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今日は今から13年前、初めてまとめた詩集「時の窓枠」から、冒頭の一編を紹介します。

この詩で行った、言葉の新しいつながりから新しい意味(みたいな何か)を写し取ろうという試みはぼくを満足させました。詩を書くモチベーションを見つけるきっかけになった作品と言っても良いかもしれません、

何か未来的な、そして不安で曖昧でありながら確かにそこにある、淡い決意のようなものを読み取ってもらえたらと思います。


「夜明けの光線が」

夜明けの光線が
この街の回遊する窓々を、
戦争の青に変えたとしても。

あなたの地図から
ぼくの地図へと、
ぼくはその灰を掬い取る。
階級の隣に記された、
文字で。

  
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