2006年01月10日
私信。
冷たい風が吹いているね。
体にも心にも染みてくるね。
寒いだろう?
冷たくて、痛いだろう??
此処は思っていたより尖った道が多くて
参ってしまわないか心配だ。
見えない何かに
押しつぶされないか心配だ。
あまり気にしすぎてもあれだけれど。
おもっていたより
景色は綺麗だよ。
おもっていたより
風は暖かいよ。
おもっていたより
霧は薄いものだよ。
おもっていたより
私は近くに居るよ。
ほら、
にっこり笑ったら
目の前は
もうじき晴れる。
乱文。
時々思い出すのは
ほんの少し前の記憶。
人を好きだとか嫌いだとか
そんな次元はとうに超えていて、
四六時中相手の事を考え
四六時中一緒に居たかった。
彼が傍を通るといつも目で追ってしまって
彼がいつも傍に来る事を祈ってた。
背格好も癖も声も目も口も鼻も
何もかも全て
覚えていられたのが誇り、
生きている中で一番好きだった、なんて、
安易に言えない、
でも
もしかしたら
そうだったのかもしれない、
心が不安定な頃の恋愛だったから
そう思えるのかも知れない。
良い事ばかりじゃなかった。
悪い事ばかりだった。
けれど、
あれほど楽しい時期は
凄く貴重だと思う。
幸せに慣れるのも
逆境に慣れるのも
後々強くなれるから良いのだけれど、
慣れすぎて
苦しい時もある。
そんなときも
ある。
止まっていた時間が動き出す様に
素直じゃない自分が活性化し始める。
食い止めて、
泣く。
2006年01月02日
短文。
あまりにも寒かったのは昨日。
あまりにも辛かったのは去年。
あまりにも楽しかったのは7年前。
あまりにも狂おしいのは此処数ヶ月。
夢の様な空に吸い込まれ、
一歩一歩線路沿いを歩いて行く。
カフェインとニコチンの味に酔い痴れて
夕暮れに染まる帰路につく。
ただ思い返すは戻らない昨日と迫り来る明日。
冷たい風に晒され、少し怖くなろうとも、
私は何も言わないよ。
2005年12月29日
あたし。今。あなた。

あれ、ちょっと前が見えずらい。
でも、
心地良いよ。
日光がほわっと差し込んでくるような、
そんな感じだよ。
それを、その光を、
私は出来るだけ大事に包みたいよ。
必要以上に悲しい思いをしないように。
ちゃんと前を向いて歩けるように。
「私の手を、
私の手の形や温度を覚えてしまったなら
あなたは私から去りなさい。」
と、頭の中の誰かさんが言ってる。
私は必死にそれを食い止めてる。
それでひたすら葛藤する。
時には苦しくなって泣く。
でも、それも心地良いよ。
苦しい、辛い、と思ってしまえばそれまで。私の為の何かが、何も見つからないのは嫌だよ。
あれ、強がり?
まぁいいか強がりで。
思ったより高い壁じゃ無かったし。
何だか馬鹿みたいに誇りが高いよ。
好きだよ。
それだけ。
2005年12月18日
過去。

なんて思わない様にしていたのは事実。
ひたすら好きで居たかったから。
限り無く低姿勢で見つめて居たかったから。
誰に罵倒されようとも構わない。
安易なラブソングなんて要らない。
待つ、待たない、
思っている事は誰だって一緒だ。
ここで思えてれば良い。なんてそんなの綺麗事。
そんな偽善要らないよ。
電子画面上で誰とも繋がらないよう
意図的に連絡を取らないのは常。
押し潰されそうになるのを堪えながら、
ひたすら眠る。
いつも巡ってくるのは朝だ。
鏡を覗いて『笑え』と呪文をかけて出掛ける。
おい笑うなよ。
消えたらどうすんだ。
2005年12月17日
揺らめく、煌く。
最近は外に出る機会が多くて、色んな人を見つめてみる。
一度、品川の改札の前で別れを惜しむ様にキスをしていた男女を
目撃した。
もうそれは、他人からしたら目に余る、そしてひときわ目立つ行為なんだけれど。
「あぁ。」と色々考えた。
誰からの視線も気にせず二人の世界に入れるなんて幸せだ。
「人前で恥ずかしい」なんていう概念は大昔に誰かが作ったものだ。
そう言う概念を全部抜き取って、
自分の気持ちに正直になって考えてみた時に、
私にはやっぱり無理だ。
帰り際、勢いでキスしてみたい時だって、
追い掛けてみたい時だって、
振り返ってみたい時だって、
ある。
でも、やっぱり出来ない。勇気が出ない。
自信が無いのか。 あぁとてつもなく ちっちゃい。
だからいつも出来るだけ何も考えない様にして、
音楽を聴きながら夜の風景を眺めて、
熱い浴槽に浸かって眠る。
そしてまた夜が明けて、
私は笑う。
「全ては私の為に」、
と、
何に於いても悔いの無い様に進んできた。
好きな事はとことんやった。
”好きな事”が”大好きな事”に変わって行くのを体感し、いつも感動していた。
嫌いな事はだらしない力の抜き加減で処理してきた。
好きな事か嫌いな事かわからなかったらどうすればいい。
判断出来ない時はどうしたらいい。
見直せって、戻るなって、いつも思ってる。
葛藤から逃げるな、っていつも思ってる。
けれど、見直せずに、戻ってしまって、葛藤から逃げてしまっている。
あぁ限りなく病んでる。
根腐れてる。 今
限りなく弱気。
御免なさい。
2005年12月06日
嘘。
大切な友人はバンドマンが好きだ。彼女の片思いなのか。
一晩だけ二人で過ごした事があるらしい。
それまでメールでのやり取りで
そのバンドマンはその彼女に「運命だ」
「俺は音楽が一番だから割り切って付き合ってくれる子でないと
駄目だ。」と吐いた。
彼女はひたすら信じてひたすら我慢してバンドマンに対する「好き」を膨らませていった。
そして一晩を過ごした。
二人で朝を見た。
それからは頻繁だったメールも電話も途絶えがち、
と言うより途絶えた。
世間一般に言うあれか。下品過ぎて書けないが。
それでも彼女はまだそのバンドマンを好きでいる。
バンドマンはメールも電話も無視をするけれど
ライブ会場に行くと彼女に優しく接する。
この間は「可愛くなったな」と笑顔で吐いていた。
ファンの手前か。
ライブ会場ではアーティストでいなきゃ成らない、と。
まぁ当たり前か。
そう言って私達の元から離れて行った後
バンドマンはメンバーとこちらを見ながらこそこそと話していた。
彼女が見ていない事をいいことに。
何を言ったんだ。見えてないとでも思っているのか。
お互いの個人的な連絡先を知っているなら、
ライブ会場では作った自分で居なきゃ成らないのなら、
「好きな人が出来た」「付き合えないよ」と
個人的に言えないのか。
一言そう言えないのか。
嘘でも良いから言えないのか。
このまま彼女を放置しておく気か。
バンドマンの誕生日の日、
「会いに行ってもいい?直接おめでとうが言いたくて」と
彼女はメールを送った。
無視されるかと思いきや、
「今東京に居ないんだ」と。
東京でのライブの2日前だ。
所詮そんなものか。
判っては居ても最初からべたべたと優しくしていたのは
明らかにバンドマンの方だ。
最初から「それだけにしよう」と云われれば
彼女も割り切る事が出来ただろう。
バンドマンが口走る唄が全て嘘に見えた。
と言うより嘘か。嘘だらけだから伝わって来なかった。
汚い音楽は大嫌いだ。
とある映画で自分の息子が夫ある女性と不倫していた事を知って
母親は自分の友人でもあるその女性に
「あの子の一番綺麗な時間を返しなさい」
と シャンパンをかけた。
耐え切れなくなって涙する彼女を見て
何も言えない自分が一番憎らしかった。
2005年12月05日
気付いた。
2005年12月04日
曇った景色なんて無い。
此れからは 身を削って、精神がぼろぼろになろうとも
働けたら、と思います。
無理をしようとしてるのではなく、都会の雑踏に身を捧げたいのです。
誰かの歌詞では無いけれど
急いで人ごみに染まりたい、と。
「ブレイブハート」と言う映画のラストシーンを
思い出してしまったのは先日の別れ時。
人ごみの中に一番に追い掛けたい人の姿が。
その時一瞬、「あぁもう逢えないのかも。」
と思ったのは何故だかわからないんだけれど。
一年前位に「切ない」と言う言葉を使わない様に
自分に封印をかけました。
暫くして葛藤していた気持ちが冷たくてさらさらした水に
洗われた様になりました。
例えば、
「あなたに出会ってから景色が明るくなった様な気がします。」とか
「哀しいときも喜ぶときも怒るときも楽しいときも、
自分の素直な気持ちに忠実になれる様になった気がします。」とか
「あなたのせいで馬鹿みたいに悲しくなって胸が締付けられる事もあるの
ですが、それは決して辛いとか哀しいとかそう言う次元では無いと思うのです。
寧ろそれは良く言えばあなたが私に与えてくれた壁の様な物、
悪く言えばこの恋は私がもう少し大きくなれる様に仕組まれた罠。
養分が豊富で濃厚な、張りのある黄身の様な色を放つ、
そんな時間が沢山詰っていると思うのです。」とか
気の利いた言葉を直接目を見て言いたいんだけど言えずじまい、
結局それは私の胸の中にたまって「切ない」と言う言葉で括ってしまいます。
よってまた「切ない」と言う言葉を封印します。
美しい程曖昧な言葉を不安定な私が口走っては成らない様な気がして。
こうやって目まぐるしく変化する感情に縛られながらもすぐ眠気に襲われてしまうしまいます。
けれど明日になればまた私は目覚めて活動し始める。
そして不甲斐ない、と自分を責め立てる。
それでも、
とても大切に思える人が居ればそれで良いか。
妙に開き直って、就寝。
2005年11月30日
あくまで勢い。不快に思う人が居たなら流す事。
調子に乗る人が居る。
その人は自分が一番傷付いている様な振りをして、
それをぶちまけて結構な人数に不快な思いをさせて居る。
不快な思いをしてる人達は段々その人をスルーする様になる。
大人だ。その方がよっぽど、
大人だ。
けど、
不快な思いをさせる方はそれに気付かず、
また傷付いた振り。
世の中には私の事を嫌い、遠ざかって行く人も居るだろう。
毎日とは言えないが日常の中で私も少なからず他人を傷つけ、
迷惑を掛けているだろう。
其れは勿論の事。少し考えれば判る事じゃないか。
それなのに潔く割り切れないのか。
其処まで子供なのか。
少し傷付いた位で大きな傷を負った振りして自分に浸って、
それを武器にして毎日を生きて行くなんて。
寂しさとか怒りとか悲しい気持ちは忙しさで紛らわせれば良い。
其れだけでもう、幸せ。
早く此処から出よう。
2005年11月28日
吐き出すのなら其れでも可。

遠く離れて行ってしまった様で、
実は其れ程離れて居ない、
切なくて、恥ずかしい程甘酸っぱい記憶をひたすら思い返してみる。
先に蘇るのは後悔ばかりでどうしようも無いんだけれど、
やっぱり何があっても忘れてはならない記憶の様な気がして。
もしあの時に戻れるのなら迷わず、
『ここに来て。』
と言えるかもしれない。
後悔によって成長した己、恐ろしい程ゆったりと進むこの思考回路。
その殆んどが今までの記憶によって形成されている気がする。
何かを投げて相手が私の考えている事と同じ考えになれば良い。
もう少し周囲の反応を素直に汲み取れる様に。
またあの時の記憶を無我夢中で掘り返す。
2005年11月25日
憤りなのか、腑に落ちないのか。・・・ああ結局は自分自身か。
色々計画してる事とかあるんだけれど、
まとまってないうちに
言葉にして発してしまうと、
自分でわかってないわけだから
うまく相手に伝わらなくて
結局私がきりきりきりきり胃の痛みを堪える事になるんだ。
言うべき事を言わなきゃいけない時は、
必然的にそう言う雰囲気になって行く、
だから、
少し待っていて欲しかった。
結論を急ぐ母親の気持ちが痛い程わかる。
うまく伝えられない、
という事は、
私の決心が甘いと言う事。
私の能力が低いと言う事。
それは決して「私が全て悪い」と言ってるわけではなくて、
「私の欠点」の一つとして受け止めようと思う。
外に出て居ないから甘ったれている。
外に出て居ないから世界が狭まる。
自分の手で変えられる物なのだから、
無駄に世界を狭くする必要は無い。
もっともっと
違う世界とか、違う人と出会いたい。
「私」と違う「誰か」と話がしてみたい。
広げたい。
打ち明けるととても楽。
でも決断を出すのは自分。
大切な人達に貰った言葉を糧にして
私は絶対自分で決める。
目標が叶うように。
わがままな私は
一度決めた事はその通りにならないと気が済まない。
欲しいものはどうしても手に入れたい。
例え手の届かない高価な物でも、
何とかして手に入れる。
もっともっと
凄く強い人間になる。
もっともっと
ゆっくり歩ける人間になる。
このままでは嫌だから。
2005年11月22日
あ!
あのね、
ちょっとね、
気が付いた。
傍に居て安心できる人、
まぁそれは好きな人とか、
親とか、
すっごく大切な友達、
とか、
人によって違うと思うんだけれど、
そう言う人達って、
「ぬいぐるみ」みたいだなぁ、って。
小さい頃から大事にしてたぬいぐるみとか
眠るときとかも一緒にベッドに入れておく、
みたいな、
そう言う「ぬいぐるみ」と感覚が似ているなぁ、って。
自分の肌にくっついても
何の違和感も無い、みたいなね。
2005年11月21日
複雑な心境。
昔
そう丁度高校3年生位の頃、
色々なブログを読むのがとても好きだった。
自分の状況と重ね合わせて、
少し嬉しくなったり、
悲しくなったり、
切なくなったり。
私とは違う世代の人達が
私と同じ様な気持ちになったりして。
誰かを慈しむと言う事は
容易な事ではないね。
自分の気持ちを綴っていると
どうしても
弱弱しくなってしまう。
「愛する」と言うよりは
「慈しむ」という方が理解しやすい。
あぁもっと話せたら、
なんて思っていると
通話時間には「37分」なんて出ている。
その数字から伝わってくる
現実的な感情。
「もっと」「もっと」という願望と
「また話せるね。」と言う安堵感。
この季節の昼間、
家の中に篭っていると、
考える事がたくさんある。
西日の強い部屋で
ベッドに転がって、
茜色の夕日に照らされながら
今まで出会った人達との交流を
思い返してみた。
傷つけた人も多からず居た。
逆に傷つけられた事も。
一緒に居るだけでいい、
なんて思った事もあったっけ。
「あの場面で〜〜していなかったらこの人とは出会って居なかったな。」
なんて言うのも。
あぁ、
思い返すと面白い。
色んな顔、色んな声、色んな出来事。
友達であれ恋人であれ、好きな人は勿論、
大嫌い!って言う人にも出会ったわけだけど、
その人達と関わりを持った事で
自分はどれだけ成長した事か。
同じ中学校の仲の良い男友達から久しぶりにメールが来て、
お互いの状況を報告しあった。
彼には好きな人が出来たらしくて、嬉しくなって、
誰だか尋ねてみると、
それは私が中学校時代大嫌いな女友達だった。
ただでさえ自己中心的な私に勝るほどの
自己中心的な彼女に圧倒され、
悔しいけれど傷ついた。
最近その女友達と交流は無いんだけれど、
どうやらその彼から見れば自立した女性になっているそうで。
耳に飛び込んでくるのは悪い噂ばかりだけど。
とても複雑な気持ちだけれど、
「ねぇ、亜紀、どうなんだろー?この恋。」と
言われるまでは
何も言わないつもりで居る。
今度の祝日に詳しく話を聞く運びとなった。
複雑な心境の私が
彼に何て言葉を掛けるのだろうか。
自分でもよくわからない。
乞うご期待。
2005年11月19日
2005年11月18日
あぁ

大人になりたい。
いつもいつも不安になるとわーわー騒いじゃうよ。
もっと近付きたいよ。
怖いよ。
気付いたら泣いてる時とかあるけど
そう言うのもちゃんと自分で消化したいよ。
迷ってる事がたくさんあるよ。
弱くないもん。
笑ってるけどキリキリお腹痛い時だってあるよ。
暗闇が怖いから電気消せないよ。
寂しくなんかないもん。
本当に寂しくなる時があったら
お家から飛び出してどっか遠くの方行っちゃうよ。
必ずしも良い事ばかりとは言えないからさ
明日になるのがちょっと怖いんだよ。
もし何かの病気になってご飯食べてる時とかお風呂入ってる時とか大好きな人の事を想えない脳になっちゃったら嫌だ。
嫌と言うより寂しい。
何を言われても嬉しくないなんて嫌だ。
先を見据えるのが嫌だ。
でもこんな事ばかり考えてしまう夜の方が嫌いだ。
2005年11月14日
ふと思った事。
何だか物凄く今素直。
もっと心の可愛い人間になれたらなぁ、
って切に願う。
もっともっと目に見える事とか耳に入ってくる言葉で、
嬉しくなれるように。
楽しくなれるように。
嬉しいことを言ってくれるあの人に
ちゃんと応えられるように。
先日まで曇っていた心情も晴れて、
とても
優しい気持ちで居られるのです。
2005年11月08日
思った事を沸々と。
どれも初めての感覚だった、
ふわふわと浮いている様な感覚、
あの人の喋っている声も耳の奥で響くだけで、
言い様の無い不安感が私を襲って、
あぁ、怖い、
壊したい、
と思った。
「終わってしまえば。」
と。
好きなのに、
まだずっと一緒に居たいのに、
無性に終止符を打ちたくなる。
「嬉しい」とか「幸せ」とかそう言うのと
混ざり合って何とも複雑で。
とにかく昨日は壊したくなって、
ふいに抱き締められた時に、
物凄い勢いで「全部終わってあなたも私も一人ぼっちになって・・・」
なんて事を考えてた。
でも全部、
見透かされてた。
もうどう言ったらいいかわからないんだけど、
色々考えてしまうんだけれど、
物事を冷静に見る能力が私はあの人より乏しい、
まぁそれは勿論なんだけれど、
あの人は此処までどんな景色を見てきたんだろう?
って考えたら、またちょっと嬉しい様な寂しい様な感覚に陥って、
生きている上での重要な地点に於いてあの人は、
自分の感情を信じて進んできたみたいで、
いつもその話を聞くと凄いなぁ、
と思うし、
穏やかな様に見えて
あの人はとても強いし、人の感情を見抜く力が鋭くて、
どうやら私はよく寂しそうな目をしているらしくて、
それを言われる時私は案の定悲しい事ばかり考えていて、
悲しい事を考えている時にちゃんと寂しい目になれるなんて、
素敵な事だなぁ、って思って、
それに気付かせてくれたのはあの人なんだなぁ、
と思って、柔らかい幸福感に満たされるわけだけれど、
やっぱりふいに、
「このまま」が怖くなってしまって、
目標が定まってない様な感じがして、
余計な事ばかり考えてしまう、
催促ばかりしてしまう、
急いでしまう、
相手の感情を窺っている私は無様なんだろうぁ、
と思うんだけれど、
怖くなるとどうしてもそうなってしまうわけで、
何をされても、何を言われても、
「自ら終わらせれば。」と考えている自分が居る。
この何とも言えない破壊欲を背負って、
またあの人に逢うと思うと、
少し申し訳ない感じもするけれど。
まぁ、しょうがないか。
本当に終わらせるよりはまだましだ。
2005年11月05日
頭の中の思い。
ああ伝えたい。
旨く、伝えたい。
言いたい事を確かに、強く。
でも出来ない。
旨く言えない。
うまく言えてしまう程、
軽くは無い、
と言う事?
違う、
「軽い」、「重い」で片付けてしまうのは惜しい気もする。
言おうとすると笑ってしまう。
理解し難いこの安心感。
無駄。
此処で安らぎを求めてはならない、
と。
必要以上に優しさを求めても駄目。
想像以上に平衡感覚が取りづらいのは気の所為。
崩れそう。
課せられた現実と、
自分の精神のバランスが整って居ない。
追着けないと考えるのはとても口惜しい。
私の思考回路は此れで限界なの、
と胸を張って発する勇気も持ち合せては居なく。
ああ、只此れは、
一般的に玩具として括られいる積木の様な物だと仮定して、
真剣に取り掛かって行けば、
楽しめるのかも知れない。
一つの物が合さって理想の物として形成されて行く、
その何処か冷えた感覚を楽しむ事も出来れば、
作られて来た時間など御構い無しに、
無様に、でも着々と姿が崩れていく、
その感覚をも楽しむ事が出来る。
冷静な能力が欲しい。
実際、「積み木」を楽しむ事等出来そうも無い。
守るべき物を失くしてしまいそう。
「玩具」「積み木」
最初からそう割り切っていれば良かった物を。
2005年11月03日
雨と雲。

電車を降りて駅から家まで歩いて帰ってくる時に、
無性に寂しくて、少し泣きそうになって、
それは今日の夕方の出来事なんだけど、
そんな時今あの人は何処で何をしてるんだろう、
とか信号待ちの時に考えたりして、
隣で子供が楽しそうに笑っていて、
あぁ私も久しぶりに馬鹿笑いしたいな、
なんて思ったら、本気で泣きそうになって、
早歩きして横断歩道を渡ったわけだけれど、
何か其処で昨日の電話のやり取りを思い出してしまって、
「これからどうなるんだろう?」って
明るい声で言ってたよなあの人は、
まぁ、いいんだけど、
「今一番何がしたい?」って聞かれて
「乙女なので言えません。」って笑いながら言ったら
「いえる範囲で」って笑いながら言い返されて、
「光がばぁーっていっぱいある、
あぁたとえばディズニーランドとか行きたい」
って言ったら
「すぐには無理だけどいつか叶えてあげるよ」
って言われて
本気で、ぎゅってしぼんで無くなっちゃう位抱き締めたいって思って黙ってたら、
「今何かね、何だろう。
んんーーーー・・・
多分ぎゅってしたいって思った」
ちょっと何故か笑ってしまって、でもあの人はまじめで、
「電話しない方が良かったかも。
寂しくなるよ。寂しさが増すんだよ」
って言われて私もまじめになって、
うわーって頭の中が混乱して、
「寂しい思いをさせてごめんね。」
と謝るあの人に、
最後に精一杯勇気を振り絞って、
「平気だよ、私は強いんだよ、
気にしないで、お仕事頑張って・・・・、って言ったらおかしいかもしれないけど、
んーーーでも頑張ってね。
私は大丈夫だよ。」
って言ったんだけど、
電話を切った後凄い勢いで何か涙なしの嗚咽みたいなのが
漏れてきて、家族にわからないように一生懸命笑って、
何も考えないようにして眠ったのは昨日、
今日の朝はすっきり目覚めて、
自分の用事をこなしていって、
お友達といっぱい笑って、
大学の事とかも悩んで、
先輩って素敵だなぁって思って、
急いで帰ってきて、
電車を降りたら寂しい夕方だった。
寒くて寒くてしょうがない、
寂しい寂しい夕方だった。