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2014年08月

いのくま亭なう

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今日、いのくま亭は2階の展示室に新しく畳を入れました。もっと早く出来れば良かったのですが、あれこれと迷った挙句の決断でした。

エアコンについては、ここまで暑さを凌いできたので冬場を待つことにしました。
エアコンは2階にしかつけられないため、私さえ寒さをなんとかできれば来年の夏まで保留する予定です。

キッチンについては、水管からの漏れ、及び板床の防水性のなさが原因で虫などが発生しやすい状況とのこと。

一案では土間ごとひっくり返して作り直すというのもありましたが、新しくキッチンを入れ、壁と床にクロスを貼ることで衛生的に大幅に改善するということでした。
予算的にも実現可能なラインだったので、そうすることにしました。

綺麗なキッチンを使って、お客様に少しだけでも、なにか飲み物など出せればなぁと思っています。

ボロボロだったキッチン台、汚れたタイルをコツコツと塗って来ましたが、この苦労の痕跡が見られるのももうあと少しだけ、、ということになりそうです。

いのくま亭は9.5から開けようと思っていましたが、この新キッチンの施工が入るため、9.11の木からにすることになりました。

9.11は、ニューヨークが大好きだった自分の中で、楽観的な何かが壊れ、死や恐怖に対する覚悟が生まれた日でもあります。それはまた3.11によって僕の中で増幅されたものでもありますが。

施工スケジュール次第では、また遅れも考えられますが、出来ればこの日に始めたいと思っています。

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寒さに震えながら塗ったブルーのキッチンとも、もう直ぐお別れ。

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2階の畳を新調。11月からはここへ戻って寝起きする予定。

高雄神護寺へ

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今日は高雄の神護寺へ行って来ました。
ここは平安遷都に尽力した和気清麻呂公が建てたお寺で、空海もここにいて、あの素晴らしい高雄曼荼羅が残されています。ただ、建立当時の所在地は不明です。

私の家は和気清麻呂の系譜で、その子孫は半井氏となり、医家として長く続きましたが、あまりにも古の御方なので、これまで数回訪れてはいたものの、お花を供えるのは初めてでした。

お墓は本堂の裏手の、うっそうとした森の中を歩いて行った先にあるので、大抵は見過ごすか、わかっていてもわざわざ見に行くようなところではありません。
清麻呂公もさみしがっているかもしれません。

先日の台風の影響で倒木もあり、迂回路からお寺に上がりました。なんとか無事にお花をお供えすることができました。

いのくま亭が少しでも長く続けて行けるように、一心に祈って来ました。

帰り道は日差しも零れ、公も晴れやかに笑って、この不肖の子孫を見送って下さったのではと思われました。

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www.jingoji.or.jp/enkaku.html

いのくま亭なう

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いのくま亭にはこの一週間、妹のまりもったんが来訪しました。
パリに住んでいた彼女は今銅版画と写真をやっています。
10月には彼女の風変わりな銅版画とパリの写真をご紹介することになると思います。
いのくま亭にまつわる写真をいくつか撮ってくれたので、紹介します。

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現在は太秦のマンションでバカンス中の愛猫ユタ。広いいのくま亭と比べて日々退屈そう。

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いのくま亭のある猪熊通り。近所の三条会商店街は賑やかだけれど、この辺りは日中閑散としている。

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いのくま亭のある路地の入り口。六角猪熊町603番地。

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同じく。
この突き当たり一番奥がいのくま亭。

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オマケ。笑


http://galleryinokumatei.flips.jp

いのくま亭なう

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今日の京都は曇りで、時折小雨も降りましたが、相変わらず蒸し蒸ししていました。

嵐山に出かけてお茶をしましたが、川辺は風が吹いて涼しく感じられました。

ギャラリーいのくま亭は、いよいよ9月からスタートさせることになりました。
9月の展示内容は、一応常設展になります。詳細は調整中です。

開廊日は毎週金曜日、土曜日の午後1時から6時までです。

よろしくお願いいたします。

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アート見て歩き〜矢野 洋輔 展〜

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連日蒸し暑い中、この頃は出歩くのさえ億劫になっていましたが、今日は少しギャラリー巡りもすることができました。

Gallery Morning では、矢野洋輔さんの個展〜壁に貼る幽霊〜を拝見しました。

矢野さんは京都市立芸大の漆工専攻を卒業し、現在は同大学の大学院で学んでいるそうです。

今回は初の個展ということで、木という素材の面白さを生かそうという矢野さんの多彩な表現を総覧できる展示となっています。

私がまず興味を持ったのは、ギャラリーのあちこちにいる鳥。フォルムは一定の均衡を保ちますが、表面の造形は凝っていて、指跡のように窪ませたり、くっつけてみたり、左右非対称で、見る角度によって様々な表情があります。

鳥たちはまるで何かの祭儀にでも使われるような、アルカイックで神秘的な雰囲気を持っており、オブジェとして、矢野さんならではの個性を強く感じさせるシリーズでした。

もうひとつは浮き彫りによる作品。
レリーフによるアートは木や金属を問わず、日本で私が目にすることは少ないのですが、昔ルネサンス作家たちのレリーフが好きだったこともあり、強く惹かれました。

もともとルネサンスの作家たちは三次元を二次元に再構成する試みの中でレリーフに力を入れましたが、色彩による遠近方に比べてこの頃ではそれほど顧みられることがないように思います。

矢野さんが作り上げたレリーフには、影の部分を漆で塗るなど、新しい試みにも事欠かないのですが、そこに浮き上がった空間の味わいが独特なものなので、個人的にはこのレリーフの作品をもっと見たいなと思いました。

その他、漆を丹念に塗ることで、逆にプラスチックのように見せてしまうカードラックや、ロールパンの皮の質感を木で再現してみたオブジェなど、矢野さんの才気が随所に見られる個展でした。

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エジプトの小動物ミイラを思い出させる神秘的&アルカイックな雰囲気の鳥たち。

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彫る向きや深さを思考しつつ作り上げるレリーフは、独特の空間表現となっている。


http://gallerymorningkyoto.com/2014exhibition/yanoyosuke2014.html

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