青色電灯が人の精神を安定させる等、種々の効能が研究成果として取り上げられている。
市街地に設置された青色外灯が事故や事件の発生件数を抑制したり、動植物の成長を安定的に促進したりなど、有効性が研究で立証されつつあります。
--------中日新聞-----------------------------------------------
青色光で認知機能向上 マウスで確認、人への応用に期待
2009年10月24日 11時06分
マウスに青い光を浴びせると認知機能や学習能力が向上することが、
名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授と原田直明准教授のグループの研究で分かった。将来的に認知症対策など人への応用につながる可能性もあるという。
視覚を持たない太古の生物が青色光を受け取る仕組みを持っていたことが知られており、研究グループは動物の皮膚にも同様の機能があると推論。マウスの温かさや痛みを感じる知覚神経を培養し、知覚神経に青色光の受容体があることを突き止めた。神経に青色光を当てると、伝達物質が出されることも確認した。
さらに、細胞増殖や神経機能を活性化させるタンパク質「IGF−1」に着目。マウスに一日20分間、計4週間青色光を当てると、記憶をつかさどる脳の海馬でIGF−1が2倍以上に増加。一方で蛍光灯の光では変化はなかった。
水槽の中で目標物を置いて泳がせる実験でも、青色光を当てたマウスは、何もしないマウスに比べて短時間で目標にたどり着き、学習能力が向上した。
岡嶋教授は「近年、照明として利用され始めた白色発光ダイオード(LED)には、青色光が含まれており、日常の照明に取り入れれば、人の認知症の予防などにつながる可能性があるのでは」と話している。
--------(中日新聞)-----------------------------------------------
名古屋市立大学大学院医学研究科展開医科学分野では他にも種々の成果報告がなされています。
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Posted by info_matsusaka at
12:16