インドネシアでの仕事

零細企業の人間が、インドネシアでの仕事に挑み 学んだ事、身に付いた事、 愛すべきインドネシアの人たちの事など、紹介していきます。 出張、仕事にかかわる事を、ほぼ全て自分でやっています。 これからインドネシアで仕事をされる方、 今、インドネシアで仕事をされている方、 インドネシアに観光に行かれる方々に 少しでも、お役に立てると嬉しいです!

2016年07月


今回は、インドネシアニュース

インドネシア 高速鉄道事業 関連のニュースです。


まず、昨年からの大きな流れについては、

こちらにまとめています・・・
→  高速鉄道事業、反テロ法違反など


最近のニュースとしては、こちら
 インドネシア 高速鉄道事業 関連(7月22日)

相変わらず進んでいない高速鉄道事業のニュース、
そして、シンガポールとマレーシアが高速鉄道建設で覚書を
かわしたニュースなど紹介しました。

アジアの夕焼け


 そして、今日お伝えするニュースは・・・

◆ 中国の技術移転受け、インドネシアが高速鉄道輸出国に
http://goo.gl/tvil97
(「Record China」より)

記事によると、

『インドネシア国営鉄道企業関係者は先日、
中国企業とインドネシア企業のコンソーシアムが
受注したジャカルタ・バンドン間高速鉄道プロジェクトについて
コメントし、単なる高速鉄道建設だけではなく、
インドネシアへの技術移転とインドネシア国外での
高速鉄道建設もプロジェクト内容に含まれていると発言した。』

とあります。


なるほど。

インドネシアでの高速鉄道事業が完成した暁には、
それを一つのモデルとして、他国(アジア)へ
販売していこうと、という事ですね。

だから、インドネシアでの高速鉄道事業を早く進めようと。
というニュアンスも、当然ながらうかがえます。


現地では、未だ土地収容も進んでおらず、
工事も止まっている状態です。

高速鉄道はジョコウィ大統領にとっての目玉事業の一つ。
これまで色々な事案に対し素早い決断をしてきましたが
ここは、どう判断するか・・・

今後の行方に注目ですね。


今回は、このあたりで。

ここまでお読みいただき

Terima kasih



今回は、インドネシアニュースです。

ジャカルタの 「3イン1」 についての続報


最初に、 「3イン1」 そのものを紹介した記事を・・・

→ ジャカルタの交通事情 ~ スリーインワン ~

ジャカルタの大・大渋滞 と、
「3イン1」(スリーインワン)
「3イン1」を利用したアルバイト ジョッキー について
紹介しています。


また、直近のニュースとしては
→ インドネシアニュース ジャカルタの渋滞 奇数・偶数システム

「ジャカルタ特別州運輸局は警視庁と共に、
ナンバープレート末尾の数字で進入車両を制限する
「奇数・偶数システム」を8月30日に導入する。」

といった報道を紹介しました。 

渋滞


そして今日は、

◆ あすから試験導入 都心の渋滞緩和策 
奇数・偶数ナンバー規制 アホック知事「電子課金までのつなぎ」

http://goo.gl/hdx8e8
(「じゃかるた新聞」より)

記事によると・・・

「ジャカルタ中心部の渋滞緩和策「奇数・偶数制度」が
7月27日から1カ月間、試験導入される。
期間中の違反者には運輸局職員や警察官が注意するのみで
反則金は科さない。」

ただ、8月30日の正式導入後、
違反者は50万ルピアの反則金か、
最大2カ月間の拘留を科す予定です。

また、

「ことし5月に廃止した「3イン1」の代替策で、
あくまで電子課金システム(ERP)導入までの
暫定的制度としている。」

ともあります。


車のナンバーによる偶数、奇数での交通規制。
日本では考えられませんが・・・

3カ月前は検討でしたが、
導入される事が決まりました。

まずは、一ヵ月間の試験導入後、
8月末からの本格導入。

まだまだ、市民への周知も足りていないようです。
これは、更なる混乱を生むような気がします。

ジャカルタでの移動時は、
車のナンバーと時間帯を注意しながらですね。


ジャカルタは、世界一の渋滞都市、
渋滞緩和に向けての抜本的な政治判断が望まれます。

今後も、注目していきます。


今回は、このあたりで。


Terima Kasih

 


今回は、インドネシアニュース

インドネシア 高速鉄道事業 関連のニュースです。


まず、昨年からの大きな流れについては、

こちらにまとめています・・・
→  高速鉄道事業、反テロ法違反など


最近のニュースとしては、こちら
 インドネシア 高速鉄道事業 関連(7月18日)

インドネシアと中国の外交問題
(南シナ海のインドネシア領ナトゥナ諸島沖)が、
高速鉄道事業に及ぼす影響などについて、
紹介しました。 

中国のアジア戦略


 そして、今日お伝えするニュースは・・・

◆ 「中国は日本案をまねた」とインドネシア政府筋 
日本が負けたジャワ島鉄道建設に遅れ 
中国受注、19年開業に懸念
http://goo.gl/rqKVM1
(「産経ニュース」より)

記事によると、

『「遅れの最大の原因は設計図の問題だ」と
ジャカルタの鉄道関係者。受注を争った日本は
設計図の基礎となる高速鉄道計画の事業化調査に
1年半を費やしたのに対し、中国はわずか3カ月で完成。
インドネシア政府筋は、日本が調査を依頼した
地元コンサルタント会社を中国が雇い、
日本案をまねた可能性を指摘した。』

とあります。

今更ではありますが・・・

尚、建設許可が下りているのは
相変わらず、まだ5キロだけという状況です。

こちらの記事で紹介しましたが、
→ インドネシア 高速鉄道事業 関連(7月18日)

中国の銀行との融資交渉もうまくいっていないとの事、
中国そのものも、この事業に対して積極的でないのか・・・ 

気になるところです。


こちらのニュースも紹介

◆ シンガポールとマレーシア、高速鉄道建設で覚書
-26年までに実現へ
https://goo.gl/HEhhxf

(「NEWS PICKS」より)

記事によると、

「シンガポールとマレーシアのクアラルンプールを結ぶ
高速鉄道を2026年までに実現することで
両国政府が19日合意した。」

「アジアの高速鉄道計画をめぐっては、
中国中車(CRRC)などの中国企業と
日立製作所や三菱重工業などの日本メーカー、
それに欧州勢による受注合戦が続いている。」

とあります。

こちらの動向についても今後の行方を注視。

インドネシアでの状況も影響を与えるでしょう。


今回は、このあたりで。

ここまでお読みいただき

Terima kasih



今回は、インドネシアニュース

パナマ文書関連のニュースの時に
紹介しましたタックス・アムネスティ法案の動きについて。


まず、パナマ文書そのものと
これまでの関連記事を紹介・・・

パナマ文書
(「ウィキペディア」 より)

前回の記事
→ インドネシアニュース タックス・アムネスティ法案施行
(6月30日)


「タックス・アムネスティ(租税特赦)法案が6月28日、
国会本会議で可決。7月1日から来年3月までの間施行」

というニュースを紹介しました。 


前回も紹介しましたが、

租税回避地対策プログラムの一つ、
タックス・アムネスティ法案
とは、

国税庁のホームページによると、
https://www.nta.go.jp/ntc/kenkyu/ronsou/68/03/index.htm

「資産や所得を正しく申告していなかった納税者が
自主的に開示・申告を行った場合に、
本来ならば課される加算税等を減免したり
刑事告発を免除したりする制度のこと」

外貨


そして、ここ数日のニュースとして・・・

◆ インドネシア、租税特赦の運用開始 国内還流、
1.3兆円の税収増見込む

http://goo.gl/3aiAZF
(「Sankei Biz」より)

記事によると、

「今月から租税特赦法の運用を開始した。
国外での資産形成者に国内での申告を促し、
通常の税法上の規定よりも低い税率を適用することで、
国外に流出した資産を国内に還流させるのが目的だ。」

「政府は昨年の歳入の1割に相当する
165兆ルピア(約1兆3200億円)の
税収増を見込んでいる。」

とあります。


◆ 租税特赦で増資相次ぐ 国営企業 還流資金インフラ整備に

http://goo.gl/IcnelO
(「じゃかるた新聞」より)

「18日に適用されたタックス・アムネスティ(租税特赦)。
政府は、国営企業の増資や社債の発行などで還流した
資産の受け皿をつくり、インフラ整備などにつなげていきたい考え。
金融業界も受け入れ体制を本格化させ、資金集めに奔走する。」

とあります。


タックス・アムネスティが適用されたとはいえ、
期待通りの税収となるのか、疑問の声もあります。
捕らぬ狸の・・・にならなければ良いですが。


日本では、あまり報じられなくなっている
パナマ文書、そして タックス・アムネスティ法案。
インドネシアでは大きな動きをみせています。
税収増になり、インフラ整備に回ると良いですが。

ビジネスにも直結する動き。

引き続き、注視していきたいと思います。

今回は、このあたりで。


Terima Kasih

 



今回は、インドネシアニュース

ジャカルタ テロ関連のニュースを


1月14日の事件発生から、

これまでの流れはこちら
 ジャカルタテロ 関連のニュース


直近の動きとしては、こちらを
 ジャカルタ テロ 関連(7月7日)



ジャワ島中部ソロで起きた自爆テロ事件について
紹介しました。

自爆した男は、過激派組織「イスラム国」(IS)と
関係のある過激派のメンバー、
ヌル・ロマン容疑者である事が報じられていました。

jakarta街並み2

そして、本日のニュースとして・・・

◆ インドネシア ISに忠誠誓う過激派指導者殺害か(「NHK NEWS WEB」より)

記事によると

「インドネシアの警察は、インドネシア中部のスラウェシ島で
武装した男2人を銃撃戦のすえ殺害し、
このうちの1人が過激派組織IS=イスラミックステートに
忠誠を誓う組織の指導者とみて確認を進めています。」

さらに、記事では、

「殺害した男の1人は、過激派組織ISに忠誠を誓う
イスラム過激派組織「東インドネシアのムジャヒディン」
の指導者、サントソ容疑者とみて
確認を進めていることを明らかにしました。」

とあります。

これは大きなニュースです。

サントソ容疑者については、
過去に、こちらの記事で紹介しました。

→ インドネシア ジャカルタ テロ関連(4月1日)

これまで捜索に多くの時間と費用を費やしてきました。
今回殺害した一人がサントソ容疑者であれば
一つの大きな動きに繋がると思われます。


こちらの記事にもありますが、

◆ インドネシア テロ組織リーダーを射殺
http://goo.gl/3CQynm
(「毎日新聞ニュース」より)

「サントソ容疑者は元々、ジェマ・イスラミア系の
過激派組織に所属し、2012年ごろから反政府、
反警察の武装闘争を活発化。
政府は最重要テロ容疑者として度々、
大規模な山狩りを実施していたが失敗していた。」

とあります。


サントソ容疑者は、
インドネシアでのテロ関連のニュースに触れると
かなりの頻度で登場する名前でした。


とはいえ、組織は残ります。

引き続き、注意と情報収集、警戒が必要です。
お互い、十分注意しましょう。


今回は、このあたりで。
ここまでお読みいただき

Terima kasih




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