負けてたまるか!泣いてたまるか!いのちを燃やして生きる。
(いのちびと2018.11号より)
・・・・・・・
Wさんは、学生時代から暴れん坊将軍ぶりを発揮?
麻雀・社交ダンス・囲碁はプロ並みだった。
父は、土建・建設会社を創業。
三十七歳のとき、父の病死に伴い社長に就任した。
会社はオイルショックを経て、倒産するとの風評が広がっていた。
ある仕入先に「危ない、納入価格を上げておけ」と言われた。
「弱い者いじめが大嫌いな性分。本当に悔しかった。負けてたまるか、泣いてたまるか!」
経営再建に全力で打ち込んだ。
社外のお付き合い事は全てやめた。ケチと言われるほど無駄を排した。
バブル時代にも、株も土地も一切せずに本業第一&現場第一を徹底。
ついに、会社を上場させた。
六十五歳で社長を勇退。
翌日から、エアコンのない倉庫に自分の机を置いた。
「新社長に全て任せました。私はいつ死んでもいい。その準備をしておかないといけません」
そこには、いのちへの強い思いがあった。
姉と弟を、若くしてがんで亡くしていた。
奥さんは、乳がんの手術をして入退院を繰り返していた。
家事や掃除は、全て自分でしている。
「私も持病があります。突然、大量出血して何回も入院。昏睡状態になったことも。
『いつもこれが最後だ』と思って生きてきました」
自宅にツバメの巣ができた。ある日、雛が巣から落ちて死んでいた。
「私の退院直後でした。身代わりになってくれたように思いました」
私財を提供して、公益財団法人を設立した。
土木建築を目指す若者に奨学金を支給するものだ。
「土木は五千年の歴史があります。世のため人のため、汗をかいて努力する思いを引き継いでほしいですね」
笑顔の中に、目を潤まして語ってくれた。
「いのちは燃やすものです。余生を燃やして、若い人の成長のお手伝いをさせてもらいます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*会報「いのちびと」から、「心に響く話」を抜粋しメルマガとしてお届けいたします。
(毎週木曜日頃)
*会報「いのちびと」は、6回/1年/1500円で定期購読できます。
(いのちびと2018.11号より)
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Wさんは、学生時代から暴れん坊将軍ぶりを発揮?
麻雀・社交ダンス・囲碁はプロ並みだった。
父は、土建・建設会社を創業。
三十七歳のとき、父の病死に伴い社長に就任した。
会社はオイルショックを経て、倒産するとの風評が広がっていた。
ある仕入先に「危ない、納入価格を上げておけ」と言われた。
「弱い者いじめが大嫌いな性分。本当に悔しかった。負けてたまるか、泣いてたまるか!」
経営再建に全力で打ち込んだ。
社外のお付き合い事は全てやめた。ケチと言われるほど無駄を排した。
バブル時代にも、株も土地も一切せずに本業第一&現場第一を徹底。
ついに、会社を上場させた。
六十五歳で社長を勇退。
翌日から、エアコンのない倉庫に自分の机を置いた。
「新社長に全て任せました。私はいつ死んでもいい。その準備をしておかないといけません」
そこには、いのちへの強い思いがあった。
姉と弟を、若くしてがんで亡くしていた。
奥さんは、乳がんの手術をして入退院を繰り返していた。
家事や掃除は、全て自分でしている。
「私も持病があります。突然、大量出血して何回も入院。昏睡状態になったことも。
『いつもこれが最後だ』と思って生きてきました」
自宅にツバメの巣ができた。ある日、雛が巣から落ちて死んでいた。
「私の退院直後でした。身代わりになってくれたように思いました」
私財を提供して、公益財団法人を設立した。
土木建築を目指す若者に奨学金を支給するものだ。
「土木は五千年の歴史があります。世のため人のため、汗をかいて努力する思いを引き継いでほしいですね」
笑顔の中に、目を潤まして語ってくれた。
「いのちは燃やすものです。余生を燃やして、若い人の成長のお手伝いをさせてもらいます」
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