「四苦八苦の世の中に生きるために」
(大人のための「いのちの授業」致知出版社)
・・・・・・・
「鈴木さん、もう二稼ぎしないといけませんよ」
Aさんはニヤリと言われました。私が会社を辞めて、「いのちの授業」を始めるためにご挨拶に伺ったときでした。
「鈴木さんは、美しいことを語る人になりますね。
でも、世の中の人は、生きんがために泥だらけになって生きているんです。煩悩に思い悩みながらも、大切なことを求め続けて語るからこそ、人の心に届くのです。
この世に生きなくちゃね。この世を出て、仙人や神様になってはいけませんよ」
一稼ぎでは足りない、もう二稼ぎ。
生きんがために煩悩にまみれて…。なるほどなあ、と感嘆したことを覚えています。
お釈迦様は、人は四苦八苦の世の中に生きる、と言われたそうです。
四苦とは、「生」「老」「病」「死」。さらに四苦を加えて八苦になります。
「求不得苦(ぐふとっく)」=求めるものが手に入らぬ苦しみ
「怨憎会苦(おんぞうえく)」=恨みや憎しみを抱いてしまう人と出会う苦しみ
「愛別離苦(あいべつりく)」=愛する人といつか必ず別れなければならない苦しみ
「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」=心身を思うようにコントロールできない苦しみ
「苦」とは、単に苦しいということではなく、「思い通りにならない」という意味とのことです。
お釈迦様でも、思い通りにならない「四苦八苦の世の中」です。大凡人の私が、「この世に生きる」を悟れるはずもありませんね。
四苦八苦の原因は、自分にある。
思い通りにならぬと、自分を小さくする―。
思い通りになると、自分を大きくしない―。
平気で生きていけぬ私は、そう心がけようと思います。
・・・・・・
メルマガ「いのちの授業 あの日から」は、週1回(月曜日頃)、鈴木中人の著書&会報「いのちびと」&出会いなどからお届けします。会報「いのちびと」(12Pカラー)は、1年/1500円で定期購読できます。
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Aさんはニヤリと言われました。私が会社を辞めて、「いのちの授業」を始めるためにご挨拶に伺ったときでした。
「鈴木さんは、美しいことを語る人になりますね。
でも、世の中の人は、生きんがために泥だらけになって生きているんです。煩悩に思い悩みながらも、大切なことを求め続けて語るからこそ、人の心に届くのです。
この世に生きなくちゃね。この世を出て、仙人や神様になってはいけませんよ」
一稼ぎでは足りない、もう二稼ぎ。
生きんがために煩悩にまみれて…。なるほどなあ、と感嘆したことを覚えています。
お釈迦様は、人は四苦八苦の世の中に生きる、と言われたそうです。
四苦とは、「生」「老」「病」「死」。さらに四苦を加えて八苦になります。
「求不得苦(ぐふとっく)」=求めるものが手に入らぬ苦しみ
「怨憎会苦(おんぞうえく)」=恨みや憎しみを抱いてしまう人と出会う苦しみ
「愛別離苦(あいべつりく)」=愛する人といつか必ず別れなければならない苦しみ
「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」=心身を思うようにコントロールできない苦しみ
「苦」とは、単に苦しいということではなく、「思い通りにならない」という意味とのことです。
お釈迦様でも、思い通りにならない「四苦八苦の世の中」です。大凡人の私が、「この世に生きる」を悟れるはずもありませんね。
四苦八苦の原因は、自分にある。
思い通りにならぬと、自分を小さくする―。
思い通りになると、自分を大きくしない―。
平気で生きていけぬ私は、そう心がけようと思います。
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