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2015年02月

アート見て歩き〜比果彩、松浦茜 展〜

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今日は画廊を開く前に東山のKUNST ARZTと、ギャラリーモーニングさんで絵を見てきました。いずれもDMをいただいたときから楽しみにしていた作家さんでしたが、期待通り、美しい絵の魅力を実感することができました。
 
KUNST ARZTの比果彩さんの作品は、ネイルアートなどで使うマニキュアを使用したものでした。しっとりとした光沢によって、画面は艶を放ち、キラキラした中にも上質感が漂っています。化粧品を使用したからといって、デコラティブな装飾を目指すのではなく、その材質の持つ物理的&観念的な力を利用した、素敵な抽象作品でした。http://www.kunstarzt.com/top/top.htm
比果彩さんの作品@KUNST ARZT

一方ギャラリーモーニングの松浦茜さんは、雪のように白い世界に万華鏡のような色彩が乱れ飛ぶ、こちらも美しい絵でした。抽象的なフォルムの重なりの中に、何か捉えられそうな形態の名残を垣間見せている。しかもそこには絵の具にはあり得ないはずの透明感が、こちらの感性に訴えかけて来るのでした。http://gallerymorningkyoto.com
松浦茜さんの作品@ギャラリーモーニング


宮崎 敦個展「棚板ファミリー」

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現在開催中の宮崎敦さんの個展「棚板ファミリー」では、売り場でお客さんの視線を一身に集めようとしている様々な商品のキャラクターたちがイキイキと描かれています。彼らに親近感を感じる宮崎さんは、彼らの持つ可愛らしさ、必死さ、ユーモアを大胆に描いています。

鉄の棚板に描いたものと、キャンバスに描いたものとがありますが、棚板に描いたもののほとんどには実際に売り場で使用されるシールが貼られており、売り場感を直接感じ取ることができます。

しかし、宮崎さんのキャラクターたちへの思いは、単にそれをなぞるだけではなくて、もはや宮崎作品独特の絵的な美意識に昇華されているのが魅力だと思います。

また、先日設営の時にお話したところ、これからは棚板以外の支持体にも発展させて行きたいとのこと。例えばシルクスクリーン、立体なども念頭にあるようです。今後の彼のスタイルの進化に注目しています。

ズラリと並ぶ鉄製の棚板。原色中心の派手な色彩に見えますが、一枚一枚の配色の違いも見ていて楽しいです。また発泡スチロールを使って立体感を出しているものもあります。

今回の私の個人的なお気に入りです。縦長のさほど大きくない作品ですが、色とデザイン性のが良いです。

お得 という太い黒文字がフランツ・クラインのように存在感を放っています。煙のようなパープルのラインがこの作品のちょっと危険な雰囲気にマッチしています。こちらも私的お気に入りです。

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