新入生のみなさん、入学おめでとうございます♪
機能性と採算性を無視して建設、赤字を余儀なくされるような状態で株式会社として業務委託で運営、黒字を維持している大阪国際会議場。本法人とその状況は似ているのかもしれません。そんな会場で行われた入学式。本日の入学式はいかがでしたか?
知事のとうていご本人が書いたとは思われないお言葉を代弁された副知事の祝辞。少したとえ話が多かったような理事長のお話。府議会議長のお言葉。
これからの大学生活を支えてくれる人々、大学を維持していく人の言葉はさぞかし印象深かったのではないでしょうか。
これらのお話を心にとめて、大学、大学院生活、勉学、課外活動、その他見聞を広め、卒業までがんばってくださいね。
ご入学、おめでとうございます。
機能性と採算性を無視して建設、赤字を余儀なくされるような状態で株式会社として業務委託で運営、黒字を維持している大阪国際会議場。本法人とその状況は似ているのかもしれません。そんな会場で行われた入学式。本日の入学式はいかがでしたか?
知事のとうていご本人が書いたとは思われないお言葉を代弁された副知事の祝辞。少したとえ話が多かったような理事長のお話。府議会議長のお言葉。
これからの大学生活を支えてくれる人々、大学を維持していく人の言葉はさぞかし印象深かったのではないでしょうか。
これらのお話を心にとめて、大学、大学院生活、勉学、課外活動、その他見聞を広め、卒業までがんばってくださいね。
ご入学、おめでとうございます。
参考までに昨年の橋下知事の祝辞をご紹介いたします。
平成 21 年度大阪府立大学入学式 橋下徹大阪府知事 祝辞 H21.4.6「文系も含め」とはおっしゃっていたものの、結局文系は来年度から廃止の予定です。これからも教育費値上げも計画されています。みなさん、心して勉学にがんばってよい将来を手中にしてください。
新入生の皆さん、入学おめでとう
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。また、大学関係者の皆さん、このように多くの学生を迎えることができました。今日からまた第一歩、大阪府立大学の新しいスタートということになるかと思います。本当におめでとうございます。
今、十九歳、二十歳前ぐらいになるのかなあ、皆さん。皆さんは、大阪府民の税金でもってこれから勉強するということをしっかりと、これを認識してもらわなくては困る。
大阪府は今、非常に苦しい財政状況の中で、医療費助成にも、まあ手を突っ込もうとしたけど、それは失敗しちゃいましたけど。私学助成、いわゆる高校、私立の高校に対する助成金も削って、授業料が跳ね上がりました。幼稚園に対する助成も削った。それから障がい者施策に関する福祉的なサービスについても予算を削った。なんといっても、命をかけて大阪の安全を守ってくれている警察官の給料も削った。学校の教員の給料も削った。それから、府の職員の給料も全国で一番の削減幅。ありとあらゆる予算を削っている中で、また、府民サービスも削っているなかで、大学をきちんと残した上で、皆さんに学んでもらう、そして、それは数字でいえば 100 億円超のお金が府民の税金として皆さんの学ぶ機会、この府立大学にお金が入っているということをしっかりと先ず認識してください。これが、大阪府民を代表する僕からの先ずはお願いです。
ですから、これまでのように「俺たちは大学で学ぶんだから、お金を入れてもらうのは当たり前だ。」「大学というのは、いわゆる人材を養成する、そういう機関なんだから税を使って当たり前だ。」もうそういう時代ではありません。
公務員の皆さんも、自分たちがやってることは国のため、公のため、まぁ、そんな感じで税金を使うのは当たり前じゃないか。税金で飯を食わさせてもらうのは当たり前じゃないか、というように思っている節がかつてはあったんでしょうかねぇ。今はもうそういう時代ではない。また、学問という名において、自分の研究はすばらしいんだから、こんなすばらしい研究のために税金を使うのは当たり前じゃないか。そういうのもかつては認められたのかも分かりませんが、今は、そういう時代ではありません。
なぜ、これだけの税を投入して皆さんに学んでもらうのか、しっかりとその意味を皆さんに認識してもらって、簡単に言えば、きちんと大阪府民に還元をしてもらわなきゃ困る。これは、大学で学ぶ機会もなく、880 万人府民の多くの皆さんは毎日額に汗して働きながら、税を納めている。そして、住民サービスを削られながらでも、皆さんの学ぶ機会を保障するために、税を納めてくれている。だからこそ、きちんと大阪府民に、大阪に、皆さんは還元しなきゃならない。今までのように「当たり前だ、大学で学ぶのは当たり前。」まぁ、ある意味就職までの一定の猶予期間で遊んでやろうか、それはねぇ、申し訳ないけれど、僕が大学生のころまでの話。もう違う。僕のころは確かにそうだった。まぁまぁ、4 年間ぐらい適当に遊んで社会に出るまでの一定の猶予期間でなんていうことが、まだまだ通用していた時代かも分かりませんが、今はそうではありません。そして、大阪府民への還元としては、皆さんがしっかり先ず、大学で勉強してもらうことと、もうひとつは、社会に出て活躍できるような人材になってもらうこと。この 4 年間でしっかりとそういう人物になってもらいたい。
僕はねぇ、相当厳しくいろんなことを見ますよ。まだ、後 3 年間、知事になってるからねぇ。君らが嫌だといったって後 3 年間は知事なんだから。毎年毎年、府立大学については君らの活躍の姿、勉強している姿、それから、府立大学の OB が活躍している姿を、毎回毎回厳しくチェックをします。そして、大阪府民の税が入るに本当にふさわしいのかどうなのか、これは、府民の代表者としてきちんと見させてもらわなければなりません。僕のねぇ、こういう半分嫌がらせみたいなこういうメッセージに対して、君らはガツンと跳ね返さなきゃいけない。「何、橋下。ふざけんな。府立大学を甘く見んなよ。俺たちのこの力を見ろ。俺たちのこの勉強している姿を見ろ。俺たちのこの学業の成果を見ろ。社会人になった OB の活躍を見ろ。」そういうことで僕にガツンと跳ね返すぐらいの気概を持ってください。そして、そういう気概があれば、それがエネルギーになって府立大学は益々発展をみることと僕は思います。
府立大学のポテンシャルは高い。これは、僕は認めます。しかし、この点も新入生にはよく分かってもらいたいのは、府立大学の存在感はまだまだ弱い。これは、当事者だから、今日は入学式でみんな府立大学の関係者で、新入生だし、こっちは大学関係者だから府立大学のこと知らないというのはありえないよね。みんな、府立大学を目指して入ってきたんだから。だけど、大阪の梅田の駅前でも、難波の駅前でも府民の皆さんにいろいろ府立大学のこと聞けば、ほとんどが知らない。これが現状。実績はすごいんですよ。この間もシャープに研究施設を作ってくれたりとか、リチウム電池では、トヨタと提携したりとか日本の中でもトップクラスの研究レベル、研究成果を出しているにもかかわらず、きちんとそれを府民に伝えるということ、この部分は、役所というか大阪府庁も一番弱いところではあるんだけれども、府立大学も確かに弱いんですよ。
これは、厳然たる事実。だから、井の中の蛙には絶対なってほしくない。これから大学生活を送る上において、府立大学のすばらしさ、府立大学の研究成果のレベルの高さ、そういうことは嫌って言うほど大学の中で生活していたら耳にするけれども、それは、コップの中での話としか、コップの中だけの話だ。
そういう認識をきちんと持たなきゃいけない。やっぱり君たちに、このコップをダーンと突き破ってもらって、この府立大学のすばらしさを全国発信、また、世界発信してもらわなきゃ困る。
そういうことをやってもらうことによって、大阪府民は「あ?府立大学に 100 億超のお金を入れても、あ?良かったなと、あ?大阪のためになってるな」ということを大阪府民は感じる訳なんです。
皆さんの活躍次第、大阪府民が納得するかどうかもすべて皆さんの活躍次第。そして、大学というようなこの存在感、これを府民に伝えることも大学関係者をはじめ皆さんの活躍次第。
繰り返しになりますけれども、コップの中だけで物事を見ないようにね。大学の中、キャンパスの中で話しをしていれば、自分たちがやっていることは大阪府民みんなが知っていると勘違いしてしまうけど、ほとんどが知らない。大阪府庁のやっていることなんていうのも府庁のあの庁舎の中でワーワーワーワー議論していたら、なんか自分たちがやっていることはみんな府民が知っていると勘違いしてしまうけど、大阪府庁のやっていることなんか皆さんほとんど知らんでしょう。それと同じ。だからこそ、なんとかこのコップを割るエネルギーをもって、皆さんにはこの大学 4 年間、エネルギッシュに勉強と学生生活に励んでもらいたいなと思っています。
繰り返しになりますが、大学というものは都市の顔になる、まさに、皆さんは大阪の顔になる一翼を担うんです。大学の存在というものは都市の顔、都市の格に影響するんだ。だから、僕は「大阪府立大学を大阪の顔にする」そういう責務がある。大阪の府民に対して、義務をもっている。だからこそ、厳しく府立大学については、いろいろ注文もつけるし、皆さん学生諸君に対しても厳しいオーダーと言いますか要望をしていくかも分かりません。だけれども、それは全て大阪のため、大阪を元気にするため大阪府立大学の活躍は大阪の発展に資するんです。
もう僕がいちいち繰り返し言わなくてもお分かりのとおり、大阪の今のこの技術力、いわゆる物づくり力、これを支えているのは府立大学。これから大阪の湾岸部分、これは世界のグリーンニューディールに乗っかって、僕はグリーンベイと位置づけて、新エネルギー産業、環境産業、これを世界発信していこうと思っていますが、その下支えになるのも大阪府立大学の技術。その他、文系含め、獣医学部も含め、大阪というもののこのポテンシャルを下支えしているのも大阪府立大学なんですね。そのことは十分承知していますが、それをもっともっと花を開かせなければいけません。もっと発展させていかなきゃいけない。
昨日や今日と同じような連続では発展は望めないし、府民もそれでは納得はしない。常に、変革と挑戦。学問の領域においても変革と挑戦、発展というものを目指していかなければ組織自体の存続はありえません。僕は府民に対し、「大阪府立大学を大阪の顔となる大学とする」「日本の中でもトップレベルに位置づけられる大学とする」ということを約束をして 100 億超の税金を使わさせてもらいました。皆さんには、求めることは非常に多いかも分からないし、無理難題いろんなことを求めるかも分かりませんが、しかしこれも大阪のため、大阪府民の税金を使っているということをしっかりと認識してもらって、この大阪府立大学を日本一の、いや世界一の大学になるよう奥野新学長と共に 21 年度は大学改革ということを大阪府庁は最重要課題として位置づけていますので、皆さん、しっかりとその点を認識してもらって頑張って勉強してください。僕は府立大学のポテンシャル、大いに期待して、本年度入学しました皆さんにも大いに期待しています。一緒に大阪を輝かせるために頑張りましょう。
本日は、まことにおめでとうございます。
この辺り、やっぱり知事うまいなぁ。狙い通りマスコミの話題にも上ってたし。