インサイター

insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like

2006年06月

ロバート先輩(既婚)語録

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■ワールドカップ・シーズンだろ。俺も決めたいなあ、フリー(ン)キック。

■最近はいいところまで攻めたと思ってもオフサイドばかりだよ。

■思わず家でオウンゴール決めちゃったよ。

セレブ女子大生ブームの到来

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10年前に日本中を席巻した女子高生ブームは完全に収束し、いまは久々に女子大生がブームらしい。援交、ブルセラ、ヤマンバ、汚ギャル、クラミジアといったダーティなイメージがしみついてしまった女子高生に失望し、知的で上品だという幻想を抱かせてくれる女子大生に殿方の関心が移ったためと考えられる(眞鍋かをりは元女子大生ということでかなり得をしていると思う)。

80年代のオールナイトフジ全盛期の女子大生ブームは素人であるがゆえの人気だったのに比べ、現在の女子大生は女子アナ予備軍あるいは女性誌読者モデル、女子大生社長、カリスマブロガーとしてセレブ扱いされているのが特徴だ。

そんなセレブ女子大生の虎の穴を見つけた。ミス・キャンパスパーク、略してミスキャン。「ワンステージ上のキャンパスライフを提供する大学生」のことだそうだ。ミスキャン・ブログというページを見ると、実名、顔写真、大学名を公開してブログを書いていているCanCam顔のセレブ女子大生達がズラリと並ぶ。エビちゃん銀座状態。人気のある娘は月間PV数が25万以上だというから、ちょっとしたアルファブロガーだ。僕の知らないインターネットがここにある。

それにしても、セレブ女子大生たちのブログはむやみやたらに文字の大きさと色を変え、チカチカ動く記号を多用しているので読みづらいことこの上ない。これが噂のWEB2.0というやつなんだろうか。それともジェネレーションギャップか。たぶんケータイのメール感覚でブログを書いているんだろう。

今週のガセネタ

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■そろそろ川村ゆきえがグラビア界に復帰するらしい

■幻冬舎の『GOETHE』はやっぱり売れていないらしい

本谷有希子の『ぜつぼう』

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ぜつぼう
本谷有希子

本谷有希子の三作目の小説。売れなくなって世間から見放された猿岩石みたいな境遇の主人公が、人生に絶望して不眠症に悩まされ、ふとしたきっかけで知り合った浮浪者の実家がある田舎村に引きこもろうとする。ここなら誰も自分の過去を知らないだろうと思ったら、そこには自分のファンだったという謎の女がいて・・・。

女と接しているうちに、自分が「絶望」だと感じているものが、実は「ぜつぼう」くらいのライトなものなのかもしれない、という存在の耐えられない軽さに悩むようになる主人公。物語のテーマとしては鮮度に欠けるものの、ミステリアスな女の描写はなかなか見事で、中盤は安倍公房の『砂の女』にも似たムードを楽しめる。シュールな終わり方も妙に印象的だ。女版の古谷実といったところか。

僕はこれを読んで、帰国した柳沢を待つ運命に思いを馳せた。

脅威のデカチン

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いいCMだ。ECM。「axe」はアメリカで大人気の男性向けトイレタリーブランドで、最近はこうしてカテゴリーを拡大させているらしい。

axe

トレンドのことは石鍋仁美タンに訊け

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トレンド記者が教える消費を読むツボ62
石鍋仁美

日経のエース記者の一人、石鍋仁美タンが過去数年間の間に日経MJや日経マガジン、日経プラスワン等に発表した記事をもとに追加取材・再構成した、現代日本の消費トレンド・カタログ。仁美タンによる記事、特に街や店をテーマにした分析にはハズレが無いので、こうして一冊にまとめられて書籍化される価値はある。

しかしながらトレンド分析の常として、数年前に新聞で取り上げたようなトレンドは既に鮮度が失われているため、リアルタイムで読んだときほどの心地よい驚きはない。写真の数も減らされているために資料的価値も目減りしてしまっているのは残念だ。仁美タンには是非書き下ろしの新著を望む。

ところで勝手に仁美タン呼ばわりしていた石鍋記者が、実は男性だという噂を耳にした。ブックカフェや各種スイーツやオシャレホテルについて軽やかに語る仁美タンを男性だとは思いたくない自分がいるんだけど、果たして石鍋記者は男か女か。真相を知っている人からの情報を求めたい。

21世紀ポジパン百選 7: 『時の葬列』

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時の葬列

ゴシック、あるいはゴスが再び注目を集める昨今、日本のポジティヴ・パンク=ゴスの原点ともいえるこのオムニバス・アルバムは聴いておいて損はない。1984年に発売されて以来絶版になっていたものの、02年にCD化されて現在でも入手可能になっている。

美形女性ボーカルが率いるGシュミット、ジャーマン・ニューウェイヴの香りを放つサディ・サッズ、フランス世紀末趣味の耽美派マダム・エドワルダ、そして和製ゴスの帝王オート・モッド。それぞれ2曲づつ、計8曲が収録された初期のゴス見本市。

注目すべきはギリシャ神話をモチーフとしたオートモッドの問題作『WANDERING CHILD』だろう。布袋寅泰や渡辺貢を擁した全盛期のメンバーで演奏される壮大かつ奇怪な暗黒叙事詩で、歌詞に含まれている「母を犯す」というフレーズがレコ倫で問題になったのか、歌詞カードは「葉々を犯す」に書き換えられ、CDでは声も聴き取れないよう加工されてしまっている。村上春樹の『海辺のカフカ』も同様のモチーフを文章化して出版されているのに、文学なら良くて音楽ではダメ、というのも不思議な話ではある。

 生まれながらにぼくはあなたの手のひらの中
 行き場のない迷路に罪の扉背負いこみ
 生と死がまぐわい鏡の中を駆けぬけた時
 この手で母を犯すさ 時の呪縛をたち切る為に
 迷宮の交わりを繰り返す亡者たちは
 遺伝子の呪いに醜き姿をさらすのさ
 自分の光を捜せ 死に向う精子の群と
 生と死の叙事詩の扉を閉じる為に

  『WANDERING CHILD』AUTO-MOD

オートモッドは現在も活動中で、ボーカルのジュネは『呪われた町』に出てくるスキンヘッドの吸血鬼、もしくは例のハーレム男みたいな凄みのある風貌になり、更には妖艶なカウンターテナーや新体操ギャルも加わって、バンドはかつての全盛期を凌駕するほどの勢いを得ている。今年は久々の新譜も発表されるらしいので期待したい。ゴスは真のロングテールだ。

ちなみにジュネのブログは二郎系ラーメン研究ブログとしても秀逸。二郎ラーメン中毒者のことを「ジロリアン」と呼ぶということを初めて知った。

ビキニサッカー

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これでも見て気持ちを切り替えよう(なにかの広告らしいんだけど詳細は不明)。

ビキニサッカー

ビキニサッカー2

新雑誌『言語道断』は生き残れるか

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言語道断元『SPA!』編集長のツルシカズヒコ氏を迎えて創刊されたメディアックスの新雑誌『言語道断』は、メジャーにもマイナーにも徹しきれない微妙なB級感が漂っていて憎めない。いってみれば『サイゾー』のパチモノで、雑誌としてのまとまりも無く読みにくいんだけど、最近めっきり少なくなったカルチャー系コンビニエロ雑誌の趣がある。吉田豪によるケラ(元「有頂天」)のインタビュー、相原コージと竹熊健太郎のサル漫復刻記念対談、藤井良樹のルポなんかは結構楽しめたから、中途半端なグルメネタや株ネタはやめて、もう開き直って昔の宝島みたいなサブカルチャー誌にしちゃえばいいのに。

海辺のカフカ

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村上春樹の『海辺のカフカ』を読み終えて、昔聴いたオートモッドの歌を思い出した。

 僕がこの手で殺したあなたは
 遠い昔の僕の姿だった
 あなたは僕であり
 父でもなく母でもなく
 ましてや国家の夢ではなかった
 なにげなく抱いた行きづりのおまえが
 僕の妻となり僕の母となる
 僕は父となり僕は家となり
 僕が国となり幻想は消えていく

 『The Life』AUTO-MOD
Profile
真実一郎
心に茨を持つリーマン。吐き気がするほどロマンチスト。好きな言葉は「巨悪も美女も眠らせない!」。

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