April 12, 2007

◎2007/04/12 農作業日誌

バイオダイナミック:根の日。

何をかくそう、今日は私の誕生日。
嬉しいような、恥ずかしいような複雑なカンジw
母親には、お腹を切って産んでもらった感謝の日。
いつまでも、自分にとっては凄い記念日なのだと思う。

根の日という事で、根のものを沢山播く。

・滝野川牛蒡 ・博多葉牛蒡 ・春播みの早生大根
・アーリーナンテンス人参 ・パセリハンブルグ(根パセリ)

種を播いた所と、種用の根菜類(人参、パースニップ、ターニップ、
サルシフィ、島らっきょう、ニンニク、西洋ワサビなど)へ
白土馬鈴薯教室の時に頂いてきた完熟堆肥、そば殻堆肥を播く。

機械を使えるようになったお陰で、仕事がスムーズにはかどる。
昨年とは比べ物にならないほど、作業効率がいい。
明日は休耕地の草刈をして畑にする予定。
そこへ、無肥料でショウガと里芋をまこうと思う。

inish_ruralfarm at 23:58|PermalinkComments(5)TrackBack(0)農作業日誌 

◎2007/04/11 農作業日誌

バイオダイナミック:実の日。

今日は「実の日」なので、ウリ類を播こうかと思ったが
婆ちゃんが「ジャガイモまくぞ!」というので
仕方なくジャガイモに変更。

管理機で全体をほどよく起こして、畝縦も管理機におまかせ。
そば殻堆肥とコヌカをまいて、灰をかぶせたジャガイモを
一足巾に置いていく。

・祖谷いも(ごうしゅいも)(食用)
・アンデスレッド(種用) ・北あかり(種用) ・アイノアカ
・メークイン(自家採種) ・シンシア(自家採種)

祖谷いもは、ちょっと時期が遅すぎたかもしれない。
とりあえず、試しにまいてみる。地質は、砂質で柔らかい。
もしかしたら酸性土壌かも。でもジャガイモはその方がいい。

今回はかなりの量を播く。半反部ぐらい。
このほかに、インカの目覚め(自家採種)も播いてあるし、これから
ノーザンルビー(赤ジャガイモ)とキタムラサキ(紫ジャガイモ)も
播く予定でいる。これは肥えた場所で、無肥料で作る。
(どちらも種用として購入)

御牧ヶ原の白土馬鈴薯(男爵)もあるし、年明けに掘る
澱粉ジャガイモもこれから来るので、それを植えるため
今年・来年は、ジャガイモに困らなそうだ。

夕方、秘伝豆味噌を仕込む。
これは2升2升で量が少ないので、甕に仕込む。
塩の量は、ふた分も入れて1.8kg程。少し塩が多いかな?

毎日、醤油モロミをかき混ぜている。
それに加え、先日仕込んだ濁酒にも手を入れる。
3日間かき混ぜたら、中に入れておいた「米粒」を
蒸し米にして麹を加える。
イースト菌を入れないので、簡単には醗酵できず
手間のかかる作業が続く。

昨年、父の行きつけの焼き鳥屋のお婆さんに
お花見帰りに手土産に持っていったら、とても喜ばれたので
今年も持っていこうかなと思っている。

inish_ruralfarm at 23:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)農作業日誌 

◎2007/04/10 農作業日誌

9d4d4ce1.jpgバイオダイナミック:1時まで葉の日。2時から実の日。

味噌仕込みの日。

麹が綺麗に白くふいている。今年の麹出しは成功!
実は、仕込んだ翌日、もう麹が半分以上出ていて
早すぎるかなと思っていたけど、昨日殆ど出ていたので
広げて冷ましておいた。

やっぱり「葉の日」には、全体的に水分が多く
醗酵が早くすすむのかもしれない。
仕込むのは「実の日」か「花の日」なので
丁度いいタイミングになった。

まず、カビだらけになった味噌玉を洗い
細かく切って、飯切の中へ入れていく。
本当は塩切麹に混ぜるんだけど、最初に麹と塩を混ぜなかったので
切り崩した味噌玉に塩をまぜ、その後に麹を入れる。

味噌の量は、2斗2斗は家族用(韓国の粗塩)、
1斗1斗は塩を変えて実験用に(韓国の花塩)。
麹を1斗分、多めに作っておいた。
これを秘伝豆味噌用(2升)、濁酒用(2升)、
味醂用(2升)、お礼に配る用4升)に分ける。

味噌玉と塩、麹がほどよく混ざったら、再び丸めて
それを、ホワイトリカーで殺菌した樽の中へ叩き込む
空気が入らないようにしなければいけない。

そこで、いつもは種味噌用に、古い味噌を入れるのに
今回はつい忘れてしまった。あと牛蒡を入れるのも。
なので、夏の切り替えし(天地変え)の時に入れようと思う。

また、韓国の味噌や醤油は、松や菊の花粉を入れて
醗酵を促すようなので、やろうかどうしようか決めかねている。

味噌が入れ終わったら、上に塩で蓋をする。これも量のうち。
今回は、大豆を煮た水に1kg、ふた用に1kg入れたので、
2斗2斗味噌の塩の量は、合計で12kg程。
1斗1斗味噌は、約7kg。(花塩は塩味が弱いので)

祖母に聞きながら味噌を作ると、市販の味噌に比べて
どうも塩辛いような気がしていた理由が、ようやく分かった。

寒い地域の料理は、塩辛いものが多いというけれど
そういう事よりも、昔は味噌がとても大切で
少しづつ使うために、塩加減を強くしたそうだ。

塩加減が弱い事を、このあたりでは「甘い」と表現するが
「味噌が甘いと、沢山使ってしまうからしょっぱくするんだ」
と婆ちゃんが言う。
味噌だけでなく、物を大切に使っていた事が良く分かる。

祖母、母、母の友達、私の友達など、
総勢6名がかりでやったら、あっという間に終わる。
みんなにお礼を言って、お味噌が出来上がるまで待ってもらう事に。
こうやって、いろんな人達と「結い」の関係で
お味噌やお醤油を作っていきたいな。



inish_ruralfarm at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)農作業日誌 

◎2007/04/09 農作業日誌

バイオダイナミック:9時より実の日。

トマトを作る予定の場所を耕運。新しい管理機をおろした。
女性には、ミニトラは重くて大変なので、これでよかったと思う。

トマトの種をポット播き。多品種に及ぶ。

と、その前に3/31(実の日)に播いたキュウリのメモ。

・レモンキュウリ(たねの森)・ストライプドアルメニアン
・クリスタルアップル ・キューカンバメロン
・ミニキュウリ ・ピクルス用キュウリ(多種)
・ミニ白キュウリ ・白キュウリ ・ホワイトワンダー
・お母さんの種取りキュウリ(F2?) ・赤モーウィ

種類が多くなるので、交配しないように場所を選んで植えていく。


inish_ruralfarm at 22:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)農作業日誌 

◎2007/04/08 農作業日誌

バイオダイナミック:葉の日。

一番最初に播いたネギ床から、なかなか苗が出てこない。
乾燥してしまったか、播くのが早すぎてしまったか。

昨日播きなおしたネギの種類は
リーク(カレンタン、ミュッセルブルグ、他)赤ひげネギ。
二番目に播いた汐止晩成ネギ、小ネギ、九条ネギは調子がいい。

新しく苗床を作り、ネギ類の種を播く。
・イングリッシュチャイブ ・ガーリックチャイブ
・リーク ・広巾ニラ

アスパラも「ネギ」扱いなので、ミニポットに播く。

・赤アスパラガス
・アスパラガス パープルタワー
・アスパラガス メリーワシントンの選抜種
・アスパラガスソバージュ

少しづつ、レタス類の鉢あげを始める。
全体にたっぷりと潅水。
ネギは乾燥させてはいけないと、よーく分かったので
これから毎日、水をあげようと思う。

inish_ruralfarm at 22:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)農作業日誌 

April 07, 2007

◎2007/04/07 農作業日誌

バイオダイナミック:葉の日。

今日は、朝から小諸へ。白土馬鈴薯を作る会へ参加。
今日は「葉の日」なので、芋をまく事は適さないんだけど
まあ、みんなでやる事だから仕方がない。

ねんど土(こちらでは「ねば土」と呼ぶ)は、水分が抜けていると
耕しやすいんだけど、少しでも水分があると
ねばついて足に張り付き、とても歩きにくいし作業が困難になる。
雨の日などは、絶対に畑の中へは入れない。

だけど、この「ねば土」が、美味しいジャガイモを作り上げる。
そこは標高の高い場所なのでなおさら。
ここで作られるジャガイモはとても評判が良くて、
主に関西に向けて出荷される。
なかなか手に入りにくい貴重なジャガイモ。

また、日当たりのいい比較的気温が上昇する場所で、なおかつ
日中と夜間の温度差があるねば土の場所は、稲作向き。
それはそれは美味しい、風味のあるお米が出来上がる。

ねば土は酸性なので、酸性の場所でよく取れる穀類やジャガイモは
最適なところなのだと思う。他の野菜はダメなものが多いけど。

ねば土をミニトラで畝をつくり、堆肥とジャガイモをまく。
堆肥は、豚ぷん・モミ・コヌカ・杉くずなどで作ったものだという。
赤黒くて、よく醗酵した質のいい堆肥だった。

その後に、またミニトラで土をかけていく。
2町歩の畑を、総勢50名程で一気に終わらせる。
帰り際、ねば土で美味しくジャガイモを作る方法を聞く。

家に戻り、午後から畑作業。
今日は各地の村でのぼり旗が立ち、「春祭り」が始まる。
その昔は、各家々でご馳走を作って祝ったものだそうだ。
今では、ジジババの村は過疎化が進み、昔の伝統行事など
殆ど行われなくなったが、村の神社の総代さんたちが中心になって
のぼり旗だけはあげるしきたりになっている。

それも、昔は20代の若者が集まってやったそうだけど
今では80歳前後のおじさんたちが、朝5時半に集まって行う。
「十九夜さん」のお祭りもそうだけど、この行事もいずれ、
風化していってしまうのかと思うと、少し寂しくなった。

今日は葉の日だったので、ネギを播く。
先日2回に分けて播いたが、一回目は時期が早すぎたのか
雨が降らなかったので乾燥してしまったのか分からないけど
発芽率が極端に少ないので、そこにもう一度播く。

ビニールトンネルを外して、夕方から降ってきた雨にあてる。
水不足なので、雨が降ってくれて良かった。

先日の日記にも書いたと思うけど、古いネギの種は良くないと
どこかの本に書いてあったけど、それを強く実感。
レタスの種も、3年以上経つと物によっては発芽率が極端におちる。
ネギなども気をつけなければと思う。

昨日の麹だしの後片付けをして、麹の様子を見ると
上にかけておいた布団が、びしょびしょにぬれていた。
麹は中心部の醗酵がすすみ、温度が高かったので
冷めてしまった周りの部分を内側へ切り込む。
いいカンジで麹が出てくれている。

昨日、味噌用の秘伝豆を煮てあったのを、すりこぎ棒で潰す。
すりこぎと棒は、以前知合いの人から頂いたもので
90歳近くのお婆さんが、長年使っていたものだという。
とても大きな「すりこぎ」と、長い「棒」。
まるで、佐藤初女さんが使っているもののようだった。

味噌豆つぶし機に比べれば、とっても手間がかかる作業だけど
とても心が豊かになったような気がした。
機械のように、全部細かく潰す事はできない。
ところどころに豆の塊が残る。
それを固めたとき、他の物より味のある味噌玉になった。

この調子でいくと、明日の夜辺りには麹が出そうな感じ。
仕込みは火曜日。醗酵が進み過ぎないように気をつけて
見守っていきたいと思う。

inish_ruralfarm at 22:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)農作業日誌 

April 06, 2007

◎2007/04/06/ 農作業日誌

b3552831.jpgバイオダイナミック:花の日

4月に入り、本業の方が忙しくて休む暇もなく飛び回っていた。
ありがたや、ありがたや。
しかし、私にとっては畑仕事も「本気」なので
いつ本業に取って代わられるか知れないw

ていうか、どちらも大切。かけがえのない事。時間。
違っているうようでいて、それ程違いはないと思う。

今日は先日仕込んだ味噌玉の続きで、今度は麹仕込み。
昨日の夕方、4斗もの米を洗って水に浸しておいた。
流石に腰が痛くなって休んでいたところ、夜に遺影の仕事の電話。
前々から麹を仕込む予定だったので、昨日の夜中に仕事を上げる。

今日は、ちょっと遅めに開始。近所の親戚から借りてきた物をあわせ
3つの蒸篭・釜・釜戸を用意し、米を蒸す。
焚き物を沢山用意したけど、あっという間に終わりそうになった。

蒸しあげたものを、どんどん「室」に運んで
藁の上に、殺菌してぬれたシーツをひいて、その上にあける。
手早く崩して、冷めないようにさせておく。
火力が強まり、釜と中の水が温まると、米は一気に蒸しあがり
どんどん出来上がっていく。休む暇もなかった。

午後2時には、4斗分すべて蒸しあがったので、
その一部を取って、麹菌をまぶして「麹種」にする。
それを満遍なく散らして、少しづつ切り替えしていく。

ここでひとつ、婆ちゃんの知恵袋。
これは、婆ちゃんが言う事なので、本当なのか分からないし
何故そうなのかも分からないけど、麹菌は古い方がいいと言う。
というのは、昨年買った麹種がまだ残っていて
それを婆ちゃんに言うと、「古い方がなおいいじゃないか」
と言ったのがはじまり。

当然私は、そんなこと聞いた事もなかったので、それには驚いた。
理由もよく分からない。
結局、今回は新しい麹菌を使う。
でも日を改めて、麦麹と玄米麹を出すつもりなので
その時に使ってみようと思う。

昨年の倍の量をやったのに、とてもスムーズに出来たのには
自分でも驚いた。一緒にやった人と、心を込めて、
米に話しかけながら混ぜたのが良かったのかもw

できたところで、またシーツをかぶせ、風をひかないように
毛布・電気毛布・布団と、何枚も重ねて、
その上にブルーシートをかぶせた。
そして「おやすみなさい、ゆっくり寝てね」と声をかける。
本当に、人が休んでいるみたいだった。

麹と味噌玉をあわせるのは、来週の火曜日。
昨年より、味噌作りがとても楽しく感じる。
それに、思っていたより重労働ではなくなって、
それも不思議に感じる。

むりやり自分のペースでやるのではなく、ひとつづつ丁寧に、
心を込めてやれば、大変な事はないのだな〜と思った。

inish_ruralfarm at 22:04|PermalinkComments(1)TrackBack(0)農作業日誌 

タイミングの良さが秘訣?


味噌や醤油を作り、自然の中にいて畑を耕していると
それに適した格好や生活スタイルを
もっともっと求めていきたくなるのは、
私だけではないと思います。

でもこういう時代だから、昔ながらそのままのという
ワケにはいかず、こうやって最新鋭の「インターネット」で
ブログも書くわけなんだけども。

写真を撮る事も、殆どデジタルにとって変わられて
遺影作る事も、ウエディングアルバム作ることも
何から何までデジタルなので、必要に迫られてという事も
あるわけですが、それが好きだったのは良かったと思います。

そして最近、醤油麹を出したという事もあり、
できれば、自分で醤油を搾りたいなあ〜と思っていたら
本当にタイミングよく、舟を下さる人が現れました。

それも舟だけでなく、搾り袋や圧縮するジャッキは勿論、
大きな鉄釜と釜戸、手動の味噌潰し機などなど。
50年前に、隣近所で共同で買った物で、10年前までは
みんなで手分けして作ったのだそうです。

それを保存している方が、他の人の了承を得て
私に譲ってくださったのですが、タイミングが遅ければ
廃棄処分にするところだった、というのです。
も〜〜、捨てる神ありゃ拾う神ありじゃないけど
本当に嬉しかったです。こういう事ってあるんだなあと。

確かに、便利になった今では、味噌や醤油は売るほどあるし
(って、実際に売ってるけど)、作るメリットは
それ程感じないと言われてもしょうがないと思います。
だから、これらは思い出をしょったまま、片隅に置かれて
ゴミにも出来ず、そのまま時を過ごしたのでしょう。

私が頂いていく時、60代のおじさんやおばさんは
未練があまりなさそうだったけれど、隣の家から
その様子を伺いにきた86歳のお婆さんは、ニコニコ笑いながら
昔をとても懐かしがって話していて、
私の車を、いつまでも見送って下さいました。

ちなみに、醤油を搾る「舟」は、ケヤキでできていて
どっしりと重く頑丈に出来ていますが、
塩分濃度の高いものを搾るので、釘や鉄棒、ジャッキなど
金属部分がさび付いています。

鉄釜の手入れも、ちゃんとしないとサビがひどくなって
すぐ穴があいてしまうようです。なるほどな〜と思います。
この大きな宝物を、目的をもって、しっかりと守り
受け継いで、次の世代に渡していきたいと思いました。

inish_ruralfarm at 21:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)田舎暮し 

◎2007/03/30 農作業日誌

813004ab.jpgバイオダイナミック:実の日。

今年の味噌作りが始まった。
昨年も味噌玉を作ったけれど、あまり醗酵させなかったので
今回は一週間以上寝かせてみる事に。

昔は、菌の長さが1〜2cmぐらいになるまではやして
そのカビを取り除き、洗って仕込んだという。
米が貴重だった時代に、米麹の割合を少なくしても
醗酵がちゃんと進むように、そうしたのではないかと思う。
それでも、村の殆どの人が田んぼを作っているので
米には不足しなかったようだ。

また味噌つぶし機がない時代は、飯切の中に煮た豆を入れ
藁靴を履いて踏み潰したと、爺ちゃんから聞いた。
藁は麹菌を出してくれるので、味噌玉を寝かせるときに
下に引くし、韓国や日本でも他の地域では藁縄で縛って
軒下に吊るしてしいるので、麹作りに藁はかかせない。

今回は、4家族分の味噌(米2斗、豆2斗)と、
塩を変えて実験的に作る分(米1斗、豆1斗)で、3斗の豆を煮る。

ちなみに、麹を出す米の量は、上記に加え
お手伝いの人に分ける分(2升)、濁酒用(3升)、
秘伝豆味噌用(2升)、黒豆味噌用(3升)で、合計4斗を仕込む。

最近頂いてきた3斗釜を、爺ちゃんが大工さんに頼んで
作ってもらった新品の釜戸にセットする。
さすが大工さんが作っただけあって、数ミリの狂いもなく
とても頑丈にできている。

そこへ大豆1斗半をいれて煮るのだが、やっぱり一回目は
時間がかかり、二回目は一回目の半分の時間で煮あがる。
煮えたものをザルにあげ、味噌潰し機へ運んで入れて
飯切りの中へ落とす。

飯切の中で丸めて味噌玉にして、室にしてある場所へ運び
藁を敷いた板の上に乗せていく。
まるで、地中から出てきた物体のような味噌玉たち。
とても可愛らしく、イトオしく感じる。

婆ちゃんは火の係り、お母さんは色々掃除して飛び回り
知り合い2人に手伝ってもらながら、どんどんと進んで
午後3時には終り、後片付けも早く済んだ。

バイオダイナミックでは「実の日」だったので
仕込むのにとても適している、という事だったので
味噌玉作りの前に、先日仕込んだ醤油麹を6斗桶に入れて
水35ℓと塩13kgを入れて「醤油モロミ」を仕込んだ。

去年仕込んだ醤油がふたつ、今年仕込んだ醤油がふたつ。
これらの大きな樽が、静かに眠りながら使われる時を待つ。
その姿がとても誇らしく見えた。

その中に、まだ使う日を夢見る樽や桶が所狭しと並び
だんだんと、室らしくなってくる。
私の夢が、一歩近づいたような気がした。

inish_ruralfarm at 21:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)農作業日誌 

March 29, 2007

◎2007/03/29 農作業日誌

c71811f2.jpg









バイオダイナミック:休耕日。

今日は休耕日なので、農作業には適さない。
また、醤油や味噌を仕込む事も避けたほうがいいので
醤油を仕込むのも、明日に回す事にする。

昨日、自然農の学びの会でお世話になっている人から
預かってきた樽と自分の樽を持って、桶屋さんへ。
桶屋さんなど、近くにはもうないと思っていたのに
偶然にも知合いに紹介されてとてもラッキーだった。

その桶屋さんが、これまた気さくで気風のいい人。
名もしらない私を家に上げて、珈琲を出す始末。
「これはな、キリマンと言ってとっても美味しいんだ」
と。桶屋さんが言うと「きり饅」という饅頭のようだw

確かに、美味しい珈琲を出してくれてビックリ。
私の前に先客が来ていて、小奇麗なおば様だった。
が、、、方言バリバリw
この人も、とっても気前がいい人で、そういう人が
ここに集まるのかな、と思った。

治して欲しい樽を見せると、一言。
「こんな樽ダメだ。治したらうん万もかかるよ」
と言ったと思ったら、
「うちの桶をやるから使いな。大きいのがあるから」
と、私の車に乗って倉庫まで案内させ
「これ、全部いるか?持ってきな!!」と
6斗樽を3つも頂いてきてしまった。

ボーゼンとガクゼンが一緒にやってきたカンジで
嬉しいやら困ったやらで、桶屋さんに
なんと言ってよいか分からなかった。

倉庫で桶を車に積み上げるときに
「嬉しがってるよ、桶が。」と言った桶屋さんの言葉を
後で思い出して、涙が出てとまらなくなった。
何年ぶりかに、車の中でワンワン泣いてしまった。

桶が嬉しがっているのか、貰われて悲しがっているのか。
その気持ちが私に伝って涙が出ているような心持と
私自身が、この桶屋さんのように心が広くなくて
狭い考えだった事が、とても悔しかった。
いい人に巡り合えて、幸せだという事も実感した。

そして責任の大きさも感じた。今度改めてお礼に行こうと思う。

戻ってから、桶に水を張った。
桶屋さんいわく、桶や樽は、使った後は洗ってはいけない
という事だった。そのままにしておいて、
使う直前に洗って水を張るのだという。
そうするとはしゃがずに、何十年も使えるという事だった。

また、樽は桶よりも薄く、たいてい「酒樽」だったものが
多いので、酒樽の蓋を取ってしまうと、もろくなりやすい
という事だった。だから、桶のほうが高価だし丈夫なのだが
それ以外にも理由があるらしい。

それは「木目」というもの。
詳しい事は忘れてしまったので、また今度書こうと思う。

-------------------------------------------------------
そして、明日仕込む味噌とは別に、自分用の味噌の大豆を
水に浸す。

◎大 豆:1斗 ◎秘伝豆:2升

これは両方とも、韓国の花塩で仕込む予定。
花塩は、普通の荒塩に比べていい塩なので、少し期待している。
-------------------------------------------------------

今日は、釜戸を作ってくれた大工さんに、私のやっている事を
簡単に話してみた。とても驚いて珍しがっていた。
でも自分は農業は絶対嫌だ、と言っていた。

人には色んな考えや生活環境があるから、大工さんの気持ちも
分かる気がした。
場所に恵まれていると、仕方がないことだと思う。

inish_ruralfarm at 22:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)農作業日誌 
Livedoor ピクス
本ブログパーツの提供を終了しました
Brog Ranking