自民党は歴史を継続する歴史を尊重するといってるけれども現在の自民党が出している案というのは日本、日本史上における国体破壊の実行者になる。後の歴史家からは自民党が日本の国体を破壊したんだといわれます。「日本国憲法」が改正された時に日本は最終的に滅びの道を、ホントの最期の扉を開く。





【小山氏】そして日本国憲法が有効だという前提で改正されるとどうなるかというと、色々害毒があると思うんですね。私が一番おそれているのは無法な暴力に道をひらくということなんですね。まさしくアメリカは無法な暴力で日本に憲法を押し付けたんですね。それを承認したことになりますから今後暴力革命はもちろん暴力革命を起こして暴力革命を起こした人たちが憲法を作ってもそれは有効になります。

クーデターでやっても有効です。それからまして外国が攻めいってきて作っても有効なんですね。これちょっと、うがってみるとですね。中国が日本を属国にして憲法を押し付けた時に受け入れるための基盤づくりになっちゃうんじゃないかと。

【渡部氏】そういうことですね。



【小山氏】ええ。アメリカはそれをもう一回はやらないと思うんだけど、中国はやる可能性があるんですね。

【渡部氏】で、今の憲法を守れという人たちはそういう危険ね、あるということを認識してるのかなあ、まさに、だからこそ、今の憲法をワイワイ言ってるのかなあ、という危険さえ・・・

【小山氏】これはもう13年も前から一番私がこだわった点なんです。外国が押し付けても結局それを受け入れなきゃいけない。日本みたいな大国が受け入れてしまうとですね、これは他の外国に対しても影響あたえちゃうわけですね。

【渡部氏】そういうことですね。たとえば、中国から脅かされている国にね。

【小山氏】みんな中国から憲法を受け入れざるをえなくなるわけですね。中国が押し付けたものであっても。

【渡部氏】だから日本は早くその占領軍の占領政策として押し付けてきた憲法を、キレイにね、しかも憲法的に拒否しなきゃいけないですね。

【小山氏】それをまずやんなきゃいかんと思うんです。それから、まあ、歴史教科書問題で色々ありますけれども、その歴史偽造を色々今おこなわれているわけですねえ、その歴史偽造は継続してむしろ強化されていくんじゃないかと。日本国憲法を有効として改正しちゃうと。

【渡部氏】インチキなことがね。

【小山氏】今ですね。あのう、偽造としまして色々ありまして成立過程そのものがまず偽造されています。今のですね、現行の公民教科書、中学の公民教科書みますとですねえ、あのう、GHQが全く登場しない教科書があるんですよ。

【渡部氏】はあ?おお!?
ここにまた、小山先生の公民教科書のあぶなさを教えている貴重な書物です。

(「公民教科書は何を教えてきたのか」小山常実著・展転社)
http://tendensha.co.jp/syakai/syakai271.html

【小山氏】GHQが全く登場しないし、GHQ案も登場しないです。日本が一から十まで作ったと書いてあるんです。むちゃくちゃなんです。

【渡部氏】これ、むちゃくちゃですね。

【小山氏】それからですね。今の憲法学者、有力な憲法学者はみんな国民が支持したと書いてるわけです。有効論で改正しちゃうとまさしくそれが定着していくわけです。

【渡部氏】そういうことですねえ。




日本国憲法の誕生-1/政府草案/松本乙案
日本国憲法の誕生-2/松本乙案≒民間草案
日本国憲法の誕生-3/GHQ案押付プロセス
日本国憲法の誕生-4/ポツダム宣言違反
日本国憲法の誕生-5/GHQ統制帝国議会

日本国憲法の誕生-6/其ノ筋ノ意向「国民主権」
日本国憲法の誕生-7/皇室自治・職能代表制
日本国憲法の誕生-8/第9条修正ドタバタ劇
日本国憲法の誕生-9/占領軍制定無効憲法




【小山氏】これがまずあります。それから、日本国憲法ってのはいい加減な作り方されましたから、いかがわしい作られ方しましたから、その前の明治憲法は否定しなきゃあいかんわけです。

【渡部氏】そういうことです。

【小山氏】
だから明治憲法に関してウソばっかり書くわけです。これは憲法学者もウソを書くし、それから公民教科書、歴史教科書も全部ウソを書いてる。
)

【渡部氏】そのね、教科書みたいなものに明らかにウソを書いたようなのをね告発する手段はないんでしょうかね?

【小山氏】えっとー。京都で南出喜久治さんが教科書訴訟やってますけどね。教科書、こんな歴史教科書を国民に押し付けることは違法であるということで賠償請求やってますけども。

【渡部氏】具体的にですね、たとえば公民教科書でですね、GHQが作ったことを隠してね、国民が賛成したっていうのは当時言論の自由がなかったことは明々白々なる・・・・

【小山氏】それを書けない。書きませんよね。扶桑社だけ書いてますけども(笑)

【渡部氏】それは明々白々なる事実だからこんなウソを書く教科書会社はけしからんというね、そういう訴訟の仕方出来ないもんですかね。まったくウソをね、国民に教科書で教えるわけなんですからね。

【小山氏】一応まだその訴訟がまだつづいてるはずですけれども。

【渡部氏】そういう個々の事態、事件をあげてやってらっしゃるわけですか?

【小山氏】ええ。その中学の歴史教科書のここが完全に偽りだということで、それで裁判やって・・・

【渡部氏】それはご立派ですねえ。どなたでしたっけ?

【小山氏】京都の南出喜久治っていう、この方も憲法無効論なんですけども。

【渡部氏】ああ、そうですか。

【小山氏】えーと、それから高池勝彦さん・・・・

【渡部氏】弁護士の方!

【小山氏】ええ弁護士の方です。その二人がやっておられますこれども。


【渡部氏】それはありがたいことですねえ。それはあのう、まだ、一審もでないんですか?

【小山氏】えっと、いやあ、ちょっと訊いてないですけれども、一審は出たのかなあ。

【渡部氏】事実の問題ですからねえ。

【小山氏】まだつづいてはいると思います。

【渡部氏】ウソかホントかは明白なんですねえ。

【小山氏】それからですね。あのう、それと関連してですね、日本の近代史全体に関してやっぱり否定的に書き続けるだろうと。

【渡部氏】そうですねえ。

【小山氏】日本国憲法を前提にまあ考えるわけですし、前文の思想がどうしても引き継ぎますし、対外関係を否定的に書いて行くだろうと・・・・だから、歴史教育を再建しようと思ったらやっぱり無効宣言がないと歴史教育再建できないでしょう。

【渡部氏】だめでしょうね。ハッキリしないとね。私はね、あのう、明治維新のことを考えますとね、一見妥当そうなのはダメなんですね、たとえばあのう、大名と公家が一緒になってやる公武合体論てありました。

それね当時はね、なるほどなと、今実権握っているのは大名だし、黒船が来たんで維新の志士がほうぼうにあって治まりがつかないと、で、公家が出てもらって、まあこれは朝廷代表でやればいいんじゃないかというのはね、ものすごく説得力があるんです。そんなことやったら近代化は絶対あそこで止まってたはずなんです。

【小山氏】ただ、私の言ってる無効論はぜんぜん過激じゃなくって極めて穏健な思想なんですよ(笑)

【渡部氏】(笑)

【小山氏】さっき言いましたように、自衛戦争戦力保持をキチンとやるということと、元首をちゃんとやるということ、これは独立国家みんなやってることなんです。

【渡部氏】そうなんですね。しかしそれがね、あのう過激に思われること自体がね、ええ、思う人たちがいっぱいいてなかなかすーっと行かないわけでしょう議員の間でも。それは僕はあのう、基本的には敗戦利得者がずーと惰性で続いてるとしか思えない。

【小山氏】そうですねえ・・・・

【渡部氏】小山さんのおっしゃることはね、まことにねえ、まあ、普通に聴けば当たり前じゃあないかということなんですがねえ。その正論がねえ。なんていうかな、過激なように受け取られるでしょう・・・

【小山氏】普通の人と話てると、すんなり入っていくんです。で、入っていかないのは、やっぱり法学者が一番はいっていかない。

【渡部氏】だからそういう人はペタっとですね、あなたは敗戦利得者ですというね、ハンコをおさなきゃだめだね。(笑)

【小山氏】(笑)それからまあ、今、憲法改正案ずっとまあ色々出てきてますけれども、それを見ててもですね、それから特に教科書をみててもですね、やっぱり日本国憲法改正という形で新しい憲法作るとろくな憲法出来ないという気がするんですね。

【渡部氏】今の流れでいって、まあ、憲法改正したとして一番危険はどんなところにあると思われますか?

【小山氏】やっぱり外国、国際社会をまず第一にとらえてですね、そしてその中でなんとか日本も生き残らしてくださいっていう程度になると思うんですね。

【渡部氏】 (笑)なるほどね。

【小山氏】だからちょっとはよくなるとは思うんです。だけどやっぱり国際社会の方が上なんだという発想は消えないですね。なんか自民党の案をみててもやっぱりそんな感じがしちゃうんですね。これが一つですね。それからまああのう、これと関連してですね、保護国の思想だと思ってるんですね私は、ひとことでいえば、日本国憲法って。

【渡部氏】モナコ対フランスみたいな。

【小山氏】ええ、そうですね。明治憲法っていうのは半独立国だった明治日本が独立国になるために作った憲法なんです。だから独立国をめざす憲法なんです明治憲法は。



【渡部氏】そしてあのう安政の不平等条約を一つ一つなくしたわけですね。

【小山氏】で、ところが日本国憲法は逆にですね、独立国だった日本を保護国にしていく憲法なんです。そうすると日本国憲法有効としてそれを前提に作られる憲法ってのは、どうしても保護国の思想が継続するんです。

だから自衛権にしてもどうしても制約していくんですよ。






100%の自衛権なんて絶対みとめようとしない。これは案みてても全部そうですね。なんやかんやわけわからん制約をつけようとします。

【渡部氏】だからやはり何度もおっしゃるように無効宣言しないとね。

【小山氏】そうです。それからですね。さっきも言いましたけれども、おそらく元首ってのも定められないんじゃないかと。

【渡部氏】なるほど。

【小山氏】象徴天皇制が継続してそして元首がないと、いうことですから、あのう、非常時には対応できないですね。で、これはやはり国体破壊なんです。

自民党は歴史を継続する歴史を尊重するといってるけれども日本、日本史上における国体破壊の実行者なんです、現在の自民党が出している案というのは。
で、おそらく後の歴史家からはですね、自民党が日本の国体を破壊したんだといわれますね。今のまま自民党主導で憲法改正が行われれば。

【渡部氏】敗戦の場合は、負けたから押し付けられたと言って、しょうがないと弁解が成り立ちますねえ。

【小山氏】ええ。今度は自分でつくるわけですから。

【渡部氏】なお悪い。

【小山氏】ええ。で、この国体破壊は、おそらく取り返しがつかないことになるんじゃないかと、そういうふうに私は思っています。

それからもう一つはですね。現在日本国憲法はまがりなりにも自由主義的な憲法なんです。全体主義的じゃあないわけです。ところが、もうすでに全体主義的に読み替えられちゃってるんですね。

【渡部氏】具体的にいえば・・・?

【小山氏】たとえば日本国憲法三原則ってのがそうです。国民主権・平和主義・基本的人権の尊重・・・そこに三権分立も無いし象徴天皇も無い、議会制民主主義も無い、なんでないんだ?

【渡部氏】そういうことですよね。

【小山氏】要するに直接民主主義を押し出したいわけですね。これはデモとストライキとそれから国民投票、住民投票によって革命を起こしていくと、特にデモ、ストライキ。

【渡部氏】スターリン、レーニンのあれも民主主義って言ってましたからなあ(笑)

【小山氏】そして今やってるのは審議会にですね公募で委員を送り込んでるんです。で、市民代表だということで審議会に入っていく、ものすごい力もっているんです。これが市民の意見ですと。実は市民の意見は本来は地方議会が代表するはずなんだけれども議会と公募委員とどっちが強いかというと公募委員の方が強くなってきちゃってるんです。

【渡部氏】それどうしてそんなふうになっちゃったんでしょうね。

【小山氏】いやあ、それは市民の代表だからですよ(笑)しかし議員よりもものすごく詳しいわけです色々。で、ジェンダーフリーの思想をザーとふりまいてくるんです。

【渡部氏】しかし本当はね世論調査も参考意見であって本当の国民の意見は投票ってのは常識ですよね。それと同じように国民の意見は、市民もいるだろうけど、本当に平等にみるならば各地方、地方は地方議会で選挙された人であるべきだよね。

【小山氏】そうですね。ところが、だからまあ、「日本国憲法」自身も間接民主主義の原則を一番目に掲げてるんですね。国民の代表者が責任をもって政治やるとちゃんと書いてるんです。それを全部いろんなところで破ってったわけです。

破っていくための突破口が「日本国憲法」三原則の確立だったんです。これは昭和30年に出来あがったんです。昭和30年から36年度までに出てくるんです。

【渡部氏】だれの内閣の時代でしょうか?

【小山氏】えーっとですから、岸内閣の時代に完成するというか、岸内閣・・・まあそんなにも・・・池田さん時ですね。

【渡部氏】なるほどね。

【小山氏】ええ。だからその時結局完全に教育は、・・・まあ、ある程度は牛耳ろうとしてたんだろうけど、ちゃんと、どういうんですかね、自民党が握ろうとしなかったんですね。

【渡部氏】そうですね。だからまあ、これは死んだ子の歳を数えるようなもんだけどね、独立回復した時の吉田さんがですね占領法規、占領時代の法律は全部本質的に無効であるというようなことをね、まあ、実行できたか出来ないかは別としてハッキリ言っておかれたら別だったと思うんですねえ。遅いんですよねえ。

【小山氏】遅いけど今だからこそ余計に必要だと思うんです。

【渡部氏】そうですねえ。あぶない、あぶないですから。

【小山氏】あの頃だったら「日本国憲法」改正方式でですね、「日本国憲法」改正という形でつくってもですね、今出てる案よりはましな憲法できたと思うんですよ(笑)

【渡部氏】なるほどね。

【小山氏】60年ですっかり国民思想がおかしくなっちゃってるから、そのおかしな国民思想を土台に作られる憲法ってのはやっぱりひどくなっちゃうんです。

【渡部氏】そうですねえ。たしかにね、戦後いかにおかしくなったか僕は自分の体験でもね戦争直後の天皇陛下が方々に行幸なさいました。わたくしなんかも、泳いでてびっくり、泳いでるところに車がこられたもんだからねえ、飛び出てみんなふんどし一つでですね、かけていって天皇陛下のお車になでたりすることが出来たんですよ。それがいつの間にかですね。

あの亡くなられた時は何万人もの警官があっても安全に御大葬が出来るかどうかなんていうねえ、そこまで悪くなっちゃうんですねえ。

【小山氏】だからそれは教育で反天皇制とは言わないまでも非天皇制の思想を教えてきたからなんです。

【渡部氏】そうなんですねえ。



【小山氏】この「公民教科書が何を教えてきたか」の中でも書きましたけども来年度の公民教科書ですね、その内8社中4社がですねえ天皇についてまったく見出し付けてないんですよ。

【渡部氏】はあああ?

【小山氏】象徴天皇という見出しとか普通つけるんですけど、それをつけないですよね。4社ですよ8社中。

【渡部氏】完全に今は共産党、社民党の思想ですねえ。

【小山氏】そうです。

【渡部氏】かれらはほとんど選挙でやれば選挙区から出てないぐらいの勢力ですよ。それにひきづりまわされてるってのは自民党もだらしないというかおかしいというか。自民党の人たちもやはり日教組的な教育が頭に入り込んでてまあ無知なんでしょうなあ。

【小山氏】それから私おそれてるのが、現在「日本国憲法」第三章国民の権利および義務になってますね。ところがこの国民ではなくておそらく人権となっちゃうとかですね、人民の権利および義務になっちゃうとか。という格好で日本国民である必要はないとなっちゃうんですね。

【渡部氏】たしかにね国民という言葉が嫌いな人が自民党にも多いですわなあ。あのう市民と呼ぶんですよね。

【小山氏】おそらくそうなると思うんですよね。それから現在は平等権という言葉は法律上はありませんし、それから憲法学説でもそんなに多数派ではないですね。でも教科書はみんな平等権と書いてます。

【渡部氏】我々から見ますと平等権というのはね実際平等を言ってる人は特権を要求してるんですよね。だから平等じゃなくってねあれは権利じゃなくて特権だと言わないとね。

【小山氏】だから下手すると平等権というのが憲法に規定されちゃうとですね、まさしく平等権の体現者はだれかというと在日韓国朝鮮人になるんですね、いまの流れで行くと。

【渡部氏】そうですね。そうすると日本がまあ小山さんがご心配のとおりにアメリカ軍の占領が第一次占領だとすれば在日その他の占領が第二次占領になるおそれが十分ありますね。

【小山氏】在日という少数派はですね、日本を占領するんであれば大したことはないんですけども、その背後に韓国がいて更にその背後に北朝鮮が韓国の親玉としてあって、その親玉として中国があるという、その構図の中でいうとですねえ、中国、韓国、北朝鮮による占領になるんですね。

【渡部氏】そういうことですね。聖徳太子以来日本が毅然としてね大国の隋唐に対峙してきた日本のその国体もそこなわれるわけですね。これがあのまあ、なんていうか、ホントの危機ですねえ。

【小山氏】ええだから、そのう、まあ、去年か一昨年ぐらいから思いだしたのは「日本国憲法」が改正された時にですね日本は最終的に滅びの道を、ホントの最期の扉を開くんじゃないかと。

【渡部氏】今は逆にね、憲法改正というのはなんか保守派の動きみたいだけども一皮むけば・・・・

【小山氏】かれら保守派じゃないですね。歴史知らないし。国家論ないし。(笑)

【渡部氏】もっとも危ないことをやろうとしている。

【小山氏】一番問題なのが国家論なんですね。国家論がないのが一番の問題です。

【渡部氏】ホントにこれは目の醒めるようなね形で・・・・あの改憲論者は日本をよくしようという積もりかもしらんけれどもホントはものすごく危ないことをしているということですね。

【小山氏】だからあのえーっとう、村山政権が出来たときにですね謝罪をやりましたよね。それから男女共同参画法がとおりましたよね、そこから日本はものすごくおかしくなりました、それがもっと大きな規模で生ずると思うんです。「日本国憲法」改正が出来たときに。

【渡部氏】どうも今日は非常にみのがしやすい、しかも超重大な点を御指摘いただきありがとうございました。

【小山氏】どうもありがとうございました。







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