いのちの授業 鈴木中人

「いのちの授業」の出逢いや思いを綴ります。公式サイトhttps://inochi-baton.com/

2008年03月

 すっかりご無沙汰気まぐれ日記でした。花粉症にも負けず、日々「ものぐさ太朗と」「気づき」の毎日です。

 この1週間、いろいろなことがありました。1週間前に、愛知県主催の命の教育フォーラムがありました。相田一人さんによる「父相田みつを語る〜いのち根」のご講演を伺いました。相田みつをさんの大ファンであった私は、講師であることも忘れ(一瞬ですが)て、聴き入っていました。

 当日、会場で私の講演を聴いてくださった方からの熱烈メッセージを頂きました。吉田敬岳さんです。愛知県私立幼稚園連盟の会長されており、いのちの教育を長年実践されている方です。先日、お会いして時間の経つのも忘れるほど語り合いをしました!著書を頂き拝読いたしましたが、50年の実践・思いは凄い!10年以上も前から親子塾を実践、絵本の教室など、幼児教育の真髄ここにありというほど圧倒されました。感動的なご縁でした。

 大学院の卒業式もありました。50歳にして卒業式も少し妙な気分ですが、2年に渡りご指導いただいた指導教官(春見静子先生)のお別れのお言葉は、「何にもしてあげられなくて、ごめんなさいね」でした。社会福祉の根本を体現された方のお言葉に、じ〜んとなりました。

 いのちの授業・親子塾の開催で調整中です。京都・名古屋・新潟・岐阜の地から、熱い人たちが「やりましょう!」とのエールを頂きました。ありがたいことです!あと2箇所もうじき確定する予定です。

 思いを本にすることを進めています。現実と理想、思いは重い・・・。いろいろあります。

 相田みつをさんの詩に「道」「出逢い」があります。通らねばならない道は、愚痴を言ってならぬ!出逢うべき人に必ず出逢う!この言葉を胸に、一歩一歩ですね。

 誰にでも、思いでの地、思い出の時があります。その場を過ぎるだけでも、何年もの時空をこえるようです。

 先日、千葉県に講演に参りました。東京駅から京葉線に乗り、海浜幕張まで電車で参りました。京葉線への乗り継ぎは、10分?程度かかります。その長い乗り継ぎ、階段、動く歩道を歩きながら「まだ、歩くの?」の声が聞こえてくるように感じられました。電車が出発し、車外の風景がみえてくると「まだ、着かない?」との声を思い出しました。

 車中には、親子の姿が目につきました。子どもたちは、何処となく嬉しそうで、待ち遠しそうな様子です。舞浜駅に着くと、親子連れが、ドット降りていきました。

 「康ちゃん!着いたよ」との声を思い出しました。もう13年前のことです。景子ちゃんと、最後の家族旅行として降り立った場所でした。遠くに、その時泊まったホテルが、シンデレラ城が見えました。やがて、電車が発信して、その姿は消えていきました。

 「お父さん、また連れてきてね」「うん、来ようね」と、悲しいうそをついたことをふと思い出しました。そうか、13年もこの前を通らなかったのだ。・・・30代だった私も、50歳になりました。ついこの前のことでも、時の移ろいを感じます。

 今、一人電車に乗り、講演会場に向かう私の姿を、景子ちゃんは何を感じているだろうかと思いました。

 
 

 3月18日に愛知県主催「命の教育フォーラム」が開催されます。講師は、相田一人氏(相田美術館館長)と私です。私は、いのちの授業に思うことをテーマにお話します。
 
 先週、愛知県のご担当者から定員を上回る申込みにより、記者発表から10日で申込みを終了しますとのご連絡がありました。さすが、相田みつをさん!と感じておりました。

 私も、相田みつをさんの本を読んだり、美術館にも何度か行っています。感性に感じるものは、何度も、いつでも惹かれるものがあります。芸術の魅力のように思います。

 過日、日野原重明先生の「人生を輝かせる10のお話」「子どもを輝かせる10のお話」(実業之日本社)を拝読しました。日野原世界には共通なものがありますが、両書は、アートを踏まえたエッセイです。子どもも、大人も、老人も、アートへの感性が、心のみずみずしさを育む、成長させるように感じています。

 先日、柏木哲夫先生が、感性とは、気づき、実践し、完成させてこと感性だと言われていました。気づいたら、それを行動してこそとのことです。

 日頃は、すっかり「アート」と縁遠い毎日ですが、感性の大切さを見つめるこの頃です。

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