3月22日、大阪府立大学の労働組合が獣医学分野のりんくう移転問題について法人に説明を求めたようです。府議会において、学生、教職員の意向を聞かず、国連宣言にも反する非民主的な運営の決定について、「そもそも生命環境科学部大学院のりんくう移転・二重キャンパス化により、学生・教職員の教育研究環境、勤務労働条件に多大の影響があることは明らかであり、そのための十分な条件整備を大学は府に要求していたはず」とし、府議会で議論されていない当該部局の要求であった分割後のさまざまな維持経費増加の問題が放置されていることを暗示するような内容の文書で、学生に与える影響などについて法人に対し説明を求めました。府議会議論がすでに終結した中では、やや期を逸した感がありますが、法人職員の団体による移転問題に関する初めての公式見解と思われます。大阪府立大学 不当労働行為 南努 日本一 安い賃金 不利益改定 低モラル