも無いかなぁと。ただし、非常に分かりやすくまとまっているので、わかってるつもりの人も確認の意味で読んでおくといいかと。

そして、組合の方は何か反応あるだろうか、と思って見てみたら。
サークル・同人誌作家の皆さまへ(2007/09/14)
いつのまにか更新されてました。現在は表向き、成人マークの強制などは行っていないようですが、実際のところどうなんでしょう。

あとどうでもいいことだけど、連絡会HPのTOP記事タイトルからして脱字があるのはどうにかした方がいいかと。

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年08月27日

8/27 わいせつ漫画販売でイラストレーター逮捕 のこと 続報

(前記事:8/24 わいせつ漫画販売でイラストレーター逮捕 のこと

特に進展は無いのですが、DL同人視点でのまとめがありましたので紹介。

同人誌販売でわいせつ図画頒布で逮捕の件について(DL同人観測所)

私見を言わせてもらえば、正直モザイクは危険な気がします。AVの方では指摘されてますし。市川氏(コミケ猥褻担当)もあまり好ましくないと言ってました。

あと、どうしても混同されてしまう成年マークの件。

成年マークは、出版社側の自主規制であり、法的な規制があるわけではありません。(主に東京都の)青少年条例に応じる形で、青少年が手に取ることの無い様、書店側がゾーニングする目安として自主的に表示しています。成年マークがついてないのに性的興奮を著しく煽るものは、自治体から警告され、その自治体では書店に並べられなくなってしまう訳です。松文館裁判の中でも、ゾーニング効果については否定されていません。
成人マーク(COMIC1準備会日記)

これと、刑法175条の猥褻は異なる話です。確かに「成年マークつければ緩めでいい」ような考え方があるのは問題なのですが、成人マークがあろうと無かろうと、猥褻物は猥褻物です。ぶっちゃけ「モロ」ってやつです。

成人マークがゾーニングに目的があるならば、今回の件で問題となるのは同人誌委託書店ではないかと思われます。販売側には中身を確認する義務が(おそらく)あります。また、買うことが出来なくても、店舗内で18歳未満の児童が閲覧できることが問題です。メロンブックスの区分陳列やとらのあなの全フロア規制は評価できますが、ひょっこり入ってきて見本を見てるだけで問題なのです。

しかし、繰り返しますが今回の罪状は「わいせつ図画頒布の疑い」です。一部報道で「青少年が云々」という文章がありますが、少数派なので警察側からはその旨の発言は無かったんじゃないかと予想します。

相変わらず新規情報に乏しくて申し訳ないです。でも、サークルさん側が必要以上に萎縮してしまわないよう、きちんと理解してもらいたいです。

(私自身にも間違いがあるかもしれないので、何かありましたら指摘おねがいします。私も正しい知識を持っておきたいです)

increment at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年08月24日

8/24 わいせつ漫画販売でイラストレーター逮捕 のこと

松山西署は23日、わいせつな漫画を委託販売したとして、わいせつ図画頒布の疑いで、松山市御幸1丁目、イラストレーター宮下昌也容疑者(39)を逮捕した。

調べでは、宮下容疑者は、わいせつな漫画本5作品合わせて1万1145冊を岡山県の印刷会社で印刷させた上、2005年4月から07年10月にかけ、東京都などの図書販売会社5社に頒布し、さらにわいせつな漫画本2作品6600冊を同社に保管させて所持した疑い。

今年5月、インターネットでわいせつな漫画が販売されていることを知り、捜査していた。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070823/news20070823031.html

============================================

とりあえず現状一番まとまっているということで、こちらでも。

きな臭い。実物日記さま)

どうせ隠しても調べればすぐわかるので、できるかぎり情報出したい、というスタンスで。

■該当者は S-Plus! の SHIYAMI氏。「やさまたしやみ」でエロゲンガー暦あり。
ErogameScape−エロゲー批評空間− やさまたしやみ

■該当作品は不明。頒布物はこんなの

■印刷所は不明。岡山にあるのはブロス。他にどこか知っている人はタレコミPlz。
 →実物日記さまで触れられてますが、ニュース映像よりブロスで確定。組合加盟印刷所です。

■書店委託専門サークル? とりあえず即売会にサークル参加した形跡が見つかっていない。3年分ぐらいは遡る必要があるかも(カタログが部屋の腐海に埋まっています)

■委託書店で、該当サークルの本を販売してたのは分かっているだけで、とらのあな、メロンブックス、まんだらけ、きらるく、リブロハウス、てくの屋、DMM.アダルト、同人堂、MAGMAG。違法対象となった本がわからないので、全てが該当するわけではないことに注意。

■修正は、「ケシ」ではなく、「網掛け」。松文館裁判では、性器の形状がわかるレベルの網掛けは猥褻にあたるとの判断があった。また、網掛け範囲も(私見だが)ごく小さい。

■関連があるかもしれない出来事・記事リンク集
【わいせつ】わいせつ漫画販売でイラストレーター逮捕【同人誌】弁護士山口貴士大いに語る
【わいせつ】見易い?モザイク、新基準導入のビデオ倫理協を捜索【刑法175条】弁護士山口貴士大いに語る
松文館裁判 控訴審判決文
日本同人誌印刷業組合 成人向け表現に対する要請
同人誌と表現を考えるシンポジウム(IT Media)


ここからは私見になります。

まず、摘発にあたっての家宅捜索などが、組合のガイドライン制定理由になったのは間違いないと思われます。本人のブログによると、6/23時点で、7月中旬より新作が店頭に並ぶことが書かれています。これが店頭に出ていないこと、またガイドラインが発表されたのが7/6であることから、摘発にあたっての具体的なコンタクトはこの間にあったと推測できます。

一方において、松文館裁判の判決が出たのが6/16ですが、これを受けて摘発に動いたかは、正直わかりません。たまたま時期が重なっただけなのか、あるいは前から目をつけていて、判決をうけて動き出したのか。少なくとも、松文館裁判を前例とするならば、網かけ修正の本件は有罪と見られる可能性は限りなく高いです。

該当の同人誌がコミケ基準において頒布不可になるのは間違いないと思われます。市川代表自身が「網掛けはアウト」と拡大集会にて発言しています

現状を見る限り、猥褻の基準が厳しくなったかどうかは判断ができません。摘発対象は、松文館裁判の判例に照らし合わせればアウトであり、コミケではおそらく頒布できません。しかし、あまりに神経質になり表現を失ってしまうのは、一番やってはいけないことだと思います。表現者として、風評に惑わされず、現状を自分の視点でみつめてもらいたいと思います。(そのためにも情報は出していきます)

最後に。修正の程度について確認したければ、ネットに落ちてるらしいですよ。察してください。

increment at 22:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年07月06日

7/6 成年向けジャンルの方へ重要なお知らせ

というものが、各印刷所から告知されているようです。

成年向けジャンルの方へ重要なお知らせ(日本同人誌印刷業組合)

一応、上記の他に、利用している印刷所も各自確認をば。概要としては、エロ本は表紙に成人マークつけて、奥付しっかり書いてください、ということですね。

デザイン的な問題等あるとは思いますが、どちらにせよ印刷所は発行責任を問われる可能性があるわけで、それならばと自衛策をとるのも仕方ないことかと。

また、あくまで自主規制なので、追従しない印刷所もきっと出てくるかとは思いますし、同意できない人はそこを使えばいいのではないかとー。ただし、全体の風潮が変わると、同人界の問題から個人の問題にすりかわるので、自分の身は自分で守りましょうということで。

increment at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(2)