いのちの授業 鈴木中人

「いのちの授業」の出逢いや思いを綴ります。公式サイトhttps://inochi-baton.com/

2022年10月

 生きる幸せをみつめる「いのちのびと」11月号を発送。毎回、淳子さんとコツコツ、モクモクと。腰に来る、足をつることも…。

 そこで、ぷ〜イス登場。とはいえ、お尻が不安定? 動くたびに、ぷ〜も。こういうのも時間が解決ですね。いのちのご縁に感謝しつつ発送完了! 明日以降には、お手元に。どうぞお楽しみに!

IMG20221030094757

 いのちびと人間塾8期が、15名でスタート。第1回、私の講話テーマは、「青木新門さんを偲び〜いのちのバトンタッチに思う」です。

 私の人生のテーマは、「いのちのバトンタッチ」です。その思いを覚醒、確信、導いてくれた人が青木さんです。いのちをバトンタッする会の命名も青木さんに頂きました。8月、旅立たれました。青木さんとのご縁、その思い、私が心導かれたことを、追悼の思いとして語りました。

 いのちのバトンを頂いたこと、塾生の方々にバトンタッチさせていただいたことに感謝です。一つ一つ、バトンをつないでいきたいと願います。合掌。

2022.10 青木新門 いのちのバトンタッチCIMG9670 (2)

 

 

 野田佳彦元総理の国会追悼演説が大きな評判になっています。私は、野田氏とは同じ歳。何度かお会いしたり、その人なりを伺いました。「人物たるとは」を実感。エピソードをご紹介です。

 議員落選時代。ある合宿研修の指導講師を頼まれる。他の講師は、自分の担当プログラムが終われば帰る。野田氏は、集合から解散まで、参加者と寝食を一人共にする。不祥事で議員辞職した同僚が自殺。他の議員は葬儀参列を見送る中、ただ一人参列。「仲間だった人ですから」と。安倍氏の国葬の義にも、党幹部としてただ一人参列。「私の人生観です」と。

 我、一人になろうとも。その行動こそ、その人を映します。追悼文全文を、ぜひお読みください。自分の命をどう使うかを問いかけながら…。

11


 

 

「いのちの恩返しを 自分の人生の宿題として 生きていく」
(いのちびと2017年5月号より)

・・・・・・・・・・・・・・・・
「車いすの上でゲボゲボしている」「点滴につながっている」…。
Tさんの一番幼いときの思い出は、病院のことばかりだった。

三歳のとき、小児がんを発病した―。
母は、娘が入院治療している同じ病院で出産した。
「点滴につながっているお母さんを見て大泣きをしました。
私が点滴につながっているのは『自分の普通』。でも、『お母さんの普通』じゃないと思って」

約二年の治療が終わり、小学校に入学した。
ある日、小さいときの写真を持ってくる宿題があった。
抗がん剤治療の副作用により髪の毛のない写真ばかりだった。
「ハゲ!」と男の子に言われた。
「親や祖父母は、『元気になってくれた』『髪の毛が伸びた』、それだけで喜んでくれました。生きているだけでいい―と言う感じで。
親は、もっと辛い思いをしているだろう。何か言っては申し訳ない気持ちでした…」

治療後も定期検査のために病院に通った。
「自分は、他の子とは違うと感じていました」
二十歳のとき、病気は根治と医師に言われた。
「私の病名を教えてほしい」とほしいと言うと、母は病名を告げた。
「膵芽腫。耐えられないと思っていた」と母は答えた。
「私は、そんな弱い人間じゃないと思いました。でも、私もお母さんも一緒に泣きました…」

その病気は二十例程しかなく、生存事例はほとんどなかった。
同じ病気の子がいることを知り、直ぐに会いに行った。
「この子もTちゃんのようになれるかなぁ」とその子のお母さんが言った。
「私が元気にいれば、救われる子もいるのでは。元気をもらいました」

就活は、生きる思いを伝えたいとマスコミを志望。
小児がん体験者であることを履歴書にも書いた。
今、新聞記者として働いている。
「その人の存在、言葉、思いを大切にしたい。その人がどう生きたかを伝えていきたいです」

Tさんは、目を潤ませて語ってくれた。
「闘病中、たくさんの人の輸血、いのちをもらいました。
その人たちに、『私は、ちゃんと元気にいます』と言えること。それが病気をしたことも意味あるものにできる。
その恩返しを、『私の人生の宿題』にしていきます」


注)現在の小児がん医療では、概ね10歳以上の子どもは、病名告知を受けています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*会報「いのちびと」から、「心に響く話」を抜粋しメルマガとしてお届けいたします。
(毎週木曜日頃)
*会報「いのちびと」は、6回/1年/1500円で定期購読できます。

573675_l

 新刊本「いのちの授業」をつくる、愛知県岩倉市への献本贈呈式について、毎日新聞さんに掲載(10/25 愛知版)いただきました。

 岐阜版に続き、愛知版です。小さな本をご紹介いただけること、ありがたいことです。12月、本をご縁に岩倉市内の学校にも伺います。ありがたいことです。

 小さな本、小さな思いが届きますように!

22.10.25毎日

 鹿も猪もでる、宮崎県の山間部にある、美郷南学園で「いのちの授業」です。小中一貫、各学年は10数名。地域に高校はありません。高校進学とともに、全員が親元を離れます。

 多くの先生が、学校近くに単身赴任。学校の電気を消し忘れていると、地域の人が先生宅に連絡してくれるそうです。給食をごちそうに。校長先生の教え子がつくる原木マイタケごはん、真鯛の唐揚げと地産地消です。「地元の味、人を忘れずに、自立してほしい」と校長先生。


 児童生徒の眼差しは、純朴キラキラ。その姿とおっとり宮崎言葉に、私もウルウル。子どもは地域で育む。心もお腹もいっぱいです。ありがとうございます!!

CIMG9659CIMG9666CIMG9669





日本講演新聞さん(宮崎市)に、お久しぶりにブラリ。

玄関には、「熱烈歓迎・日本講演新聞・鈴木中人さん」にビックリ!ブックスタンドには拙書がズラリ。またビックリ!水谷さん、くるみさん、みなさんの笑顔にホッコリ!

いい人には、いい話が集い、いい笑顔がいっぱい、ですね。

いい話の新聞を読んで、魂のメッセンジャー水谷さんの話を聞いて、みなさんもぜひ笑顔に!IMG_20221024_202030

 新刊本:「いのちの授業」をつくる(鈴木中人・玉置崇著、さくら社)を上梓し、全国の教育委員会や学校に献本するプロジェクト(9〜11月末)を進めています。みなさまから、「いのちのメッセージ」をいただいております。

 プロジェクトの取組み状況をご報告するとともに、お力を賜りたくお願いを申し上げます。


1.みなさまからの「いのちのメッセージ」
「感動しました。涙なしでは読めませんでした。圧倒的に本ものの『いのちの授業』があります。いのちのバトンを、現場の教師、子どもたちにバトンタッチしなければと強烈に感じました」(教育委員会指導主事)

「本が学校に届きました。すごい反響です。直ぐに実践してほしくて、担任の先生方と共有しました。どういった取り組みをしてくれるのか、これからが楽しみです」(中学の先生)

「手に持ってみれば小さな書籍ですが、読み終えた今、その重みがずっしりと心に響いています。『いのち』という深い難題に真正面から向かわれ、優しく分かりやすく、力強いメッセージに感銘しました」(校長)

「じっくり、ゆっくり読むつもりで読み始めましたが、気がつけば、のめり込んでしまいました。お二人の視点はとても参考になりました。仲間の校長にも薦めます」(校長)

「お二人の著作でありながら、単純な足し算の『二』ではなく、三にも四にも無限に広がっていく深さ。何よりも、景子ちゃんの人生の重さを、永遠の広がりを実感です。『今』と言う時間を大切にします」(教育関係者)

「全ての子が命を大切にする生き方を目指すには、『命と向き合う教育』を展開しなければならないと思っています。本書はその入り口になるものです」(教育長)

「この本も取組も素晴らしい。今の時代にこそ、大切にしたい、伝えたい、育みたいことです。私の役割を果たします」(教育長を務めた市長)

「本には『授業』と書いてありますが、お父さんもお母さんも、おじいちゃんおばあちゃんにも、そして、子どもたちにも読んでほしい本です。自分の『いのち』が当たり前でないことに、気づかせてくれる本です」(教育関係者)

「学校や教育関係者、知人へ献本します。本を手に取った人が何かを感じてくれたら、それをバトンのようにつなげてくれたら。次世代を生きる子供たちのために少しでもできることをします」(会社員)

「少しだけですが寄付させていただきます。ただ儲けても、誰の子どもであれ自殺する社会では意味がありません。優しさを広げたいです」(経営者)

「来年から教壇に立ちます。私は一度『いのち』を投げ出そうとした人間です。実習では『生きていれば必ず戻ってこられる』『死なないで』と伝えました。このような著書がこの世にあることに感謝です。感動という言葉では物足りないほど『いのち』について深く考えました」(大学生)


2.「広げよう!いのちの授業」プロジェクトの取組み状況
・新刊本「いのちの授業」をつくる、を9月23日に上梓。
→「いのちの授業」は何をどう学びのか、子どもたちに伝えたい「いのちのメッセージ」、授業づくりの実践ヒント、いのちの悩みに答える本。
→教育現場はもちろん、家庭や地域でも活かせます。

・全国の教育委員会や学校などに、約1200冊を献本済み
→当会より950冊、有志ご購入者より250冊を献本。

・教育委員会への贈呈式開催
→9/26岐阜県岐阜市、10/17愛知県岩倉市
→市内の全小中学校に配本、教育長も出席


3.メディア紹介
・09/12 日本教育新聞「『いのちの授業』を広めたい」
・09/30 毎日新聞 「いのちの授業出版」子どもの目線に合わせて学び合う
・10/06 NHKラジオ「いのちの授業」をつくる
・10/18 中日新聞「新刊本『いのちの授業』をつくるを岐阜市教委へ寄贈」
・10/21 毎日新聞「『いのちの授業』著者が書籍寄贈 愛知・岩倉市に」
・10/22 中日新聞 新刊紹介


4.お願い
・「いのちの授業」の輪を広げるために、プロジェクトにお力を賜れば幸いです(11月末まで)。
→本書を特別価格で斡旋しますので、お読みください、学校などに届けていただけませんか。
→寄付も募集中です。当会より献本します。
→SNSなどでもぜひご紹介ください。
・プロジェクト概要、本の斡旋、寄付などは、当会公式サイトをご覧ください。

鈴木様 プロジェクト記事 (002)IMG20221001005046 (002)CIMG9251 (2)

 今、「いのちの授業〜いのちのバトンタッチ」を子ども向「小説」にする企画を進めています。その原稿案が届きました。一読。心に沁みて、涙がホロリ…。

 ある出来事、ある思い、ある足跡がある。それを「題材」として、今に生きる読者の心に届ける物語=いのちのメッセ―ジを新たに紡ぐ。それが「小説化」なんだなぁ、としみじみです。

 景子ちゃんのお父さんとして、「いのちの授業」の実践者として。今、子どもたちに伝えたいメッセージを思い深めて考えたいと思います。

fountain-pen-1590909_960_720-2

 中日新聞生活面・新刊本紹介コーナーにて、「いのちの授業」をつくる(鈴木中人・玉置崇著、さくら社)が紹介されました。

 小さな「いのちの思い」が届きますように!

002

↑このページのトップヘ