地下世界アンダーダークで覇権を競い合うダークエルフたち。フェイルーンの歴史を紐解きますに、もともと彼らは地上に暮らしていて「Ilythiir=イリシーア」という地上国家を築いていました。

それが「Fourth Crown War=第四次王冠戦争」で地下世界アンダーダークへと降ることになり、現在のような社会を築くに至ったというのです。

エルフ同士の争いは第五次まで繰り返されたのち収束を迎えるわけですが、地下世界へと移り住んだダークエルフたちは、今も同族間の熾烈な闘争を繰り広げています。

TotU_Rules
そんなダークエルフたちの闘争を描いたゲームが『Tyrants of the Underdark』です。その面白さは「勝ち筋の多さ」「戦略アプローチの多様性」にあり、カードとボードの「いいとこ取り」といった感じの駆け引きが楽しめます。



前回はゲームの概要説明だけで終わってしまったので、もう少し正確にルールを説明しつつ、ついでにルールブックの構文もバラしてみたいと思います。例によってルールブックはこちらからPDF形式でダウンロードできます



まずはゲームの「セットアップ」から。まだ解説していない概念については、適宜説明を差し挟んでいきます。


さてさて、英語を読む際には「動詞を探していく」のが基本セオリーとなるのですが、このルールブックでは動詞を探すのは非常にカンタンです。なぜなら、すべてが「命令文」で書かれていますので、冒頭にある単語がズバリ動詞だからです。ボードゲームに限らず、TRPGのルールブックなどでも命令文が使われているのは、けっこう多く見かけます。

1.
Place the game board 
ゲームボードを配置する

/within easy reach/of all players.
/簡単の手が届く範囲内に/すべてのプレイヤーの

このゲームのボードはけっこう大きいのですが、プレイヤーの人数が少ないと、その「全面」を使いきるわけではありません。
この段階でゲーム・マップのどのセクションを使うのかを選びます。

Depending on the number of players,
プレイヤーの人数に応じて

you’ll play 
あなたがたは遊ぶことになる

on the entire game map
 or
only part of it.
ゲーム・マップ全体で
 もしくは
ゲーム・マップの一部だけで

The board is divided/into three sections/by a dotted line.
ボードは区切られている/3つのセクションに/点線で

ボードを見てみると、点線で「左」「中央」「右」と、3つに分けられているのがわかります。
gameboard

「2 Players」の場合
Don’t play/on the outer sections
プレイしてはならない/外側のセクションで

; play/only on the center section.
プレイすること/中央のセクション上のみで


「3 Players」の場合
Choose one/of the two outer sections
1つ選ぶこと/2つのアウターセクションの中から

; play/only on that section and the center section.
プレイすること/その選んだセクションと中央のセクションだけで

「4 Players」の場合
Play on all 3 sections.
3つすべてのセクションでプレイすること



次いで、ゲーム中で使用するカードを選びます。

2.
Choose 2/of the market half-decks 
 and
 shuffle them together
/to form the market deck

2つ選ぶこと/マーケット・ハーフデッキの中から
 そして
それらをシャッフルして
/マーケット・デッキを作る
このゲームではプレイするごとに使用するカードの「種類」を選ぶことができます。
カードの種別は「4種類」あって、それらのうち2種類を組み合わせてゲーム中で使用します。
1種類では使用総数の半分でしかないため、それぞれのカードのまとまりは「ハーフデッキ」と呼ばれているわけです。

half-decks
4種類のハーフデッキ。左上から「Elemental=エレメンタル」「Drow=ドラウ」「Dragon=ドラゴン」「Demon=デーモン」。

組みあわせるカードの種類によって、ゲームの雰囲気は大きく変わりますので、組み合せを変えながら何度も楽しめる仕様。
それぞれの特徴はルールブックの「4ページ目」に書かれているのですが、非常にざっくりと説明すると以下のようになります。

■Drow=ドラウ
カードのコストが低め。
カードのコストが2~4ぐらいまでの、安価なカードを中心に構成されたデッキです。
全体的に低いコストながら機能的にまとまっていて、スピーディな展開ができます。
なお「Drow=ドラウ(もしくはドロウ)」というのは、ダークエルフの通称です。

Dragon=ドラゴン
高額なカードも含まれる。
コスト「8」という最高額の「Red Dragon」を筆頭に、大型のドラゴンなど高額カードを多数含みます。
そのぶん安価なカードには無い破壊力があり、個々のカードの「切り札」感を堪能することができます。

Elemental=エレメンタル
Focus=フォーカス」というルールが導入されます。
このフォーカスをうまく活用すると、とんでもないコンボが成立するようになるので、ゲーム展開の爆発力が大きく変わります。

フォーカスについてはルールブックの「9ページ目」に書かれているのですが、たったの1文です。

Whenever you play a card/with Focus,
カードをプレイするときはいつでも/フォーカス付きの

if you played another card/of that card’s aspect/this turn
 or
if you reveal a card/of that aspect/from your hand,
あなたが別のカードをプレイしていれば/そのカードのアスペクトの/このターンに
 もしくは
あなたがカードを開示すれば/そのアスペクトの/あなたの手札から
 
you get the Focus effect described/after the dash.
あなたは書かれているフォーカス効果を得る/ダッシュの後ろに


わかりづらいかもしれないので、具体的な例を挙げてみてみましょう。
Fire Elemental」のカードです。このカードはフォーカスの効果を持っています。

E05_Fire_Elemental_RedBoxed

赤枠で囲んだ左上の記号と名称が「Aspect=アスペクト」。
このカードのアスペクトは「Malice=マリス」ということになります。


カード解説を読んでいきましょう。

このカードの基本的な性能は「Choose One=1つ選べ」とあるとおり、「インフルエンスが2点」もしくは「パワーが2点」のどちらかを選ぶことになります。カードの値段が「3」なのに、状況によってパワーとインフルエンスが選べるというだけでも便利で柔軟性が高いのですが、説明文の末尾の赤枠で囲んだ箇所に、記号から始まる1行が添えられています。

これが「Focus=フォーカス」の効果で、同じアスペクトのカードを手札として引いていると追加の効果が得られるのです。先ほどのルールブック抜粋で読んだ通り、フォーカスの効果を得るには同じアスペクトを持ったカードを「そのターンでプレイする」か、あるいは「たんに手札にあることを見せる」だけでよいわけです。

この「Fire Elemental」の場合は、同じ手札に「Malice=マリス」のアスペクトのカードがあれば、通常のカード効果に加えて、さらに「Draw a card=カードを1枚引く」という追加の効果が得られるわけです。通常ですと手札は5枚までなのですが、このフォーカス効果を発動させると「さらに1枚」カードを引いて、実質的に手札6枚分となるわけですから、地味ながら有効な追加効果と言えるんじゃないでしょうか。


もう一例見てみましょう。
Elemental Evil」の一角、炎のエレメンタル「Imix=アイミックス」です。
E10_Imix

こちらもアスペクトは「Malice」です。
通常のカード効果は「パワー4」なのですが、フォーカス効果が得られると「さらにパワー2」が追加されます。たった1枚のカードでパワー6が得られるわけですから、非常に強力なブーストとなり得ます。

このように「エレメンタル」のハーフデッキを使っていると、「アスペクト」が重要な役割を果たす局面が出てくるわけです。なお、エレメンタルデッキ以外ではアスペクトは何の意味も持ちません。



■Demon=デーモン
さて、ハーフデッキの紹介に戻りまして、最後は「Demon=デーモン」です。このハーフデッキでは「Insane Outcast=インセイン・アウトキャスト」というカードが導入されます。

Core_Insane_Outcast

このカードはプラス作用の効果を持っていないため、純粋な「お邪魔カード」として機能します。
これを相手に与えることで、敵のデッキの効率を下げ、スムーズな展開を阻害していくわけです。



カード説明を読んでおきましょう。

三角の記号(ダッシュ)の左側に書かれているコストを支払うと、三角の右側に書かれている効果が得られます。まずはコストから。
Discard a card/from your hand
カードを1枚捨てる/あなたの手札から
そうすると次の効果が得られます。
Return Insane Outcast/to the supply.
インセイン・アウトキャストを戻す/サプライに
要するに、手札を1枚捨て札にすることで、お邪魔カードを手放すことができるわけですね。


さらに説明文があります。
If Insane Outcast would be
devoured
 or
promoted,
 
もしインセイン・アウトキャストがなっちゃうようであれば
ディヴァウアされたり
 もしくは
プロモートされたり

return it/to the supply/instead.
そのカードを戻す/サプライに/通常どおりに処理するのではなく
このカードは「Devour=ディヴァウア」で貪り食われたり、「Promote=プロモート」でイナーサークル送りになったとしても、それらの処理場所には行かずに「サプライに戻る」だけなのですね。そのことによって半永久的に「尽きることなく」このカードが供給され続ける仕組みになっているのです。品切れになる可能性はほとんどありません。



少し長くなりましたが、以上が4種類あるハーフデッキの特徴となります。

なお、初めてプレイする時は「Drow」と「Dragon」を組みあわせて遊ぶことが推奨されています。
まずは複雑なルールを使わない基本的な組み合わせでゲームを覚えることを勧めているわけです。


では、引き続きセットアップ手順を読み解いていきましょう。


3.
Put the Priestess of Lolth and House Guard cards
「Priestess of Lolth」と「House Guard」のカードを置く

/face up/in their marked spaces/on the board.
/表にして/それぞれのマークが書かれたスペースに/ボード上の


4.
(If you’re playing with the Demons half-deck,)
(もしデーモン・ハーフデッキを使ってプレイするのであれば)

put the Insane Outcast cards
「Insane Outcast」のカードを置く

/face up/in their marked space.
/表にして/そのマークが書かれたスペースに
ここだけ「条件」が先に書かれていますが、カッコ書きした条件部分を除いてしまえば、やはり「命令文」であり、冒頭に動詞がきます。

ステップ「2.」のハーフデッキでも解説したとおり「Demon=デーモン」のカードを使う場合にのみ、「Insane Outcast」が使われますので、マーケットに準備しておく必要があるわけです。

5.
Put the top 6 cards of the market deck
マーケット・デッキの上から6枚のカードを置く

/face up/in the market.
/表にして/マーケットに

6.
Put white (unaligned) troop pieces
白い(無所属の)トループのコマを置く

/in all troop spaces/marked with a (剣が交差したマーク)/on the portion of the game map you’re playing on.
/すべてのトループ・スペースに/(剣が交差したマーク)が記された/あなたが遊ぶゲーム・マップの部分上の


7.
Put the site control markers
サイト・コントロール・マーカーを置く

/in their marked spaces/on the game map/with the “total control” side face up.
/それぞれの指定されたスペースに/ゲーム・マップ上の/「トータル・コントロール」の側を上にして
こちらが「サイト・コントロール・マーカー」。
sitecontrolmarker
両面仕様になっていて、片面がたんなる「Control=コントロール」、もう片面が「Total Control=トータル・コントロール」となっています。

たんなるコントロール  インフルエンス+1
トータル・コントロール インフルエンス+1/さらにVP獲得


ゲーム中に累積するVPは勝敗を大きく左右します。ですから、他のプレイヤーに完全支配を確立されてVPを稼がれるのは何としても避けたいところ。同じサイトにスパイを派遣しておけば「Total Control」は防げたりしますので、持てる手段をすべて行使して敵の支配を妨害したいところです。


8. 
Place the VP tokens 
VPトークンを配置する

/in the marked space/on the board.
/指定されたスペースに/ボード上の

9. 
Randomly choose/who will take the first turn
 and
give/that player/the first-player marker.

ランダムに選ぶ/誰が最初のターンをやるのかを
 そして
与える/そのプレイヤーに/ファースト・プレイヤー・マーカーを

「give」は目的語を2つ取る、いわゆる「第4文型」です。

 give O1 O2=O1にO2を与える

ここでは「そのプレイヤー=O1」に「ファースト・プレイヤー・マーカー=O2」を与えるわけですね。



10.
Each player does/the following:
各プレイヤーはやります/以下のことを

Choose a drow house
 and
take
the playmat,
inner-circle board,
and
all pieces
/of that house’s color.

ドラウの家を選ぶ
 そして
受け取る
プレイマットと
イナーサークル・ボードと
全部のピースを
/選んだ家の色の

AとBとC」といった具合に列挙する場合、英語では「,」カンマで区切っていき、最後に「and」を付けます。
A, B, and C」となるわけです。


Place them/in front of you.
それらを置く/あなたの目の前に

Take 7 Noble cards and 3 Soldier cards
ノーブルのカードを7枚とソルジャーのカードを3枚受け取り
 
/to create your own starting deck.
自分のスターティング・デッキを作る

Shuffle your deck
 and
place it
自分のデッキをシャッフルし
 そして
それを置く

/face down/in the marked space/on your playmat.
表面を下にして/指定されたスペースに/自分のプレイマット上の

Draw 5 cards from your deck.
自分のデッキから5枚カードを引く

これで各プレイヤーの準備は完了です。

次のステップからはボード上に「トループ」のコマを置いていきます。


11.
Starting with the first player,
最初のプレイヤーから始めて

/each player deploys a troop
各プレイヤーはトループをディプロイする

/in any starting site/on the game map
いずれかのスターティング・サイトに/ゲーム・マップ上の

/not already taken by another player.
まだ他のプレイヤーによって取られていない
Starting sites are those with black boxes.
スターティング・サイトとは、黒いボックスのサイトである

ここまでのステップを終えた状態のボードです。

lower_gameboard


最初のプレイヤーであるオレンジ色の「Myzzrym=ミズリム」家が1つ目のトループを配置したところ。VPが+3の「Araumycos=アラーマイコス」ほど近い「Eryndlyn=エリンドリン」に最初の部隊を配置しています。下のほうにある「Tsenviilyq=センヴィーリグ」にもアクセスしやすい好立地と言えます。

1つ目のトループは「黒いサイト」で、なおかつ「他の家がトループを配備していないところ」という条件がありますので、2番手の「Baenre=ベーンレ」家は「Ched Nasad=チェド・ナソード」に部隊を配備することにしました。
starting_deployment

コマが黒いので見づらいのですが、右側の「Ched Nasad」にベーンレ家のトループが配置されています。下方の「Llacerellyn=ラスィーアリン」へのアクセスではやや劣りますが、最重要拠点となる「Araumycos」の争奪戦では十分にミズリム家と殴り合える初期配置です。




ここまででセットアップは完了なのですが、最後に重要な基本ルールについて、厳密な定義を再確認しておきましょう。


■Presence

前回のエントリでは「隣のスペースやサイト」などとテキトーな表現をしていましたが、このゲームには「Presence=プレゼンス」という概念があります。

各プレイヤーは「Deploy a troop=トループを配備」「Assassinate a troop=トループを抹殺」といったアクションを実行するために、プレゼンスを有していなくてはなりません

ルールブックによりますと、厳密には以下のように定義されています。ルールブックの10ページ目です。


まずはプレゼンスを有している「Site=サイト」の定義から。
At any site
where you have 
a spy, 
a troop, 
 or 
a troop/in a space/adjacent to that site.

すべてのサイト
そこにあなたが有している
スパイか
トループか
 もしくは
トループを/スペースに/そのサイトの隣に位置する 
つまるところ
 「あなたのスパイがいるサイト」
 「あなたのトループがいるサイト」
 「隣のスペースにあなたのトループがいるサイト」
ということになります。


次いで、プレゼンスを有している「Space=スペース」の定義。
At any troop space on a route 
if that space is adjacent to 
 a site 
  or 
 space 
where you have a troop.

ルート上のすべてのトループ・スペース
もしそのスペースが隣に位置していれば
 サイトか
  もしくは
 スペースかに
あなたがトループを有している 
つまるところ
 「あなたのトループがいるサイトの隣のスペース」
 「あなたのトループがいるスペースの隣のスペース」
ということになります。



■自分のターンの手順について

自分のターンでできることは「2つ」です。

1. Play a card from your hand.
2. Expend resources from your resource pool to take one of the following basic actions.

「カードを手札からプレイする」
「リソースを消費して基本アクションを実行する」


という2つなのですが、これらは「any number of times=何回でも」「in any order you choose=どんな順番でも」実行することができます。

なので、「カードの能力」と「リソース消費による勢力拡張」を織り交ぜて進めることができるわけです。



なお、ターン終了時は「in order=順番に」と書かれているので、ルールブックにある4つのステップを順番通りに進めなくてはなりません。

 1.=カードのプロモート
 2.=マーカーによるVPの獲得
 3.=ディスカード
 4.=新規に5枚ドロー

ちなみに、ステップ「3」ですべての手札とプレイ済みカードを捨てなくてはならないので、「いいカードを引いたから次のターンまで温存」ということはできなくなっています。毎ターン5枚ずつ引く「手札」は次のターンまで持ち越すことができないのでした。




最後に、何枚かカードをご紹介しておきましょう。


■Kobold

Dragon=ドラゴン」ハーフデッキにあるカードで、ゲーム中でも最安のインフルエンスで購入できます。
Dr11_Kobold
たった1コストなのですが、白いトループを抹殺できてしまいます。また、別の用途としてトループの配備ができますので、序盤に入手できると大いに活用できそうです。


■Glabrezu

Demon=デーモン」ハーフデッキから「Glabrezu=グラブレズゥ」です。小説「ダークエルフ物語」シリーズでは、ドリッズドの姉も含めた女ダークエルフたちとサバトで交わっていました。
De07_Glabrezu
カードを1枚ディヴァウアすることで、トループを2つ抹殺できます。生け贄という犠牲を伴いますが、得られる効果は悪くありません。不要になった初期カードなどを捧げつつ活用していけると理想的ですが、カードの引きが悪く「良カード」と一緒に手札に出てきてしまうと取扱いに困ってしまいます。


■Demogorgon

Prince of Demons」こと最高位のデーモン「Demogorgon=デモゴルゴン」です。その位階にふさわしく、コストは最高の「8」。
De20_Demogorgon
このカードをプレイするには、カードを1枚ディヴァウアで捧げなくてはなりませんが、得られる効果は相応のものがあります。「白いトループを2つサプラント」は、まずまずの威力。それよりも「すべての敵にインセイン・アウトキャストを2枚」のほうが効果的。さすが混沌の権化です。



■Council Member
Move=ムーヴ」すなわち「移動」のアクションを実施できる希少なカードです。
D39_Council_Member
以前にも書いたように、このゲームのコマは基本的に動かせないのですが、このカードは敵のコマを移動させることができます。しかも、ボード上の「空白スペース」ならば、どこでも自由に指定できるので、邪魔な敵のトループをとんでもない場所まで飛ばしてしまうことができます。敵同士が争い合うような場所に飛ばすもよし、まったく戦略価値のない僻地に飛ばすもよし、プレイヤーのお好み次第です。さらに、このカードはプロモートも実施できるスグレモノ。



■Matron Mother

ドラウの家の頭首である「マトロン・マザー=慈母」です。最強のプロモート系カードであり、かなり広い選択肢の中からプロモート対象を指定できます。
D40_Matron_Mother
Put your deck into your discard pile.
あなたのデッキを捨て札に入れる。

Then promote a card from your discard pile.
その後、捨て札の山の中からカード1枚をプロモートする。
実質的に手札以外のすべてが対象になりますので、かなり自由度の高いプロモートが可能になります。



以上で基本的なルールは押さえたかと思います。

実質的なルールブックの分量は「10ページ」しかありません。カードの機能も記号的に記されていますし、使われているゲーム用語も限られているので、遊んでみると翻訳など必要ないことに気付くはず。

もうじきエキスパンションも出るようなので、ぜひ一度プレイしてみることをおススメする「地味な良ゲー」だと思いました。












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