膝の痛み

膝に水が溜まる

膝に水が溜まる原因について。膝に水が溜まる原因としては、膝への外力や、無理な体勢などによる負荷が大きな原因となります。
こういった状況は、一見スポーツや事故くらいしか起こりえないように思われがちですが、実は違います。
結構、いろいろな原因で膝にダメージを受け、痛みを覚えたりするものなのです。

基本的に、膝に水が溜まる原因としては、関節外傷が多いのですが、この関節外傷は日常生活の中でも十分負う可能性のあり得るものです。
例えば、階段を下りている途中にバランスを崩して膝から落ちてしまったり、段のある場所に気づかずにガクンとなってしまったりすると、関節に打撲や捻れが加わり、それによって滑膜、関節包や靭帯が損傷し、炎症を引き起こす事になるのです。

反復動作による炎症は、スポーツのトレーニングが一番多いですが、生活習慣によっても引き起こされる事があります。
例えば、クセで毎日変な体勢で座ったり、膝を突いたままボーっとしたりする人などは危険です。

この他にも、リウマチや通風、あるいは離断性骨軟骨炎などの病気によって膝に水が溜まる事もあります。
離断性骨軟骨炎の原因はあまり定かではないのですが、骨の破片などの遊離体が関節腔に発生する病気です。
これによって滑膜が損傷してしまうと、膝に水が溜まり、痛みが生じます。
非常に厄介な病気です。

そしてなにより、肥満体型というのが一番水を溜める原因となります。
スポーツ選手ではない一般の人が膝に水を溜める場合、その多くは自分の体重で膝に過大な負担をかけるケースです。

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膝の構造

膝の構造について。人間の体を支える働きを担っている器官は、単に強く大きな骨があるというだけではありません。
特に膝は、頑丈というわけではありません。
では、どうやって人間の体重を支えているのでしょう。
その秘密は、膝の構造にあります。

膝は、骨や筋肉組織だけでなく、軟骨や半月板、関節包といった器官で構成されています。
これらは、骨と骨の継ぎ目でクッションの役割を果たしており、上体の重さや動きによって生じる負荷を緩和させる役割があるのです。
これによって、人体は理論的にバランスを保っているのです。

この膝に痛みが生じると、かなり危険です。
痛みはつまり、膝が正常な状態ではないという信号です。
バランスを司る膝が故障すると、人間は歩行できなくなり、立つ事まで叶わなくなります。
いかに膝が大事な部位か、この事実が何より物語っています。

人間の身体は、様々な器官によって支えられています。
その支えがなければ、基本的に二足歩行はできません。
二足歩行は人間へと進化した大きな第一歩ですから、人間の進化は支えの進化から生まれたと言っても過言ではないでしょう。

そんな人間の身体を支える器官は、腰より下、つまりは下半身ということになります。
その中でも、特に『腰』と『膝』が担う役割というのは、非常に大きいですね。
腰は下半身と上半身をつなぐ架け橋ですし、膝は人間の体重の大半を支える器官です。
腰自体の重さも、膝が支えています。
膝がなければ、人間はまず長時間立つこともできないでしょう。

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膝の怪我

膝の怪我について。数々ある膝の痛みで一番強烈な刺激となるのは、膝の怪我による痛みでしょう。
そして膝の怪我の原因として一番多いのは、スポーツによる怪我です。

プロスポーツ選手が膝を痛めるというのは、非常に多く聞かれる事例です。
特に、サッカーに関してはそれが顕著で、毎年多くの有名選手が膝を痛めて長期離脱しています。
それは、ヨーロッパの有名な選手であっても例外ではありません。
むしろ、優れた選手ほど膝の怪我は多いです。
なぜなら、それだけマークされてしまい、反則まがいのタックルを受ける機会が多いからです。

膝の損傷で特に多い事例は、半月板の損傷と十字靭帯の損傷です。
半月板というのは、膝の中の骨と骨の間にある板状の部位で、いわゆるクッションの役割を果たしています。
よって、急激な負荷が膝にかかると、ここを損傷することになるのです。
半月板を損傷すると、半年〜1年、あるいはそれ以上の離脱となるケースが多く、非常に重い怪我となります。

十字靭帯は膝関節の中にあり、膝の上の骨と下の骨をつなぐ役割を担っています。
膝に大きな衝撃を受けるとこの靭帯が切れたり痛んだりして、脱臼に近い状態になります。
膝の骨が宙ぶらりんになって、肉や血管を痛める事にもつながる、かなり厄介な怪我です。
こちらも、大きな怪我となると1年以上をリハビリ生活に費やすことになります。

膝の怪我は、膝の痛みとしては最大級レベルで、屈強な肉体を誇るスポーツ選手が涙を流して悶える姿が、何よりそれを物語っています。
普通の生活をしている人たちも、交通事故などでこれらの怪我を負う可能性は十分あるので、日常生活では常に注意をすることが必要となります。

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膝に水がたまる

膝に水がたまる、とはどういう状態でしょうか。膝に水がたまるというトラブルは、いくつかの要因によって発生します。
基本的には、外力によって膝が故障した場合、無理な動作を何度もしてしまった場合、反復動作によって大きな負荷がかかった場合に起こる現象です。
膝関節に炎症が発生し、それによって滑膜が誤作動を起こします。
滑液が過剰に分泌されるのです。
これによって通常は吸収し切れる許容範囲を超え、その分が関節に溜まっていくという仕組みです。

膝に水がたまりやすい人というのは、膝を怪我しやすい、負荷をかけやすい、無理な体勢になりやすい人という事になります。
環境で言えば、スポーツ選手は間違いなく該当するでしょう。
特に、足技を多く披露するサッカー選手は、常にこの膝の水と格闘しながら競技生活を続けていく事になります。
ただ、環境だけが膝に水がたまる条件ではありません。
体質的な問題もあります。

例えば、股関節や肩と比較し、滑膜面積が広い人は、膝に水がたまることが多いといわれます。
この他、関節自体が筋肉層に覆われていない人は、かなり水をためやすい体質と言えるでしょう。
こういった体質面での条件というものは、自分ではどうしようもないので、かなり辛いところです。
特にプロスポーツ選手になろうと夢を追い求めている人にとっては、この体質はかなり厄介です。
実際、膝に水がたまり体質の人は、膝の痛みが慢性的になるだけでなく、稼動区域も限られて動きが鈍くなるので、センスがあっても長く競技を続けられない事があります。
単純な痛みもそうですが、水が溜まった事で動きが鈍くなるのが一番厄介なのです。


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変形膝関節症 手術

変形膝関節症の手術について。変形性膝関節症の治療における最後の手段と言えるのが、手術療法です。
実際にはこれが最後の手段と言えるほど後回しにするような方法というわけでもないのですが、予後の事やコストの面を考えると、やはり最後という事になるのでしょう。

変形膝関節症の手術による改善は、他の方法と比較した場合、やはり歴然とした違いがあります。
とはいえ、慢性的な変形性膝関節症に対して手術療法を施す事はほとんどありません。
手術は、基本的には半月板が損傷している場合や、病気による変形などが見られる場合に行う治療方法です。

軟骨のすり減りがそれほど多くない場合は、半月板を治すための関節鏡手術を行います。
また、変形が大きい場合は骨を削ったり切ったりする手術を行う事もあります。
これだけ聞くと、かなり怖い手術に思えますが、実際にはほとんどリスクや痛みはなく、合併症の心配もほとんど必要ないので、不安を必要以上に煽ったり、溜め込んだりする必要はないのです。

あまりにも症状が酷い場合は、人工膝関節全置換手術を行う事もあります。
名前の通り、人口の関節に置き換える手術です。
こちらは結構大掛かりな手術ですが、それでもさほどリスクはなく、実際1年間で数万件の術例があるほど人気を集めている手術です。

ただ、手術というのはどうしても回復に時間がかかります。
2〜3ヶ月程は痛みも残り、会社勤めも難しい状況となるので、それが原因で受けられない人も多いくらいです。
通院も大変なので、周囲のサポートがないと治療法としてはなかなか選択できないというのが実情です。


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変形膝関節症 運動療法

変形膝関節症の運動療法について。変形性膝関節症の場合、ひどい状態になると、膝にかなり不自然なねじれが生じていたり、歪んでいたりします。
それは実際に外見からもわかるくらいの歪みとなっていることが多く、かなり痛々しい状態と言えます。
この場合、痛みはかなり厳しい状態になっていますが、緩和だけでなく、外見上の整形という意味でも、運動療法が必要となります。

変形膝意関節症の運動療法というのは、簡単に言えばリハビリです。
変形してしまった膝の形を可能な限り矯正し、少しでも痛みと外見上の歪みをなくす為の方法なので、ある程度症状が進んでいる人は、この運動療法で改善を図る事になります。

変形性膝関節症の運動療法は、大腿四頭筋の鍛錬が中心となります。
この部分を鍛える事で、膝をサポートする筋肉が強くなり、膝の矯正に繋がります。
痛みもかなり和らぐ事が考えられます。
ただ、この大腿四頭筋だけでなく、太もも全般の筋力強化が重要です。
膝を支えている筋肉をしっかり鍛えれば、変形性膝関節症のそれ以上の悪化は確実に防げるのです。

しかし、この運動療法は結構つらいです。
特に高齢者が多い変形性膝関節症では、運動療法を行おうとしても、なかなか長続きしないのが実情のようです。
その為、最近ではお年より向けにプログラムされたエクササイズが人気を集めています。
身体にできるだけ負担をかけないように、効率のいいプログラムになっているので、根気さえあればどんな人でも継続は可能です。
一方、やりすぎも膝への負担になるので、しっかりとプログラムを守る事が重要です。

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変形膝関節症 症状

変形膝関節症の症状について解説します。変形性膝関節症の初期段階は、膝に違和感を覚える程度で、痛みはほとんどありません。
この時点で変形性膝関節症を疑う人は、まずいないのではないでしょうか。
ただ、重い荷物を持った時や、無理な体勢をとった時などに膝が痛むということはあります。
しかし、それによって「膝がちょっと変だ」と感じても、すぐにその痛みは治まるので、病院へ行くという考えはまず出てこないでしょう。

この初期段階からある程度時間が経つと、徐々に中期の症状が出てきます。
この段階で、膝の痛みは慢性化してくるのです。
違和感が明確に痛みへと変わり始め、正座をしたり階段を上ったりする時にはかなりの痛みが出てきます。
病院へ行く意思のある人であれば、この段階で大抵医師に相談しに行く段階ですね。

この中期段階では、膝の外見にも変化が見えてきます。
赤く腫れたり、熱を持ったり、むくんだりするようになります。
明らかにおかしいと感じるのは、あるいはこの外見の変化を目の当たりにした時かもしれません。

これをさらに放置していると、末期症状へと進行します。
立ち上がる事も困難になり、膝の形も変形が顕著で、関節がかなり目立つようになってしまいます。
こうなってくると、日常生活に大きな影響を与える事となり、外出もできなくなっていきます。
高齢者の方の場合は、それが原因で欝や認知症を引き起こすケースが非常に多いようです。

こうならない為には、できるだけ早期に、遅くても中期の段階で病院へ行き、正しい指示を仰ぐことが必要なのです。


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