2006年08月28日

「麻雀無限会社39」本当のエンディング

今日も緊急措置で一日二回更新。
読む人のペースが追いついているのか心配でもあります。


壮大な伏線を残しながらも2006.3月号にて終了した、近年の近オリを支えた名作「麻雀無限会社39」
最後は原作の安藤満氏の逝去により闘牌の質も低下しており、惜しくも打ち切りになってしまいましたが、曰く「普通のペースで描いたらあと5巻分くらい」という真のエンディングがすでに用意されていたそうです。

mixiの「本そういち」コミュにて発見しました。
コミュ管理人の、本そういち先生の奥さんでありアシスタントでもある須本あさ美さんの書き込みだから間違いないでしょう。


以下、上記コミュより転載。



本当のエンディングというのは、
東京ドームでの麻雀大会の決勝戦メンバーが高井、沢村、VSガンジー、チャー坊…となって高井派とガンジー派の雌雄を決するガチンコ対決が行われるはずでした。ザンクの方針について、ガンジーと高井とで相容れない関係になってしまうんですね。

もちろん、ガンジー(アマ代表)が選出される以前の段階でザンクの中でひと悶着あります。8巻のエンディングではザンクのメンバーは仲良しだったけど、そもそもの案では涼樹との対決を通して、尚一層、闇の世界へ引きずり込まれていくガンジーと、テレビやプロ団体といったメジャー指向の高井とで麻雀観に亀裂が生じる、という設定でした。たしか途中の巻でも、「ここから高井とは麻雀にたいする向き合い方が決定的に変わった」といったような表現があったはず。(うろ覚えですみません)仲良しでエンディングだったのは8巻の涼樹編で連載終了が決まったのでとりあえず話をまとめるためです。(仲たがいしたまま終わりじゃ後味悪すぎるし)

それと大きな変更点としては、本当は涼樹は対局を通して死ぬことになっていました。最高の対局相手、ライバルであった涼樹の死をかけた闘牌を受け継ぐ形でガンジーは成長する…そして高井との頂上決戦を決意する、といった流れだったように思います。

なお、東京ドームでの麻雀大会の会場はオッズ式で観客は南場に入るまで席移動自由(オーラスまで移動オッケーだったかな?)でライト側、レフト側の応援席へ1000円(金額忘れた)入場料(掛金を合法化するため入場料扱い)を払って入場、観客席には何万人かいて(テレビ中継やイベントを入れて宣伝、途中入場も可で最終的に1万人以上の興行になったという設定)それで、優勝者を当てた人には懸賞金として配当が出たような。

決勝戦ですが、それぞれの局面での闘牌の設定を決めた打ち合わせを見学させてもらっていたのにも関わらず、すっかり内容を忘れてしまいました(汗)面白いな〜と関心したことだけは覚えています。まさか描かずに終わると思わなかったので…。

決勝の結末は、ガンジーの勝利です。1巻で伏線?としてすでに、高井君のセリフで「ガンジーと僕との直接対決ではガンジーのほうに分がある」といった表現があったと思います。

それとどういう流れだったかは忘れましたが、高井君が全ての人間にきらわれるような状況に陥ります。倉田さんにも見放されます。もともとプロ団体も利用するだけで裏切っていましたしね。決勝の最後を通して、読者も含め、全ての人間がガンジー側を応援したくなるような展開になる、、、という感じだったと思います。

でも最後のシーンで、1人きりになった高井君の背中越しに沢村がやってきて、「俺はアンタについていく」と言って、たとえ2人でも再びザンクを存続させていこうと思う、、そんなエンディングでしたかね…。(渋い終わり方でした) ってことはガンジーはザンクを壊す必要があると考えていたのでしょうか。(麻雀に対する考え方として、ガンジーは生死をかけた対決こそが真の麻雀勝負といった感じがありましたし。)

追記
涼樹の死は闘牌原作者の安藤さんが元気でおられた頃にすでに展開ができていて、安藤さんいわく、「死に直面した人間の麻雀の感性を自分なら描ける」とおっしゃられていたのですが、、、実際の展開で涼樹の最期の闘牌に入った頃には、すでに執筆もままならなくなってしまい、結局、安藤さんの手によって涼樹の最期の闘牌が描かれることはなくなってしまいました。作品としても本当に残念に思います。ザンクという作品はは安藤さんの闘牌あってこそであったので、連載終了に関しては、他の要因が色々あったにしても、やはり安藤さんの死が一番大きかったと思います




感想をざっと箇条書き。

・こ、これは読みたかった…。
・ピリ健は? まぁ打ち切りの戦犯だと思うけど…。
・高井とガンジーの対決というのはやはり必須条件でしょうね。こういう漫画なら絶対にやっておかなければいけないですよ。
・ガンジーの勝利にまでちょっとした伏線があったのには感動。
・ウホッ!いい沢村

これが安藤プロの魅力ある闘牌付きで最後まで勢いを落とさずに連載されていたら、かなりの名作麻雀漫画になっていた予感がバリバリしますな…。本当に残念です。

「他の要因」というのは本先生の仕事の多忙さとかなんでしょうが、もしこれに「編集の方針」というのが入ってたら恨みますよー…。
最近の近オリは39以下の漫画がゾロゾロと並んでますからねぇ…。


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いのけん at 12:00│Comments(6)はてなブックマーク - 「麻雀無限会社39」本当のエンディングこのエントリーをはてなブックマークに追加twitterでつぶやく麻雀漫画(その他) 

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1. わしじゅさまがかわいすぎる  [ 日刊現代麻雀 ]   2006年09月01日 18:54
<画像> ■わしじゅさま0001話「殺意の誘惑」 ■わしじゅさま0002話「一縷の幻想」 ■わしじゅさま同人誌化! (近代麻雀漫画生活) 「ちゅるやさん」のうつらうららかさんとアカギの鷲巣様のコラボ! キュ??/ Y

この記事へのコメント

1. Posted by ませ   2006年08月28日 12:40
これは読みたかった……
2. Posted by あぐら   2006年08月28日 16:15
39は読んだ事無いですが、この記事だけ見ても他の漫画より
抜きでていることがわかりました。
これは読みたい・・・。
3. Posted by いのけん   2006年08月29日 23:26
最近イイ長編麻雀漫画が少ないですねー。
とりあえずリスキーエッジが単行本化されるのが救いです。
4. Posted by       2006年09月03日 05:17
東京ドーム決戦の予定が打ち切り・・・
どっかできいたことあるような、ないような・・・
5. Posted by いのけん   2006年09月03日 23:07
覇王のことかーーー!!!
まぁあっちは打ち切りじゃなくて「鬼隠し」ですけど…。
6. Posted by ませ   2010年08月26日 16:38
4年前にもコメントしてたけど、やっぱりこの展開は読みたかったなー

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