一昨日、夜は雪かという寒い日は吟行で明治神宮へ。思いのほかの大収穫は山雀という鳥を覚えたこと。俳句を始める前は、その辺りにいる鳥は、大きければ鴉、小さければ、雀、真ん中は鳩と思っていたくらいで、その他の鳥がいるということに思いが及ばなかったくらい。俳句を始めてからも、鳥は遠くにいて小さくて動くので、なかなかしっかり見ることが出来ず覚えられなかった。今回はメンバーにほぼプロがいたので、いろいろ教わったが、こんなに色鮮やかな小さな鳥が山雀といい、手を出していると手にとまってくれたので、感激してしまった次第。いい鳥です。ただし夏の季語です。新日本大歳時記 講談社 には「利口な鳥なので芸をしこむとよく覚える。」とあります。
山雀の高音に成るも別れかな 去来
山雀の高音に成るも別れかな 去来