2017年03月25日

最近観た映画(インド映画以外)

この2日間でいろいろな意味で印象的な映画を計4本観た。
ツイッターに載せようかと思ったのだが、140字でまとめるのが大変そうなのでこちらに書くことにした。以下、若干のネタバレが含まれているのでこれから観る人はご注意を。

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『ラ・ラ・ランド』
大ヒット中のミュージカル話題作。
実は公開前に試写会で観ている。しかしその時はあまり映像・音響がよくないホールだったので、この作品は絶対にもう一度良い設備の映画館で観るぞと思い、今回改めてIMAXシアターにて鑑賞。音楽の良さを堪能できた。

ストーリー的に大きな印象は変わらなかった。
主人公の男女にフォーカスを当て、心の変化をミュージカルを使いながら描いていく。ストーリーが2人によってしか進まないのでインド映画を観すぎたせいもあるが、友人や家族などの人間関係がほとんど描かれていないので若干単調さを感じた。その2人の関係の変化も非常にありがちで特に目を引くようなエピソードはなかった。ここが自分的マイナス点。

しかし2人の思い出の曲が流れるシーンはお見事だった。
話は飛ぶが、私は意味なく5次元の世界があったら人の記憶とか思い出なのでは・・と思っている。まあパラレルワールドなのかもしれないが。思い出の曲が流れていたその瞬間、2人は確かに次元を超えた世界に実在していたのだと思う。「夢」という言葉がたくさん出てきたが、現実と夢の狭間でいつも私たちは揺れ動いている。そういう意味でSFミュージカルなのではと思ったりもして。

『SING/シング』
音楽がふんだんに使われたアニメ。心の中で小さな夢をくすぶらせた人(動物)たちが集まることによって、1つの大きな夢を実現させていく。こちらも「夢」がキーワードになる。そのためには1歩を踏み出す勇気と実行力が必要。自分も明日から頑張ろうと思えるようなとても前向きな作品。こういうアメリカの「どんな人(動物)だって、いいところがあるんだ。その長所を伸ばしていこう」的なポジティブな考え方は、とかくネガティブになりがちな日本人からすると、もっと取り入れてもいいなと思う。

こちらも音楽が秀逸『天使にラブソングを』を思い出させるような歌のパワーがある。日本人アイドルグループをちょっと皮肉った?ようなところも見もの。笑っちゃうけどね。あとブタのお母さんは発明家になって特許取った方がいいと思う。

『娘よ』
パキスタン映画。ロードムービー的ということだけは知っていたので、パキスタンの風景を見ながらまったりしようかと思っていたら、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だった。追手から逃げる母娘の話。

マッドマックスは冗談にしても、古い悪しき慣習をどうにかしたいという映画はインド・パキスタンでは時々見かける。例えば『Bol』や『神に誓って』であり『Water』であり。この母娘はそこから逃げ出したいだけだったのだろうか?

この母は英語を娘から覚えようとしたり、「私の人生は15歳で終わった」とつぶやいていた。彼女は逃げたのではなく、新しい世界に進みたかったのだと私は解釈したい。娘と一緒に。

そして手助けしたドライバーは孤独だった。家族の絆をとても大事にする国で、一人で生きていくことは辛い。だからこそとても友達思いの人だった。

結論が描かれない作品だったが、ハッピーエンドになったと信じたい。エンドロールにNetflixが入っていたのでそのうち観れるかも?

『タレンタイム』
ヤスミン・アハマド監督のマレーシア映画。
ポスターの印象とサブタイトル「〜優しい歌」というからほんわかとした青春映画かと思っていたら、ちっとも優しくなんかなかった。

人種、宗教、様々な文化と価値観が共存するマレーシアという国で生まれ育っていく子たちは、日常生活の中でそれらを受けとめていく。違いがわかっている中で生活していく。優しくない現実を受け止めて生きていくためには支え合う事・・・というかもっと控えめに、手を差し出すことが必要なのだと本能的にわかっているようであった。手話の手、二胡を弾く手、母の手を握る手、言葉で伝わらなくてもいいんだ、相手を思いやる気持ちさえあれば・・というのがとてもアジア的だと思った。

この作品も歌と音楽がとても良かった。
「優しくなんてない」と言ったが現実が優しくないだけで、歌も人もとっても優しかった。悪い人が誰もいない。そして大人になると永遠の愛がどれほど難しいかを知る。でも一瞬でもそれを信じる頃があっていいと思う。

ゲストにいらしてたアディバさんはとても聡明で気さくな女性。昔英語の先生をやっていたとのことで、みんなを温かく見守る役がぴったりだった。Q&Aコーナーで一瞬聞こうかと思ったのだが、作品中の「好きな人がいるの」の相手は?私は「生徒」だと思うんだけどな。

特筆としてアーミル・カーンをイケメンの代名詞にしてたことと、「O Re Piya(Aaja Nach Le)」が使われていた事。さすがマレーシアはインド映画に造詣が深い。

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たまたま観た各国の作品で「この国の映画とは・・」と語るほど視野は狭くないつもりだが、それでも他の国では描くことが出来ないような様々な視点で描かれていることがとても面白かった。

特に「夢」を持たなければ生きていけないようなアメリカと、「夢」を持つことすらできないパキスタン(あくまでも映画で描かれている状況下で)の対比が印象的だった。  


2017年03月05日

3月以降の予定

トリプルX:再起動 公開中 ディーピカ出演
汚れたミルク 3/4より公開中 イムラン・ハシュミ主演
PK 東京新聞映画賞受賞記念 3/11-3/17 1週間限定 新宿シネマカリテ
Badrinath Ki Dulhania 3/11,3/12 インド人主催 英字幕のみ ヴァルン、アーリアー主演
娘よ パキスタン映画 3/25- 岩波ホール
ライオン 25年目のただいま 4/7- インドをテーマにした豪映画
バーフバリ 伝説誕生 4/8-
・南インド映画祭 GW IFFJ主催


インド映画ではないが注目として
タレンタイム〜優しい歌 3/25- シアター・イメージフォーラム
ヤスミン監督特集 3/18-3/24

NetFlix
新たにHappy New Year、Dilwareなどの注目作が追加。
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2017年02月20日

インド旅行2017(カルナータカ州)

2/4〜2/11の6泊8日でインド南部、カルナータカ州のハンピ付近に行ってきた。
今回は遺跡が点在していることから個人での移動が大変そうということで、ちょうどいいツアーがあったのでそちらを利用した。これは今回大正解だった。

まず何と言ってもチャーターしたバスで周るため時間のロスがない。
インドは公共交通機関が非常にあやふやなため、1〜2都市滞在ならともかく、時間に制約のある者にとってはこのリスクはできるだけ避けたい。そして今回見学した遺跡は世界的にもとても価値があるものばかり。もちろん単に眺めているだけでも素晴らしさはわかるが、その歴史的背景やそれぞれの建築、彫刻が意味するものを現地インド人ガイドさんと日本人ガイドさんから詳しい解説を受けたのがとても有益だった。

また、インド人ガイドさんがいたおかげで、地元の村、マーケット、学校など、観光客だけではなかなか行きづらい場所にも行くことができ、現地の人たちとささやかな触れ合いをすることができた。生活習慣の違いなどの質問などもしやすくて、これまでになくインドにもう1歩踏み込んだ旅行をすることができた。

ツアーに参加した人なら経験あるかもしれないが、日程が山盛りで嬉しい反面、スケジュール的にはややハード。私は個人でインドに行くと、大体お昼近くにならないとお店が閉まっているので、ゆっくり起きて観光をして、午後から買い物したり映画を観たりして、夜は友人と会ったり徒歩圏内にモールがない限りはそれほど遅くなくホテルに戻ってくる。今回は平均6:30起床で夜の6時頃までバスでの移動と観光ががっつり入っている。30度をゆうに超える足場のそれほどよくない遺跡を最高で1日2万歩近く歩いた。

今回ツアーは7名が参加。私は若い方から2番目で、ほとんどの方がリタイア組かと思われたが、皆さんツアー慣れしていて本当に元気!日本との温度差と疲れでヘロヘロになっている先を、最高齢の77歳の女性は坂道などでこそ杖を使われていたが、シャキシャキと歩いていた。この方はミールスを手食で食べてみたり好奇心も旺盛。あのお年になって時間とお金と好奇心と何よりも体力があるのがうらやましい。

今回は映画も観なかったしDVDも買えなかったが、とても中身の濃い楽しい旅行だった。手探りで自由な個人旅行もそれなりに楽しいが、社会科見学のように生の遺跡に触れながらその時代に思いを馳せるのもなかなかいいものだ。

最後に今回利用した西遊旅行さんについて。
申込の時、本当は「ちょっと値段が高いかな」と思っていたが、結果的にはお金で買えない経験をたくさんすることができた。値段と日程のせいか年齢層は高めで、ほとんどが個人参加の方々らしい。(今回は7名全員)。ツアー中はもちろん、その前後のフォローもきめ細やかだった。通常添乗員さんはホテルなどのチェックインなどのみで、ガイドをすることは私の経験上少なかったのだが、個人でも勉強されているらしいノートを見ながら大変詳しくガイドや通訳をされたりとても良かった。どうやらここの旅行会社の添乗員のみなさんはバックパッカーの経験がある人が多いらしく、サバイバル能力に長けている気がした。次回のインド旅行はいつになるかわからないが、是非ラダックに行きたい。条件が合えばその時も西遊旅行さんにお願いしたいと思っている。  


2017年02月03日

Netflix

Netflixのインド映画がなかなかいい。
年末年始の休暇の時期にまずはトライアルで加入した。

実を言うと、インド映画などそれほど数があるとも思えなかったのでトライアルでひと通り観たらいったん退会し、作品が入れ替わったら改めて入会すればいいと思っていた。

確かに大ヒット作が目白押しというわけではない。
しかし過去日本で上映された作品以外に『PINK』『Udta Punjab』など、今年のフィルムフェア賞受賞作がぽつぽつと入ってくる。そしてこれらの作品は私の英語力では確実に理解できなさそうなものだった。日本語字幕のありがたさを感じて楽しんで観ることができた。

他にもアート系の佳作が侮りがたい。
日本での一般公開やDVD化はほぼ不可能で、なかなか手を伸ばしずらいタイプの作品だったりするが、それなりに味わいがあって面白い。このあたりの作品を観られたのは収穫だ。

PC、スマホやタブレット、条件があえばTVでも視聴可能。
スタンダードコースは1000円程度なので、もうしばらく加入していようと思う。初めての人はまずは1ヶ月無料トライアルからどうぞ。

日本でインド映画の一般公開は年にわずかであり、それも主要都市のみということが多い。劇場で観る楽しさには及ばなくても、日本のどこにいてもネット環境さえあれば日本語字幕付きでインド映画を楽しめるのは画期的だ。シャールクが代表を務めるRed ChilliesがNetflixと業務提携をしており、Dear Zindagiなどのタイトルが挙がっている。これらの作品が日本語字幕付でどの程度入ってくるかわからないが、インド映画を視聴する人が多くなれば入って来やすくなるかも?

人によって観る本数や種類は異なると思うので、月1程度でどの作品が視聴できるかをこのブログに掲載していこうと思っている。基本的に「インド映画」で検索しているが、必ずしも制作国がインドという訳ではない。また、今回挙げた以外にも「ボリウッド」など検索条件を変えるとあと数作品あることを確認しているのであくまでも参考程度ということで。以下2/3時点。

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他にもインド映画公開情報等あれば、散らばった情報を私なりに集めてこのタイミングで載せていきたい。
2/4『Raees』福岡、2/5大阪茨木、市川妙典spacebox

3/4(土)『汚れたミルク』新宿シネマカリテ(イムラン・ハシュミ主演、音楽プリータム)

3/25〜4/28『娘よ』岩波ホール(パキスタン・米・ノルウェー制作)

3月下旬『タレンタイム』イメージフォーラム(マレーシア。ヤスミン・アフマド監督作品) 

4/8(土)『バーフバリ』新宿ピカデリー他  


2017年01月29日

フィルムフェア賞2017

1月14日、第62回フィルムフェア賞が発表された。

Best Film: Dangal
Best Actor (Male): Aamir Khan for Dangal
Best Director: Nitesh Tiwari for Dangal
Best Actor (Female): Alia Bhatt for Udta Punjab
Filmfare Critics Award for Best Film: Neerja
Critics’ Award For Best Actor (Male): Manoj Bajpayee (Aligarh) and Shahid Kapoor (Udta Punjab).
Filmfare Critics Award for Best Actor (Female): Sonam Kapoor for Neerja.
Best Actor (Male) in a Short Film: Manoj Bajpayee for Taandav.
Best Male Debut: Diljit Dosanjh for Udta Punjab.
Best Female Debut: Ritika Singh for Saala Khadoos.
Best Film People’s Choice: Khamakha
Best Short Film (Fiction): Chutney
Best Short Film (Non-fiction): Matitali Kusti
Best Actor (Female) in a Short Film: Tisca Chopra for Chutney.
Best Dialogue: Ritesh Shah for Pink.
Best Screenplay: Shakun Batra, Ayesha Devitre Dhillon for Kapoor & Sons.
Best Story: Shakun Batra, Ayesha Devitre Dhillon for Kapoor & Sons.
Best Actor in a Supporting Role (Male): Rishi Kapoor for Kapoor & Sons.

ここ何年か記録的興行収入だったDhoom3やPK、 Bajrangi Bhaijaanが作品賞から外れていたためこの賞は何か別の要因があるのではないかと思わざるを得なかった。しかし今回は至極順当と言っていいのではないか。

昨年はスポーツをテーマにしたものや実話に基づいた作品など、どちらかと言えば固めの作品が多かった。受賞作を観てもお気楽コメディーがない。華やかなラブコメ好きとしてはちょっと寂しいが、こうした骨太な作品も作れるという証明になっている。

DANGALとアーミルは当然と言っていい受賞。
さすがに彼の作品と実績をこれ以上無視するわけにはいかないといったところか。

Neerja、Pink、Udta Punjabはどれもいい作品。いずれもぎりぎりの状況、人間の極限の状態を描いたもの。
現代は「犯罪」や「死」というものがあまりにも簡単になってしまっているがゆえ「生」について改めて考えさせられた。IFFJでも上映されたNeerjaはソナム・カプールの熱演もあり、最優秀主演女優賞こそアーリアー・バットに譲ったが、批評家賞での作品賞と女優賞を獲得した。

特筆すべき点としては、密かにマノージが2作品で授賞している。
マノージ、イルファン、ナワーズなどのカメレオン俳優たちはボリウッドになくてはならない存在。

最優秀音楽アルバムと最優秀歌詞、男性プレイバックシンガーではAe Dil Hai Mushkilが。昨年私が最も好きな音楽だった。作品自体はちょっと惜しかったが、プリータムの時代の呼吸に合った音楽作りはさすがだ。

いつ増減したのか調べていないが、昔はコメディ賞とか悪役賞などがあったと思うが、ショートフィルムやフィクションの賞ができていた。これも時代の流れか。

ボリウッドはこれまで比較的少なかったスポーツという新たなジャンルに手を広げた。シンプルで共感を得やすい反面、根性からのサクセスストーリーといったパターンになりやすい。DANGALもそういう意味では王道のようで、これに父娘の絆という家族愛を絡ませたところがインド人受けした理由かと思われる。

最近はIFFJに加えてインド人主催の上映会、Netflixなどの動画配信などの選択肢が増え、日本でインド映画が観られる環境がかなり良くなってきた。少し前まではフィルムフェア賞の授賞作を確認してからDVDの購入をしたものだが、今はどの作品が賞を取るのかリアルタイムで楽しむことができる。

さて今年はどんな作品を私たちにみせてくれるだろうか。  


2017年01月16日

宝塚 『オーム・シャンティ・オーム〜恋する輪廻〜』

まずはよくぞこの映画を宝塚で舞台化してくれたことに感謝したい

私が宝塚の舞台を観るのはこれで2回目だ。
1回目は十数年前のことで、実はほとんど覚えていない。
それ以降2回目につながらなかったということは、自分の中ではその時、特に何かを感じなかったのだろう。しかし今回は観終ってすぐにもう一度観たいと思った。それは大好きなOSOであるし、インド映画を題材にした宝塚の舞台なんて今後いつあるかわからないし、何よりも楽しかったからだ。そうでなければ正規料金で1回目観た後に、割高な売買サイトから購入してまで2回目には行かない。

1回目は3階、2回目は2階でそれほど舞台に近いわけではなかったが、全体を見渡すことができた。野球観戦用の双眼鏡も持参したので表情もばっちり

ストーリーと歌は思った以上に原作に忠実だった。
キャラクターの仕草、オームとシャンティの出会いを本当にスローモーションで表現したり、「ナヒーン」と叫ぶお母さん、有名なインド映画の台詞「No sorry No thank you」など、どのように取り入れアレンジしているか観ていてとても楽しかった。

フィルムフェアや様々な苗字などの固有名詞も多く取り入れられていた。
果たして宝塚ファンにどの程度通じたのかわからないが、例えばフィルムフェア“マガジン”という一言を入れて説明したり、「マッキーではハエの名前」と説明する横でお母さんがハエたたきを持っていたり、ちょっとした台詞に説明や工夫がされていた。「ゴーヴィンダ・バッチャンにすればいい」の“バッチャン”という日本人の耳にはちょっと面白く聞こえる苗字が実はインドの国民的大スターから取っているということは、インド映画好きだけわかったのではないか。逆にお父さんの遺影が宝塚スターの人だったらしく、ちょっとした遊び心が散りばめられていた。

衣装も原作にかなり近いものだった。インドの、特にファラー監督の色使いの鮮やかさがとてもよく再現されていたと思う。これは他の舞台ではまねできない、宝塚だからこそできたと思う。トップスターをテーマにした題材といい、まさに宝塚とボリウッドがコラボした夢の世界だった

オーム役の紅ゆずるさんはスラッとした立ち姿が美しく(これは他の男役の方すべてに言えることだが)、マキージャー役の時はちょっとおどけてニッコリマーク(⌒∇⌒)みたいに目を細めた笑顔がとてもキュート。一方、後半のカプールになると一転、キリッとした眼光鋭い眼差しを見せる。シャールクにも言えるけど、このギャップがファンにはたまらないのだろう。

綺咲愛里さんは、ディーピカが綺麗美人だとするとカワイくて可憐な美人。これまた前半のしっとり女優役から後半の現代的お茶目な役と、別のキャラで楽しませてくれた。インドの派手な衣装に負けることもなかった。

ムケーシュ役の礼真琴さんはもう一人の主役。原作になかった成り上がりというキャラ付もなかなか面白かった。ニヒルな悪役がとても素敵だった。そして歌が上手い彼のためにオリジナルソングが1曲加わって、スーツ姿の男役の人たちのダンスシーンは一つの見どころだった。

一番の盛り上がり『Deewangi deewangi』の曲の時には出演者が観客席まで下りてきて一緒に盛り上がり、一体感が感じられた。1回目の時に元星組トップスターの柚希礼音さんが観劇にいらしていたのだが、紅さんに促されて立ち上がって振りをしたり、劇中でも急に話を振られてキメポーズをとってくれたりと、サービス精神旺盛でファンは大喜びだった。

そして役者さんと同じくらい感心したのはいわゆる裏方さんたちの仕事だ。
宝塚の長い歴史はファンを楽しませるというノウハウを試行錯誤しながら十分に蓄積してきたのだろう。特に驚いたのはシーンの変換。劇中で何の違和感もなくくるくると場面が変わる。それをセットだけでなく、照明や小道具でも表現する。赤い布で舞台を覆いつくしスモークをたいて火事のイメージを幻想的に表現したり、ラストの演出はここで言うのは控えるが、うまいな〜と思わずうなってしまった。
ヒンディー語学習者のヤラシイ癖でデーヴァナーガリーの綴り間違えを見つけちゃったりしたのはご愛嬌だが、壁に貼ってあったメモもヒンディー語になってたりして、こだわりの姿勢が感じられた。

映画の方のOSOは振付師出身の女性監督だ。映画のラストにはエンドクレジットと共に製作スタッフが大勢登場する。彼女は裏方を知っているからこそ、それらの仕事の大切さをわかっている。こうした出演者とスタッフの強力なタッグがあってこそ、素晴らしい作品が生まれる。

ほぼ始めてに近い宝塚の舞台の印象はエンターテイメントの舞台のプロフェッショナル集団だということだった。正真正銘のプロだからこそ原作を大事にしてくれているのだと思った。原作のイメージを壊さずに、別のものとしてさらに完成させている宝塚はさすがだった。

宝塚に限らずお金をもらって舞台に立っているプロのみなさんは各々プライドや技量を持って演じていると思うが、宝塚の場合は個人の看板だけでなく、属している組、そして歴史ある宝塚そのものをしょって立つという重責と、その中での競争や仲間意識のようなものが凛とした心地いい緊張感になっていると思った。

4月にはDVDが発売される。
7月22日(土)〜8月7日(月)大阪梅田芸術劇場メインホールでの公演も決定した。チケットの入手は今回も激戦が予想されるが、できれば是非生の舞台を観てもらいたい。

興奮して買ったグッズ。パンフレットにはインドの事も出ていた。バッグがお気に入り。
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2017年01月07日

『君の名は。』

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2017年1本目の映画の感想はインド映画ではなく社会現象ともなっている『君の名は。』最後の「。」に「モーニング娘。」を思い出さずにはいられない。ということは置いといて、実はこの作品は2回観たのだが、1回目はビールとお寿司で満腹だったため、速攻で眠りに落ち9割以上寝てしまった。こんなに大ブームとなっている作品を観に行ったのにこれではクヤシイ。ということでリベンジした2回目は100%観れたが、眠りに落ちた理由はわかった。つまらないからではなく、環境ビデオのように心地いい映像がふわふわ流れていくからだ。

『アナ雪』を観た時も美しい映像だと思った。立体的でツルツルとかプリプリと表現できるような質感が美しかった。一方『君の名は。』は繊細な描写が良かった。したたり落ちる汗、服のしわ、光の加減や影の落とし方など普段何気なく目に入っているものが丁寧に描かれている。彗星のシーンなどは軽い感動を覚えた。アニメは間違いなく芸術だなと思った。

映像は綺麗だし、ストーリーも設定自体は目新しいさはなかったがよく作られているし、音楽もいい。でも決定的に何かが足りない。その足りない1かけらは作品ではなく自分にあるのかもと思った。それは年齢と共になくしてしまったものなのか、もともと持ち合わせていないものなのか。

話はちょっとそれるが、私は映画のランキングなどを見るのは好きなのに自分が点数をつけるのはとても苦手だ。作品自体は素晴らしいと思っても自分がノリきれないもの、逆に残念な作品でも自分はかなり好きというものをどう扱っていいかわからないからだ。
『PK』や『Bajrangi Bhaijaan』は質と好みがマッチするので自信を持って勧められるが、下ネタ系やドタバタはそれを好きな自分の人格まで疑われそうで面白いと思ってもランキング上位にはしづらい。

もちろん映画の好みは人それぞれだから周りに合わせる必要などまったくない。自分には合わないつまらないと言ってしまうのは簡単だが、なぜそう感じたのか。そしてみんながいいと言っているものの理由をちょっと立ち止まって考えると、もしかしたら違う見方を知る、映画を感じ取るヒントになるような気がした。(マスコミ主導でいいと思わされている作品も中にはありそうだが。)なぜ自分がその良さを感じられないのか、何か自分に欠けている感情があるのでは?と不安になることもあるしね。

『君の名は。』について言えば作品自体は5点満点中4.5、自分の好みでは3.2〜3.5といったところ。例えて言えば『君の名は。』は埃ひとつ落ちてないモデルルームの部屋のようだ。きれいなのに何となく落ち着かないというか、無味無臭の味気無さを感じてしまった。もっと人間臭さが感じられるすきま風吹く雑多な部屋の方が落ち着くし、いっそのこと超豪華なホテルできゃあきゃあ言うとか。

私がインド映画を好きな理由はいろいろあるが、そのひとつは濃すぎるくらいの人間関係の面白さがある。『君の名は。』で身体が入れ替わった主人公たちは見たことのない相手と携帯メールのやりとりで何となく心を通わせることになる。家族、友達、バイトの先輩は誰もが基本的にいい人で、皆必要以上に相手のテリトリーに踏み込まない。サラリとした人間関係。主人公の2人が求めていたのは運命の人?それとももう一人の自分?何を失い何が得られたのか。無駄な主義主張なんていらないけど、歴史を変えるには愛のパワーが希薄すぎる気がした。

でも自分が高校生くらいだったら間違いなく好きな人とデートで一緒に観たいなと思う。そしてもしかしたら彼こそが運命の人かも・・・とドキドキしながら肘掛にのせた触れそうな腕に映画よりも神経を集中させたことと思う。そして何年かたって、「ああ、私の初デートはこの作品だったな。彼は今頃元気かな」なんて思い出させる作品になるのだろう。

人間のいいところ、汚いところ、世の中の不条理、そんなのが詰まった映画はまた別の機会に観ればいい。若い年代しか聞き取れないモスキート音のような、若い感性でしか味わえないものはあるはずだ。そしておそらくこの作品はそういった種類なのだろう。逆に言えば、若い頃に楽しめなかったであろう作品を今面白く観ることができているのかもしれない。

最近は綺麗な映画館が増え、4DXなどのアトラクション的要素が盛り込まれた作品が多く上映されている。綺麗な映像の良質な作品は家のTVではなく、スクリーンで観たいという人がこの作品のおかげで増えると思う。そういう意味でも画期的な作品となった。岸恵子のやつと間違えて、あるいはそのタイトルに魅かれて観にいく年配の方も多い気がする。あと絶対今年生まれてくる女の子に「みつは」とつける親が出てくると思う。  


2016年12月25日

2016年を振り返り

このところ更新が少なくなってしまっているが、インド映画熱が冷めたのかと言うとまったくその逆で、むしろ充実していてこちらに手が回らない状態だ。

このブログを始めた頃は年に1〜2度の映画祭で日本語字幕付きインド映画をスクリーンで観るか、インド旅行などでDVDを買って観るくらいしか方法がなかった。

今年一般公開されたインド映画は本数こそ多くなかったものの、『PK』などインド映画ファン以外にも十二分に受け入れられる作品が公開され、多くの人に感動を与えた。ラージクマール・ヒラニ監督の来日もあった。

東京国際映画祭、アジアフォーカス福岡国際映画祭などインド映画に優しい映画祭では今年も上映されARラフマーン、マーダヴァンが来日した。

インド映画ファンにはすっかりおなじみになったIFFJは5回目を迎え、体調を崩しながらも全作品を完走した。

この他には各インド人主催による上映会が行なわれており、英語字幕のみではあるが、最新作が観られる機会が増えた。

以上がスクリーンでの鑑賞。これに自宅での鑑賞機会を加えるとさらに充実したものになる。
10年前に比べると海外でのネット通販は手軽なものになっているし、むしろこれからは益々ストリーミングでの視聴が一般的になっていくと思う。次から次へと公開される映画のDVDを買っていたのではキリがないし、収納場所も処分も困るので、これはいい傾向だと思っている。you tube、itune、海外ではerosなど。最近はNetflixで日本語字幕付きインド映画が観られる。約30本と数こそ多くはないものの、比較的シリアスなタイプの作品は私自身あまり手を出してこなかったので、興味深く観ている。これに加え、私はネット回線を使ってのインドTVの視聴契約をしているので、いつでもインドに囲まれている状態だ。

このブログを立ち上げたきっかけはインド映画の面白さをわかってほしい、数少ない情報の共有をしたいという思いだった。でも今では情報も視聴機会も当時では考えられないくらいに増えた。映画の感想や情報を発信するブログやSNSなどの手段も多い。自分が頑張らなくてももう大丈夫という安堵にも似た気持ちは多少ある。

ヒンディー語の講座はいったん終わりにしたが、英語と共にゆっくりとマイペースで勉強は継続している。英語字幕付きでの視聴はヒンディー語耳と英語読解力が必要とされる。せっかくの機会なのだから少しでも理解しながら観たい。今までブログを書いていた時間がこうした学習や視聴時間になった。・・というのはちょっと言い訳かな。まあトシと共に行動力の減退は否めないかも。

とは言え10年以上も続けてきたブログなので、ゆっくりとでも継続していこうと思っている。
そして来年もこれまでとかわらずにインド映画を応援していきたいと思っている。  


2016年11月30日

パリのインド事情

久々の更新になります。
今回はパリ在住の私のインド仲間(日本人)、の友人(インド人)からの情報。
ヨーロッパではイギリスやドイツがインド率高めというのは知っていたが、フランスについてはまったく知らなかった。パリのインド情報というのはなかなかレア。私も興味深く読んだ。

以下、私のブログのスペースで紹介させて頂きたい。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

 インドなパリ – その1:インド映画のDVDショップが充実

パリ北駅周辺(Gare du Nord)はインドエリア。南インドの都市、ポンディチェリー(タミル・ナードゥ州)がフランスの植民地だった影響か、フランスにいるインド人は南インドの人が多い。そのためこのインドエリアで軒を連ねるスーパーやレイストランの表記で目に入る文字もタミル文字が多い。
そして、インド野菜(ドラムスティックや調理用バナナ)や日用雑貨を扱うインドスーパーに混ざり、DVDショップも何軒か立派に店舗を構えている。
小ぎれいそうな一軒のDVD 屋に入ってみる。店のサイズはさほど大きなく6人ほど客が入るとかなり窮屈になる感じだが、品揃えは豊富でとてもきれいに整理されている。店舗に入って右側はボリウッドなど北インド系映画、そして左側は南インドの映画とぴっちり、きれいにわけられていて面白い。
店員さんもインド人ながら、パリ歴が長いためか大人しく、積極的には話しかけてこない。自分から積極的に探している映画を言って探してもらう必要があるが、やはり種類は豊富。

インド好きならインドにいってDVDを購入するのが普通だと思うが、やむ得ない事情でインドに行けない場合(?)は、パリにいけば北インド映画から南インド映画まで探しているDVDを必ず見つけることができるはず。
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 インドなパリ – その2:インド好きなパリジェンヌも!

日本にもいくつかのインド舞踊・ボリウッドダンスのスクールがあるが、なんとパリにもいくつか存在する。ある程度の規模のあるスクールだけでも2件はあり生徒数もかなりいるようである。
一つはTriwat Ecole de Dance でボリウッドとカタックダンスの教室がもうけられている。ホームページをみると、ボリウッドダンスを踊るパリジェンヌ(というかマダム)が見ることができる。もう1つのスクールはBolly Deewani。こちらはバングラ専門コースなどあり同じく結構本格的。青空ボリウッドダンス教室をパリ市内の公園で開催したり、ボランティア活動などにも積極的。こちらもホームページの写真をみれば、生徒がすべていわゆる白人のフランス人ということが分かる。

パリといえば、中村江里子だったり、マカロンだったり、こ洒落たものを想像しがちだが、いるのだ、パリにもインド好きのフランス人が。
インド好きということで少し肩身の狭い思いをしている日本のインドファンは遠くパリにも同志がいることをたまには思い出し、インド道をこれからも歩んでほしいと思う。
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 インドなパリ – その3:インドなパサージュを歩いてみよう

プラージュとは日本でいうところのアケードのようなもの。だいたい18世紀頃からパリで作られ始めらたようである。かなり歴史は古いので、パリ市内にはたくさんの味のある素敵なパッサージュがある。パリのガイドブックを見れば、ほぼ必ずと言っていいほど「パリのパサージュ訪問」を観光の一つとしておすすめしているほど。

そんなパサージュにもインド系の店で占められたパサージュが存在する。その名もパサージュ・ブラディ(Passage Brady)。ここの通りを入ればあるのはインド料理屋とインド雑貨屋さんばかり。パリでの外食は日本に比べるとかなり高いことで有名だが、パサージュ・ブラディのインドレストランは料金設定もパリのスタンダードと比べれば安めに設定されており財布にも優しい。

ちなみにこのパサージュ・ブラディはパリのアフリカンエリアと隣接している。このためパサージュ・ブラディ―を出てぶらぶら歩き始めると、黒人専門の美容院や美容用品店などかなり“アフロ”な雰囲気になる。
パリにいながらかなりエスニックな雰囲気が楽しめるのでこのエリアは訪問の価値あり。
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情報提供:サンジャイ
電気料金比較サイトを運営するフランス企業で働く)  


2016年10月22日

2016年IFFJ総括

2週間にわたるIFFJが終了した。
今年もバラエティ豊かなインド映画を鑑賞することができて、本当に楽しい日々を過ごした。この開催に至るまでのスタッフのご苦労は大変なものだったと思う。が、IFFJのおかげで確実にインド映画ファン人口は増えていると実感している。私は休日や平日の夜の回での参加になったが、満席を含めて人の入りはとても良かった。

今年は初日から最終日まで足を運び、全作品を鑑賞し、全作品の感想をざっくりと短くではあるがツイートした。謎の使命感である。というよりも、もともと記憶力が非常に悪いので、観たてほやほやのうちに印象などを書き留めておかないとすぐ忘れてしまう。情けないことに観たことすら忘れてしまうほど脳のハードディスクの容量が小さい。

そして開催中は極力ネガティブなことはツイートしないようにしていた。「面白い」という感想が多ければ、もしかしたら足を運ぶ人が増えるかもしれないということを期待して。観てもいない人に「つまらない」とはあまり言いたくないしね。

けれども開催が終わったので、来年以降より充実させたものにしていただくために、今回気になったことをいくつか書いておこうと思う。

★日本語字幕について
登場人物が二人称に「君」という代名詞を多用したことによるいわゆる“「君」の名は”問題。私は字幕作成者のご苦労などを考えると、あまり強く批判はしたくない。一流の字幕作成者ですらミスや違和感のある字幕になることはよくある。けれどもそれなりの料金をとって一般の劇場で上映する以上はやはりある程度のレベルが要求される。特にインド映画は独特の固有名詞や文化的背景があるので、英語字幕からだけ訳すと難しいところが多いと思う。IFFJの字幕が最終決定になるまでどういう過程をたどっているかわからないが、インド、インド映画、ヒンディー語などに詳しい人の監修やチェックは是非入れてほしいところだ。

★字幕位置
ヒューマントラスト渋谷に限っては、座席の段差があまりなく、運が悪いと前の人の頭で字幕がほとんど見えないことがある。来年もここでやるのであれば、縦字幕にしてもいいのではないかと思う。

★画質
私などはインドの古い映画館でも観ているので画質はいいに越したことはない程度だが、技術が進んで画質がどんどん良くなっている現在、Blu-rayがギリでDVD画質では不満に思う人もいると思う。よりいい画質での上映を望むが、とはいっても運営上止むを得ないのであれば、パンフレットに記載しておけばあとは観る側の判断になる。

★チケット
今回メンバーズカードが使えず、また前売り券では座席指定がネットからできなかった。事前に会場へ引き換えに行くことができず、上映日当日しか行くことができないのに既に満席・・・という人もいたと思う。このあたりは次回の課題になるかも。経費の問題ということであれば、例えば今回のようにゲストを呼ばないとか、上映作品数を12→10程度にしても、2週間という期間であれば十分だと思う。

★オープニングイベント
高倉さんとアンジェラさんのイベントは大変面白かった。けれどこれから短編と1本上映が控えている状況で1時間は長い。高倉さんのジャンル分けなどは良かったが、これから映画祭が始まろうとしているのに個別作品解説は不要では?ネタバレはなかったものの、話を聴いて観に行きたくなった人はいたかもしれないが、何の情報を入れたくない人もいたと思う。

★言語
今回テルグがなくなり、ベンガルが1本で残りがすべてヒンディーだった。テルグ、ベンガル、タミルあたりが1本ずつ入ると理想的だと思う。

★新作とジャンル
新作が多いのは本当に嬉しい。一方で今年のボリウッドは実話ベースのシリアスな作品が多かった。今年のIFFJはそんな中でも様々なジャンルの作品を入れてきていたが、これからも2年内くらいに枠を広げてもより広範な言語、ジャンルを入れてきてほしい。例えば「ハウスフル3」などは絶対にIFFJでなければ流せない作品だし、この流れで1本バカ映画枠を入れるのはアリだと思う。

★宣伝
インドファンが集まるナマステ・インディアのブースの出店はいい宣伝効果になると思う。逆に今回気がついたのはインド人が少なかった。またインド映画ファンでない人がどの程度来場していたかはわからないが、従来のファンを大切にしつつも、新たな宣伝方法で新規ファンの獲得にも頑張ってほしい。

★人気作を休日を中心にもってくるなど、プログラムの構成はとても良かったと思う。スーパースター、シャールクの『ファン』とサルマンの『プレーム兄貴、お城へ行く』が上映されたのはGGGGGGoood job今回のIFFJ最高のお仕事でした。


季節の変わり目でもあり、普段引きこもりなので毎日のような外出に実は開催1週間目頃にダウンしかけた。そう思うと昨年も10月は体調を崩していたことを思い出した。結局観る方も体力勝負ということで、来年は自分自身の体調管理に気をつけたいと思う。

いろいろ書いたけど、本当に楽しかった。スタッフのみなさん、お疲れ様でした。ありがとう。
普段インド映画は同じ作品の感想を共有することが少ないので、他の人の感想を知る貴重な機会でもあった。自分が気がつかなかった作品の印象や受け取り方、視点があって、とても楽しかった。
来年も是非お会いしましょう