インドネシアでの仕事

零細企業の人間が、インドネシアでの仕事に挑み 学んだ事、身に付いた事、 愛すべきインドネシアの人たちの事など、紹介していきます。 出張、仕事にかかわる事を、ほぼ全て自分でやっています。 これからインドネシアで仕事をされる方、 今、インドネシアで仕事をされている方、 インドネシアに観光に行かれる方々に 少しでも、お役に立てると嬉しいです!

2016年12月


今回は、インドネシアニュース

ジャカルタ知事の公判の様子を紹介します。

前回の記事では、ジャカルタ州知事アホック氏の
初公判の様子を紹介しました。


前回記事です

→インドネシアニュース ジャカルタ州知事の初公判(12月16日)

海外モスク

今回は、公判の様子をお伝えします。

◆ジャカルタ州知事のコーラン冒涜、裁判継続
https://goo.gl/3ys9uH
(「インドネシアニュース」より)

記事によると、

「インドネシアの裁判所は27日、コーラン冒涜の疑いを持たれている
ジャカルタ特別州知事で、キリスト教徒のバスキ・プルナマ氏に
対する裁判を継続する意向を示した。」

「バスキ氏の弁護団による「華人政治家に対する人権侵害」
との申し立てを拒否。裁判は継続されることになった。」

「27日も裁判所周辺には多くの「反アホック」団体が集まり、
知事の逮捕を求めて声を上げた。」

とあります。


次回の審理は、来年1月3日に行われます。
場所は、より大きな法廷のある南ジャカルタ。

裁判の行方を見守るしかありませんが、
当日や他の日でも、まだまだデモの可能性があります。


ジャカルタ中心で活動をされている方は
引き続き、注意が必要です。

政治の動きはビジネスに直結するケースもありますので
引き続き、注視していきます。


また、年末年始、人通りの多い場所など
テロの可能性なども考え、注意しましょう。


ここまでお読みいただき

Terima kasih





◆ インドネシアでの仕事で勉強になった書籍シリーズ(広告)

 


今回は、インドネシアニュース

インドネシア テロ関連のニュースを紹介します。


まず、1月14日のジャカルタでの事件発生から、
大きな流れはこちら
 ジャカルタテロ 関連のニュース

直近の動きとしては、こちらを
 ジャカルタ テロ 関連(12月22日)



クリスマステロを計画していた過激派組織のメンバーを
射殺、逮捕したニュースなどを紹介しました。 

上海

今回は、インドネシアのテロに関する続報をお伝えします。

インドネシアでISIS支持の過激派、大みそかに警察襲撃を計画(「NEWS WEEK」より)

記事によると

「インドネシアの警察当局は26日、過激派組織「イスラム国」(IS)を
支持するインドネシアの過激派らが、大みそかに警察を標的とした
刃物などによる襲撃を計画していたと明らかにした。」

「インドネシアではここ数週間、襲撃の摘発が続いており、
地元育ちの過激派による攻撃への懸念が高まっている。」

とあります。

たしかに、この数週間、過激派逮捕などのニュースが
集中しています。地元育ちの過激派がISの思想に触れ、
より過激な行動に出る、一連の動きが目立ちます。

今回のように情報収集を重ねて、水際で防ぐことと並行して、
根源を取り除く政策に期待したいところです。


別の記事も紹介します。

◆インドネシア 年末年始にISテロ警戒で警備強化
https://goo.gl/EF24xi
(「NHK NEWS WEB」より)

「過激派組織IS=イスラミックステートの支持者による
テロ計画が相次いで発覚したことを受け、
インドネシア政府は23日から全土におよそ10万人の
警察官らを配置し、年末年始の警備の強化に乗り出しました。」

「クリスマスや新年を祝うイベントには大勢の人が集まると
予想され、警察と軍は、そうした機会を狙ったテロを防ぐため、
ショッピングモールなどの商業施設や教会などの
宗教施設での警戒を強めることにしています。」


前回の記事でも、記載しましたが、
特に日本人含め外国人の集まる都市部の高級レストラン、
ショッピングモールなど人の集まる場所は、要注意です。

引き続き、注意と情報収集、警戒が必要です。
お互い、十分に注意して仕事をしていきましょう。


今回は、このあたりで。
ここまでお読みいただき

Terima kasih





今回は、インドネシアニュース

インドネシア 高速鉄道事業 関連のニュースです。


まず、昨年からの大きな流れについては、

こちらにまとめています
→  高速鉄道事業、反テロ法違反など


前回のニュースとしては、こちら
 インドネシア 高速鉄道事業 (12月21日)

ジャカルタ・スラバヤ間特急列車の実現可能性検証
プロジェクトを半年以内に終了することを目標にしている報道、
日本はインドネシアと交通分野の協力を強化していく、
ニュースなど紹介しました。

鉄道建設

今回は、高速鉄道事業、鉄道事業の続報です。 

◆ 中国高速鉄道、着工は来年中に=国営建設
https://goo.gl/7NGkcT
(「アジア経済ニュース」より)

記事によると、

「インドネシアの国営建設ウィジャヤ・カルヤ(WIKA)は、
首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道の建設について、
来年中には着工できるとの見通しを示した。」

高速鉄道事業、ようやく動き出しました。

「中国開発銀行から約55億米ドル(約6,471億円)
借り入れて事業資金を賄う計画。」

これが、非常に時間を要しています。

地盤調査は、2000箇所行う必要があり、
現在は、300箇所が終了。残りは来年中に終わる予定とも・・・。


これまでも、この種のニュースは何度かありました。
が、結局あまり進展が見られない状況が続いています。

現地での関心度も少しずつ下がっています・・・。 

資金の借り入れ、地盤調査ともに
まだまだ時間を要する見込み、
引き続き、注目していきます。


今回は、このあたりで。

ここまでお読みいただき

Terima kasih



今回は、インドネシアニュースの紹介です。
宗教に関するニュースです。


まず、こちらのニュースから紹介

インドネシア「サンタ禁止令」に波紋 
政府、多様性の維持に危機感
https://goo.gl/BorCKU
(「日本経済新聞」より)

モスク

記事によると、

「クリスマス商戦まっただ中のインドネシアで、イスラム教団体の出した
「サンタクロース禁止令」が波紋を広げている。
急進的なイスラム教団体が、一部の都市ではイスラム教徒の従業員に
サンタの帽子の着用させないようにショッピングモールに
乱入するなど、トラブルも起きている。」

イスラム教団体も、クリスマスを祝う事は禁止していないものの、
イスラム教徒が、仕事などで衣装を着させられている事などに
抗議をしているようです。

イスラム教徒の方でも、クリスマス衣装を着るのに
違和感を感じない方もいれば、記事のような動きもある。

私の周りでも、多様な意見がありますが、
不寛容な空気も少しずつ感じます。


こちらのニュースも紹介します。 
イスラム教の人

◆ 宗教に対する不寛容が蔓延するインドネシア
https://goo.gl/nAdQxW
(「ニュース屋台村」より)

マイノリティー宗教に対する迫害や、
アホック州知事の一連の動きについての記事です。
ご一読を。


インドネシアで仕事をする上で、
イスラム教や他の宗教、歴史などは学ぶ必要も感じます。

こちらの書籍は、
最近読みましたが勉強になりましたので紹介します。

◆インドネシア イスラーム大国の変貌




今後も、こういったニュースには注意し
紹介していきたいと思います。

今回は、このあたりで。

Terima Kasih

 


今回は、インドネシアニュースの紹介。
自転車を盗んだオーストラリア人カップルの公開処罰です。


まず、こちらのニュースから紹介

◆インドネシアで観光客カップル公開処罰 窃盗容疑で
https://goo.gl/ytmLzg

(「Wedge」より)

夕方

記事によると、

「インドネシアの観光地ギリ・トラワンガン島で、窃盗容疑の
観光客カップルに対して、辱める目的で人々の前を歩かせる
公開処罰が実施されたことが、先週明らかになった。」

「公開処罰に法的根拠があるのかは不明。しかし、これを受ければ
もっと厳しい処罰が避けられるため、しばし気まずい思いをして
島から追放される方が、法廷で裁かれて、
罰金やそれ以上の刑を受けるよりはましと思う人もいるだろう
という意見もある。」

とあります。

郷に入っては郷に従えではないですが、
窃盗などをした犯人が、警察が来る前に、住民の人たちから
袋叩きに合っている光景は目にした事があります。

比較できるものではありませんが、
それと比べると、今回は、まだマシだったのでは・・・
とも感じます。
 
インドネシア街並み

同じ件ですが、こちらのニュースも紹介します。

◆ 自転車盗んだ豪観光客、罰として「恥さらしの行進」 インドネシア
https://goo.gl/t6RrVa
(「AFP」より)

記事によると、

「インドネシア当局は20日、自転車を盗んだ
オーストラリア人観光客2人に対し、「私は泥棒」と書かれた
プラカードを首にかけて、観光地の島を歩かせる
罰則を科したことを明らかにした。」

「首に掛けたプラカードには「私は泥棒。皆さんは真似をしないで」と
書かれる。この島では今年、窃盗犯数人に対し、
同様の罰を科しているが、外国人は初めてだという。」

とあります。

外国人である事、SNSで拡散された事で
広く報道される事になったようです。

地域独自の考え方、風習があり、
インドネシアはその多様性を認め、
一つの国家として成立しているところがありますので
他国の価値観で捉えるべきものでもないと考えます。

今後も、こういったニュースには注意し
紹介していきたいと思います。


今回は、このあたりで。

Terima Kasih

 

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