いのちの授業 鈴木中人

「いのちの授業」の出逢いや思いを綴ります。公式サイトhttps://inochi-baton.com/

2014年02月

 仕事に向き合うときの心根について、ある人と茶飲み話。

 A「もらえる仕事は、何でもさせてもらいます」
 B「綺麗ごとでは飯は食えません。ガンガンいきます」
 C「自分なりに、無理をせずに適当にします」
 D「将来ビジョンに向けて、日々頑張ります」
 E「意味のあることをしたい」

 自分をふと振り返ると、全て、そんな気になったことがあります。今は、「意味のあることをしたい」と感じることが多くなりました。歳のせいでしょうか。

 でも、「益はなくとも、意味がある」、その境地にはいけていません。さて、あなたの心根はいかかがでしょうか?

 街にはリクルート姿がいっぱい、フレッシュマンの季節です。大手医薬品商社のスズケンさんで新入社員研修の打ち合わせ。もう30年以上も前の新人研修での出来事を思い出します。

 昼休み、研修担当の次長さんが言われました。「人生、これからだね。頑張って、生きていきなさい」と。「頑張って、働きなさいでは?」と思いました。でも、白髪のその方には、生きてがぴったしでした。今、しみじみ実感です。働くことは、生きること。

 研修担当の西室田さんが言われます。「社会のスタートで考えてほしいですね。生きる働くこと。心の根っこを育む意味。感謝や支え合う気持ちを」と。

 新入社員は、私の子ども世代です。講師と父親の思いを込めて語ります。生きる幸せ・働く喜びを心感じてもらえればと願います!

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 いよいよ卒業シーズン。看護専門学校での卒業記念講演会。「看護師になる あなたに贈るメッセージ」です。

 「学生の時と、実際に働きだしときのギャップが一番大きい職業が看護師です。臨床現場は本当に厳しい。だからこそ、高い技量、人間愛、覚悟をもってください。そして、いのちを支え守る看護師として使命を果たしてください。

 小児病棟の子どもたちは、いつも笑顔で言います。『看護師さん、優しいね』。それは信頼と感謝の証です。看護師は、いのちを輝かせることができる、ありがとうをもらえる素晴らし職業です。そのことを胸に歩んでくださいね」

 がんばれ、NEW看護師さん!!

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 東京・銀座で、映画「四つの空 いのちにありがとう」の上映と語る会を開催。銀座文化やおもてなしの心を継承、発信している「銀座なでしこ会」さんの主催。

 銀座。その響きだけで、カントリーボーイの私には、心ドキドキと感じてしまいます。大人、文化、心わくわくとそぞろ歩きできる、やっぱり香りある街ですね。30年以上前に、京都の先斗町、祇園の街を、夜歩いたときの青年のドキドキを思い出します。

 でも、人の心は同じです。会長の白坂亜紀さんが涙目でご挨拶。「今日は本当に感動しました。帰ったら、中3と中1の娘にありがとうと伝えたいです」と。

 街の香りと人の心、ワクワク・ホロリのときでした。銀座なでしこ会のみなさん、ありがとうございました。

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 オリンピックも終盤。オリンピックを観ながら、つい声が出ます。

 やった! あぁ〜、 えっ、まさか、 なんで、凄い、さすが、良かった・・・。まさに人生劇場です。でも、「それを言っちゃぁ、おしまいよ」も。

 おしまいは、やっぱり「感動、ありがとう」ですよね。さぁ、今日もスポーツ紙を買って、新幹線で読ませていただきます。ありがとうございます!

 岩手県一関市の一関看護専門学校に伺いました。東北の街に伺うと、いつも自然に心が安らぎます。純朴なお国なまり、「良かったぁ」「そうねぇ」と相手を気遣う優しさ、風雪にもじっと耐えるひたむき・けなげさ…。みなさんのメッセージにも心しみじみです。

 A先生「大震災で学生が亡くなりました。いのちや家族の大切さを思いました。その思いを忘れずに、いのちを支え守る看護師をめざしてほしい」。一般の方「家族を介護して一人でみとりました。あれで良かったのかと感じていました。自分なりに寄り添えた、それが一番ですね」。小学4年生「お父さん、お母さんよりより早く死んじゃいけないと思いました」・・・。

 会場の外は、残雪が残り空気もヒンヤリ。でも、あたたかい気持ちです。東北の春は、一度に街が緑に芽吹くそうです。春はそこまで来ています。春の日を思う街、そして一日でした。

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 鍵山秀三郎氏の「鍵山掃除道50周年、日本を美しくする会20周年大会」に参加。鍵山相談役は、いのちをバトンタッチする会発足時から顧問をしていただいています。あるお言葉を胸に刻んでいます。

 良いことをする虚しさにくじけない。「良いことをはじめると、みんなが注目してくれる。でも、やがて誰も振り向かない、何も変わらない。その虚しさにくじけて、みんなやめてしまう。始めることよりも続けることが難しい。私の掃除も、20年間、誰にも振り向かれませんでした。鈴木さん、続けてくださいね」と。

 掃除を続けて50年、全国から1000名近くの人が心慕い集う。まさに天道です。心を洗い、鍵山相談役のご健勝を願う時でした。ありがとうございますの一念です。

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 確定申告がスタート。超零細個人事業者の私には、自分の現実を感じるイベントです。会社を辞めて独立するときのある会話を、いつも思い出します。

 Aさん「飯は食えるのか?」。私「何とか素うどんで頑張ります」。Aさん「…。たまには、肉うどんでも食えよ」。私「肉なんて、ぜいたくはできませんよ(笑い)」。まるで終戦直後の会話です。

 私の稼業は、毎日がゼロスタート。過去1,000回の講演実績があっても、半年先は???です。今年は「きつねうどん」をいただけるように、ドキドキ、ふらふらと参りましょう。みなさん、お声を賜りますようにお願い申し上げます。

 

 

 国際小児がんキャンペーンとして、映画「四つの空 いのちにありがとう」の上映と語る会を開催。参加くださった方々のメッセージに「生きる」を実感です。

 「一人ひとりの家庭、地域、生活の中から、みんなで日本を変えていきましょう」。薬師寺道代さん。愛知県選出の参議院議員。ホスピス医、ママさん、教育者として、医療・子育て・いのちの教育に携わる。地盤・看板・カバンもなく、マイク一本で知事選、国政にチャレンジ。昨年、ついに初当選。私の小さな集いにいつも駆けつけてくれます。

 「私もがんになりました。最後のお礼をしたくて参りました」。西尾隆さん。子どもを小児がんで亡くす。毎年、自分の果樹園で、小児病棟の子ども・家族を招いてのリンゴ狩りなどを開催。40年以上です。農作業の日焼けで、いつもで真っ黒。

 「小児がんになっても大丈夫。生きましょう。みんなで支え合って」。岩間正文医師。ただ看取るだけだった時代からの小児がん専門医の草分け。真夏の炎天下でも、大雪のときもの街頭でビラ配り…。もう40年以上も。「心配した。笑顔になってくれて良かったぁ」が口癖。

 一つの貫く思いが、一人の生き様になる。貫く方々に、ただ感謝と敬服です。小さな思いが、大きな輪になりますことを祈ります!

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 螢妊鵐宗爾如映画「四つの空 いのちにありがとう」の上映と語る会を開催。私は、デンソーで25年働き早期退職。その後、3回の講演や活動の助成をいただいています。多くの社外の方が驚かれて言われます。

 「いい会社ですね」と。自己都合退社・ドロップアウトした元社員を応援する会社はほとんどない、それが現実です。また、今の自分のベース(考え方、仕事の進め方、スキル)は、25年デンソーで働く中で育ててもらったと実感しています。

 いい会社とは、自分を育ててくれる仲間がいる、自分が成長できている、そう実感できることのように思います。実は、映画に登場する吉岡生未ちゃん(326グラムで誕生)のお母さんも、元デンソー社員です。私の妻も元社員。人生の不思議なご縁を感じます。

 いい会社で、いい仲間と働けること。人生の幸せですね。デンソーの方々が、いのちのプロジェクトを立ち上げてくれました。ふと懐かしく、そして感謝のときでした。ありがとうござました。

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