2023年12月26日
ニーマンと石飛閑無と藤白七実と宮永照は繋がるのか
2023年12月25日に月刊ビッグガンガン2024年Vol.01が発売されています。「シノハユ」第111話[世界王者]と「怜-Toki-」第73局[取引]はセンターカラーで掲載されています。
「シノハユ」では白築慕さんが日本最北端の宗谷岬に行っておかーさんを見つけるという強い決意を再表明していましたが、それと並行して石飛閑無さんが神乃浦プロから紹介された師匠である永武絵美プロに会いに京都へ行ったら、そこへ白築慕さんの願いを叶えるための最重要人物であるニーマンが突然来訪してくるという急展開になっています。
このニーマン、世界王者という肩書きなどいかにもラスボス的な風格のあるキャラなのですが、それ以上に読者へ衝撃を与えたのは、シノハユ6巻で初登場した時にさも当然のようにサラッと「魔法」という単語を口にしたことでしょう。
これによって、白築慕さんの母親・白築ナナさんが行方不明になったのは、ニーマンの「魔法」によって記憶を消されてしまい、そのままニーマンと同行して世界を放浪しているからじゃないか?という推察がされており、ファンの一部はニーマンやイーヴリン達を「闇のレズ組織」などと呼んだりしていますw
(過去記事:「シノハユ」第25話、それぞれの進路と、暗躍する闇のレズ組織)
そんなニーマンがシノハユの前話から再登場したわけですが、
登場時だけではなくご丁寧に退場時にも「瞬間移動」とおぼしき現れ方をしている様子が描かれていました。出てくるたびに「魔法」が描写される世界王者…。ニーマン達とともに海外を移動している(=日本を出国している)っぽい白築ナナさんの行方を警察でも掴めないのはニーマンが瞬間移動をできるから…?とか想像してしまいます。そんなラスボスっぽい強キャラの割には礼儀正しかったり言葉遣いもちゃんとしてたりという意外なギャップもありました。
そして、新しく出てきたのがニーマンの行動の目的です。それは、「強いやつと戦いたい」。
ニーマンの言葉がどこまで信じられるかは分かりませんが、本当にそんな孫悟空のような目的だけで動いているのでしょうか?
強いやつと戦うことでその強さを見極めて、別の何かの目的のために「強いやつを集める」ことが本当の目的だったりしないでしょうか? まぁこのへんはもう考察と言うかただの私の妄想・想像ですが。
もしそうならば、ワールドレコードホルダーとかいう大層な肩書きで呼ばれている白築慕さんやIT社長になっていると思しき石飛閑無さんが「シノハユ」ではメインキャラなのに「咲-Saki-」では瑞原はやりさんからチラリと語られるくらいで本編にしっかりとは登場してこなかったり、その他にも宮永姉妹の母親・宮永愛さんや、「シノハユ」で強者として描写されている椋千尋さんや様々な麻雀プロ達があまり登場しないことの理由にもなるのかな?とか思っています。
宮永照は宮永咲のことをちゃんと妹だと認識していることは、「咲-Saki-」第128局[涼風]や第167局[遭逢]での描写からも読み取れます。
そのため、宮永照をニーマンの「魔法」と結びつけるのはちょっと無理があったかなと以前は思っていました。しかし、ここへ来てその間を繋げるキャラクターの可能性に気付きました。それが藤白七実です。
(過去記事:「怜-Toki-」第41局[怪人]あの人がアニメ・原作に続き初登場!)
「大切なものを奪う」ことにこだわる藤白七実さんは、江口セーラさんと愛宕洋榎さんの中を引き裂いたり、二条泉さんの自信を奪って髪型を変えるためのキャラかと思っていましたが、最新話の第73局を読むに、それだけではなくさらに園城寺怜さんの大切なもの(=清水谷竜華さん)も奪うことになるかもしれないっぽくて、この2人の関係性にも関わってくるんかい!となりました。
「怜-Toki-」と「咲-Saki-」の間にはまだ5年の差があるため、こんだけ「敵キャラ」になっている藤白七実さんがいったいどういう経緯で怜や竜華やセーラが居る千里山の高等部にわざわざ入ってくることになるのかは全く分からないですね。ともあれ、なんだかんだで千里山女子麻雀部に入って、全国大会に出場して、宮永照と対局して「疲れさせる」ことになります。
ここで宮永照と藤白七実は繋がっています。そして、藤白七実が宮永照の「大切なもの」を奪っている可能性はあるでしょうか? もちろん藤白七実は宮永照に負けているわけですが、トータルでは負けていても部分的な勝負では勝っているだとか、大切なものの全てではなく一部だけを奪うような感じだったりで。宮永照の「大切なもの=宮永咲」だったとしたら、藤白七実さんが宮永照さんの記憶を奪うまではできなかったけど、何かこう、宮永照さんが宮永咲さんに顔向けできなくなるような何かがあったのかもしれないかな?なーんて。
そして、そういう藤白七実の「大切なものを奪う」という行為は、ニーマンが白築ナナさんから白築慕さんと過ごしていた時の記憶を消した「魔法」と通じるものを感じられます。宮永照と藤白七実が世界大会でニーマンと出会っていて、そこで何らかの関わりが生じている可能性が…?
とかいろいろ言ったところで、現段階では何も分かりません。でもまぁ何も分からないことを何も分からない段階で話せるのは今のうちで、何年か後には何か分かってしまっていてこういう話をすることはできないかもしれませんしね。今のうちだから書ける雑文を書き散らかしておきましょう。おしまい。
「シノハユ」では白築慕さんが日本最北端の宗谷岬に行っておかーさんを見つけるという強い決意を再表明していましたが、それと並行して石飛閑無さんが神乃浦プロから紹介された師匠である永武絵美プロに会いに京都へ行ったら、そこへ白築慕さんの願いを叶えるための最重要人物であるニーマンが突然来訪してくるという急展開になっています。
このニーマン、世界王者という肩書きなどいかにもラスボス的な風格のあるキャラなのですが、それ以上に読者へ衝撃を与えたのは、シノハユ6巻で初登場した時にさも当然のようにサラッと「魔法」という単語を口にしたことでしょう。
これによって、白築慕さんの母親・白築ナナさんが行方不明になったのは、ニーマンの「魔法」によって記憶を消されてしまい、そのままニーマンと同行して世界を放浪しているからじゃないか?という推察がされており、ファンの一部はニーマンやイーヴリン達を「闇のレズ組織」などと呼んだりしていますw
(過去記事:「シノハユ」第25話、それぞれの進路と、暗躍する闇のレズ組織)
そんなニーマンがシノハユの前話から再登場したわけですが、
登場時だけではなくご丁寧に退場時にも「瞬間移動」とおぼしき現れ方をしている様子が描かれていました。出てくるたびに「魔法」が描写される世界王者…。ニーマン達とともに海外を移動している(=日本を出国している)っぽい白築ナナさんの行方を警察でも掴めないのはニーマンが瞬間移動をできるから…?とか想像してしまいます。そんなラスボスっぽい強キャラの割には礼儀正しかったり言葉遣いもちゃんとしてたりという意外なギャップもありました。
そして、新しく出てきたのがニーマンの行動の目的です。それは、「強いやつと戦いたい」。
ニーマンの言葉がどこまで信じられるかは分かりませんが、本当にそんな孫悟空のような目的だけで動いているのでしょうか?
強いやつと戦うことでその強さを見極めて、別の何かの目的のために「強いやつを集める」ことが本当の目的だったりしないでしょうか? まぁこのへんはもう考察と言うかただの私の妄想・想像ですが。
もしそうならば、ワールドレコードホルダーとかいう大層な肩書きで呼ばれている白築慕さんやIT社長になっていると思しき石飛閑無さんが「シノハユ」ではメインキャラなのに「咲-Saki-」では瑞原はやりさんからチラリと語られるくらいで本編にしっかりとは登場してこなかったり、その他にも宮永姉妹の母親・宮永愛さんや、「シノハユ」で強者として描写されている椋千尋さんや様々な麻雀プロ達があまり登場しないことの理由にもなるのかな?とか思っています。
宮永照は宮永咲のことをちゃんと妹だと認識していることは、「咲-Saki-」第128局[涼風]や第167局[遭逢]での描写からも読み取れます。
そのため、宮永照をニーマンの「魔法」と結びつけるのはちょっと無理があったかなと以前は思っていました。しかし、ここへ来てその間を繋げるキャラクターの可能性に気付きました。それが藤白七実です。
(過去記事:「怜-Toki-」第41局[怪人]あの人がアニメ・原作に続き初登場!)
「大切なものを奪う」ことにこだわる藤白七実さんは、江口セーラさんと愛宕洋榎さんの中を引き裂いたり、二条泉さんの自信を奪って髪型を変えるためのキャラかと思っていましたが、最新話の第73局を読むに、それだけではなくさらに園城寺怜さんの大切なもの(=清水谷竜華さん)も奪うことになるかもしれないっぽくて、この2人の関係性にも関わってくるんかい!となりました。
「怜-Toki-」と「咲-Saki-」の間にはまだ5年の差があるため、こんだけ「敵キャラ」になっている藤白七実さんがいったいどういう経緯で怜や竜華やセーラが居る千里山の高等部にわざわざ入ってくることになるのかは全く分からないですね。ともあれ、なんだかんだで千里山女子麻雀部に入って、全国大会に出場して、宮永照と対局して「疲れさせる」ことになります。
ここで宮永照と藤白七実は繋がっています。そして、藤白七実が宮永照の「大切なもの」を奪っている可能性はあるでしょうか? もちろん藤白七実は宮永照に負けているわけですが、トータルでは負けていても部分的な勝負では勝っているだとか、大切なものの全てではなく一部だけを奪うような感じだったりで。宮永照の「大切なもの=宮永咲」だったとしたら、藤白七実さんが宮永照さんの記憶を奪うまではできなかったけど、何かこう、宮永照さんが宮永咲さんに顔向けできなくなるような何かがあったのかもしれないかな?なーんて。
そして、そういう藤白七実の「大切なものを奪う」という行為は、ニーマンが白築ナナさんから白築慕さんと過ごしていた時の記憶を消した「魔法」と通じるものを感じられます。宮永照と藤白七実が世界大会でニーマンと出会っていて、そこで何らかの関わりが生じている可能性が…?
とかいろいろ言ったところで、現段階では何も分かりません。でもまぁ何も分からないことを何も分からない段階で話せるのは今のうちで、何年か後には何か分かってしまっていてこういう話をすることはできないかもしれませんしね。今のうちだから書ける雑文を書き散らかしておきましょう。おしまい。
この記事へのコメント
1. Posted by お見せしよう、王者のコメントを! 2024年01月15日 00:03
面白い考察!早く真相が分かるといいなー