きもの”浪漫紀行”

きもの屋”巽庵・きく庄”でございます。 本物のきものを愛し、末永くご愛用いただきたいと願っております。

きもの屋日記

明日は「秋分の日」。

  「秋分の日」とは国民の祝日。
    秋分にあたる9月23日か24日。
    祖先を敬い、なくなった人々を偲ぶ日でもとの秋季皇霊祭。
    彼岸の中日。

幼少の頃上記の意味を教えられちょっと違和感を感じました。
暑い時期を過ぎ秋めいてくる周囲に感じる爽やかさとは異なる印象が
そのような違和感を感じさせたのでしょう。
しかし齢を重ねこの時期になると頷けるように思います。

月曜日の振り替え休日も入れれば三連休の方も多い事でしょう。
明日はお天気も良さそうです。
先祖を偲びお墓参りに出掛けましょうか。

きもの屋日記

上質の「帯揚げ」をご紹介します。

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「帯揚げ」については品質を問われる事が余りありません。
これは実に残念な事、近年のその扱いが大きな影響です。
セット販売の弊害が付属品との考えを益々大きくしてしまい
本当に上質な品物がなかなか目に留まらなくなっています。

しかし品質の違いは明らかに現れます。
写真は丹後縮緬の品物ですが写真でもその生地の厚みを感じて
いただけるでしょう。
そしてご利用いただくと着付けの落ち着きを感じていただけます。

この一点でも”きもの”の印象は大きく変わります。

是非ご愛用いただきたい逸品です。



きもの屋日記

今日からはまた雨模様のお天気になりそうです。
秋雨前線の影響ですがこんなに力のある前線だったので
しょうか。
気温も低くなりそうです。ご注意ください。

「絹」の価格が高騰している事については以前も記しましたが
だんだん切実な問題として色々耳にする機会が増えました。
以前にも記しましたが我が国の「絹」に関する要求は世界屈指。
糸について、そして織り上がった生地についてもその品質に
あくまでも最高級を求めるのです。
そのことについても色々な意見を耳にしますが私共としては
今後も従来通り厳しく品質管理を求めたいと思います。

本物の「絹」を通じ”きもの”の良さをもっとアピールし
その楽しさを多くの方に体験していただきたいと思います。


きもの屋日記

蠟けつの染着尺をご紹介します。

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小紋着尺全体を蠟けつの加工で染め上げた逸品です。
所々に配している彩色が全体の印象を上手く変化させ
全体の趣を大変価値ある状態にしていると思います。
染の土台、生地にも拘りがあり「上代お召し」という生地を使い
蠟けつの染め加工を一層価値あるものとしています。

楽しく個性を輝かせていただきたい逸品です。


きもの屋日記

名優 樹木希林 さんが亡くなりました。

若い頃からお婆ちゃん役を真剣に演じてこられましたが
今も我々世代の思い出として明確に残っています。

希林さんは折に触れ”きもの”をご愛用いただいていました。
独特の個性で目の引くこともありましたがそれはお洒落な個性。
礼装としての装いは基本に則り綺麗な姿を見せてくださいました。

色々な面で彼女の個性ばかりが注目されがちでしたが
実は理にかなった見事な判断がなされていたように思います。
自分は自分であって何人でもない。
己をしっかり弁えた人であったように思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。

きもの屋日記

  敬老の日

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敬老の日は、聖徳太子が四天王寺に悲田院(ひでんいん)を
設立したと伝えられる日にちなんで1951年からとしよりの日
64年から老人の日とよばれ、敬老行事が行われてきました。
2001年(平成13)の改正により、9月15日であった敬老の日は
2003年から9月の第3月曜日に変更されました。

高齢と言われる老人の数は約3560万人。
高齢者の在り方も今まで以上に問われるようになります。

私共は”きもの”を通じてそのあり方を考えたいと思います。



きもの屋日記

二週間ほど前になりますが「絹」の価格が
大変高騰していることを記しました。

昨日は着付けに必要とされる小物が入荷したのですが
「今後値上げになる予定です」との注釈付でした。

本筑伊達締め、正絹塩瀬半襟そして帯揚げ、帯締め他。

先日記した際にも明記した事ですが”きもの”に関しては
その品質を堅守して行かなければなりません。
それが我が国の「絹」の魅力であり、本来の姿なのです。
残念な事ですが一時期「お値打ち」を謳い文句に外国生産を増やし
その結果が今の状況になってしまっています。
安直な対応が大きな弊害になってしまったのです。

私共は美しい「絹」を保つ努力を重ねたいと思います。

日本の姿、日本の心を輝かせる為にも頑張らねばと思っています。



きもの屋日記

白地、浮紋錦袋帯をご紹介します。

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この品物の織り方は基本が「唐織」。
そしてこの品物は織機で織り上げられた品物です。
少しでも廉価にこの織の品物を普及させたいとの気持ちが
込められていると思います。
色糸の使い方が非常に考えられている為優しい印象です。

お手許の”きもの”の魅力を一層引き出してくれるでしょう。


きもの屋日記

秋雨前線の影響で雨の多いお天気になっています。

今年は梅雨明けが随分早く夏が早く始まりました。
その後も厳しい暑さが続き、また度重なる台風の襲来。
色々な面で例年とは異なる夏となりました。

我が家の周辺には欅、銀杏、桜の並木がありますが
じっくり見てみると結構多くの枯葉が目立ちます。
我が家の藤の木も少し弱っているように思います。
これから秋の紅葉の時期ですが今年の具合はいかがでしょう。

綺麗な紅葉を表す言葉として「錦秋」があります。
山全体が色とりどりの錦織のように美しい様を表すのですが
今年はちょっと不安を感じます。

天候も落ち着き静かな「秋」がやってきて欲しいと願います。


きもの屋日記

今日はちょっと残念なご報告です。

先日「江戸小紋」の極型で染められた逸品が近いうちに
入荷すると記しました。
ところが残念ながら再度染直しが決まりました。

今回話題にしている「江戸小紋」は「極(ごく)」と呼ばれる
大変難しい染加工が必要とされる逸品です。
職人さんにとっては難しい仕事ですが綺麗に染め上がった品物は
淡彩でありながら立体感を感じる事の出来る逸品です。
だからこそ厳密な検査の上での染め直しとなりました。

一月半後頃には染め上がってくる予定です。

楽しみに待ちたいと思います。



プロフィール

巽庵・きく庄店主

巽庵・きく庄店主
学生時代は映画を専攻していた変わり者。きものの基礎を京都の老舗で学び36年。ようやく経験を活かせる年齢になりました。当たり前の事ですが映画製作同様創作を”きもの”の世界にも求めます。周囲との調和も視野に入れ「和」のコーディネートをご提案。お客様の「笑顔」「楽しさ」を追求したいと思っています。商いを通じての社会貢献。それが商いの本来の姿と心に刻み、また後世に本物を伝える事を旨として益々頑張っていきたいと思います。
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巽庵・きく庄店主

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