2016年12月

2016年12月31日

百年のおもち

　実家では、12月30日はお餅つきです。明治25年生まれの祖母が、16歳でお嫁入りしたときからあったそうです。なんと、少なくとも110年以上も続いています！

　あんころ餅。あんこ入りのお餅もつくります。その形もずっと同じ。いのちと家族のバトンタッチですね。

　今年もお世話になりました。良いお歳をお迎えください。

2016年12月30日

ラスト？　とほほ

　スマフォを落下させて、角部分がコンクリートにガツン、カバー部分がポキリ。でも大丈夫！　安心サポートにより2千円で同機種と交換できるんですヾ(=^▽^=)ノ。

　ただ、データ引越しは自分でやります。手順書通りにすると、転送後、全て文字化け！　「？？？」。サポートセンターに電話をしても、「ただいま大変込み合って・・・」。ということで年明けまで？　お手上げ状態です（Ｔ＿Ｔ）。

　これが、今年ラストとほほでありますように！　でもなんで？

2016年12月29日

崇高であること

　オバマ大統領と安倍総理のパールハーバーでの演説全文を読みました。崇高であることに、思いをはせます。

　戦争に対しては、様々な立場、主張、情念、思惑などがあります。しかし、愛する家族や祖国のために命を捧げた、一人一人の無名戦士の御霊は、本当に崇高のものであると思います。その御霊に対する「言葉」にこそ、その人、その社会、その国の本質があるように考えます。

　今の時代にこそ、哀悼、感謝、寛容、分かち合う、希望、未来を大切にしなければと感じます。オバマ大統領と安倍総理の演説文には深い感銘を受けました。祈りと誓いを思う朝です。

　
　

2016年12月28日

心を巡る物語

　いのちびとインタビュー。計3日、計18時間。その人は、安田智子さんです。安田さんは、人材研修＆経営コンサルタントとして、その人自身の心を見つめる活動をしています。1年間で約300日はホテル泊です。

　相互インタビューで、私の心をみつめる、問いかけられる時間でもありました。心を巡る物語は、いのちびと3月号でお届けします。お楽しみに！

2016年12月26日

いのちびと1月号

　いのちに向き合う人の思いを通じて、生きる幸せをみつめる「いのちびと」。1月号（13号）を発行しました。胸に迫る、いのちのメッセージをお届けています。巻頭などもご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

＜1月号＞
・いのちの言葉　～　「”ランプの灯”のように」　鈴木中人　　

・この人～「”いのちの灯”を掲げて　ともに生きていく」　熊谷光良
　東日本大震災発生直後、故郷・気仙沼市の「希望の電気」をつなぎ続けた。今、心の復興にも取り組む。先妻の突然死、倒産危機、大震災…、人生のどん底を乗り越えてきた。微笑みの中にある思いとは？
　
・心に響く「いのちの話」～
①「天国の夫と　いのちの思いを伝えたい。ありがとう、とともに」　
　　鈴木久美（小学校養護教諭）
　
②「あなたの味方だから。その一言を大切にして手を差し伸べたい」
　　冨田正美（ハーレーサンタCLUB名古屋代表、愛知県教育委員会生涯学習課課長）

・私の思い　～　「幸せになってもらう幸せ、喜んでもらう喜び」
　　　高橋秀典（寿光荘施設長）

・いのち　いきいきコーナー　～　鈴木竹仁（MMP㈱社長）　　他

　定期購読のお申込はこちらです。

2016年12月24日

サンタさんの贈りもの

　クリスマス・イブ。月刊誌「れいろう」連載中のメッセージをお届けします。みなさんに、サンタさんの幸せがいっぱい届きますように！

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　クリスマス・イブの日、子どもたちはサンタさんの贈りものに心ドキドキです。

　私は園児だった頃、寝る前に枕元には靴下を置いて眠りました。朝起きると、靴下の中には、チョコレートやキャラメルなどのお菓子がいっぱいでした。「サンタさんが来てくれたんだ！」と喜んだことを覚えています。
　
　実は、クリスマスには少し寂しい思い出もあります。クリスマスが近づくと、お店にはお菓子の入った「銀の長靴」が並びました。それが本当にほしかったのです。
「お母ちゃん、買って」と、何度も何度も、毎年毎年、お願いしても一度も買ってもらえませんでした。
　
　小学校一年生のクリスマス・イブの夜、何となく人の気配を感じてふと目が覚めました。「よし、入れたぞ」との声が聞こえました。「お父ちゃん？」。私は寝たふりをしました。翌朝、靴下には、いつもと同じようにお菓子がいっぱいでした。「サンタさんは、お父ちゃん、お母ちゃんかぁ…。だから長靴を買ってもらえなかったんだ」と感じたことを今も思い出します。

　三十数年後、今度は私がサンタになる日が来ました。クリスマス・イブの日、三歳の景子は心配そうに言いました。
「お父さん、お家に帰ろう。サンタさん、私が入院していること知らないから来てくれないよ」。
「大丈夫だよ、ちゃんと来てくれるから。お空にお願いすればいいよ」。
「サンタさん、私は病院にいます。いい子にしていますから来てください」。　
　景子は空に小さな手を合わせて言いました。心配性の景子は、寝る直前にもう一度私に尋ねました。「サンタさん、来てくれるよね」。「大丈夫」。そして、「うん」と安心したように眠りました。
　翌朝、枕元にセーラームーンのおもちゃを見つけて、「お父さん！サンタさん来てくれたよ！」と大喜びでした。
　
　二年後、クリスマス・イブの日が訪れました。景子の体調はよくありませんでしたが、特別に一日だけの外泊許可をもらい家に帰りました。眠るとき私は言いました、「サンタさん、来てくれるからね」。すると、景子は小さく頷いて言いました。
「やっぱり、お家がいいね…」―。
　景子には、お家に帰れたこと、家族みんなでケーキが食べられたことが一番のプレゼントでした。これが最後のクリスマスになりました。

　翌年から、クリスマスには、仏壇に大好きだったコアラのマーチとイチゴのケーキをお供えしています。やがて弟・康平も成長して、私がサンタをすることもなくなりました。

サンタさんの贈りものとは、家族が一緒にいることを実感できる「幸せ」のように思います。　サンタさんの贈りもの。もらって幸せ、贈って幸せです。みんなの家に、幸せが届きますように！

2016年12月23日

いのちの仲間

　「小児がんを知り　いのちの大切さを　学校で学ぼう」プロジェクトのメンバーで一献。今までに13000部の「いのちの副教材」を学校などに届けました。

　みんな、深く、広い教育実践者、自らが動く人です。学校経営、授業づくり、落語、笑い、人生論・・・と、話は尽きません。いのちの仲間がいてくれること、本当にありがたいですね。感謝と来年に思いをはせる朝です！

2016年12月22日

あと10日、まだ10日

　今年最後の「いのちの授業」が、専門学校で終了。学生も、すっかり冬休みモード？でした。

　私の机は書類やメモが山積み…。特に、発信発送は、今日がラスト日でしょうか。あと10日、まだ10日。腰痛と肩こりに負けず、頑張るでござる！

　

　

2016年12月20日

いのちの京都巡り

　京都市内の3つの中学校と教育委員会を訪問。「いのちの副教材」を授業などに活用いただきたいとのお願いのためです。松井秀文さん（ゴールドリボン・ネットワーク理事長、アフラック元社長）、米井寛さんもご一緒です。

　米井さんのお父さんは元中学校長。「小児がんを知り　いのちの大切さを　学校で学ぼう」プロジェクトに賛同下さり、ご紹介とご調整をいただきました。米井さんも、松井さんとご一緒に「小児がん啓発」のイベントを大阪で主催。「僕も一緒に伺います」と東京から松井さんも駆けつけてくれました。全て手弁当。なかなかできるものではありません。

　学校ごとに教育現場での思いも伺いました。みんなの「いのちの願い」がバトンタッチされることを願います。

2016年12月18日

千年の真理

　最近、千年のご縁をいただいています。千年のこと、千年のもの、千年の人…。千年には、真理があるんですね。

　「木」。法隆寺は、釘を一本も使わない「木」の建物です。木を育み、選び、活かすための子々孫々の営みがあります。今風に言えば、林業、製材業、運送業、建築業…が総調和している。

　「大和言葉」。日本には、漢語、外来語、生粋の日本語「大和言葉」があります。大和言葉は、知的で優雅で余韻を残す言葉づかいです。

　「神事」。千年を超える神社などには、営々と続けられている「営み」があります。一日も絶やさずに、先人から託されたものです。

　その一つ一つのことには、なるほど、そうかぁ・・と、驚嘆の「千年の真理」があります。日本の風土、自然、歴史、人間の「大法則」です。それを知る、感じると、いかに「目先の薄っぺらいもの」に追い回されている自分を思います。

　百年でもダメです。千年の真理を知る、感じる、そして思いをはせる。大切にと思う朝です。

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