2022年12月01日
雀魂×咲コラボ広告が「性的なイラスト」と話題になった件
麻雀アプリ「雀魂」と「咲-Saki-全国編」のコラボ第2段が2022年11月16日から行われています。私も雀魂は1日1戦やっています。ガチャは、お守りでコツコツ溜めていた石で福路美穂子さんを引けましたが、追加課金分では大惨敗しました。ガチャは悪い文明…。妻が描いたユカポン（捏造）に慰めてもらってたら、松本光司先生が描いたユカポン（本物）が慰めてくれるという僥倖が舞い降りたので救われましたが…ｗ
雀魂はそれなりに知名度はあっても言うて誰でもルールを知っているわけでもない麻雀ゲームなのですが、「咲-Saki-」というわりとみんな名前は知ってる作品とのコラボパワーで、今回もセルラン1位とかになったみたいですね。なんだかんだ大型コラボなんですよねー。
そんな人気コラボともなると、広告などで様々な人の目に触れることで、ケチを付けてくる人が出てくることもあります。今日は、そんな話の顛末や、私の意見を書き残しておこうかなと。
可愛いユカポンありがとうございます☺️ pic.twitter.com/gJuaNXS0vc
— 松本光司（漫画家） (@himeigarashi) November 27, 2022
雀魂はそれなりに知名度はあっても言うて誰でもルールを知っているわけでもない麻雀ゲームなのですが、「咲-Saki-」というわりとみんな名前は知ってる作品とのコラボパワーで、今回もセルラン1位とかになったみたいですね。なんだかんだ大型コラボなんですよねー。
そんな人気コラボともなると、広告などで様々な人の目に触れることで、ケチを付けてくる人が出てくることもあります。今日は、そんな話の顛末や、私の意見を書き残しておこうかなと。
事の発端は、11月25日の尾辻かな子さんという前衆院議員の方のこちらのツイートからでした。
雀魂×咲-Saki-全国編コラボの広告イラストを「女性の性的なイラストが堂々と」と、ハッキリと断罪してはいませんが明らかに問題視するような言い方で話題にして、それが徐々に拡散されていき、翌26日には私の目に触れることになりました。
直感的に思いましたね、「おっ、これは面白いことになりそうだぞ」と。「大変なことになりそうだぞ」とか「炎上騒動に巻き込まれた！大変だ！」とかではなく。なんせ、局部やら臀部が見えたりしているというようなものではなく（園城寺怜さんの臀部は名前で隠していますね）、こうしてすでに貼り出されている時点で「広告として問題なし」と判断されたイラストなわけですから。尾辻氏の「性的なイラスト」という言い分は個人の感想でしかなく、「萌え絵の広告キメエｗ」という意見と同レベルでしかないものでしょう。
なので、いくらこの手の輩に問題視されようが、それで読者が離れる・新規読者が減るなんてあり得ないし、問題無いとして掲示されている広告や漫画の連載が表現規制などに至ることもあり得ないわけで、単に「昔アニメやってた時に読んでたなぁ」という人に作品が健在だと報せて再び興味を持たせられる「勝ち確」の話題だなー、と。
そういうわけで、早速「ネタ」として遊びだしました。
その後、尾辻氏が脅迫メールが来たとか言い出したりもします。これもまた2つの相反する意見の集団同士の論争の時に起こることですが、お互い相手側の馬鹿な方を吊し上げて「相手側はこんなことやってるぞ！」とかやりだしますよね。規制反対派は反対派で、尾辻氏やその賛同者の過去の行動を問題視して吊し上げたり、言動を拡大解釈して大げさに喧伝したりとか。
あと、反対派の中にはバニーガールとか大きく背中が開いた女の子のイラストを「全くエッチではない」というかなり無理めな擁護を大真面目にする人が居たりしますし、「じゃあ××はどうなんだ！」とか「これがダメなら△△もダメだろ！」という反対の仕方をする人も、わりと「無能な味方」っぽさありますよね。カウンターパンチを決めて論破し返せば勝ちっていうゲームだと思ってるんでしょうかね。
その後、尾辻氏が咲-Saki-を「パンツを履いていない」と断定するお気持ちコメントを出したり（だから原作関係ないやろ！）、
「性的だ」と批判の大阪駅広告、代理店「修正重ねており、問題ない」「尾辻氏に申し上げることはない」(弁護士ドットコムニュース)
問題ないとの判断をした＆尾辻氏に言いたいことも特に無いということで、これでこの議論は「はいおしまい」って感じでしょうか。
最後に私からの意見ですが、
・僕が大好きなキャラは片岡優希です。
・今回の雀魂コラボでも、タコスが実装されず唇をかみしめています
（元ネタ：雀魂広告の件について、いち咲-saki-ファンが思うこと）
あと、上の増田についてのはてブであったけど、咲-Saki-が「とても良質な麻雀漫画」という意見を小馬鹿にしたように「女子高生におっさん趣味やらせましたレベル」とコメントするの、「麻雀上級者ぶってるけど、麻雀にも麻雀漫画にも全然詳しくない」のが見え見えで恥ずかしいからいい加減にやめた方がいいと思いますよ…。
【関連リンク】
・咲-Saki- 23巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
・咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A(9) (ガンガンコミックス)
・シノハユ 15巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)
・怜-Toki- 9巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)
・染谷まこの雀荘メシ 3巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
JR大阪駅の御堂筋口。こんな広告が…。2022年の日本、女性の性的なイラストが堂々と駅出口で広告になるのか…。 pic.twitter.com/nsNlJCMiEr
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) November 25, 2022
雀魂×咲-Saki-全国編コラボの広告イラストを「女性の性的なイラストが堂々と」と、ハッキリと断罪してはいませんが明らかに問題視するような言い方で話題にして、それが徐々に拡散されていき、翌26日には私の目に触れることになりました。
直感的に思いましたね、「おっ、これは面白いことになりそうだぞ」と。「大変なことになりそうだぞ」とか「炎上騒動に巻き込まれた！大変だ！」とかではなく。なんせ、局部やら臀部が見えたりしているというようなものではなく（園城寺怜さんの臀部は名前で隠していますね）、こうしてすでに貼り出されている時点で「広告として問題なし」と判断されたイラストなわけですから。尾辻氏の「性的なイラスト」という言い分は個人の感想でしかなく、「萌え絵の広告キメエｗ」という意見と同レベルでしかないものでしょう。
なので、いくらこの手の輩に問題視されようが、それで読者が離れる・新規読者が減るなんてあり得ないし、問題無いとして掲示されている広告や漫画の連載が表現規制などに至ることもあり得ないわけで、単に「昔アニメやってた時に読んでたなぁ」という人に作品が健在だと報せて再び興味を持たせられる「勝ち確」の話題だなー、と。
そういうわけで、早速「ネタ」として遊びだしました。
＞原作はエロ作品でも何でもない麻雀漫画
— いのけん (@inoken0315) November 26, 2022
そ、そうだな！エロ作品でも何でもないよな！（実際その通りなのに、堂々とそう主張するには躊躇して咄嗟に視線を逸らす15年来の原作ファン達）
「俺はどうかなーって思ったんですけど、あいつがどうしてもやりたいって言うからやりました。（中国の方を指差す）」
— いのけん (@inoken0315) November 26, 2022
「咲-Saki-はエロ作品ではありません！！！」
— いのけん (@inoken0315) November 26, 2022
「分かった。ちなみにお前の好きなキャラは誰だ？」
「原村和、福路美穂子、東横桃子、妹尾佳織、神代小蒔、石戸霞、松実玄、松実宥、以前の新子憧、最近の大星淡、清水谷竜華、真屋由暉子、原村嘉帆、瑞原はやりです！」
「全員巨乳！（粗品ツッコミ）」
この意見は本当その通りで、こういう「規制派VS規制反対派」みたいな争いになると、規制派はともかくとして、規制反対派もただ意見に反対しているだけで「咲-Saki-」という作品には詳しくない人とか出てきますよね。「咲-Saki-は全然エロい作品ではない！」とか「女子高生が本気で麻雀に打ち込む熱血麻雀漫画なのに！」みたいな擁護意見を見ると、「お、おう…」となってしまいますよねｗ議員も議員に過敏判定出してる人達も咲-Saki-に普段から触れてる人達じゃないので、彼方で戦ってるの本当に面白い
— 母 (@tsuruga_iden) November 26, 2022
この作品乳首もパンツも出さないだけで
女版金カムくらいの事はやってると思うので
本気で貶されても守られても、咲民からしたらめちゃめちゃ面白いと思うよ
そして、そういう「原作を知らないくせに」的な批判をお手軽に論破したかったという気持ちは分かるのですが、これは完全に悪手でしたね。漫画の内容については広告とは完全に別物なのですから。子供でも分かる論点のすり替え。なんで広告表現についての議論をするのに最新刊を読まないとあかんねんｗ広告の表現の観点から議論してきましたが、こういう指摘もあるので、どうぞ最新号の咲の23巻を読んでコメントを。
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) November 28, 2022
企業がどのようなマンガ作品を広告にし、JR大阪駅の改札通路に掲出したのか、判断して頂きたい。 https://t.co/1SlwuQQShK
その後、尾辻氏が脅迫メールが来たとか言い出したりもします。これもまた2つの相反する意見の集団同士の論争の時に起こることですが、お互い相手側の馬鹿な方を吊し上げて「相手側はこんなことやってるぞ！」とかやりだしますよね。規制反対派は反対派で、尾辻氏やその賛同者の過去の行動を問題視して吊し上げたり、言動を拡大解釈して大げさに喧伝したりとか。
あと、反対派の中にはバニーガールとか大きく背中が開いた女の子のイラストを「全くエッチではない」というかなり無理めな擁護を大真面目にする人が居たりしますし、「じゃあ××はどうなんだ！」とか「これがダメなら△△もダメだろ！」という反対の仕方をする人も、わりと「無能な味方」っぽさありますよね。カウンターパンチを決めて論破し返せば勝ちっていうゲームだと思ってるんでしょうかね。
その後、尾辻氏が咲-Saki-を「パンツを履いていない」と断定するお気持ちコメントを出したり（だから原作関係ないやろ！）、
「JR大阪駅のイラスト広告に抗議します」というブロック推奨アカウントを教えてくれるハッシュタグが出来てたりとかなんやかんやありまして、最終的には広告代理店であるJR西日本コミュニケーションズに問合せをして見解を求めた媒体が出てきました。上記ツイートについて、お問い合わせもあることから、コメントを出しました。 pic.twitter.com/PBbIp5NuG2
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) November 28, 2022
「性的だ」と批判の大阪駅広告、代理店「修正重ねており、問題ない」「尾辻氏に申し上げることはない」(弁護士ドットコムニュース)
問題ないとの判断をした＆尾辻氏に言いたいことも特に無いということで、これでこの議論は「はいおしまい」って感じでしょうか。
最後に私からの意見ですが、
・僕が大好きなキャラは片岡優希です。
・今回の雀魂コラボでも、タコスが実装されず唇をかみしめています
（元ネタ：雀魂広告の件について、いち咲-saki-ファンが思うこと）
あと、上の増田についてのはてブであったけど、咲-Saki-が「とても良質な麻雀漫画」という意見を小馬鹿にしたように「女子高生におっさん趣味やらせましたレベル」とコメントするの、「麻雀上級者ぶってるけど、麻雀にも麻雀漫画にも全然詳しくない」のが見え見えで恥ずかしいからいい加減にやめた方がいいと思いますよ…。
【関連リンク】
・咲-Saki- 23巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
・咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A(9) (ガンガンコミックス)
・シノハユ 15巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)
・怜-Toki- 9巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)
・染谷まこの雀荘メシ 3巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
「咲-Saki-全国編」BD1巻
