5526 日本学術会議に対する期待

　日本学術会議主催の学術フォーラム「危機の時代におけるアカデミーと未来」に招かれ、科学技術政策担当大臣として「日本学術会議に対する期待」をテーマに特別講演を行いました。
　また、フォーラムの開会前に、梶田隆章会長らと、日本学術会議のあり方の見直しについて意見交換しました。
　新型コロナウイルス感染症や地球温暖化問題など、人類がさまざまな危機に脅かされている時代であるからこそ、私たち国民は科学技術とアカデミーの力に大いに期待しています。そのような国民からの期待に十分に応えられるように、日本学術会議には未来志向の改革に取り組んでもらう事を期待します。

5525 大臣のお仕事

　大臣は、各行政機関のトップとして、政策立案や執行の責任者であることはもちろん、対外的な顔としてさまざまな職務を務めなければなりません。
　例えば、いろいろな式典やイベントなどで、直接、祝辞や挨拶、表彰などを行う事も重要な仕事です。特に、私の場合は所管事項がかなり幅広いため、その機会も多くて大変ですが、単なる儀礼としてではなく、なるべく心を込めてメッセージを発信するようにしています。
　今日も、ホテルニューオータニで開催された「量子技術イノベーション拠点発足式典・シンポジウム」において、科学技術政策担当大臣としてご挨拶を述べました。

5524 新型コロナ対策のためにも

　「ルポール麹町」で開会された「グローバルヘルスと人間の安全保障運営委員会」に、健康・医療戦略担当大臣として出席しました。
　この委員会は、武見敬三参議院議員が委員長となり、産学官の幅広いメンバーが集まり、グローバルヘルス（地球規模の健康問題）に取り組むものです。
　コロナ禍の中で、ワクチンや治療薬の研究開発や製造・供給などの国際協力が非常に重要となっています。また、保健分野のODAもより充実させていく必要があります。今般、自民党の提言を受け、来年度明けに、私が所管する健康・医療戦略室の下に、グローバルヘルス戦略を司る協議会を設置することとしました。

5523 なるべく自分の言葉で

　大臣の重要な仕事の1つとして、国民の皆さまへの情報発信や説明責任があります。そこで、毎週火・金曜日の2回（今週は昨日が祝日だったので水曜日）、閣議後に必ず大臣としての記者会見を行っています。
　今日は、今週土曜日の日本学術会議主催のフォーラムへの出席や、消費者庁の「対応困難者への相談対応マニュアル」の作成などについて、お知らせしました。
　実は、この記者会見のために、事務方の皆さんは発言原稿や想定問答をきちんと準備してくれています。もちろん大臣としての発言は重く、正確性が求められるので必要な事ではありますが、あまりに原稿棒読みばかりだと私の考えがなかなか上手く伝わらない面もあります。そこで、用意した原稿は冒頭に読んだ上で、その後のQ&Aになるべく多くの時間を割き、自分の言葉で伝えるように努めています。

5522 新型コロナ対策に全力で取り組んでいます

　先般、現在開会中の国会において、今年度の第３次補正予算を成立させました。まずは新型コロナ対策が最優先であり、医療従事者への支援、PCR検査やワクチン接種の充実、さまざまな経済支援など多くの対策を盛り込んでいます。
　新型コロナ対策はいろいろあり過ぎてわかり難い、という皆さまからのご指摘も多くいただいたので、別添のような資料を作成しました。ぜひご覧ください。もしそれでもよくわからないという場合には、私の事務所宛てにもお気軽にお問い合わせください。
　国民の皆さまの生命と暮らしを守るために、政府一丸となって全力で取り組んでまいります。