November 01, 2006

新ブログ

どうも。管理人のYoshioです。突然ですが、INSIDE INSEADのブログを新しく立ち上げ直しました。どうぞよろしくお願いします。

新ブログへGO!!  

Posted by inside_insead at 03:22ブログ管理等 

October 20, 2006

選択科目 戦略分野 その1

こんばんは。管理人のYoshioです。

INSEADは、P1〜5の5学期制で、P3以降選択科目とることができます。卒業要件の一つに、選択科目で10単位取得することがあり、通常P3で3単位(ほかにコア科目が2.5単位あるためこの単位数となる)、P4で4単位、P5で3単位取ります。私は、戦略とファイナンスの知識を深めたくて留学しているので、選択科目においては、この2分野を重点的に受講しております。今後数回にわたり、戦略分野の選択科目について書かせていただきます。Class of December 06における、Fonty Campusでの戦略分野の選択科目は以下になります。下記以外に、Real Estate関連やMedia Industry関連の選択科目が2、3ありますが、万民向けではない上、私も受講していないので、ここでは割愛します。なお、1単位の授業は、通期で行われる授業で、0.5単位の授業は半期で終了する授業です。

P3
"Corporate Governance"(1単位)

P4
"Industry Competitive Analysis"(1単位)
(P5でも同名の授業が行われるが、教授が違う)
"Strategic Communication"(0.5単位)
"Strategic Agility"(0.5単位)

P5
"Corporate Merger"(0.5単位)
"Blue Ocean Strategy study group"(1単位)
"Scenario Planning"(1単位)

となります。個別の内容はおいおい書いてゆきますが、このラインナップについては少々不満があります。戦略というのは、かなりざっくり書くと、1事業における戦略をテーマとするBuisiness Strategyと、多事業にわたる戦略や多国にわたる事業展開の戦略をテーマとするCorporate Strategyの二つに分かれますが、Corporate Strategyをテーマとする授業が"Corporate Merger"以外ありません。当初は、P5において"Global Strategy”の授業が行われる予定でしたが、教授が見つからず休講となりました。"Corporte Merger”も当初1単位の授業の予定でしたが、教授が変更となり、0.5単位の授業になってしまいました。Singaporeキャンパスでは、"Global Strategy”と"Corporate Merger”のいずれも、1単位の授業で行われます。それでは、Singporeに行けばいいのでという話になりますが、Singporeキャンパスでは、Business Strategy分野の授業がFontyほど充実しておりません。

次のPromotionのClass of July 07の選択科目とみると、"Global Strategy”(Singporeでこの科目を教えている教授がFontyに来る)と"Corporate Merger”もそれぞれ1単位の授業で行われる予定のようなので、自分は運が悪かったのだと諦めております。

いきなり不満を書いてしまいましたが、これまで取ってきた戦略分野の選択科目の質には何ら不満を持っていないので、その辺についてはおいおい書いてゆきたいと思います。来たるP5でも、上で紹介した全科目取るので、これらの科目につきましても、このブログで追って紹介してゆきます。  

Posted by inside_insead at 02:44INSEAD:on(授業) | INSEAD:一般情報

October 14, 2006

GPA

どうもぉ。活動休止宣言を行ったK○T-T○Nの赤○仁の穴を埋められるよう日夜踊りと歌に励んでいる元ジャ○ーズJrの綾小路です。

GPAのことでお問い合わせをいただきましたので、本日はそれについて書かせていただきます。

はっきり申し上げて、MBA受験におけるGPAの重要度はよく分かりません。GPA2点台中盤でも合格している人を知っておりますし、合格体験記を読んでいてもそういう人をお見受けします。願書におけるGPAのところを、N/Aにしてしまう人もいます。だから、GPAが低いからといって受験に二の足を踏む必要は全然ないと思います。ただ、UC Bercleyを受験時に、『GPAが低い(2.8)ので不合格』とはっきり言われて、Dingされた人も知っておりますので、GPAを少なからずも気にしている大学院もあることは事実です。

INSEADはどうかというと、これまたよく分かりません。INSEADの学生のレジュメブックをみると、大学時の成績が優秀だったことを明記している人がいる一方、大学の成績について一切触れていない人もいるので、GPAが低くても、十分受かる可能性はあると思います。

ちなみに私は、自分のGPAを知りません。卒業した大学に成績証明書をもらいにいったときに、成績証明書を大学の封筒に封印して入れてもらってしまったので、開封できず、計算することができませんでした。計算用に証明書をもらうのも面倒くさかったので、受験した大学院の願書には、適当なGPAを記入しておきました。大学院の方から、『GPAの計算が合わないんだけど』なんていう苦情も特に来なかったので、少なくとも私が受験した大学院はそれほど気にしていないのかなと推察しております。

いずれにしましても、今さらどうしようもできないGPAは気にせずに、エッセーなど今から頑張れることに注力することが懸命かもしれません。
  

Posted by inside_insead at 07:46MBA受験 

October 11, 2006

告知:INSEADがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

管理人のYoshioです。題は、ビー○ルズのぱくりです。まぁ、気にしないで下さい。ちなみに、買ったCD枚数から推定すると、ビートル○(2枚)とローリングストーン○(8枚)であるので、私、後者の方が好きなようです。一番のお気に入りは、”Beggars Banquet"です。おっと、話がそれてしまった。

本日、INSEADのマーケティングチームより連絡がございまして、あのINSEADが東京にやってきます!!!!! INSEADについて生の声を聞けるチャンスですので、お時間ございましたら、是非とも行ってみて下さい。下記は、メールのコピペです。8日は、INSEADが単体で行うセッションでございまして、添付されていたINVITATIONのファイル(PDF)をここに保存できないので、ご興味ございましたらヤフーアドレスまでご連絡下さい。ファイルを送付いたします。

Dear Participants,

The INSEAD Marketing team will be in Tokyo in November for two upcoming events to promote the programme to prospective candidates.

I ask for your assistance in encouraging your friends and colleagues in Tokyo to attend these events to learn more about the INSEAD MBA Programme. If you need any more information, please do not hesitate to contact me or my colleague Su Ann Teo.


November 7th – World MBA Tour, Four Seasons Hotel, 6-9 PM –
see more details at http://www.topmba.com/

November 8th – Invitation is attached
MBA Information Session

7:00 pm – 9:30 pm

Nomura Conference Plaza

Shinjuku Nomura Building

48th Floor

1-26-2 Nishishinjuku, Shinjuku-ku Tokyo

To register for this information session event, they simply need to visit: www.insead.edu/mba/offevents/index.cfm?fuseaction=offcampus
  

Posted by inside_insead at 00:23INSEAD:一般情報 

October 08, 2006

INSEADのメリットとデメリット(個人的見解)

December 2006のYoshiakiです。相当久しぶりの投稿になります。

今回は、INSEAD受験や入学を考えておられる身近な方からたびたび頂く、「本当のところ、INSEADのメリットやデメリットってなんなの?」というご質問に対し、個人的な見解を臨場感溢れる口語体でまとめたものを掲載致します。皆様の判断基準の抽出等に少しでも貢献できれば幸いです。

但し、あくまで私個人の見解ですので、在校生の方からのご意見なども歓迎です


□INSEADのメリット□

日本でも米国でも、外資系企業であれ、日本企業であれ、「一応経営が分かる人」と見てもらえる(ただ、ポテンシャルがあると評価されるのと、実際に出来るのとは違いますが)

日本で「国際的な視野がかなり要求される仕事」をする場合には、グループワークや人との交流を通じ、肌感覚で欧州や米国、アジアを理解しているINSEAD生には有利に働きそう。文字通り各国に散らばったネットワークも時には有効だと思います

人と人の繋がりがまだまだ大事な日本においては、INSEAD国内生ネットワーク(定期的に非公式の会合が開かれているようです)に属するのも時には何かの役に立つかもしれません

MBAプログラムで学習するフレームワークなどコンテンツ、思考アプローチ自体は、もはやコモディティになりつつあると思います。それを1年でざっと学べるのはとても有意義だと感じています

1年制というかなり密度の濃いプログラムを、しかも英語というハンディを負いながらこなすことは、私のような普通の日本人にとってはかなりハードルが高い。でもそれを超えていくことで、優先順位のつけ方やマグニチュードの見極め、時間管理が更に効率的に出来るようになるのではと思います(だた、コンサルなどで働いた経験があるとこの点での学習効果はやや小さいかもしれません)。いずれにせよ自信が深まると思います

INSEADはリーダーシップ教育に力を入れるゼネラルマネジメントの学校なので、30歳以上で必要になってくるソフトスキル(人やグループのマネジメントスキル)のコンセプトを、30歳前後のタイミングでざっと学べるのは有難いし、すぐ実践で問われるので効果的

■INSEADのデメリット■

1年制、しかもINSEADということになると、どうしても欧州や米国のケースや事例が多くなる傾向があります。この点、日本のコンテクストに生かせるように自分で吸収したことを咀嚼する必要があるかもしれません

1年制ということで、学習したことが消化不良になる割合は2年制に比べて多いのではないかと思います。またプログラムの思想の制約から、ウォートンなどに比べてテクニカルスキルの習得機会は劣るのではないかと思います

米国だけでなく、日本においても、米トップ5-10に比べるとINSEADの知名度はま だまだだと思います(ただ、大企業の人事部の採用担当は「ブルーオーシャン効果」もあって既に相当程度INSEADがトップ校であることを認識しているようです)

米トップスクールに比べてリクルーティングに来る企業の多様性は劣ると思います(特に事業会社)。例えばソニーのような日系企業はINSEADにリクルーティングに来ません(就職活動では、自分で直接出願する必要があります)

そもそも、日本企業においては米MBAにしろ、欧州MBAにしろ、キャリアプロモーションをしていくのにMBAは必ずしも必要とされてません。従って、米国に比べてビジネスエリートへの登竜門というような意味合いは小さいと思います(ただ、日本での相変わらずの資格取得ブーム、ロースクール設立などで「プロフェッショナル」への評価は今後上がっていくとは思います)□キャリアチェンジを考えているなら、1年制という時間の制約から来るストレス、 自分を見つめ直す時間の相対的な少なさ、就職活動、特に面接前の準備不足は避けがたいものがあります(但し、学生の就職活動全般において学生をサポートする MBAキャリアサービスは常に改善の努力をしているようです)
 




  

Posted by inside_insead at 23:48MBA受験 | MBA受験

October 02, 2006

小ネタ集 ”無力な俺”

どもどもども。INSEADの”Deep Impact”こと綾小路です。

今日は、探偵ナイトスクープの桂小枝のように小ネタ集で行きたいと思います。『探偵ナイトスクープってなに?』、『桂小枝ってだれ?』って思った皆さん、気にしないで下さい。大した話ではありません。

小ネタその1:写真
今日、凱旋門賞に行って来ました。フランス人もさることながら、日本人もたくさんいてびっくりしました。結果は残念な結果に終わりましたが、凱旋門賞の雰囲気が味わうことができて満足しております。『たまにはこのブログに写真でもアップしよう!!』と思い、写真をたくさん撮りました。で、今アップロードしようと思ったのですが、うまくいきません。。。誰か教えて下さい。

小ネタその2:携帯電話
今日午前中、携帯電話を家に置いて、昼飯を食べに外に出ておりました。その間に、友達から不在着信が2回あったので、電話したところ、『留守電メッセージを聞いた?』と友人に言われました。そう、私が使っている携帯電話(フランステレコムのオレンジ)は留守電のメッセージが入ると、メッセージがある旨のメールが送られてきます。そのときも、そのメールが来ていたので、留守電メッセージが来ているのは気づいておりました。でも、実は、この留守電メッセージの聞き方が今だによく分かっておりません。そして、今夜うたた寝をしていたところ、不在着信が、そして、留守電メッセージメールがありました。電話番号が非通知であるため、誰だか分かりません。。。誰か助けて下さい。

小ネタその3:グループワーク
現在選択科目で、『Strategic Communication』という科目を取っています。簡単にいうと、企業の戦略意図を社外並びに社内にどう伝えてゆくべきかということを扱っている科目です。この科目は、選択科目としては珍しく、グループプロジェクトのためのグループを生徒が自由に組むのではなく、教授が決めます。先日グループが発表されて、4人で組むことになりました。1人がシンガポール人、1人がアメリカ人であることはその時点で知っておりました。でも、残りの1人が名前をみても誰かよく分かりませんでした。今夜4人でグループワークについてメールのやり取りをしていたところ、シンガポール人、アメリカ人は言わずもがなですが、残りの1人も随分と流暢な英語を書いてきます。『あれっ、この人の国籍は?』と思い、プロフィールをチェックしてみたところ、イギリス人!? 英語Nativeが20%ぐらいしかいないこのINSEADにおいて、英語Native3人と日本人というスーパーグループが誕生していたのです。今後グループで集まるとき、会議に貢献する自信が全くありません。。。誰か救って下さい。

小ネタその4:予習
現在このブログを書いておりますが、明日の『Strategic Agility』と『Applied Corporate Finance』のための予習がまだできておりません。ただ今、深夜1時です。今から始めると、おそらく早朝まで掛かりそうです。ブログを書いている場合ではありません。。。誰か手伝って下さい。  

Posted by inside_insead at 07:55INSEAD:一般情報 | 思うところ

September 16, 2006

超役立つかもしれないかもしれないお役立ち情報

もーどわんばんこ。さたごぶです。"Fontainebleauのハンカチ王子"こと綾小路です。Yoshioさんに更新を頼まれておりましたが、授業が忙しく更新できませんでちた。

"自分が書いている内容が役立っていないこと"が少ないサンプル調査から判明したので、役立つかもしれない情報を書こうと思います。ちなみに、少ないサンプルから物事を判断することは、私が受けている意思決定の授業のよると、最もやってはいけないことの3つのうちの1つのようです...

INSEADの1月入学を目指す人にとって、多くの大学院が9月から始まるので、他の1月から始まる大学院を探すのに苦労されているかもしれません。私が受験時に調べた限り、INSEADのほかに、HEC(仏)、IMD(瑞)、Columbia(米)、Rochester(米)に1月から始まるMBAコースがあります。ColumbiaとRochesterの1月から始まるコースに入学すると、前年9月に入学した生徒が夏休みを楽しんでいるなか、授業を履修して、2年目から9月生と同じカリキュラムになります。

当初はINSEADしか受験しないつもりでしたが、その自身過剰ぶりから、『お前は、亀○興毅か』と突っ込まれた結果、同じヨーロッパにある某校も受験することにしました。そのうち、2校受けてもどちらも落ちる可能性があるけど、3校受ければ、2校落ちても、1校は合格するかもと思い、アメリカにある某校も受験しました。ちなみに、失敗が続くと、次に成功する確率が高くなると思いこむことは、私が受けている意思決定の授業によると、最もやってはいけないことの3つのうちの次の1つのようです...

受験プロセスにおいて一番淡白なのは、INSEADでした。最初にapplicationを提出したのはINSEADでしたが、"面接に来いやぁ"メールをもらうまで、INSEADから一切連絡はありませんでした。一方、他の2校はApplicatonを提出後、学校に関する情報をいろいろとメールでくれました。INSEADの面接は、お忙しいなかご親切に時間を取っていただいた卒業生の方との淡々とした面接でした。一方、他の2校は、数回行われた面接のなかに、アドミとの面接もあり、アドミの方から、『君のエッセー最高だよぉ!!』、『是非うちの学校に来てね!!』というある意味"まじに恋する5秒前 by 広○涼子"的な手ごたえありまくりの面接でした。そういった状況だったので、INSEADに合格したときは、大変驚きました。というか、面接のinvitation来た時点で、大変驚きました。なので、application提出後、INSEADのアドミからこれといった連絡が来なくても、やきもきする必要はないかと思われます。そもそも、私が受験した他の2校の印象から、INSEADの受験プロセスが淡白だと思い込んでいるのかもしれません。ちなみに、自分のなかで勝手に判断基準を設定して、ものごとを判断することは、私が受けている意思決定の授業によると、最もやってはいけないことの3つのうちの最後の1つのようです...

今回書いたことは、お役に立ちましたでしょうか。これから、おちゃらけネタを一切廃止して、真面目一直線で精進して参りたいと思います。いずれにしましても、長い間更新が滞ってしまい、済みませんでした。
  

Posted by inside_insead at 08:25MBA受験 

September 01, 2006

P4開始

長らくお待たせしまして、どうも済みません。

P4が今週から開始しました。新入生がクラブに勧誘されている姿をみると、入学当初のことを思い出します。ほんの8ヶ月前のことなのに、随分昔のように感じます。本日P1の日本人の方にお会いしましたが、自分が迎える立場になったことには大変感慨深いものがあります。

来週からブログを本格的に再開したいと思います。

ブログ管理人 Yoshio  

Posted by inside_insead at 05:55INSEAD:off(授業以外) | 思うところ

July 16, 2006

Hello from Yoshio

Hi friends,

I was wondering if even avid readers of this blog don’t know my name due to the very first appearance( By the way, what is Blog?). Please allow me to introduce myself. My name is Yoshio. I am a student of
December, and am honoured to be selected as Master of this blog thing.

This is the first and blessed message from the new master. However, unfortunately, this message would be a damned message with bad news, friends. We regrettably inform you that we cannot update this blog
for a while
since prisoners of July have just completed their term at INSEAD(congratulations!!) , and gang of December have slipped away deep into somewhere on the earth ( I hope that they are still alive!!).

I, currently Londoner, am listening to our anthem, London Calling by Clash, and am enjoying Double
Whopper at Burger King, once owned even in Japan and finally dumped by a Japanese tobacco company.
Should you stay/live in London, it might be me that voraciously eats up right in front of you at Burger King.

We will be back!!!! When? Hopefully at the end of August but might be prolonged into earlier
September.


In case you have any inquiry, please feel free to email to us at insead20060119@yahoo.co.jp.We regularly
check our account box and will reply to your email even though it might take a few or more days.

We really appreciate all your patience.

Many thanks, Merci beaucoup, Muchas gracias, and Domo Arigato,

Yoshio the King ( Not Yo-King!!!! Do you know him?)
  

Posted by inside_insead at 20:34ブログ管理等 

July 15, 2006

海外での就職について

前の投稿で終わりと思いきや、再度投稿しておりますJuly 2006のりゅうたろうです。

以前、就職活動についての質問で「海外の企業に就職することはできますか?」という質問をいただいていたのですが、
当時は自分自身も就職活動中であったためにお答えできませんでした。

結論というか、自分の場合はできました。
9月からは某欧州系の企業のシンガポール・オフィス(アジア・パシフィックの本社)で働くことになります。
自分はP4くらいからいわゆる"Industry"カテゴリー、かつ日本国外での就職を目指して活動をしていました。特に具体的な業界のプライオリティは考えず、MBAがGeneral Managementの候補として扱うカルチャーがあるかどうか、自分がバリューを出せそうかどうか、といったような視点で選んでいました。結局日本国外でのオファーは2つの企業から頂き、その中からより面白い経験が出来そうな方を選びました。

以前にも言ったかもしれませんが、私は海外での就学・就労経験はありません。最大1〜2ヶ月程度の長期滞在をした程度です。
英語も最初の方は教授のアクセントのバリエーションに泣かされていた方です(今でも辛いアクセントがありますが)。
年齢的にも30超えていますし、正直あまり海外での就職に有利な要素はありません。
その程度のバックグラウンドの人でも、運の良し悪しもありますが、海外で働けるようになる程度には、INSEADはゲタをはかせてくれます。

上の質問ですが「欧州で」働きたいという方もいると思います。
元々こちらで働いていたとか、欧州系の企業で働いていて&欧州言語が得意とか、特別なコネが期待できる、とかいう人は別として、自分と同じようなバックグラウンドだと難易度は高くなるだろうなと思います。
考えてみてほしいのですが、欧州の企業で、かつ欧州内で「どうしても日本人がいい」というポジションの絶対数は少ないわけです。
「日本人であってもかまわない」というポジションであれば、他の国の人との競争となりますし、当然現地の言語・習慣の理解についても比較されることになるはずです。そうなると住んだことのない人というのはかなり厳しい、というのは理解いただけるでしょう。


「INSEAD卒業後すぐに!」という超短期決戦がMustな人は「がんばって」というしかないですが、
そうでなければ、例えば欧州系でグローバルに活動している会社に一旦就職した上で、欧州にしかない部門への異動を目指す、といった手順を試みれば大分確率は上がるでしょう。また、ローカラーゼーションの重要性が比較的低い業界かファンクションを選んだ方が、そういった異動が比較的しやすいと思います。

というわけで、Decクラスの人、これからINSEADに来る方で就職活動をする方、がんばってください。
  

Posted by inside_insead at 22:47