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今年中に、8年ぶりとなる詩集を作ることを考えていて、いままとめの作業に入っています。
詩集のタイトルはまだ決まっていませんが、全体の構成が4部になりそうです。
「アモーレ」、「ニューヨーク」、「イデア」という章には、それぞれ20程度の作品が入りますが、いまは残りの、おそらく全体の半分近くになる章の作品の配置に悩んでいます。ここには、自分の中でも物語的な要素が強いものをまとめる予定で、章のタイトルは「小さな物語」というものです。この章は、いわば日常の出来事を書きとめた体なので、バラバラな感じもあり、順番など決めるのはかなり難しく感じます。
それぞれ、いまの自分のイメージが端的に表れていて、自分を考える上でも面白い傾向にはなっています。

「小さな物語」に入る予定の最近書いた作品を紹介します。

「鳩」

朽ち果てた林を過ぎた時、
ぼくは死んだ鳩を見つけた。

赤く抉られたその胸を通して、
砂漠の果ての太陽が輝いていた。

ぼくはそれを弔った。

遠くに、
青い月を見ている彼がいた。

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