インサイター

insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like

2009年09月

2009夏のパチ怪獣まつり 9

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ウルトラマンに登場したアボラスを三つ目にしたパチ怪獣、その名もミボラ。ガーガメル製。マルサン/ブルマァク製のアボラス人形を模した塗装なので、パッと見は1970年代の玩具に見えるけれど、実は今年作られたものだ。ボディにガーガメルのザゴランを流用したお遊び的な作品ながら、このカラーリングに惚れた。ガーガメルにはもっとこうしたスタンダードサイズのパチ怪獣をじゃんじゃん作ってほしい。

夏も終わってしまったので、今年のパチ怪獣祭りもこれにて終了。また来年。

mibora

今週のガセネタ

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■「ライバル」の語源はラテン語でいうところの「リバー」。つまり川の水源確保を競う相手のことだったらしい。

■『釣りバカ日誌20ファイナル』には800人のサラリーマンがエキストラ参加しているらしい。

■マイコミジャーナルのアイドルコラムを更新。今回は「ももいろクローバー」について書きました。

1970年代のサラリーマン・ディストピア(2)  〜『死神になった男』 源氏鶏太

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死神になった男
著者:源氏 鶏太
販売元:角川書店
発売日:2000
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サラリーマン小説の開祖である源氏鶏太は、現世に悔いを残して死んだサラリーマンが幽霊となって復讐をする「幽霊サラリーマン小説」とでもいうべき怪談をキャリアの晩年にあたる1970年代に数多く発表した。この短編集には1970年から1973年にかけて発表されたそんな幽霊ものが6篇収められている。

幽霊になって復讐する動機は小説ごとに異なるけれど、そのほとんどに自身の出世問題と上司の不正問題が絡んでいる。最後に収められている『東京の幽霊』という作品は、幽霊サラリーマンが単に女とセックスをしたくて四苦八苦するコントだと思って読み進めていたら実は…という、ひねりの効いた展開で面白く読めた。

源氏が1950年代から書き続けていた「快男児サラリーマンの勧善懲悪物語」は、1960年代後半にはすでに時代遅れのものになっていた。高度経済成長を支えたサラリーマンたちのモーレツな出世競争への忌避感が急速に広まった結果、1970年には「モーレツからビューティフルへ」が合言葉になり、1971年には「脱サラ」がブームになる。源氏が描いたようなシンプルなサラリーマン賛歌は時代の幻想(ドリーム)としての効力を失っていったのだ。

そこで生み出されたのが幽霊小説だった。そこで描かれるのは、不本意な形で出世競争に敗れ、死んで復讐することでやっと報われる、勧善懲悪スタイルのサラリーマン・ディストピアだ。1950年代から1960年代にかけて銀幕の主役として輝いていたサラリーマンという存在が、その仕掛け人であった人物の自らの手によって殺されて幽霊となり、エンターテイメントの表舞台から姿を消していったのが1970年代という時代だったといえる。

その幽霊を漫画というメディアで1980年代に生き返らせた弘兼憲史は、現在『イブニング』で連載されている『ヤング島耕作』で、幽霊と思われる人物が登場するエピソードを描き始めている。幽霊は女性社員だけれど、これは源氏鶏太ファンである弘兼憲史による幽霊小説オマージュのような気がしている。

これゲームの予告映像っていうレベルじゃねーぞ

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Halo 3: ODST Full Length [HD] TRANSLATED Live Action Short / Trailer (Sept 8/09)

2009夏のパチ怪獣まつり 8

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マルサンのオリジナル怪獣のひとつ、ラドラキング。手塚治虫の『火の鳥 望郷篇』に出てくるムーピー族という宇宙生物についているのと同じ形の触角を持っている。だからというわけではないだろうけれど、どことなく高貴な雰囲気を漂わせていて、マルサン怪獣にしては珍しくB級臭がしない。

ラドラキング

2009夏のパチ怪獣まつり 7

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「怪獣ビックリ箱」と名付けられた、煙草の箱くらいの大きさのチープな駄玩具。蓋を開けたらポリ製の怪獣ヘッドが中から飛び出る仕掛けになっている。ただしポリ製ヘッドが非常に脆く、箱の中に押し込もうとするとつぶれてしまうため、ビックリさせることは100%不可能という、その事実にビックリさせられるという逸品だ。

左側の奴の顔がジャイアントロボに出てくる大海獣ダコラーにそっくりなので、おそらく1960年代末に出回ったものだと思う。

ビックリ箱

今週のガセネタ

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■「宇宙と交信する男」カゼッタ岡は渋谷駅周辺でよく目撃されるらしい。

■ホリエモンも『モテキ』の愛読者らしい。

■マイコミジャーナルで「真実一郎のアイドル★ベンチマーク」というアイドル評論コラムの連載を始めました。第一回目でとり上げたアイドルは石井香織。
Profile
真実一郎
心に茨を持つリーマン。吐き気がするほどロマンチスト。好きな言葉は「巨悪も美女も眠らせない!」。

サラリーマン漫画の戦後史 (新書y 240)
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