インサイター

insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like

2013年07月

2013夏のパチ怪獣まつり 「巨大タマゴン」

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卵の殻を開けると出てくる、恐竜とも怪獣ともつかないグレーゾーンな存在、その名も「巨大タマゴン」。発売元はツクダ。

以前紹介したカバヤの景品怪獣「バイオメロン」(1973)と同じ卵殻が使われていて、体が半分に割れるギミックも同じ。1976年のエゾミカサリュウの化石発見を契機に巻き起こった恐竜ブームに便乗し、バイオメロンのノウハウを流用して作られたものと予想される。当時放映された「円谷恐竜三部作」に象徴されるように、あの頃子供たちのあいだでは怪獣と恐竜の境界線は割と曖昧だった。

今年になってから三部作が相次いでDVD化されているけれど、『円谷プロ全怪獣図鑑』を見ると、当時全く人気のなかった『恐竜戦隊コセイドン』の敵や怪獣のデザインが酷すぎて逆に凄く惹かれてしまい、DVDを買おうかどうか迷っている。

tamagon

2013夏のパチ怪獣まつり 「ゼンマイ怪獣(スタンダード)その2」

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「メカニカル・プレヒストリック・アニマルズ」スタンダードサイズ版のバリエーション。これといって特徴のないフォルムで、手足の造形が思いっきり雑でありながら、よく見ると上唇から鼻にかけた造形が微妙にリアルでグロテスクだったりする。

akara

2013夏のパチ怪獣まつり 「ゼンマイ怪獣(スタンダード)その1」

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一昨年に紹介した「メカニカル・プレヒストリック・アニマルズ」というゼンマイ走行人形シリーズの、これはスタンダードサイズ版のひとつ。1970年前後に日本の玩具メーカーが海外輸出用に製造したものらしく、それが国内にもある程度出回っていたようだ。丸く透明な眼球パーツが特徴のこのシリーズは、未だにその全貌がつかめず、何パターンの怪獣が存在したのか判明していない。

この鮮やかなミントグリーンのトカゲ型怪獣は、単なるギザギザ線で表現されたコミカルな歯をむき出しにして、街で友人に出会った女子高生のような手つきでジワジワと前進する姿がたまらなくキュートだ。

midora

2013夏のパチ怪獣まつり 「ゴスラ」

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1970年に発売されたマルサン社のオリジナル怪獣、ゴスラ。オリジナルといっても、元ネタは天才デザイナー成田亨が創造した、日本国民の誰もが知る名怪獣「ゴモラ」であることはバレバレだ。しかも成田亨が禁じ手として絶対に手がけなかった畸形モチーフを堂々と取り込み、ゴモラを双頭にしてしまうというゲスの極み。その結果、涼しげな表情をしながらどこかGOTHっぽい邪悪なオーラを漂わせているので、ゴスラという名前はゴモラのパチものとしては完璧だ。昭和パチ怪獣史に残る傑作。

gothra

2013夏のパチ怪獣まつり 

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今年も始まります。

patikaijyu
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真実一郎
心に茨を持つリーマン。吐き気がするほどロマンチスト。好きな言葉は「巨悪も美女も眠らせない!」。

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