介護施設

小規模多機能型居宅介護施設

小規模多機能型居宅介護施設とは、要介護の高齢者が住み慣れた土地で、長年にわたって培ってきた人間関係、生活環境をできるだけ維持した状態で生活できるように、随時1ヵ所で利用できる複合的な介護施設のことです。

小規模多機能型居宅介護施設の中心は「デイサービス」と呼ばれる「通い」ですが、「ホームヘルパー」の「訪問」や「ショートステイ」と言われる「短期間の泊まり」のサービスもあります。利用者の要介護の状態や本人、家族の希望に応じて、サービスを選ぶことができます。24時間、365日対応可能な地域密着型介護施設で、平成18年4月に介護保険制度が改正された時に創設されました。

小規模多機能型居宅介護施設を主に利用することができるのは認知症を患った高齢者なのですが、認知症以外でも利用することはできます。利用者は登録制になっており、1つの介護施設が引き受けることができるのは25名までとなっています。このことで高齢者と介護スタッフとの間に密な人間関係を築くことができます。

小規模多機能型居宅介護に登録をしてしまうと、他の介護サービスが受けられなくなる、と言うシステムになっているために、今までのケアマネージャーの介護を受けることができなくなってしまいます。従って人生の最晩年に新たな人間関係を築かなければならないストレスや不安などから、登録をためらう高齢者も少なくありません。そのため利用者が定員に満たない介護施設もが多く、また、介護保険から支払われる報酬も個別サービスを行っている介護施設に比べて少ないことから、経営が不調な小規模多機能型居宅介護施設もあります。

利用する側から見れば、小規模多機能型居宅介護の最大の特色は定額制であるということで、毎月決まった利用料さえ支払えば、さまざまなサービスを、何度でも自由に受けることができると言う利点もあります。


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医療費控除 介護施設

医療費控除と介護施設について。医療費の確定申告、と言うと、毎年2月16日〜3月15日を連想する方がほとんどです。またこの場合の医療費控除は主に、家庭で支払った医療費が規定の金額(10万円)をオーバした際に、収入に応じて還付があるものですが、介護費用として、介護施設などに支払った料金も医療費控除の対象として、確定申告をすることができます。

介護施設などに支払った医療費の確定申告は、前述の期間でなくても、受け付けてくれます。介護施設に入所して、医療費の控除が受けられる対象者は要介護認定が1〜5と入所基準と同じなのですが、介護施設のサービス区分によって、控除可能な対象金額が違ってきます。介護老人保健施設と介護療養型医療施設と呼ばれる介護施設では、指定介護老人福祉施設利用料などで、自己が負担をした、医療費控除対象金額ですが、介護老人福祉施設では同じ対象金額でも介護費・食事費を含む、自己負担分の半額が対象となります。ただし、いずれのケースでも申告する際に領収証の添付が必要になりますので、介護施設でお金を支払った場合には、どんな場合でもどんなに小額でも領収証をもらうようにしておきましょう。

また介護施設でも、介護保険特定施設は医療費控除の対象外の施設であったり、自宅をバリアフリーにする為のリフォーム費用や、在宅で介護をするために電動ベッドや車いすなどを購入した場合にも、医療費控除の対象とならないなど、細かい取り決めがあって、素人に判断することは難しいと思われますので、全ての証明書や領収書を保管の上、税理士などに相談されることをお奨めします。


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介護施設管理士

介護施設管理士とは、介護施設における管理者のことです。介護施設管理士は、介護ヘルパーや、ケアマネージャー、看護師等からなる職員や介護スタッフと協力して業務にあたるのですが、常に注意が必要な要介護者と、日常の生活を共にしながら、介護施設のサービスを充実させると伴に、経営もしていかなければならないのです。金儲け主義に走りすぎることも考え物ですし、慈善事業ばかりでは経営が成り立ちませんので、介護サービスと経営とのバランスに気を配らなければなりません。従って毎日のように重要な判断や裁断を求められることもあるでしょう。そのため介護施設の責任者である施設長は、専門資格を有する必要があるのです。

介護施設管理士とは、介護に関するあらゆる知識をバランス良く習得して、尚且つ臨機応変に応用できなければなりません。また施設の長でもありますので、色々な人間が集まる組織を統率できるだけのリーダーシップも必要になってきます。つまり介護についての知識はもちろん、その知識を現場で対応して使える柔軟性、さらには経営の知識も習得していなければならないのです。そのような人材を育成するために、医療介護ネットワーク協同組合では、管理士の認定試験制度をスタートさせたのです。第一回の認定試験は、2008年(平成20年)6月に東京と大阪の2都市で実施されました。合格者は介護施設管理士として認定されます。医療介護ネットワーク協同組合では、今後は2大都市ばかりでなく全国的に認定試験の輪を広げていくことを目標としています。


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老人介護施設

老人介護施設について。老人介護施設は介護が必要だとされる対象が高齢者なので、細心の注意が要求されます。老人介護施設では、高齢者を尊重しながら、生活機能や身体機能の維持と向上を目指し、家族や地域の住民、公的な機関などと連携をとりながら、安全で自立した在宅生活を続けられるように支援してくれます。

老人介護施設に入所できるのは要介護認定が1〜5 の方なのですが、介護施設に入所すると、医学的には看護、介護、機能訓練、日常生活などの生活を送る上でのリハビリテーションなどの介助を受けることができます。介護施設への利用の方法には、大きく分けて通所リハビリテーションと呼ばれる日帰りの介護サービスと短期入所サービス、さらには介護施設からスタッフが出向いてくれる居宅サービスがあります。通所サービスは心身の機能の維持と向上、回復を目標として、リハビリや、入浴、食事などのサービスを受けることができます。2番目の短期入所の場合は、短期間、介護施設に入所した上で、医学的な看護、介護、機能訓練や日常生活の介護サービスを受けるのですが、通所と短期入所の条件には大きな違いがあります。どちらも要介護認定のレベルは同じなのですが、要支援、と認定されている方は短期入所は可能ですが、通所はできないことになっています。最後の居宅サービスですが、これについては要介護度に応じて、1ヶ月の利用回数に制限が設けられています。後期高齢者医療制度の導入で、施設の利用が厳しくなった高齢者も多く、問題は山積みされている、と言ってもいいでしょう。


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認知症 介護施設

認知症の介護施設について。日本では高齢化が進むと伴に、介護施設はもちろん、認知症の対策も重要な問題となっています。厚生労働省では全国の介護施設のうち150カ所に認知症専門の介護職員の常駐を定めました。介護施設と認知症専門の医師が連携する方針を固めたのです。現在、介護が必要な状態にある高齢者のうち、2人に1人の割合で、程度の差はあれ、認知症の傾向が見られると言われています。この現状に向き合って、認知症の高齢者を抱える家族をサポートして行くことを目標としています。認知症、と言ってもその症状はさまざまで、軽度の認知症ならば「認知症グループホーム」などの介護施設の増加によって、適切な介護や指導、ケアなどの環境次第では、認知症患者であっても普通の生活を続けることが可能になりました。しかし介護施設によって、どうしても介護の質にばらつきが出てしまうことは避けられませんし、重度の認知症患者へ、どのように対応しいくのか、という問題も発生しています。

要介護状態の高齢者で、日常の生活に支障が出る重度の認知症の人2015年には25万人をオーバーすると推計されています。にもかかわらず、専門の医師はもちろん、医療機関や介護施設の不足が指摘されているのが実態です。そこで国の指針として、専門の知識を持った医療スタッフが常駐する医療機関を認知症疾患医療センターに指定して、患者の受け入れ、専門医師や医療スタッフの育成とともに、基本的な治療方法の普及を図っています。この認知症疾患医療センターと介護施設が密接な連携プレーで対応できるように設置されたのが地域包括支援センターで、認知症患者の介護の充実のために活動を続けているのです。

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介護施設 費用

介護施設の費用について。介護施設には無料で入ることはできません。しかし有料老人ホーム、有料介護施設とされていても、かかる費用は様々で、入居の際の一時金が全くかからない格安な介護施設もあれば、億単位費用が必要な豪華な介護施設もあります。どんな所を選ぶかの基準は何と言ってもまず、当面必要な現金をどのくらい用意できるかと言うことでしょう。さらにもしも入居した場合に、毎月どのくらいの金額を生活にあてることができるのか、貯金を崩す場合、病気になった時の治療費、葬儀代、趣味やレジャーにかける費用などを差し引いて、いくらぐらいが使えるのかを熟慮した上で、無理のない生活プランを立てなければなりません。

では一般的な介護施設では、どのような費用が必要とされているのか、具体的に見ていこうと思います。まず必用なのが入居一時金と呼ばれる、入居の際に最初に必要な費用です。ただしこれは通常のマンションとは違って終身利用権ではあるものの所有権ではありません。無料の介護施設から億の費用が必要な施設まであります。次は介護費用です。 介護施設によっては入居時に同時に支払う所もありますし、介護が必要になってから支払う所もあります。続いては管理費です。これは施設のサービスや管理の為に毎月支払う費用です。施設によって金額はまちまちですが、夫婦で入居する場合には加算されることもあります。さらに食事つきの施設の場合は、毎月の食費も必要です。大体3万円〜6万円が相場となっています。また水道光熱費が5千円〜2万円必要ですが、施設によっては管理費に含まれている場合もあります。電話代や交通費、交際費など自分の趣味に使う費用などの個人的な生活費も必要です。

最後に病気になった場合や、もしもの場合の葬儀代などの、臨時の出費も覚悟しておかなければなりません。これらの費用は施設に入居している間はずっと支払い続けるものですので、自分の資産ら無理なく支払うことができる施設を探しましょう。


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介護施設 種類

介護施設の種類について。介護施設は主に介護老人保健施設を意味しています。この介護老人保健施設は「ろうけん」とも言われ、介護を必要とする高齢者が少しでも自立できるように力を貸し、家庭で自分の力で生活していけるように、色々な面から支援する施設のことです。

介護施設は誰でも利用できるものではありません。介護保険法が要介護である、と認定をした人の中でも、入院治療の必用がなく、比較的病状が安定していてリハビリテーションを必要とした人が対象となっています。要介護度でいうと1〜5と判定されている人達です。介護施設は入所している人の病状で、いくつかの施設に分かれています。介護老人福祉施設は、常時要介護にもかかわらず、居宅で介護を受けるのが困難な人が対象ですが、そこで医療行為を行うことはありません。

次に介護老人保健施設と言うのは、病状が安定していて特に入院治療は必要ないものの、毎日のリハビリや、日常生活を送る上で介護が必要な状態の人達が入所できます。最後に介護療養型医療施設と言う介護施設があります。これは 長期療養患者ではあるものの、ずっと病状は安定している場合、しかしカテーテルや透析など常時医学的な管理が必要である、と判断された場合入所の対象となります。ただし療養病床に該当する場合は除外となります。

介護施設は、高齢者と家族などの在宅ケア支援の拠点となることを理想としています。そのため質の高い介護サービス、介護予防や、日常生活を送るためのアドバイスをしてくれる他、利用者の希望や疑問に細かく応えてくれるシステムになっています。介護施設を利用するに当たっては利用者も家族も健康状態を把握することが大切です。最終目標である家庭復帰を目指して、介護施設では医学的な知識に基づいた看護や介護、リハビリはもとより、栄養管理、食事から入浴に至る日常生活のサービスを提供してくれるのです。


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