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2014年07月

いのくま亭なう

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このところ暑さも激しく、いのくま亭ではコバエの発生が顕著です。

キッチン、と言っても使用はほとんどしていないところですが、水周りから発生しているらしく、毎日掃除しても次の日には結構な数が落ちてたり飛んでたりします。

コバエぽっとんとか、イオンスプレーを投入していますが、あまり変わらないです。

このごろはその駆除に頭を悩ませることが仕事みたいな感じですが、根気強くたたかうしかないですね|( ̄3 ̄)|

さて、エアコンのないいのくま亭での寝泊まりを諦め、今は太秦に部屋を借り、そこで休んでいます。飼い猫のユタちゃんは、いのくま亭がスリル満点でお気に入りだったので、1Kマンションは不満で退屈そうですが、仕方ありません。

太秦から猪熊町までは、自転車で通っていますが、主に丸太町通と、三条通のふたつのルートを使用しています。

三条通の方がやや近いのですが、幾つか難所があります。道が細くなったり、歩道がなかったりするので、注意しないといけません。

片道約30分です。真夏はなかなかきついですが、良い運動にもなっているのでしょう。この頃体が少し締まった気がします(^.^)


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この頃は退屈そうなユタ。

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嵐電山ノ内駅付近は車道も歩道も狭くて危険です。

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葛野大路三条から天神川へ上がって行く行く合流地点も要注意。

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蚕の社を過ぎて太秦広隆寺へ向かう道も狭くて危険。

アート見て歩き〜山西 杏奈 展〜

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今日はkunstarztで山西杏奈 個展〜TRANSPARENT COLOR〜を拝見しました。

山西さんは京都市立芸術大学で漆工を学び、今回が個展としては初の作品披露だそうです。

漆工といっても、山西さんは漆を塗る支持体、つまり木の素材の方の研究を続けて来られたということで、それらを利用して、空間に新たな感動をもたらすオブジェを展示していました。

私は漆工については全く知識がなく、素材の木材についての知識も皆無でしたが、在廊されていた山西さんにひとつひとつの素材の特性を伺うことができ、質感にこだわったモノづくりが分かり、興味深かったです。

空中にふわふわと浮いたように吊るされて、ギャラリー内のちょっとした空調にも反応して波立つオブジェは、イチョウを使用したもの。密度が軽く柔らかなのが特徴だそうです。
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木の素肌が爽やかで、いかにも夏らしい風情の香合は栗の木。
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細胞のような、泡のような抽象的な彫琢を施され、壁に映る影の効果も計算されたモダンなオブジェは、ヒノキを使用していました。
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山西さんは、木の素材を使用して、本来は木でできていないもの、例えば綱などを作り、モノのイメージの変容を図り、空間に作用するような作品を作られています。

個展タイトルのトランスペアレント カラー というのも、固定観念を超えたオブジェのありようを、名付けたものと思われます。

この方向性をさらに進めたものとして、ストローを短くカットしたものを無数に貼り合わせ、円盤状のオブジェにしたものも展示されていました。
それは素材を超えた表現によって鑑賞者の想像力を喚起しようという、山西さんの試みのラディカルな面を象徴しているようでした。
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いずれも作品の完成度が高くて美しく、視覚的な新鮮さもあり、洗練された邸宅のインテリアとしても人気が出そうなものばかりでした。


kunstarzt.com/exhibition/Artist/079AnnaYAMANISHI/AnnaYAMANISHI.htm





アート見て歩き〜田中優太 展〜

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昨日はkunst arztで田中優太 個展〜とくさつショー〜を見て来ました。

田中さんは京都造形芸術大学 情報デザイン学科を昨年卒業され、今回が初の個展ということですが、ギャラリーホームページの紹介にもあるように、漫画などの平面のキャラクターを、発砲スチロールを使用した精巧な3次元モデルにすることにかけては、既に卓越した技術を身につけています。

中でも交通安全標識のキャラクターを立体化した「とびだしくん」は、実際に道路脇に設置されて話題にもなったそうです。今回それは、ギャラリーの入口、階段下に設置されていました。

展示室では、「ゴジラ」を思わせる真っ黒な怪獣が、私を出迎えてくれました。怪獣の顔は、往年の特撮テレビドラマ「怪獣ブースカ」のブースカがモデルだそうですが、かなりユーモラスで、個性的な表情の怪獣です。

実際に見ると、驚くほど精巧な作りで、発泡スチロールを手作業で削り、作り上げていったとは、説明を受けねば、私にはわからなかったかもしれません。

ギャラリーのオーナーの岡本光博氏曰く、時にはあまりに上手すぎて、何かの工業製品と間違われかねず、凄すぎてあまり注目されなかったこともある、との事でしたが、それもあり得るほどの精巧さなのです。

けれど、展示をしばらく見ているうちに、私の印象は、ただ上手いとか、マニアックだとかいうところから、彼が作品と同化してしまっているような、そんな「一体感」を感じるようなところへ変化して行きました。

それは何故なのか。技術の高さを証明するものなのでしょうか? あるいは、作者の個性というべきものなのでしょうか?

アーチストステートメントに「夢を叶えるために制作している」という言葉がありますが、彼にとって作品は自らの分身であり、夢のカタチなのでしょう。

その技術の高さが、今のところ田中さんの最大の特徴なのだとしても、その使い方によっては、さらに刺激的な、新しいアートの領域を広げるような仕事が、この先、彼を待っているような気がしてなりませんでした。
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http://www.kunstarzt.com/top/top.htm



アート見て歩き〜荒川 望 展〜

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昨日はgallerymorningで、荒川 望 の個展を見てきました。

明るい、カラフルなトーンの作品には、モチーフとして花や植物が取り込まれ、多重的な視点による景色の中に、デザイン要素として巧みに組み込まれています。

荒川さんが寄せているコメントにあるように、さまざまな見え方をする景色を、時間の移行を軸に画面を作り上げているのは、彼の大きな特徴と言えるでしょう。

たとえば横長の、大きな作品は、そうした流れを鑑賞者にはっきりと感じさせてくれます。

画面には、視点の流れを感じさせるところと、静止しているところがあります。流れを感じさせるところは通り過ぎ、静止しているところは、しばらくそこにいたのだろうか?そんなことを感じます。

横長といえば、有名なモネの睡蓮を思い出しますが、あの、自然の輝きを分厚く塗り込め、画面に定着させた力強さとは真反対の、軽やかさ、刹那の空気感を荒川さんの絵は持っています。

荒川さんは、あらかじめ抽象的な作品を描こうというのではなく、時間的、空間的に移動する視点を追って行った結果、絵になったものが抽象的様相を呈しているのでしょうか?

今回の個展には小品もかなりありますが、どれもセンスの良い色彩感覚が楽しめるものでした。そして画面の面積の制約のためか、必然的に、より抽象化された世界観が見られました。私はそれら見られる装飾的な面白さが、これからの荒川さんの見所になるような、そんな気がしました。

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http://gallerymorningkyoto.com/2014exhibition/ARAKAWAnozomi2014.html

アート見て歩き〜成安造形大学イラストレーション領域展〜

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昨日は同時代ギャラリーで行われている成安造形大学イラストレーション領域展を見てきました。

イラストレーションというと、表現芸術の中でもコマーシャル的な要素が強く、わりと軽く見られがち、というか、自分がその辺りのジャンルに疎いので、そう感じているだけなのかもしれませんが、今日は、そうした商業的な意味合いとはあまり関係ない、作品として楽しめる展示会を見られました。

ミックスメディアもあれば、Photoshopを使用する人もあり、若い方々の多彩な表現、想像力が楽しめました。

各々が純粋に己の創意によって、イラストレーションの技術を使用している、とでも言うのでしょうか?

説明を受けてくれた方に、これらはファインアートとして鑑賞しても良いのですよね?と、愚かな質問をしましたが、それでいいと思います、との返事でした。

また、イラストレーション領域にも色々なグループがあり、今回発表をしていたメンバーの所属する教室は、原画に重きを置いているそうで、なるほど、軽くてこざっぱりしたイラストというよりも、かなり本格的な、絵力のある作品が多かったです。

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