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絵本
2010年11月13日
絵
十二支物語ってなあに→
http://www.geocities.jp/attune88/hiro801.htm
世界中に伝わる、干支にまつわる民話です。
『じゅうにしものがたり』
絵・文 きとういのり
むかし むかし、そのまた むかしの としの くれのこと。
あるひ、 かみさまは どうぶつたちに おふれを だした。
「がんじつの あさ、しんねんの あいさつに おいで 。
1ばん はやく きた ものから 12ばんの ものまでは、
じゅんに それぞれ いちねんの あいだ、どうぶつの おうさまに してやろう。」
どうぶつたちは、おらが 1ばんとて、めいめいが きばって がんじつが くるのを まった。
さて、がんじつの あさ。
うしは、「おらは あるくのが おそいで 、ひとあし はやく でかけるべ」とて、
よるの うちから したくをし、まっくらのなか しゅっぱつした。
うしごやの てんじょうで これを みていた ねずみは、
エイヤ と うしに とびのった。
ふと めの まえを みると、ねこが めを さました ところで あった。
「ハテ、がんじつまで あと なんにち だろうか。」
ねこは、ねぼけまなこで うしに きいた。
ねぼけまなこの うしは、ねこに きづかない。
そこで、ねずみが かわりに こたえた。
「きみ、あと いっしゅうかんだよ。」
もちろん これは、うそ。
ねこは、あんしんして ふたたび ねむって しまったので あった。
うしが かみさまの ごてんに ついて みると、まだ だれも きて いない。
ヤヤヤ われこそ 1ばんと おもって いるうちに 、かみさまが あらわれた。
とたんに ねずみは うしの せなかから とびおり、
ちょろちょろっと はしり、
1ばんに なってしまった。
それから、
とら、うさぎ、たつ、
へび、うま、ひつじ、
さる、とり、いぬ、いのししの じゅんに ついた。
ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い。
ねこは いっしゅうかん おくれて ついたものだから、
じゅうにしには はいることが できなかった。
それで ねずみを うらんで、
いまも ねずみを おいかけまわして いるのだそうよ。
おしまい
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inori
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