先日,OBの方と飲む機会がありました。すると,学長こと理事長と話す機会がって,生命環境科学研究科移転問題について問いただしたそうです。そのときの説明は,
学部(研究科)の了承を得ている
の一点張りで,経営的な問題も何も一切語らなかった(語れなかった?)そうです。
 研究科では,問題点(の一部)を羅列して,それらがもし解決されるのならばという逆説的な条件付了承だったのですが,その条件が果たして府議会に達しているのか。条件は,経費がかさんで対応不可能なものばかりです。どうせ,建設さえしてしまえば,あとは条件なんて無視すればいい,という行政的,政治的考えが知事やその周辺の根底にありそうです,しわ寄せは学生に,法人職員に。そしてこれまでのように,
そうして赤字を増やしてきたのが現府政ですから。自分たちさえよければ先のことは誰かが責任を取るだろうという態度です。その手口の証拠?に,公共投資,建設費の理由つくりのために,大阪府は先日府庁の耐震性能をマスコミに公表,持ち出しました。「マスコミ操作」,「リーク」というやつで,大阪府が近年頻繁に使っている手です。そりゃぁかなり古くって建て替えは必要です。でも,府庁建て替えの議論のその前に,大阪府立大学の耐震性も公表すべきでしょう。大学には利用料を支払っている何千人もの顧客がいるんですから。ちなみに,Wkipedia の大阪府立大学の項で,耐震などの問題が書き込まれていたんですが,いつの間にか削除されていました。詳しくは Wikipediaの大阪府立大学の項履歴12月23日ころをご参照方。
 ホントに大阪府の根底に流れているこの問題,大阪府民はおんなじ府民税払って他府県よりもサービス低下しているのに気になっていないんでしょうか。選挙の判断もマスコミ任せ。まぁ,世間様は公務員はタダでも働かせればいいという非合法な感情が強いので仕方ないですが。
 そんな大学で学びたい?働きたい?^o^