移転問題@2006
堺市は,ホームページにおいて大阪府議会(3月22日)の結果を報告,今後の大阪府立大学との連携に関する基本方針を表明した。[堺市]
堺市は,「現中百舌鳥キャンパスにおける教育研究機能の拡充」を大阪府に対して強く求めてきましたが,獣医学関連がりんくうへの大学院・学部一体移転となったと報告,堺市地域の発展にとって、大学等高等教育研究機関が有する知的資源の活用が不可欠であると考え、これを機会に、大阪府立大学との産学官連携の取り組みを一層推進する,としています。
堺市は,「現中百舌鳥キャンパスにおける教育研究機能の拡充」を大阪府に対して強く求めてきましたが,獣医学関連がりんくうへの大学院・学部一体移転となったと報告,堺市地域の発展にとって、大学等高等教育研究機関が有する知的資源の活用が不可欠であると考え、これを機会に、大阪府立大学との産学官連携の取り組みを一層推進する,としています。
大阪府立大学本体のある中百舌鳥キャンパスの学生自治会のホームページでは,新聞報道を受けて学生たちが関心を示し始めたようです。当該自治会ホームページの掲示板コーナー参照。学生サービスに将来にわたって持続的に大きな影響を与える可能性のある分割移転問題ですので,学生自治会にみんなの意見を投稿してみてはいかがでしょうか?
ちなみに 2chにもスレがあります。
ちなみに 2chにもスレがあります。
3月22日、大阪府立大学の労働組合が獣医学分野のりんくう移転問題について法人に説明を求めたようです。府議会において、学生、教職員の意向を聞かず、国連宣言にも反する非民主的な運営の決定について、「そもそも生命環境科学部大学院のりんくう移転・二重キャンパス化により、学生・教職員の教育研究環境、勤務労働条件に多大の影響があることは明らかであり、そのための十分な条件整備を大学は府に要求していたはず」とし、府議会で議論されていない当該部局の要求であった分割後のさまざまな維持経費増加の問題が放置されていることを暗示するような内容の文書で、学生に与える影響などについて法人に対し説明を求めました。府議会議論がすでに終結した中では、やや期を逸した感がありますが、法人職員の団体による移転問題に関する初めての公式見解と思われます。大阪府立大学 不当労働行為 南努 日本一 安い賃金 不利益改定 低モラル
本日3月23日付の朝日新聞報道およびネットニュースによれば,昨日の府議会において,府知事が計画縮小を表明。生命環境科学研究科の大学院・学部分割移転の原案から,獣医学の専門分野について大学院研究科・学部の一体移転となったようです。
本来の方針が(誰が行ったのかあいまいですが)十分に検討されたものであったとすれば,まったく内容の変わった移転計画に落ち着くことになります。たった一週間の委員会の検討を経ただけで,果たしてこの計画に獣医学を学ぶ学生の幸せがこめられているのでしょうか。そもそも,大学院・学部分割移転などという言語道断な計画を,経営の効率化を求めるべき法人に強いたこと自体が,高等教育のカリキュラムをはじめとする仕組みを理解していないことの現われです。獣医学分野のみがりんくうに移転することによって,獣医学を学ぶ学生さんたちには総合大学としての雰囲気を実質味わうことができず,単なる単科大学のようになっていくのではないかと強く懸念されます。教育における学際的なサービスは学会活動などに限られ獣医免許取得専門学校のようになってしまう危惧もないとはいえません。
府議会決定において,大学関係者の意見が反映されたのかもしれませんが,大阪女子大学廃止の経緯と比較してもきわめて不合理です。
これが地方政治の限界なのかもしれません。
ご意見は大阪府知事への提言まで
本来の方針が(誰が行ったのかあいまいですが)十分に検討されたものであったとすれば,まったく内容の変わった移転計画に落ち着くことになります。たった一週間の委員会の検討を経ただけで,果たしてこの計画に獣医学を学ぶ学生の幸せがこめられているのでしょうか。そもそも,大学院・学部分割移転などという言語道断な計画を,経営の効率化を求めるべき法人に強いたこと自体が,高等教育のカリキュラムをはじめとする仕組みを理解していないことの現われです。獣医学分野のみがりんくうに移転することによって,獣医学を学ぶ学生さんたちには総合大学としての雰囲気を実質味わうことができず,単なる単科大学のようになっていくのではないかと強く懸念されます。教育における学際的なサービスは学会活動などに限られ獣医免許取得専門学校のようになってしまう危惧もないとはいえません。
府議会決定において,大学関係者の意見が反映されたのかもしれませんが,大阪女子大学廃止の経緯と比較してもきわめて不合理です。
これが地方政治の限界なのかもしれません。
ご意見は大阪府知事への提言まで
3月16日付朝日新聞朝刊によれば、府立大の移転について、生命環境科学研究科の移転について、獣医学系に縮小することになったよう。
知事の提案であるりんくうの2.7ヘクタールの土地に3棟を建設、移転する計画に、大阪府立大学学長は、法人の経営基盤の確立を行うべき聡明期にもかかわらず、十分な経営的な検討を行わず同調していた。
府の建物に対する初期投資135億円(30年ローン)の債務と、法人の分割に伴う教員移動時間、管理部門分割などの経営効率低下によるランニングコスト増を発生させる計画であったが、移転については獣医臨床センター関係のみ、その他バイオ関連施設はメインキャンパス中百舌鳥地区に再整備、することになった。これによって、学生、経営に対する影響はある程度限定的になった。
知事の提案であるりんくうの2.7ヘクタールの土地に3棟を建設、移転する計画に、大阪府立大学学長は、法人の経営基盤の確立を行うべき聡明期にもかかわらず、十分な経営的な検討を行わず同調していた。
府の建物に対する初期投資135億円(30年ローン)の債務と、法人の分割に伴う教員移動時間、管理部門分割などの経営効率低下によるランニングコスト増を発生させる計画であったが、移転については獣医臨床センター関係のみ、その他バイオ関連施設はメインキャンパス中百舌鳥地区に再整備、することになった。これによって、学生、経営に対する影響はある程度限定的になった。
3月15日,最後の大阪府議会の教育文化常任委員会が午前10時から開催された模様。
3月13日の教育文化常任委員会において公明党西村晴天議員の答弁とその回等に対する意見表明。
大阪府立大学について,その移転の根拠に関し,中百舌鳥キャンパス建ぺい率が18.9%であり余裕のあること,移転予定地区が飛び地になっていること,3年間の検討に対して地元が依然強く反対していること,学生の時間的,経済的負担のこと,キャンパス分離による諸施設,人件費増が「大阪府大学改革基本計画」に反すること,について説明を求め,さらに,りんくうの土地利用の説明についても,すでに80%の契約率になっていることから根拠が薄いと主張。
これに対する答弁の結果,「りんくうありき」から出発している不合理性,地元自治体および関係団体の不合意,現状の混乱の知事・理事者の責任をさらに追求した模様。
大阪府立大学について,その移転の根拠に関し,中百舌鳥キャンパス建ぺい率が18.9%であり余裕のあること,移転予定地区が飛び地になっていること,3年間の検討に対して地元が依然強く反対していること,学生の時間的,経済的負担のこと,キャンパス分離による諸施設,人件費増が「大阪府大学改革基本計画」に反すること,について説明を求め,さらに,りんくうの土地利用の説明についても,すでに80%の契約率になっていることから根拠が薄いと主張。
これに対する答弁の結果,「りんくうありき」から出発している不合理性,地元自治体および関係団体の不合意,現状の混乱の知事・理事者の責任をさらに追求した模様。
3月14日付毎日新聞によれば,13日の教育文化委員会において,堺市と泉佐野市との綱引きに非難が出たよう。このなかで,大阪府立大学の判断に関して,大阪府の答弁で「大学は堺市の提案を踏まえた上で判断したと理解しており、(移転の)決断は重いと受け止めている」と答弁した模様。しかしながら,学内で聞いた限りでは,当該部局は堺市の申し出については聞いておらず,その情報は教員には正確には伝わっていないとおもわれる。その意味で,府の説明(政治的によく用いられる"理解している")は事実に反している,あるいは理解が単なる思い込みであると考えられる。
また,仮設建物に費用がかかるというが,運用によっては近隣のオフィスビルを活用するなど,工夫の余地はあると思う。移転によって恒久的にキャンパスが分割されるデメリットに比べれば,キャンパス外にスペースを借りることは限定的なデメリットといえる。
委員会では,自民,公明の両会派などから計画に批判的な議員が相次いで質問に立ったもよう。
公明党西村晴天議員は府と関係市のあつれきを問題視,共産党阿部誠行議員は明確に撤回を主張したよう。
また,仮設建物に費用がかかるというが,運用によっては近隣のオフィスビルを活用するなど,工夫の余地はあると思う。移転によって恒久的にキャンパスが分割されるデメリットに比べれば,キャンパス外にスペースを借りることは限定的なデメリットといえる。
委員会では,自民,公明の両会派などから計画に批判的な議員が相次いで質問に立ったもよう。
公明党西村晴天議員は府と関係市のあつれきを問題視,共産党阿部誠行議員は明確に撤回を主張したよう。
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