インドネシアでの仕事

零細企業の人間が、インドネシアでの仕事に挑み 学んだ事、身に付いた事、 愛すべきインドネシアの人たちの事など、紹介していきます。 出張、仕事にかかわる事を、ほぼ全て自分でやっています。 これからインドネシアで仕事をされる方、 今、インドネシアで仕事をされている方、 インドネシアに観光に行かれる方々に 少しでも、お役に立てると嬉しいです!

2017年02月

今回は、インドネシアニュース

インドネシア 高速鉄道事業 関連のニュースです。


まず、昨年からの大きな流れについては、

こちらにまとめています
→  高速鉄道事業、反テロ法違反など


前回のニュースとしては、こちら
 インドネシア 高速鉄道事業 (1月31日)

先月下旬の、高速鉄道事業、
ジャカルタ、スラバヤ間の準高速鉄道化に関する
複数の報道を紹介しました。

線路2

今回は、高速鉄道事業 の続報を紹介します。 

◆ ジャワ高速鉄道、めど立たず=中国が資金出し渋り
https://goo.gl/wcMyUb
(「jiji.com」より)

記事によると、

「中国が受注したインドネシア・ジャワ島高速鉄道計画が、
起工式から1年がたっても建設のめどが全く立っていない。
日本と激しい受注合戦を繰り広げた中国が資金を
出し渋っているためで、インドネシアでは嫌中感情も湧き上がる。
当初予定していた2019年の開業は極めて困難な状況だ。」

「土地収用が完全に終わらなければ資金提供しないという
条件も突き付けている。インドネシアでは、土地収用が
難航するのが普通で、日本企業関係者は
「完全な土地収用を資金提供の条件にするのは、
『事業をしない』と言っているに等しい」と指摘する。」

とあります。

ジャカルタ-バンドン高速鉄道は、
非常に厳しい状況ですね。

記事にある通り、土地収用後でないと進められないという
条件であれば、今回は他国同様、頓挫する可能性が
あります。

益々、雲行きが怪しくなってきました。

田舎1

こちらのニュースも紹介

◆ 中国受注高速鉄道が着工 ジャワ島、用地取得は未完
https://goo.gl/vB8SM4
(「産経新聞」より)

記事によりますと、

「日本との激しい競争の末に中国が受注し、昨年1月の
着工式典後も工事が手付かずだったインドネシア・ジャワ島の
高速鉄道(約140キロ)の一部で建設工事が始まったことが
23日までに分かった。ただ建設用地の取得は完了しておらず、
見切り発車した格好。予定の2019年までに
完工できるか危ぶむ声が出ている。」

とあります。


いろいろな報道がありますが、
インドネシア国内での土地収用、並びに、国家間の交渉、
いずれも難航している事が分かります。

ジャカルタ-スラバヤ間の準高速化案件にも
深く繋がっていくでしょうから、
引き続き、注目です。


今回は、このあたりで。

ここまでお読みいただき

Terima kasih



今回は、インドネシアニュース

インドネシア人(特に男性)の生活の一部、
サッカー関連のニュースです。


まず、これまでに紹介しました
インドネシアのサッカーに関する記事を・・・

◆ インドネシアあるある4(サッカー大好き)
ヨーロッパの4大リーグ
(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア)が
インドネシアで大人気である事を紹介しました。

直近のニュースとしては、下記を紹介しました。
インドネシア ニュース サッカー関連(1月20日

国内のサッカーリーグが3年ぶりに再会する事、
代表チームの監督に大物が就任予定のニュースなど紹介しました。 

サッカー場

今回、インドネシアのサッカーに関するニュースを紹介します。

開幕、20チームが激突 サッカー大統領杯 来月中旬まで熱戦 
https://goo.gl/Ao5JkQ
(「じゃかるた新聞」より)

記事によると、

「サッカー「大統領杯2017」が2月4日、開幕。3月中旬まで続き、
国内トップリーグ、インドネシア・スーパーリーグ(ISL)に参加する
18チームと2部リーグのディビジ・ウタマから2チームの
計20チームが出場する。」

「決勝戦と3位決定戦は3月12日、西ジャワ州ボゴール県
チビノンのパカンサリ・スタジアムで行われる。
同スタジアムは、東南アジア選手権(AFFスズキカップ)
2016の準決勝でも使用された。」

盛り上がるでしょうね~

ボゴールや、ボゴールに繋がる交通網を使われる方は
要注意ですね。
当日は、大大渋滞になるはずです。

サッカー場

こちらのニュースも

 日イの懸け橋に 6年ぶりに古巣復帰 サッカーの松永さん
https://goo.gl/gtW5V4
(「じゃかるた新聞」より)

記事によると、

「6年ぶりに古巣のプルシブ・バンドン(西ジャワ州)に復帰した
松永祥兵さん(28)=静岡県三島市出身、背番号17=が6日、
大統領杯2017で復帰初戦を迎える。」

素晴らしいです。
現地で仕事をしていると日本人プレイヤーの話題にもなります。

是非、チェックしてください。


日本でも、Jリーグの草創期や、その前には、
海外の指導者、プレイヤーが国のサッカーレベルを上げてくれました。

インドネシアで、日本人がそういった役割を担えると良いですね。
インドネシアサッカーの実力向上に期待です。 


サッカーを通したコミュニケーションは、
アウトブレイクにもなり、関係を深めるツールともなります。
今後も、政治、経済などの動きと共に注目していきます。


今回は、このあたりで。

Terima Kasih

 


今回は、インドネシアニュース

ジャカルタ州知事アホック氏の裁判などについて紹介です。


前々回記事
→インドネシア ニュース ジャカルタ州知事 公判(12月31日)

公判の状況を紹介しました。


前回記事
インドネシア ニュース 選挙に向けて(1月7日)

2月15日に首都ジャカルタを含む全国101自治体で行われる
選挙などについて紹介しました。 

イスラム教の人

まず、ジャカルタ州知事が裁判に至った経緯を詳しく紹介された記事を

ジャカルタ州知事の宗教冒涜容疑と「イスラム擁護アクション」
https://goo.gl/6vJw1A
(「SYNODOS」より)

ジャカルタ州知事の裁判に至った経緯、
一連の動き、背景、裁判に対する大統領の対応など、
詳細に記載されています。

今回の動きを振返る際に、非常に勉強になりました。
ジャカルタ在住の方は、一読されると良いと思います。
仕事をしていく上で、宗教的な背景など
深く理解しておく事は必須と考えます。


◆インドネシア、増加する宗教問題
https://goo.gl/cSomd8
(「TRT」より)

記事によると

「インドネシアでは、さまざまな信仰やグループ間における
宗教的な不寛容事件がここ2年で約20パーセント
増加したと述べられた。」

とあります。
上の記事にもありますが、懸念される状況です。


ジャカルタ中心に活動をされている方は
引き続き、注意が必要です。

政治や宗教の動きはビジネスに直結するケースもありますので
注目していきます。


ここまでお読みいただき

Terima kasih





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今回は、インドネシアニュース

ジャカルタ テロ関連のニュースを紹介します。


まず、昨年(2016年)1月14日ジャカルタでの事件発生から、
大きな流れはこちら
 ジャカルタテロ 関連のニュース

直近の動きとしては、こちらを
 ジャカルタ テロ 関連(12月22日)



国家警察対テロ特殊部隊(デンスス88)が、
クリスマスと年末年始にテロ実行を計画していた
過激派組織メンバーを射殺、逮捕したニュースなど紹介しました。
 
銃撃

今回は、ジャカルタ テロに関する続報をお伝えします。

インドネシア テロ根絶訴え街頭アピール 爆弾事件1年(「毎日新聞」より)

記事によると

「インドネシアの首都ジャカルタ中心部で約30人が死傷した
過激派組織「イスラム国」(IS)による爆弾テロ事件から
1月14日で1年を迎え、現場の路上で事件の被害者らが
テロ根絶を訴える街頭アピールを行った。」

とあります。

あの事件から、もう1年が過ぎました。

過激派によるテロ活動は収まるどころか、
全国で計画が為され、まだまだ安心できる状況ではありません。


別の記事も紹介します。

◆【サリナ前爆破テロから1年】
https://goo.gl/JF7s3a
(「じゃかるた新聞」より)

当時、事件に巻き込まれた警察官の現状など報道されています。

「突然の爆発音で倒れ、翌15日午前4時半までのことは
よく覚えていない。聴覚に障害が残り完治までは3年と診断された。」

記事では、国の補償などにも触れられています。

外交

こちらの記事も

◆インドネシア元公務員 IS参加しようとして拘束
https://goo.gl/bOnmI8
(「NHK NEWS WEB」より)

「インドネシアの警察は、過激派組織IS=イスラミックステートに
参加するためにシリアに入国しようとしたとして、財務省の元職員を
拘束するとともに、ソーシャルメディアなどを通じて公務員の間にも
ISの過激思想が広がっていると見て監視と警戒を強めています。」

財務省元職員は戦闘に参加しようとしていたようです。

同じように渡航をしたインドネシア人は、既に600人。
これ以上、増えないことを強く望みます。


前回の記事でも、記載しましたが、
特に日本人含め外国人の集まる都市部の高級レストラン、
ショッピングモールなどは、引き続き要注意です。

今回は、このあたりで。
ここまでお読みいただき

Terima kasih





今回は、インドネシアニュース

インドネシアの外交に関する報道を紹介します。


最初に、
昨年、中国との外交問題についてまとめた記事を・・・


インドネシアと中国との外交問題について紹介した記事です。

外交問題は、
南シナ海のリアウ諸島州ナトゥナ諸島冲で
インドネシア海軍が中国漁船を拿捕した事に起因しています。
 

続いて、前回の記事を

◆ 
インドネシア ニュース 外交関連(1月10日)

前回は、インドネシアの外交に関わるニュース
オーストラリア、日本との協議などについて紹介しました。

 外交写真

ここからは、先月のニュースを紹介します。

◆ 
海洋安保分野で連携強化、
日インドネシア首脳会談

https://goo.gl/SFhQmO
(「共同通信」より)

日本、インドネシア両国首脳会談の記事です。
記事によると、

「両国の外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を今年中にジャカルタで
開催すると確認。鉄道などインフラ整備の支援を強化し、
総額約739億円の円借款供与も発表した。」


同じく、両国首脳会談の、こちらの記事も紹介

◆ 離島開発協力で一致 円借款740億円を供与
https://goo.gl/oBPJpY
(「じゃかるた新聞」より)

記事によると、

「約2年半で6度目となる首脳会談で、両国が戦略的パートナー
であることを強調した。少人数会合と首脳会談で、
合計約1時間会談した。中国が海洋進出を強める
南シナ海問題では、少人数会合で込み入った話し合いが行われ、
法の支配に基づいた解決を目指す方針を確認した。」

「「首脳会談では、三つの覚書を結びたい」
(ルフット・パンジャイタン海事調整相)としていた経済分野の
各案件について、具体的な覚書は結ばれなかったもよう」

とあります。

お互いの良好な関係性をアピールしつつも、
覚書は結ばれなかったと・・・
この中には、昨日お伝えをしました
ジャカルタ‐スラバヤ間の準高速鉄道化事業も含まれます。

この準高速鉄道化事業についてはこちらを・・・

→ インドネシア 高速鉄道事業(1月31日)


税金

こちらのニュースも紹介

◆ 日本2位、中国初の3位 昨年直接投資、過去最高更新

https://goo.gl/DJlRYt
(「じゃかるた新聞」より)

記事によると、

「投資調整庁(BKPM)が25日に発表した2016年の直接投資統計
によると、全体の直接投資額は前年比12.4%増の
612兆8千億ルピアだった。国別で日本が2位で中国が3位と、
中国が初めて上位3カ国に入った。年間では過去最高を更新した。」

1位はシンガポールです。
中国の存在感が年々増しています。


インドネシアと中国、他国との外交は、
インドネシアでのビジネス全般にも関わってきますので、
引き続き情報の収集、紹介をしていきます。


ここまでお読みいただき

Terima kasih





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