インサイター

insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like

2007年06月

タイのパチ仮面ライダー「マスクフューチャー」

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2004年にタイで制作されたパチ仮面ライダー、その名も「マスクフューチャー」。マスクの出来の悪さ、主題歌のゆるさ、特撮・合成のチャチさから、かなりの低予算作品であることが伺える。ムエタイの国のヒーローらしく蹴って蹴って蹴りまくるも、K-1ジャパントーナメントを大きく下回る迫力に驚かされる。

オーラの泉は真夜中だからオーラがあった

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『オーラの泉』を久々に見て、何故この番組のゴールデン進出が上手くいっていないのか分かった。深夜だからこそ良かったんだ。守護霊云々という話は、真夜中の静まり返った暗い部屋の中で、疲れて眠くなってまどろんだ意識で見るからこそ催眠術的に効いたんだ。意識の冴えてる時間帯にこの手の話は、心情的にちょっと乗りにくい。

21世紀の公害怪獣

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安楽安作というガロ系漫画家が作るオリジナル怪獣人形には、昭和のパチ怪獣のような独特の味わいがある。グロテスクとキュートが絶妙にブレンドされていて、ポピーのキングザウルスシリーズを彷彿させるザラザラしたリアルな質感がありながら、その風貌は漫画的で愛らしい。海外のマニアの間でも評価が高まっているらしく、いま最も注目すべき怪獣メーカーの一人といえる。

そんな安楽安作がモンストックという古着屋で発売した待望の新作は、怪奇植物が大阪湾のヘドロを吸収して大きくなったという設定の「公害怪獣メスカルゴン」。これほどまでに頭が丸い怪獣というのも珍しく、マッドな目つきなのにたまらなくカワイイ。邪悪なコロ助のようだ。全体のプロポーションも素晴らしく、パチ怪獣界の殿堂入りは間違いないだろう。

ヘドラを代表とする数多くの公害怪獣(と公害Gメン)が活躍したのは1970年代。当時はIKBのヘドラ1号2号3号やスモゴンといったパチ公害怪獣人形の迷作が生まれたものだ。中国からの公害輸入で再び公害が脚光を浴びるこの21世紀、安楽安作の公害怪獣シリーズには大いに期待したい。

メスカルゴン

今週のガセネタ

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■グッドウィルの折口雅博会長と幻冬舎の見城徹社長はとても仲がいいらしい。

■ドコモ2.0のCMに出ているのは土屋アンナではなく摩邪だと思っている人が多いらしい。

永遠の少女、ヨコハマメリー

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僕は幼少期を横浜の元町で過ごした。オフコースの「秋の気配」で歌われた「港が見下ろせる小高い公園」や、三島由紀夫の『午後の曳航』に登場する元町プールが僕たちの遊び場だった。当時は元町の横を流れる堀川がまだ整備されていなかったので、ダボハゼやクラゲを捕まえるために川面まで降りることが出来た。堀川の向こう側にある中華街の友人宅では、薄暗い奥の部屋に纏足をしたおばあさんが寝込んでいた。中華街を抜けると関内にたどり着き、有隣堂でよく立ち読みをした。

あの頃、関内駅周辺で化け物のような奇怪な老婆を何回か目撃したことがある。純白のドレスに赤い靴。うつむいてベンチに腰掛け、時間が止まったかのように微動だにしないその白塗りの老婆を、当時の僕は人間なのか置物なのか分からずに、見つけるたびに間近で眺め続けたものだ。彼女は「メリーさん」といって、終戦直後から50年近く横浜を徘徊していた娼婦だった。

ヨコハマメリー』は、1995年に忽然と姿を消して都市伝説化した彼女の軌跡を数多くの証言によって浮き彫りにする上質なドキュメンタリー映画だ。映画の実質的な主人公は、メリーさんと深い交流のあったゲイのシャンソン歌手・永登元次郎。男娼として戦後を生き抜き、いまや癌に侵されている元次郎が歌う「哀しみのソレアード」は涙が出るほど哀しい。元次郎に死の足音が聞こえる一方で、メリーさんはどこまで証言を重ねてもやはり謎に包まれており、萩尾望都が『ポーの一族』で描いた、永遠を生きるバンパネラのように気高く幻想的な存在であり続ける。そしてそんな男娼と娼婦、合わせ鏡の二人の生が交錯する奇跡のクライマックスは、まるでなにかの呪いが解けるかのような神々しさに溢れていて感動的だ。


ヨコハマメリー

木乃伊怪獣ファラオス

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逆柱いみりというガロ系漫画家の展覧会が南青山のビリケンギャラリーで開催されている。怪獣好きの逆柱氏が自ら原型を制作した、大魔神のパチモンみたいなソフビ人形「木乃伊怪獣ファラオス」も販売しているので、パチ怪獣好きの貴方も是非。展示会は本日水曜まで。

ファラオス

10月27日はラフォーレ原宿でハロウィン・パーティー

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渋谷ハチ公前ラリアート伝説あるいはアゲチン伝説でおなじみ、AUTO-MODのジュネさんが、10月27日にラフォーレ原宿ミュージアムで大人のハロウィン・パーティーを開催するというので、そのお手伝いをするために打ち合わせ。北村昌士の思い出話からグルメ話までいろいろ伺う。

イベントの詳細はまた後日お知らせします。

今そこにあるゴス(7) ザ・バースデー・マサカー (The Birthday Massacre)

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2000年にカナダで結成され、欧米を中心にファンを拡大しつつある、女性ボーカルのゴスバンド。「誕生日大虐殺」という血なまぐさい印象のバンド名ながら、むしろ清々しささえ感じさせるようなポップでファンタジックな曲が多い。こういうの好きです。怖かわいいルックスも含めて、ゴスというよりエモに近いかもしれない。2007年8月に新譜を発表予定。

The Birthday Massacre "Nevermind"



Violet
The Birthday Massacre


The Birthday Massacre
Profile
真実一郎
心に茨を持つリーマン。吐き気がするほどロマンチスト。好きな言葉は「巨悪も美女も眠らせない!」。

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