いのちの授業 鈴木中人

「いのちの授業」の出逢いや思いを綴ります。公式サイトhttps://inochi-baton.com/

2009年08月

 9月27日(日)に「広げよう!いのちの授業第5回大会」を開催します!

 先日、会場の下見とスタッフミーティングをしました。今回は、2部構成です。第吃瑤蓮◆峪笋里い里舛離丱肇鵝廚鬟董璽泙烹蛙佑いのちを歌い語ります。

 1番手は、いのちの歌い手、杉浦貴之さんです。テレビ「誰も知らない泣ける歌」「アンビリーバブル物語」に出演し、大ブレーク中です。当日は、名曲3曲とトークです。
 2番手は、朝日新聞記者の高橋美佐子さんです。ご主人はベストセラー「がんと向き合って」の著者です。がん宣告をうけた恋人と結婚し、その後、いのち・生きるをテーマに取材をされています。そのいのちの出会い・思いを語られます。ミーシャの愛称で多くのファンをもたれています。
 3番手は、鈴木中人です。私が、なぜ「いのちをバトンタッチする会」と命名したか? ある「おくり人」と「小児がんの支援活動を30年続けられ亡くなられた人」との出会いと、その思いを語ります。

 2部は、相田一人さんの長男、相田一人(相田みつを美術館館長)が、「父、相田みつを を語る」とテーマに話されます。ご存知、相田みつワールドです。

 相田みつをファン、杉浦貴之サポータ、ミーシャファン必見! こんな「いのちのコラボ」はありません。前売り2500円、当日3000円です。

 下見後、名古屋の「みその亭」で決起集会をしました。女将の與語淑子さんは、店内にチラシを置いてくれています。お店のホームページでも紹介してくれちます。

 大人気ですので、ぜひ早めのお申込をお願いします。 

 


みその亭

 私のビデオカメラが壊れてしまいました。ビデオといっても、一昔前×2倍の「ソニーのハンディカム」です。そのイメージさえない人が多いと思いますが、今から15年目ほど前に、小型カセットタイプのものです。

 ビデオカメラは、子どもが生まれた時に買って、とにかくとりまくる。やがて子どもの成長(親離れ?)ともに撮らなくなることが多いのではないでしょうか。我が家もそうです! 景子ちゃんが生まれて買い、康ちゃんがうまれてからも更に撮っていました。

 15年前のビデオですから、壊れたら修理不能・思いでも再生不能です。DVDに録画し直さなければと、ずっと思いながらも、気まぐれ・ものぐさ状態で・・・。しかし、奇蹟は起こるものです。NHKのドキュメンタリーを撮るときに、ビデオをお貸ししました。編集者の方が、念のためとDVDに録画していてくれました。大感激です。

 そのDVDの第1巻を再生してみました。ちょうど、景子ちゃんのお宮参りの録画でした。亡くなった祖母、元気な母、大学生になった従兄弟・・・。顔が、何となくほころびます。数巻先を観ると、生まれた康ちゃんに景子ちゃんが話しかけている姿があります。懐かしいシーンです。

 そして、さらに数巻先のDVD、髪の毛のない景子ちゃんが、お母さんと居間でお話をしています。懐かしい声、表情です。ただじっとみました。そして、その先のDVDは、再生することを止めました。
 
 ビデオみながら、テレビのコマーシャルを思いだしました。お母さんと子どもが、歌と共に成長していきます。子どもが、小学生、中学生、結婚、父親となるにつれて、お母さんはおばあさんになって行きます。そして家族が、だんだんと増えていきます。

 我が家のビデオは、みんな成長していきます。康ちゃんは浪人生、お父さんとお母さんは、おじさん・おばさんです。そして景子ちゃんは・・・。それが我が家なりの思い出、歩みです。でも、なんとなく、今も景子ちゃんと一緒なんだと思います。

 いつか、我が家の思い出のDVD1枚をつくろうかなぁ、とふと感じました。ものぐさな私ですので、いつになるやら・・・。

 とはいえ、みなさんも大切なデータはぜひバックアップを!

 最近、特定会員向けの月刊誌などの機関紙への寄稿依頼をいただきます。いのちをテーマに、1000〜1600字程度のものです。

 ご連絡をいただいた数日後に、直近の冊子が何冊か届きます。冊子を拝見すると、世の中に、たくさんの人、団体、思い、営みがあることをつくづく感じます。読者層=出版元によって、まず雰囲気が違います。ビジネスマン向、教育者向、宗教者向・・・・。特に、表紙のイメージは、記事内容にリンクします。「第一印象」の大切さは、冊子も同じようです。

 また、同じテーマでも、そのメッセージや感性も随分ちがいます。この時期ですと、平和・戦争・国・歴史などが特集されています。もともとその認識に、いろいろな論点、意見があるテーマですので、それも自然なのかもしれません。そんな感じ方もあるのかとも教えられます。

 ふと気づいたことがあります。実は、最近、企業や団体に伺うとき、無意識の中で、その機関紙をいただいたり、待ち時間中に読んでいることが多くなっていまいした。機関紙は、その企業・団体なり、ということでしょうか。

 ご縁をいただくときの楽しみが、一つ増えました。
 

 

 

 いのちの授業を中心にしたドキュメンタリーが、NHK BSハイビジョンにて9月5日(土)8:00〜8:45、再放送9月11日(金)16:00〜16:45に全国放送されます。

 これは、NHK総合テレビ「金とく」にて、7月に東海地区で放送された内容をリメークして全国放送するものです。タイトルは、「いのちのバトンタッチ〜娘から遺されたメッセージ」です。

 現在、NHKさんで再編集中で14日までに仕上げます、と担当のディレクターさんからご連絡をいただきました。昨日は午前3時まで編集されたとのことです。3月にお話をいただいてから、もう随分とご縁が重なりました。ありがたいことです。

 テレビ放送や記事は、その取材対象となる人や事柄が同じでも、担当ディレクターや記者の「眼差し」「人間性」が、そのまま映し出されます。その担当の方によって、いくつもの「いのち」が生み出されていくようです。
 これは、期待と共に少し不安な面もあります。ただ、その当たりは、取材依頼時にお話を伺ったイメージと、不思議なことにほぼ同じになります。たぶん、それは私に対しても同じことだと思います。全て、思いの大きさ、深さなりに「事はなる!」ようです。

 今回のリメークも、担当ディレクターさんにお任せしますです。リメーク版も楽しみにしています。ぜひご笑覧いただければ幸いです。

 日々の自転車操業状態にいますと、身も心も放電常態化していくことをふと感じます。いつもの生活の中では、少しでも充電するために、本を読むこと、人に会うことをなるべく心しています。

 実は、今年から2週間程度は予定を入れずに、行ってみたい場所にいく、会いたい人に会う、そんな思いを叶えることを半年に1回?はすることにしました。その第1回心の充電として、九州に参りました。長崎→熊本→鹿児島です。

 長崎では、作家の中井俊巳さんとお会いしました。中井さん、教師をされた後、作家になることと志し、学校を退職されました。今は、ベストセラー作家です。私と年齢もほぼ同じです。また、学校を辞めた時期も、これまたほぼ同じです。不思議なご縁です。
 中井さんの歩みや作家になられた思い、そして本を書く時の目線や思いなどを伺いました。中井さんは、キリスト教の洗礼を大学生で受けられました。その思いの原点に、神様の思い、優しさ・愛などがあることが、ひしひしと感じます。そして、自分がメセージを出す時に、読み手の目線になる・わかりやすく共感を得られるなど、プロ!としての眼差しも教えてもらいました。つい時間が過ぎることを忘れました。
 
 長崎では、島原にも行きました。かつて普賢岳が噴火し、多くの人が火砕流でなくなりました。今、その跡地は、大規模な工事により復興し、記念館も整備されています。しかし、その現場に立つと、自然の凄さを感じます。島原では、200年前にも噴火により2万人の人がなくなり、村も人も消える、そんな悲劇が起こりました。一方で、そんな大自然の前に、営々と生きる、人間の凄さも感じました。

 鹿児島は、知覧の特攻記念館に再訪です。平和記念館の敷地に入るとともに、身も心も引き締まるように感じます。特攻隊員の遺影と遺書は、なんど拝見しても涙があふれてきます。
 20前後の若者が書いた多くの遺書には、「お母さん」の言葉あふれています。ある遺書の中に、お母さんの手紙があります。「逝く時には、南無阿弥陀仏ととなえてください。そうすれば仏様になれる。それだけが母の最期の願いです・・・」。涙が頬を伝わりました。お母さん、その偉大さと優しさを感じました。

 お盆前に、たくさんの「いのちの場と思い」に触れました。島原城のお堀の中でみつけた「蓮の花」が、本当に清らかに感じられました。

中井さん
普賢岳

 「臨床」。りんしょう、と読みます。普通の生活では、ほとんど使わない言葉ですが、最近、その言葉が身の回りに一杯です。

 この言葉は、医療・社会福祉分野や大学教育の場で使われます。そのイメージは「現場の」「実践的な」「体験的な」のように使われる感じでしょうか?

 今、その臨床をつけた「セミナー?」を2つ企画・実践中です。「臨床死生学講座〜いのちを支える」と「」臨床いのちの講座」です。

 臨床死生学講座は、社会のいろいろな分野でいのちを支える人を講師に招き、生と死、いのちを考えるものです。主催は、金城学院大学の特別講座として6回シリーズ(11月14日〜12月12日)で運営されます。
 同大学の宗方先生とご縁をいただき、今の社会で「死」ということに向き合うに大きなニーズがありながら、その場がないと考え、この講座を企画しました。講師は、凄いメンバーです!
・高木慶子(日本グリーフケア研究所所長)「グリーフケアでいのちを支える」
・柏木哲夫(金城学院大学学長)「ホスピスでいのちを支える」
・堀浩樹(三重大学小児科准教授)「子どもの命を考える」
・長谷川 嘉哉(医療法人ブレイン理事長)「在宅医療でいのちを支える」
・安藤明夫(中日新聞社次長)「いのちを支える報道の役割」
・鈴木中人(いのちをバトンタッチする会)「いのちを大切にする心を育む 」

 社会の現場でのこと、死に向きあうこと、大学での勉強機会、いのちをテーマにする、といことで、臨床+死生学+講座+いのちを支えるになりました。すばり、絶対お薦めです。これだけ多分野で、かつその道の実践者の思いと体験が聴ける、交流できる機会はほとんどありません。8月6日から募集ですので、ぜひ参加ください。定員枠はありますが、申込みに応じて拡大されるとのことです!


 もう一つが、臨床いのちの講座です。いのちを真場部いのちをキーワードに、いのちの目線・今日的ないのちの課題などに向き合い、本当に大切なこと・どう生きるかを考えます。志ある大学と連携し、いのちへの確かな思いのある専門職(教師、医療者、社会福祉職、カウンセラー等)を育てるものです。参加費は無料で、概要は次の通りです。

◆日時
9月10日、11日 9:00〜17:00頃 第2回講座 金城学院大学(名古屋市)
9月20日、21日 9:00〜17:00頃 第3回講座 昭和女子大学(東京 世田谷区)
*第1回は、7月12日、19日 同志社大学にて終了
◆参加対象
,い里舛鮖戮┝蕕訐賁膺Α紛軌、医療者、社会福祉職、カウンセラー等)を目指す学生
∪賁膺Δ魄蘋する教育関係者(大学、専門学校、各種教育機関、研修担当者)
いのちの講座の社会啓発、講座化に関心のある方
◆申込方法
´↓に該当する方でご希望の方は、当会にメールにて8月31日までにご連絡(お名前、所属、住所、電話)ください。 
なお、本講座は上記大学生向講座に参加いただくものですので、応募者多数の場合は 抽選になりますことをお許しください。


 臨床と固い冠をつけていますが、いのちを巡る課題に向き合うことのできる貴重な機会です。ぜひご参加ください。


 

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