インドネシアでの仕事

零細企業の人間が、インドネシアでの仕事に挑み 学んだ事、身に付いた事、 愛すべきインドネシアの人たちの事など、紹介していきます。 出張、仕事にかかわる事を、ほぼ全て自分でやっています。 これからインドネシアで仕事をされる方、 今、インドネシアで仕事をされている方、 インドネシアに観光に行かれる方々に 少しでも、お役に立てると嬉しいです!

2016年09月


今回は、インドネシアニュース

インドネシア 高速鉄道事業 関連のニュースです。


まず、昨年からの大きな流れについては、

こちらにまとめています
→  高速鉄道事業、反テロ法違反など


最近のニュースとしては、こちら
 インドネシア 高速鉄道事業 (9月15日)

建設予定地について全区間での建設許可は出ているものの
土地収用は、6割しか進んでいない事、

主要20カ国・地域(G20)首脳会議の場で、
習近平国家主席がインドネシアのジョコ大統領と会談し、
ジャワ島の高速鉄道計画を遅れなく推進することの
重要性を強調した事を紹介しました。

広い土地

 そして、今日お伝えするニュースは・・・

◆ 用地収用、融資契約道半ば。高速鉄道、中国案採用から1年
https://goo.gl/ZF6L4r
(「じゃかるた新聞」より)

記事によると、

「7月中旬にようやく運輸省から建設許可が発行されたが、
工事は進んでいない。用地の収用は6割にとどまり、
事業資金の75%を融資する中国の国家開発銀行との
融資契約は締結できておらず」

ただ、
今月以内に融資契約を締結できるとしている。

とあります。

また、

「用地の収用を終えたとされる6割の内訳は、
西ジャワ州ブカシ市ジャティブニン~チクニルと、
駅が建設されるワリニ(西バンドン)、
トゥガル・ルアル(バンドン)の一部。
年内に用地収用を完了するというが、
KCICの公表する計画はたびたび延期されている。」

ですね。

これ以上の延期は開業に影響すると思いますが、
まだまだ予断を許さないですね。


◆ インドネシア高速鉄道の展示ブースも 
国営企業展示会を取材

https://goo.gl/sR8bEF
(「@nifty ニュース」より)

「国営企業展示会では、
高速鉄道事業を手掛ける『インドネシア中国高速鉄道社』の
専有面積が最も広かった。」

と。開業前から宣伝には余念がありません。


いずれにしても、中国の国家開発銀行と契約をして
融資を進めるのが最優先です。

引き続き、注目していきます。


今回は、このあたりで。

ここまでお読みいただき

Terima kasih



今回は、インドネシアニュース

租税特赦についての続報です。

まず、この動きのきっかけとなった
「パナマ文書」と、「タックス・アムネスティ法案」
について紹介します。

◆ パナマ文書
(「ウィキペディア」 より)

租税回避地対策プログラムの一つ、
タックス・アムネスティ法案とは、

国税庁のホームページによると、
https://www.nta.go.jp/ntc/kenkyu/ronsou/68/03/index.htm

「資産や所得を正しく申告していなかった納税者が
自主的に開示・申告を行った場合に、
本来ならば課される加算税等を減免したり
刑事告発を免除したりする制度のこと」


そして、前回の記事です。

インドネシアニュース タックス・アムネスティ(租税特赦 9月15日)


「タックス・アムネスティ(租税特赦)法の施行から2カ月が経過した。
納税額は目標の165兆ルピアの2%、3.6兆ルピアにとどまっており、
政府は運用に関する細則を策定し、
納税者への周知を徹底させている。」

納税がうまく進んでいない様子を紹介しました。 

tax

租税特赦の続報です・・・

◆ 租税特赦 申告500兆ルピア超え 9月以降急増 

https://goo.gl/rv0Fxr
(「じゃかるた新聞」より)

記事によると、

「9月に入りタックス・アムネスティ(租税特赦)を
活用した納税額が増えている。」

「7月18日の運用開始以来、9月15日時点の
納税額は21・3兆ルピアと目標の165兆ルピアに対し
12・9%まで達した。」

「9月に入ると9日間だけで納税額は8兆ルピアを超え、
2カ月間の納税額を一気に上回った。」

9月30日までが、税率が最も低く設定されている事、
今回の期間を過ぎて、税務署から申告漏れを指摘された場合、
対象の税金に200%加算されるペナルティーが課される
可能性がある事なども影響しているようです。

また、ここにきて
スハルト元大統領の三男、トミー氏や、
サッカーのインテル、元オーナー、エリック・トヒル氏など
大物の制度活用表明も影響を与えているようです。 

ただ、記事の最後には、

「 一方、租税特赦で期待する税収が達成できない場合、
徴税強化の動きが強まり、日系企業を含め過渡な税務調査が
増えるのでは、と指摘する声も上がっている。」

ともあり、今後の動きが注目されます。

こちらの記事にあるような動きが更に強化されるかもしれません。

◆ インドネシア当局、米グーグルを税金滞納の疑いで捜査へ
https://goo.gl/2Exq3q
(「ロイター」より)


この辺りの動きは、ビジネスにも直結しますので、
引き続き、注視していきたいと思います。


今回は、このあたりで。


Terima Kasih

 



今回は、インドネシアニュース

ジャカルタ テロ関連のニュースを紹介します。


まず、1月14日のジャカルタでの事件発生から、
大きな流れはこちら
 ジャカルタテロ 関連のニュース

直近の動きとしては、こちらを
 ジャカルタ テロ 関連(8月12日)



「インドネシア警察は5日、過激派組織「イスラム国」(IS)の
指示で隣国シンガポールを標的にしたテロを企てたなどとして、
インドネシア人の男の容疑者6人を逮捕したと発表した。」

水際で、テロ活動を抑える事ができたニュースを紹介しました。 

性犯罪2


テロに関する、続報をお伝えします。

◆ インドネシアのテロ組織、発火寸前 シンガポール攻撃計画も(「Japan Inーdepth」より)

記事によると

「8月5日、インドネシア国家警察はバタム島で
イスラム過激派組織の幹部を含むインドネシア人6人を
反テロ法違反容疑で逮捕したと発表。
9月3日には、バタム島を拠点に活動していた
同じ組織のメンバーをさらに逮捕した。」

とあります。

逮捕されたのは、KGRというテロ組織であり。
ISとの連帯を標榜しているともあります。
1月のジャカルタでのテロとも繋がってきます。


もう一つ、テロに関わるニュースを紹介。

◆ テロの可能性と対策
https://goo.gl/BJcd36
(「じゃかるた新聞」より)

1月のジャカルタでのテロ以降、インドネシアで確認されている
テロ活動について触れられています。

また、その対策としては以下のように記されています。

「テロの発生を予想するのは地震予知と同じで不可能である。
タムリン事件で標的になったような大通り沿いにある、
アイコンとなるような欧米系のファストフード店やカフェは避ける。
空港やモール、政府機関などではセキュリティー・ゾーンに
入っておく。特にラマダン(断食月)明けや独立記念日、
クリスマス、大みそか、バレンタインデーのような祝日、
米豪政府が危険情報を流したときなどは、
普段より慎重に行動することを心掛けたい。」


特に、ジャカルタやバリなど大都市で活動されている方は
注意が必要ですね。

引き続き、注意と情報収集、警戒が必要です。
お互い、十分注意しましょう。


今回は、このあたりで。
ここまでお読みいただき

Terima kasih





今回は、インドネシアニュース

インドネシア人(特に男性)の生活の一部、
サッカー関連のニュースです。


まず、これまでに紹介しました
インドネシアのサッカーに関する記事を・・・

◆ インドネシアあるある4(サッカー大好き)
ヨーロッパの4大リーグ
(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア)が
インドネシアで大人気である事を紹介しました。

直近のニュースとしては、下記を紹介しました。
インドネシアニュース 本田圭佑選手 サッカー教室開催

本田圭佑選手が、
「ジャカルタやその近郊に住む
日本人とインドネシア人の小学生約150人が参加」
したサッカー教室を開催されました。 

素晴らしい取組みです。

スタジアム


そして、少し前のニュースですが、

◆ レッズがサッカー教室 南ジャカルタ 
→ https://goo.gl/tP1mTY
(「じゃかるた新聞」より)

記事によると、

「サッカーJリーグの浦和レッズが運営する
「浦和レッズハートフルクラブ」は24日、
南ジャカルタのクバヨランラマ・ウタラ第3小学校で
サッカー教室を開いた。同校の児童約35人が参加」

とあります。

「教室ではサッカーの技術ではなく、「こころ」を育むことがモットー。
酒井コーチらは児童に「仲間を思いやること」や
「何ごとにも一生懸命取り組むこと」の大切さを訴え、
練習段階から100%頑張ることの大事さなどを伝えた。」

ともあります。

この後、バリ島でも同様の教室が開かれるともあります。

サッカーを通じた教育を子どもたちに広めて下さっています。
素晴らしい事ですね。

インドネシア人にとって、サッカーは日常生活の一部。
その人気は、日本以上です。

Jakartaから離れた地方にも、サッカー場や
フットサル場がたくさんあります。

以前紹介しました、本田選手や、今回の浦和レッズが
そういった地方でも教室を開催してくれると尚良いですね。

ある意味においては、スポーツでの交流は、
政治や経済以上に効果のあるものと感じます。
今後も、継続して欲しいものです。


今回は、このあたりで。


Terima Kasih

 


今回は、インドネシアニュース

インドネシア 高速鉄道事業 関連のニュースです。


まず、昨年からの大きな流れについては、

こちらにまとめています
→  高速鉄道事業、反テロ法違反など


最近のニュースとしては、こちら
 インドネシア 高速鉄道事業 (8月23日)

『運輸省は18日、ジャカルタ~バンドン間(142・3キロ)の
高速鉄道の建設許可を発行したと発表した。
取得済みの用地は全体の約6割にとどまるが、
基本設計の詳細が今月上旬に提出されたのを受け、
確保した用地から順次建設を開始する方針だ。』

「プラセティヨ鉄道総局長によると、高速鉄道が通過する
地域の各自治体との調整が進まず、
建設予定地の位置はまだ特定できていない。」

と、 相変わらず建設が進むのか進まないのか、
 はっきりしない状況でした。

港の工事

 そして、今日お伝えするニュースは・・・

◆ ジャワ島の高速鉄道は19年に開業できるのか、
土地取得は未だ6割=中国報道
https://goo.gl/06o0Ap
(「@niftyニュース」より)

記事によると、

「中国側が提出した書類の不備などで計画の遅れが
懸念されていたが、インドネシア政府はこのほど、
中国とインドネシアの合弁会社に全区間の建設の許可を出した。」

「一方、土地の取得はまだ全区間の約60%にとどまっている」

とあります。

また、

「中国杭州で4日から5日かけて開かれた
主要20カ国・地域(G20)首脳会議の場で、
習近平国家主席がインドネシアのジョコ大統領と会談し、
ジャワ島の高速鉄道計画を遅れなく推進することの
重要性を強調したことを紹介。」

ともあります。

基本的には、建設は進んでいないものの、
インドネシア、中国共に進める意思はあり、
両国にとって、この事業の重要性を
改めて確認したというニュースでした。


◆ 高速鉄道だけではなかった!中国に傾倒するインドネシア
https://goo.gl/vtGUFv
(「Record China」より)

「インドネシア政府はアリババグループ(阿里巴巴)
創業者のジャック・マー(馬雲)氏を
電子商取引業界の発展に向け設立した委員会の
顧問として招いた。」

「ジョコ大統領は「アリババの力を借りてインドネシアの
PRを強化したい。こうすることで
中国人観光客1000万人誘致が実現できる」と語った。 」

とあります。

大きな動きですね。

インドネシア政府の外交と決定は、
我々のビジネスにも直結する事があります。
引き続き、注目ですね。


今回は、このあたりで。

ここまでお読みいただき

Terima kasih


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