1892 中間貯蔵施設をどうするのか？

　内幸町のイイノホールにおいて、「第2回中間貯蔵施設安全対策検討会」を開催しました。
　この検討会は、特に安全性の観点を中心に、中間貯蔵施設の構造や維持管理、関連施設の種類や敷地の範囲、運搬方法等について、有識者の方々に検討してもらうものです。中間貯蔵施設については、福島第一原発の周辺自治体において、すでに調査や住民説明会を実施させてもらっていますが、福島の復興を加速化するため、それらとは別に、環境省としてとにかくできることはどんどんやろうと進めています。
　特に、通常国会や参議院選挙が終わり、秋の臨時国会が始まるまでの期間が落ち着いて検討できるチャンスであり、あと2〜3回開催して、9月中にはとりまとめ結果を公表したいと考えています。

1891 三多摩のためにも

　三多摩地域の中心地である立川のパレスホテルにおいて、「第45回三鷹・立川間立体化複々線促進協議会及び第32回多摩地域都市モノレール等建設促進協議会合同総会」が開会されました。
　この２つの協議会は、三多摩地域の超党派の市町村長、同議員、都議会議員、国会議員をメンバーとし、住民の利便性の向上のため、重要な交通インフラの整備に取り組んでいるものです。
　「第45回」と「第32回」と長い歴史を誇りますが、逆に言えば、鉄道の整備等はそれだけの長い時間もかかる難しい課題だということです。三多摩の住民の皆さまのため、じっかうりと、あきらめずに頑張ってまいります。

1890 ゲリラ豪雨襲来！

　真夏らしい猛暑となった今週末、私の地元・西多摩でも夏のイベントが目白押しでした。
　福生市、羽村市、日の出町は町を挙げてのお祭りだし、その他の地域でも夏祭りや盆踊り大会など、そこらじゅうで盛り上がりました。
　ただし、それも午後7時くらいまで・・・生温かな湿った風が強く吹き出し、どす黒い雲がもくもくと立ち込めてきたなあ、と思ってから数10分、突然、もの凄いドシャ降りと稲妻が襲ってきました！堪らず、全てのイベントは中止。とても残念ですが、天気ばっかりは仕方ないですね。関係者の皆さまは、本当にお疲れさまでした。
　さて、明日は大丈夫だろうなあ？

1889 「打ち水プロジェクト」

　福島から帰京して、JR東京駅前丸の内において、「打ち水プロジェクト2013」に参加しました。
　皆さん、「大丸有」という言葉を知っていますか？このプロジェクトは、大手町、丸の内、有楽町にある企業や店舗の方々が協力し、日本の伝統である「打ち水」によって、大都会の大地を冷やし、過ごしやすくするとともに、地球温暖化対策にも貢献しようというというものです。実は、もう9年目で、昨年は1000人余りの参加者があったそうです。
　たまには、こういった和やかなイベントもいいですね。

1888 参院選後も、福島です

　今日明日の2日間、原発が立地している福島県双葉郡の双葉町長、大熊町長、楢葉町長を訪ね、山積する様々な課題について打合せを行いました。
　たとえば、直轄地域の除染については、前政権の時に、今年度末までの2年間で終了する計画が作られていましたが、仮置き場の確保や同意取得等が難航し、計画の達成は非常に困難な状況となっています。大熊町や楢葉町は順調に進んでいますが、一部の市町村については来月中に計画を見直すことを伝えました。
　また、中間貯蔵施設については、おかげさまで大熊町と楢葉町のボーリング調査は順調に進んでいますが、双葉町へは早期の調査受入れをお願いしました。
　福島第一原発事故への対応は、残念ながらなかなか簡単には進みません。しかし、焦って強引に進めるよりも、きちんと地元の理解を得ながら、丁寧にひとつひとつ進めて行きたいと思います。おかげさまで安倍政権は安定した議席をいただきましたが、震災復興についても、決しておごることなく、がんばってまいります。