インサイター

insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like

2007年01月

バズーカップアナ

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昨年末あたりから週刊ポストが売り出そうとしている「バズーカップアナ」が気になっている。僕も○○カップという造語を作りたい。

バズーカップ

今そこにあるゴス(4) ウィズイン・テンプテーション Within Temptation

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石原真理子をテレビで見るたびに、ウィズイン・テンプテーションのシャロンを思い出す。

宇宙規模にスケールの大きい美メロの洪水を奏でるこのバンドは、ゴシック・メタルともシンフォニック・メタルとも呼ばれ、ヨーロッパでは絶大な人気を誇っている。そんな彼らの人気を決定付けたのが名曲「アイス・クイーン」だ。このビデオがとにかく凄い。宇宙、惑星、炎、稲妻、隕石、光、流星。アムロとララアの邂逅シーンみたいな映像が4分間延々と続く中で、巨乳のシャロンが美声を発しながらクネクネクネクネ動く。男の子が好きなものが全部詰まっている。賢いオトナには絶対に作れない痛快映像だ。

エヴァネッセンスのブレイクが追い風となり、アメリカへの本格進出も決定。今年は新譜も発表するらしいので、日本でも彼らの情報に接する機会が増えそうだ。


Within Temptation / Ice Queen (2001)



Mother Earth(CCCD) [Bonus Tracks]
Within Temptation

今そこにあるゴス(3) デッド・ディスコ Dead Disco

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NMEから「スージー&ザ・バンシーズとザ・キラーズの融合」と評された、2005年デビューの女性三人組。これまでリリースした3枚のシングルにはブロンディをエレポップにしたような曲もあればサイコビリーのような曲もあるものの、目の周りを黒くするパンダメイクを施しているのでゴスにも分類されることがあるようだ。ライブの評判もすこぶるいいらしい。でも個人的には「デッド・ディスコ」と言ったらメトリックというモダン・ニューウェイヴバンドの名曲タイトルという印象が強い。

これまで紹介してきたベティ・カース、ザ・ホラーズ、そしてこのデッド・ディスコと、今回のゴス・ブームを盛り上げているバンド群に音楽的な共通要素は少ない。ジャンルを跨ってゴスの意匠が浸透していると考えれば、このゴス人気は意外と懐が深いのかもしれない。

Dead Disco / Automatic (2006)



Automatic
Dead Disco

今そこにあるゴス(2) ザ・ホラーズ The Horrors

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2006年のイギリス音楽界を騒がせた話題のガレージ・ゴス・パンク・バンド、ザ・ホラーズ。デビュー前からNME誌で大々的に取り上げられたり、全員スタイリッシュなゴスメイクだったり、ライブは凶暴で15分間ポッキリだったりと、以前どこかで聞いたことがあるようなギミックが満載。こういうハイプ(誇大広告)はジグジグスパトニックやバードランドの時代から大好きだ。

音のほうはバースデイ・パーティーmeetsアークティック・モンキーズといった感じで、野蛮に叫ぶ黒髪のボーカルが昔のニック・ケイヴみたいでかっこいい(サード・シングルはニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズのジム・スクラヴァスがプロデュース)。クリス・カニンガムが監督したビデオクリップ"Sheena Is A Parasite"は、モダン・ホラー映画のようなバンドの個性を僅か1分40秒の映像に凝縮した傑作に仕上がっている。もうじき発売されるであろうファースト・アルバムが楽しみな、ゴス界待望の大型新人だ。


The Horrors / Sheena Is A Parasite (2006)



The Horrors EP
The Horrors

今そこにあるゴス(1) ベティ・カース Betty Curse

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女性ボーカルのベティ・カースがとにかく可愛い。かつて北出菜奈が標榜した「ゴスかわ(ゴスかわいい)」というキャッチフレーズはベティにこそふさわしい。それもそのはず、彼女はミーガン・バーンズという名でダニー・ボイル監督の『28日後...』に出演していたりする女優なのだった。現在19歳でありながら、好きなバンドはバースデイ・パーティー、クランプス、キュアとゴス一色。ゴスメイクでゴスファッション、歌詞も「あんたの血が欲しい!あたしの受けた痛みの分だけ!」と物騒な感じだけれど、音は非常に聴きやすい、甘くキュートなガールズポップ。ジョン・ヒューズが今でも青春映画を撮っていたら挿入歌に使いそうな感じだ。ビデオも良い意味でB級で好感が持てる。

Betty Curse / God This Hurts (2006)



God This Hurts
Betty Curse

藤沢とおるが怪獣映画を作るらしい

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『GTO』でお馴染みの漫画家・藤沢とおるが、文筆家の竹内義和とタッグを組んで「怪獣プロジェクト」なるものを立ち上げ、ブログで公開しながら怪獣の物語(漫画、小説、映画)を作り始めたらしい。竹内義和はオタク第一世代の怪獣・特撮研究の第一人者という印象があるので、ちょっと期待しておきたい。

「ゴス」ブーム再び?

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80年代に一世を風靡した「ゴス」が再びブームの兆しを見せている、とイギリスのガーディアン紙が昨年の9月に報じている。ザ・ホラーズやベティ・カースといった新進ゴスバンドの活躍、ヴィクトリア・ベッカムやコリーン・マクローリン(ルーニーの彼女)のゴスメイク&ゴスファッション、Devonshire Armsというロンドンのゴス御用達パブの復興。これまでアンダーグラウンドで燻っていたゴスの火種が久々にオーバーグラウンドで燃え始めている、ということらしい。

このガーディアンの記事は、現在のゴスよりむしろ80年代のゴスを掘り下げていて、元シスターズ・オブ・マーシーのゲイリー・マークス、ミッションのウェイン・ハッセイ、エイリアン・セックス・フィーンドのミセス・フィーンド、オール・アバウト・イヴのジュリアンヌ、そしてスージー&ザ・バンシーズのスティーヴン・セヴリンらにインタビューを実施し、当時の記憶を引き出すと共に、現在のゴス・ブームに対する彼らの戸惑いを伝えている。当初はゴスではなくポジティヴ・パンクと呼ばれていた、ということもちゃんと書かれている。

特に面白いのは元シスターズのゲイリーとウェインの談話で、彼らはゴスの帝王となったシスターズの特徴のほとんどは偶然の産物だったと明かしている。彼らによると「シスターズの音を完成させたのはアンドリュー・エルドリッチではなくクレイグ・アダムズだった」「全員黒づくめのファッションになったのは、アンドリュー・エルドリッチとクレイグ・アダムスがラモーンズのファンだったから」「黒いウェスタンハットを被ったのは、ツアーバスの中でゲロを吐いた際に頭にかかってしまい、それを隠すためにライブ会場の傍の店で買ったのが始まり」ということだそうだ。

80年代ゴスが終わる光景の描写も印象的でいい。「ゴスの人気は続かなかった。ウェイン・ハッセーは、駅のプラットフォームで、ストーン・ローゼズのTシャツを着た2人の少女を見た瞬間の事を鮮やかに憶えている。「もうなにか新しいものが来る、ということが俺にはわかったよ」。そして90年代にはダンス音楽が若者文化を支配するようになり、ゴスはほとんど姿を消した。」

そしてようやく再来したゴス人気。今年はシスターズの新譜が久々に発売されそうだし、日本でもオート・モッドがレコーディング中だし、ゴス関連のネタがいろいろ紹介出来そうだ。


First and Last and Always
THE SISTERS OF MERCY


Floodland
THE SISTERS OF MERCY


Vision Thing
THE SISTERS OF MERCY

今週のガセネタ

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■マンハッタンのユニクロ旗艦店は、いまのところ白人客を中心にかなり繁盛しているらしい

■日本進出第一号店のPRに成功しているクリスピー・クリーム・ドーナツは、アメリカでは高カロリーが災いして2年前にブームが終り、現在は店がかなり減っているらしい

今年のパチ怪獣

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このパチ怪獣は1970年代前半に株式会社大協という玩具メーカーが発売した「宇宙怪獣」シリーズのひとつで、名前は不明。ブルマァク等のスタンダードサイズよりもひとまわり大きく、妙な迫力がある。下あごから突き出た牙と上向きの鼻の穴、ひづめのような手が猪を髣髴させるので、干支にちなんで紹介してみた。

計5種類発売されていたらしい大協の宇宙怪獣シリーズは、発売当時は「映画やテレビで見たことのない怪獣の人形は全てニセモノ」と感じていた子供たちから支持を得ることは無かったけれど、中岡俊哉の『世界の怪獣』(秋田書店)という奇書に登場する怪獣をモチーフとしているために、21世紀になってから評価・人気が高まっている(推定人口60人くらいのパチ怪獣マニアの間で)。

宇宙怪獣
Profile
真実一郎
心に茨を持つリーマン。吐き気がするほどロマンチスト。好きな言葉は「巨悪も美女も眠らせない!」。

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