2016年07月25日

これから本気出すぞ!

今年入ってからちょっとやらなければならないことがあって、それが先日ようやく終了した。日常生活に大きな影響はなかったのだが、それでも若干の時間の縛りはあった
その拘束からやっと解放された

さ〜て、いよいよ本格的な映画の季節がやってくる
映画ではないが、プリヤンカ主演の「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」がDlifeで放送が始まった。FBIアカデミーが舞台のこの作品は過去と現在が行き来しながら、様々な人種、人間関係がもつれた糸でつながっている。ストーリーそのものの面白さとプリヤンカの魅力がいかんなく発揮されている。

7/31(日)は急きょ『Sultan』の追加上映が汐留で行われる。
私はまだ行けていなかったので大ラッキーだ。
週末に行われていた各言語のインド映画上映会もなかなか行けなかったので、これからは積極的に参加したいと思う。

10/29(土)からは待ちに待った『PK』が一般公開される。
これに伴い、PKオリジナルクリアファイル付き前売り券が発売されている。
お宝グッズになること間違いなしなので、品切れになる前に是非とも手に入れたい。
試写会のお知らせもぼちぼち出てくる頃だろう。

ARラフマーンが来日予定のアジアフォーカスは9/15〜9/25。
9/24(土),9/25(日)恒例の代々木公園「ナマステ・インディア」も忘れちゃいけない。
その後はIFFJが10/7〜10/21(東京)10/8〜10/21(大阪)。
東京国際映画祭が10/25〜11/3と続く。

今のうちに体力とお金を温存して、是非これからの楽しい季節に備えたい。

          PKクリアファイル。裏はラジカセ柄。
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2016年07月03日

日本の放送局の少なさ

今ちょっと怒りながら書いている。

以前から思っていたが、日本は放送局が少なすぎる
BS・CSチャンネルこそ最近若干は増えてきたが、どれも既存の日本の放送局が絡んだものが多く、昔の番組やらを流している。それは決して否定しない。娯楽は重要。

アメリカやインド旅行をした人ならわかると思うが、海外は放送局がめちゃくちゃ多い。例えばインドなんかだと、各地方ごとのニュースやバラエティ・音楽・映画の新旧、そしてアメリカ、イギリス、フランス、中国などのニュースチャンネルなど数えていないが100チャンネルくらいはある印象。

日本の一流ホテルなら海外のチャンネルが視聴できる設備があるのかもしれないが、一般家庭では衛生放送でCNNやBBC他韓国・中国・ブラジルまでがせいぜいなところ。もはや情報鎖国してるのではないかと疑うレベルである。もちろん、ネットではいくらでも海外の情報が手に入る。しかしリアルタイムな映像が流れる電波の影響力は小さくない。

地上波オンリーだった時代は「テレビはタダで見るもの」という概念があったが、今は放送にお金を払う意識があるので個人の好みで映画やスポーツやニュースを選択できるようになっている。

なのに選択できるチャンネルが絶望的に少ない
私は多少割高であってもインド映画や世界のニュースが見られるチャンネルがあったら喜んで加入したいと思っている。

日本でも英語教育を・・・ということを本気で考えているなら、字幕や吹き替えの問題などスルーして子供の頃からセサミストリートや海外のアニメを見ることができたり、大人でももっと普通に各国のニュースやドラマ・映画が見られる環境になればいいのにと本気で思う。そしてそれは決して「日本語」を軽視することではない。

世界は動いている。
日本のメディアのフィルターに批判はあるが、海外も同じようなものだろう。だがせめて受け手として選択肢は欲しい。日本は選択肢すらもないことが一番つらい。そしてあっても英語で理解できない自分も情けない。

海外の文化やニュースを知ることは個人の趣味でやればいいと思っていた。しかし、イギリスのEU離脱、バングラデシュのテロ、日本の未来が大きく関わってくるアメリカの大統領選挙など、もはや趣味の範囲では収まりきらない。

海外のニュースが普通に入ってくると都合の悪いことでもあるのだろうかと勘ぐってしまうほど、先進国と自称しているこの日本は選択肢が少ない。報道の自由度ランキング・・・がどれほどの信頼性があるかわからないが、72位とか情報統制、大本営発表と言われてもおかしくない。

海外の情報を知ることは、むしろ自分の国について考えるきっかけになると思うのだが。  


2016年06月26日

宝塚でOSO

既にご存じの方も多いと思うが、2017年1月、宝塚星組で『オーム・シャンティ・オーム −恋する輪廻−』が上演される。公式サイト

宝塚とインド映画の組み合わせ。
どう考えても相性が良すぎる

インド映画の世界が、宝塚のキラキラした舞台で3Dで見られるなんて
という私は、実はかなり昔に1回しか舞台を見たことがない。
宝塚ファンに怒られてしまうかもしれないが、東京近郊に住んでいる者にとって、宝塚は他の演劇や劇団の公演などを含めて広義のお芝居の選択肢の1つだと思う。友人に誘われたとか何かのきっかけがないと、なかなか観る機会がない。でももしかしたら関西方面に住んでいる人にとってはもっと身近で特別なものなのかもしれない。

そんな私ですらも飛びついてしまう。
ルパン三世などかかなり大胆なチョイスをしていたことは知っていたが、インド映画に目をつけたあたり懐の広さを感じる。

宝塚の舞台がどのように行われているかはほとんどわからないが、ヅカ流の解釈をしてインド映画ファンのドギモを抜かせるステージで楽しませてほしい。

チケットの争奪戦が心配だが、宝塚はCSを始めとしていろいろなコンテンツが充実しているので、仮に劇場に行けなくても何とか観ることだけはできそうである。

ヅカファンとインド映画ファンの融合。
これをきっかけにお互いのジャンルに興味を持てるようになったらいいなと思う。  


2016年06月10日

『FAN』

FAN

大スター、アールヤンと彼のファンを演じるゴウラブとの物語。シャー・ルク・カーンのダブルロール。

ゴウラブはアールヤンのモノマネで優勝し、本人に会いに行く。愛が過ぎるがあまり、アールヤンのライバル俳優に嫌がらせをする。それゆえにアールヤンから冷たい言葉を投げかけられ、ゴウラブは憎しみにも似た行動に出るようになる。

有名女優の出演がなく、ダンスシーンもなく、ストーリー的な派手さがなかったせいもあり、興業成績的にはもう一つ伸び悩んだようだったが、昔からのファンのひとりとして悪くないと思った。本人とファンというダブルロールの設定はシャールクだからこそできたと思う。

シャールクはさすがの演技力。一人二役ということを忘れてしまうくらいだった。インド映画でダブルロールの役柄がきたら演技力のある証拠かどうかはわからないが、彼の他のいくつかの作品でも演技力は実証済みだ。

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注意
以下、超ネタバレなので、これから観る人は極力読まないことをオススメする。観終ったらまたご自分の感想と比べてみてほしい。

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2016年06月03日

A.R.ラフマーン来日!そしてアジアフォーカス・福岡国際映画祭

2016年福岡アジア文化賞大賞にA.R.ラフマーンが選ばれ、来日とイベントが予定されている。
詳細はこちら

またこの時期、9/15(木)~9/25(日)は恒例のアジアフォーカス・福岡国際映画祭が開催される。この映画祭は名のとおりアジア映画を専門にした映画祭で、毎年のようにインド映画も上映されている。一般公開されないケースが多く、この時ばかりは福岡近辺の人をうらやましく思ったものだ。

今までは指をくわえて見ていたが、ラフマーンが来るとなればもう行くっきゃない連休に重なり、日程的にも問題ない。記憶が定かでないが、彼は10年以上前にも来日したことがあると思う。確かその時もファンとの交流イベントのようなものがあり、ただ料金が1万円くらい?したような・・とにかくちょっと高くて参加を見送った。純粋な日本のファン向けでなく、日本在住のインドの財界人向けだったのかもしれない。その時も有名作曲家ではあったが、まさかこんな凄い人になるとは正直思っていたなっかった。今は言わずと知れた世界的に超有名な作曲家である。パフォーマンスを披露する予定もあり、この機会を見逃すわけにはいかない。

さらにちょっと地味なところでは、福岡市総合図書館映像ホール「シネラ」では、アジアフォーカスに合わせて過去の受賞作などを上映したこともある。スケジュールはどちらもまだ発表されていないが、要チェックだ。

アジアフォーカ・ス福岡国際映画祭
福岡市総合図書館映像ホール シネラ

私自身、初めての福岡への旅となる。
イベントに映画三昧。そして美味しいもの(ラーメン、明太子・・・)、観光と、やりたいことが盛りだくさん。ホテルは既に映画祭会場となるキャナルシティ内で押さえたので、夜中まで上映されたって平気あとはスケジュール発表をにらみつつ、飛行機を予約するだけだ
そしてそしてどうか来日が実現しますように。シュリデヴィ、アーミル、カルキ、最近はみんな本当に来てくれているから大丈夫だと信じたい。  


2016年05月21日

興行収入トップ10と3カーンの強さ

ボリウッド世界興行収入TOP10
(koimoi.com 単位:1カロール=1000万)

1. PK (2014) 792
2. Bajrangi Bhaijaan (2015) 626
3. Dhoom3 (2013) 542
4. Chennai Express (2013 422
5. Prem Ratan Dhan Payo (2015) 399
6. 3 Idiots (2009) 395
7. Dilwale (2015) 394
8. Happy New Year (2014) 385
9. Kick (2014) 377
10. Krrish 3 (2013) 374

いわゆる大ヒットとされる100カロールは10億ルピーのことで、インド国内での興行収入。日本円にしたら16億円程度になる。上記のものは国内外を合わせたもの。

お気づきのように、10位にリティック・ローシャンが入っているだけで、あとはすべてアーミル・サルマン・シャールクの3人のカーンが見事に3作品ずつとなっている。

彼らは間違いなく数字を持っている。それゆえ超一流の監督・共演者・スタッフを並べる。え、この作品が?と思うものもないではないが、それでも話題になるし、客を呼べる。ちなみに今年の作品ではアクシャイ・クマールのAirliftが232Crで18位に入る。

確かに3カーンズはお化け俳優なので、今後彼らは引退するまでヒットを量産し続けていくだろう。若手ロマンチックヒーローを卒業する年代になったらどうなるのかとずっと見守ってきたが、中年、そして50代になっても彼らの年代に合わせた作品をきちんと用意してきているし、それで数字を残している。

おそらく60代になっても「大学を卒業できなかったおじいさんが孫と一緒にもう一度大学に通う」なんて設定でアーミルは大学生役をやるかもしれないし、シャールクは「カージョール娘に初恋の人の面影を見て、菜の花畑で奇跡の再会をする」なんてラブストーリーが作れそうだし、サルマンはやんちゃな警察署長を演じ、リティック演じたKrrishの魂はタイガー・シュロフあたりが引き継ぎそう。いくらでも作品は作れる。

だが今後はアミターブ・バッチャンや3カーンズのような絶対的スターが現れるかどうかわからない。いや、これからの時代は難しいと言っていいだろう。とすると俳優のネームバリューに頼らない、より質の高い作品が求められてくる気がする。ボリウッドの低迷は見たくないので、元気な俳優・監督・スタッフが面白い作品を生み出してくれることを期待したい。  


2016年05月07日

インド映画の奥の深さよ

およそどんなジャンルでも突き詰めていくと奥が深いものだと思うが、インド映画というカテゴリーも掘り下げればそれはインド全体をも理解していくことにつながっていく。そんなことは到底無理なのでとりあえずまずは楽しむというスタンスでいつつ、ちょっとずつわかっていけばいいのかなと思っている。

監督や俳優で楽しむというのはどの国の映画でも最もポピュラーだろう。
お気に入りの監督や俳優の次回作は?過去作品を追ってみたり。そして何といっても監督+出演俳優の組み合わせの楽しさ。そのコンビネーションだけでワクワクしてくる。さらに映画家系が多かったりするので、あの俳優と女優の息子が今売出し中であの女優と別れたばかり・・とかその人間関係を把握するのも面白い。

ちょっとマニアックな人ならカメラワーク、照明、音声、映像処理などにこだわったり。そんな難しいことはわからなくても衣装やロケ地は見ているだけで楽しい。何と言ってもインドは広い。北から南まで風景が違えば着ている衣装も言葉も違う。在外インド人がいる地域を筆頭に海外ロケも多い。

インド映画はダンスシーンがかなりの確率で入るし、アクションシーンもちょっと独特だったりするので、このあたりにもこだわりを持つとキリがない。そしてインド映画の大きな特色の一つでもある。最近ツイッターのGIFなどでこういうのが取り上げられてたりするが、おそらく見慣れない人にとっては相当インパクトが強かったのだろう。私も一番最初にインドのTVでカップルが芝生の上をコロコロ転がり雨の中でずぶ濡れになってのダンスシーンを見た時に、「何これもっと見たい」と思ったものだ。

そしてこのあたりから山は険しくなってくる

まずは宗教問題。ヒンドゥーとは、イスラムとは、シクとは。
悲劇でも喜劇でも描かれる。それぞれの宗教の特色はなにか。
食事は一番わかりやすい例だが、NG食材がヒンドゥーが牛肉でムスリムが豚肉ということさえ日本では思ったより認知されていない。登場人物の名前で宗教やカースト、さらに出身地や職業までも表わすことがある。

神話の基礎知識もあると楽しい。笛を持ってるとクリシュナを暗示してるとか、ドゥルガーなんていう戦いの女神の名を持つ登場人物がいたら「こりゃなんか起こるぞ」と名前が既にネタバレだったりする。この神話が結構くせもので、幾多の神様が幾多の化身や名前を持っているのでなかなか把握が難しい。

インドとパキスタン、さらにイギリスとの関係。歴史。カシミールを始めとする領土問題。いくつものドラマが描かれてきた。愛国主義的な作品が多いのはインドの歴史が背景となっているのだろう。

インド独自の伝統、習慣。首を横に振るようなしぐさでOKや小指を立ててオシッコなどはほぼインド全域で共通だと思うが、その土地独自のものもある。例えば一般的に未亡人は白の衣装を着るが、『DOR』で描かれたラージャスターンでは青(藍)色を着ていた。家族の制度は、女性の立場は、結婚の儀式は・・・・とキリがない。これらはごく当たり前に描かれていたりするが、日本人から見れば特徴的で面白かったり不思議に思うことも多い

インドの文化の一つでもある映画は生活に深く根付いており、昔の映画のシーンや台詞、音楽が頻繁に使われている。時にはそれが時代を表わすシンボルになることもある。インド映画を観ることこそがインド映画を理解していくことになる。

そして作品で使用されている数多くの言語
多くの日本人は日本語字幕がついたインド映画、それに飽き足らなくなってくると英語字幕のDVDで視聴することになるが、「もっと英語勉強しなくちゃ」と同時に「台詞を直に理解したい」とかなってくると、教材も十分でないインド諸言語習得の果てしなき長い長い道のりが待っている。

映画は楽しむことが一番だと思っているので、これらの知識がなくても別に構わないと思う。だが知っているとより楽しめる。

1回作品を観て、ちょっと調べてから改めて観ると、新たな発見や驚き、見逃していたところが山ほど出てくる。何回観ても楽しいシーンや感動のシーンもある。お気に入りのダンスシーンだけをを何十回もリピートしたりする。

このあたりがインド映画を何回観ても楽しい理由だと思う。
そして『PK』は何度観ても楽しい代表作の1つだと思う。
いろいろ知ってから観るともっと楽める。
  


2016年04月27日

祝!『PK』日本公開

Yahoo!のニュースにもなったので既にご存じの人も多いと思うが、ついに、ついに、『PK』が日本で公開される

公開されるかもという噂は前々から耳にすることがあった。
しかしインド封切2014年12月9日からは1年以上もたち、「もうないかもしれない」とファンの間でも落胆ムードが漂っていた。そもそもインド映画自体の公開さえ尻つぼみ状態だった。

それがここにきての公開決定。しかも

ノーカット、邦題なし、副題なし

まさにありのままの〜と同じく2014年に大流行した歌を歌いたくなる気分である。この当たり前のことが当たり前に公開されることの喜びこの映画に関しては1秒だって無駄なシーンはないと断言できる。

公開は秋ということで、詳細はまだ決まっていないが全国公開とのこと。
インド映画は映画祭やミニシアター系など限定された場所や時間でしか上映されないことが多い。そして全国公開された『チェイス!』『ミルカ』は興行的にぱっとしなかった。しかしこれらの作品の公開で新たなファン層が広がったのは事実だ。そしてやはり地方の人にもスクリーンで観てもらえる機会は絶対に作ってほしかった。この素晴らしい作品でもう一度勝負をかけて、今後のインド映画の公開につなげてほしいと心から願っている。

同じラージクマール監督+アーミル・カーン主演の『きっと、うまくいく』は本当に評判がよく、最近でも吹き替えでTV放映され、これまでインド映画などまったく興味がなかった人たちに大きな影響を与えた。時期こそ遅れてしまったが、じわじわとインド映画の良さが広まってきたこのタイミングでの公開はベストだと思う。

私自身「インド映画完全ガイド」(世界文化社)でこの作品をオススメさせて頂いたこともあり、思い入れはたっぷりある。もう細かい事は言わないが、主演の2人の演技、監督の世界観、インド映画、ボリウッドの世界を十二分に味わってほしい。

もちろん、100人が100人気に入るわけではないと思う。
だがその批判さえもがこの映画は織り込み済みのような気がする。本当につまらない映画は何の印象も感想もなかったりするから。良しにつけ悪しきにつけ何かが心にひっかかる・・・それこそがこの映画の醍醐味とも言えよう。

インド映画興行成績のトップに輝く『PK』。
いち、インド映画ファン、『PK』ファンとして強く強く応援していきたい。

公式サイト
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2016年04月15日

gaana

最近ちょっと机に向かうことが多く、何かBGMが欲しいなということでただ今大活躍しているのが「gaana」という音楽配信サイト。

有名どころではあるが、久しぶりに使ってみたらいろいろな機能が進化していてとてもよかった。作品ごとに絞ることもできるし、最新、あるいは昔のTOP50とか、ヒンディー以外の言語やメディケーションなんていうジャンルもある。ラジオっぽくノンストップで流れているのでBGMには最適。有料コースもあるが、無料で十分に楽しめる。アプリをダウンロードしてスマホでも利用可能。

じっくりフルコーラスで聴くと、いい曲が多いな〜と本当に思う。自分の周波数に合っているというか。今年はこれまでになくボリウッド音楽に詳しくなれそう。

PCのサイトはこちら→http://gaana.com/  


2016年04月03日

『Ki & Ka』

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市川妙典にて英語字幕で。

バリキャリのカリーナ・カプール演じるキアと、専業主夫役のアルジュン・カプール演じるカビールの夫婦の物語。結婚における男女の役割や主婦(夫)の存在の重要性など、いわゆるジェンダーがテーマにはなっているものの、コミカルで軽やかで、何よりも主演二人の演技がよくてテンポよく観ることができた。

正直言って、ストーリー的には大きな盛り上がりがある訳ではない。夫婦間やその周囲で起きる出来事も想定の範囲内。突き詰めるととても深いテーマになってしまうがうえに、このくらいさらっと扱った方が気持ちよく観終えることができた気がする。

カビールはプロ並の料理の腕前を持ち、その他の家事も大得意。そのうえ汽車が好きで家の中に模型走らせたりセグウェイを自転車代わりに乗り回したり、筋トレもやるし腕っぷしも強い“男子”である。キアもキャリア志向がとても強いものの、服装やメイクも決まってるし“女子”を捨ててはいない。多少の気持ちの行き違いはあるものの、「二人が愛し合っていればそれでいいんだもんね〜」といういちゃいちゃは小気味いいくらい。ちょっとすねたってキスして仲直り周りの人たちもインドとは思えないくらい2人の生活に好意的。一歩踏み込んで考えれば、二人の幸せは周りの理解があってこそという言い方もできる。インドという国でこういう映画が明るく描かれることは新鮮だった。

帰り道「日本でもウケそうだよな〜、配役は斎藤工と篠原涼子かな〜。」なんて考え、いやこれ既に同じような設定でドラマになっていたぞ・・・ということを思い出した。そのドラマはバリキャリアラフォー女性が年下イケメン彼との甘い同棲生活・・・と思いきや、彼には同年代の彼女がいて「あんなババア本気で相手にするわけないだろ」と言い放ち、ドラマでありつつも酷い設定だったw

自由な発想とそれを受け入れられる柔軟性は、男女間だけでなく、宗教や人種問題にも通じていくものだと思う。だがこの映画ではそこまで言及しているわけではない。あくまでも主役は「彼女」と「彼」。幸せは相手を思いやることによって生まれていくものなのだ。ケンカしたら傷が深くならないうちに早目にゴメンナサイすること。する方はもちろん、された方も素直にならなきゃ。そのためにはスキンシップも大事な手段になりうるということ・・・。これは世界共通のお約束かも。

週末に軽いラブコメでイケメン眺めながら「あ〜面白かった」といえるような作品は個人的には大好きだ。怒涛の急展開で感動大作というのもいいが、ふらっと映画館に立ち寄れて楽しい時間を過ごせるような映画が日本でももっと増えてくれたらなあ・・と思うのだが。インド映画なら最高なのだがそれは無理としてもね。

恋と結婚(家庭)とキャリアとおしゃれと・・・みたいなテーマは揶揄されがちだが、女性にとっては永遠のテーマだと思う。そのうちボリウッド版「セックス・アンド・ザ・シティ」ができたら面白いのになあ・・なんて思った。

テーマ曲の「HIGH HEELS TE NACHCHE 」はリズミカルで振り付けも覚えやすく脳内でヘビーローテンション中。